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タグ:温泉

やってきたのは、珍しい温泉。


原油が混じる豊富温泉

 北へ、北へ。
 延々と変わらない景色が続いた後、海から離れて幌延町内へ。
 幌延深地層研究センター前で車両は直通だけれど、路線は区切られるのでいったん精算。といっても、私の場合はフリーきっぷを見せるだけ。
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 そして着いたのは豊富温泉。
 日本最北の温泉郷(日本最北の温泉ではない)で、原油とともに湧出する温泉。
 アトピーに効くらしく、それで湯治している人たちが湯治用温泉の方にたくさんいる。
 入ってみると、これは他にはあまりない温泉だね!まず、石油くさい。すっごい臭い。灯油こぼしちゃった時みたいな。
 ただ、とっても柔らかい温泉で、長い時間入っていられるね。油臭さはそのうち慣れる。これは旅館に泊まってゆっくり入ってみたいなって思った。


ふれあいセンターの食堂「味彩」

 さて、夕食を食べよう!
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 食事は温泉併設の食堂で。
 日帰り温泉併設の食堂なんて……と言うことなかれ。ここすごいんです。
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 メニューはこちら。
 一般的なそばだのうどんだのカレーだのの上にいらっしゃるジンギスカンの文字。
 そう、ここはジンギスカンが有名なのです。
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 頼むとカウンターでジンギスカンセットをもらい、設置。
 鍋は今まで見たことないような形だった。周りには水を入れて、野菜を煮込むらしい。
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 今回頼んだのはえぞ鹿ジンギスカン。
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 タレももらって、焼くよー!
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 これがねぇ。うまいんですわ。
 えぞ鹿は丁寧な仕事がされているのか臭くなくておいしい。
 そして、油が落ちたタレで野菜を食べるとこれまたおいしい。
 結構あっさりしているので、パクパク食べられちゃう。これはうまいぞー!
 ラムの方もかなりうまいらしいので、今度行ったらラムも食べよう。
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 持ち帰りも売ってるよー。
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 食後は売店で日本最北の飲料メーカーである天塩町にあるアサヒ飲料のマスカットサイダーをきゅーっとやって整いました!


再びバスに乗り鉄道に乗り換え北へ

 さてさて、おなかいっぱいになって、バスの時間も来たので出発。
 実は豊富駅では3分乗り換えの予定で、乗継保証なし。次の列車は4時間後だけど、遅れてこないべーなんて余裕ぶっこいてたら、遅れてきた。
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 乗ったら乗客0。あーこのままだと列車に間に合わないなーなんて思ってたら、きっちり遅れを取り戻した。アイスバーンの中運ちゃんの超絶ドライビングテクを見た感じ。
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 さ、豊富駅から列車に乗って。
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 キハ54だね。国鉄末期にJR移管に向けた準備として製造された車両。
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 国鉄だった時代はほんのわずかなのに、今でも扇風機に輝くJNRの文字。
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 さぁ、北の果て、稚内に着いたよー。
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 雪がどっさり温泉に泊まる。


アメダス全国2位の積雪量

 今夜の宿は肘折温泉。
 私が一番大好きな温泉。泉質といい雰囲気といい、大好きだ。
 そしてこの温泉は雪が多い。アメダスで全国2位の積雪量を誇る(1位は酸ヶ湯温泉)。もっともアメダスがなくて雪がもっと多い温泉はあると思うんだけど、とにかく公式記録では2位。
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 こんな温泉地。この狭い路地みたいなのがメインストリートで路線バスも走る。
 雪が降る季節はどの旅館も温泉を道に流して融雪するので道路に温泉成分がこびりついてる。


久々に肘折散歩

 特に用事がある旅ではないので久々に肘折を散歩してみる。
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 狭い上に冬はこの先行き止まりなので車の運転は神経使うぜ。
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 もう暗い上に雪まみれで見にくいけどコレが橋。
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 川の中州にもどっさりと雪が積もってる。


雪が降っていないので雪下ろし

 この朝は雪が降っていなかった。
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 これ、そろそろ雪下ろししないと危ないんじゃないですかね。
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 こちらは雪下ろし中。雪を下ろしたはいいけど、このあとどうするんだろ。除雪車でも来るんだろうか。
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 こちらは旧肘折郵便局。味がある良い建物だねぇ。
 肘折温泉はやっぱり雪の季節に来るのがいいね。どっさりとした雪に囲まれた場所で温泉に入るのがいいね。雪以外の季節では朝市があったりするので、それはそれでたのしいんだけどね。


肘折からの脱出

 さて、出発しよう。
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 肘折からの出入りはこのループ橋を使う。
 この橋は2012年春に県道が土砂崩れにより通行止めになってしまい、迂回路は大型車が入れない上に、冬期通行止めになってしまうのでその年の冬までに突貫工事で仮設橋を建築。その後、次の春に本設に作り直したものである。肘折の冬はこの道を通らないと外に出られないのでとにかく時間との勝負の突貫工事だったという。この橋のおかげで以前よりもスムーズに肘折には入れるようになったのよね。
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 肘折から脱出したところもなかなかの雪。
 電話ボックスにむちゃくちゃ雪積もってるけど平気なのか?
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 2018年2月に来たときは雪の重さで電話ボックス破壊されてたけどな。
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 さぁ、また吹雪いてきた。雪の中を走るよ~。
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 コロナで旅行できなかったから、やっぱり温泉入りたい!
 入るならやっぱり不便な所にある温泉に行きたい!


秘湯トムラウシ温泉

 新得町に所在するトムラウシ温泉。

 その一軒宿である東大雪荘に行ってみる。
 ここはおそらく最寄りのコンビニまで日本で一番遠い温泉かもしれない(コンビニがない離島を除く)。ちなみに、52km離れてるらしいよ。


トムラウシ温泉への道

 トムラウシ温泉は遠い。
 帯広から87km、新得から58kmも離れている。
 一応、7月中旬~8月中旬はバスが走っているらしいがコロナの関係で2020年は運休。宿の人にお願いすれば無料送迎してくれるらしい。無料で送迎するにはものすごい距離だけど。
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 温泉までにある最後のお店は21km離れたこの場所。
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 トムラウシって富村牛って書くのね。
 最後のお店って言ってもコンビニ的なものはほとんどないのだけど。
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 途中から未舗装の道路になる。
 一応、毎年何百mかは舗装が延びていっているようだ。そのうち宿まで舗装される日が来るかもしれない。
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 最初は側溝が作られていたけど、すぐになくなった。
 未舗装の道路とはいえ幅員はそれなりにあるので、普通車であれば余裕ですれ違える。道路の状態もそれほど悪くないので、そこまで心配する必要はないと思う。(スピードを控えれば)普通にレンタカーで走れる。
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 未舗装路を8km程走って宿に到着。で、でかい!
 おそらく、未舗装の道を走るくらいなら真冬の天気がいいときの方が雪で締め固められて走りやすいと思う。


客室・温泉

 まぁ、オーソドックスな温泉ホテルだね。
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 布団は自分で敷く。
 改装されたてなのか、宿自体は非常にきれい。
 WIFIは1階ロビーにある自動販売機前でしか入らないが、ケータイが普通に入る。
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 温泉は宿からちょっと離れたところでもうもう湧いてた。
 でも、温泉は循環なので、過度な期待は禁物。塩素臭くはなかった。
※ごめんなさい。改装で源泉掛け流しになったみたいです。


夕食

 温泉旅館としては軽めかな。
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 個人的には山中で刺身を出す文化を撲滅したい。
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 メインはすき焼き鍋。肉が凍ってた。
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 とはいえ、おいしいお肉だったので問題なし!
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 その他天ぷらはカボチャとイモとイカ。
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 山菜たぬきそばも出てきた。
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 お吸い物とご飯。
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 意外と追加メニューの値段が安い。安いので頼んでみる。
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 牛タンとソーセージの盛り合わせ。
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 ゆり根の天ぷら。特にゆり根の天ぷらは安いのにほくほくしておいしかった。
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 デザートはメロンでフィニッシュ。


朝食

 コロナの関係でハーフバイキング。
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 みんな重箱を持って席に着く。
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 その他もろもろ。
 まぁ、充分だよね。


というわけで

 まぁ、なんというか、ありっちゃーありかな。
 温泉が循環っぽいのが残念ではあるけれど。
 一泊二食付きで14,000円ぐらいだったかな。うーん、高いんだか安いんだか。

※ごめんなさい。改装で源泉掛け流しになったみたいです。
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 さらに山奥の展望台行ってみたが、こちらは道がハード!
 すれ違いは運が悪いと延々とバックになるし、道自体もでこぼこ。
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 でも、美しい景色が見えた。クマが出没しそうで恐いけど。
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 今晩の宿は秘湯中の秘湯。


温泉好きには有名なところ

 然別峡かんの温泉は然別湖に行く道から途中で分岐し、山道をひたすら登っていったところにある。

 まぁ、北海道の真ん中あたり。帯広駅から60km!
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 人家もないところをしばらく走ってたどり着ける温泉。
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 建物の外観は古めだけど、中は改装されており非常にきれい。
 経営者が変わって全て改装したらしい。
 ちなみに携帯電話は一切通じない。WIFIは夜間の決められた時間だけ使えるがかなり遅い。というのも衛星通信を使ってインターネットにつなげているため回線が細いのだ。LINEすら支障が出るレベルなので、まぁ気休めぐらいに思っていた方がいいだろう。


泉質最高!

 ここの温泉は泉質が最高に良いと評判。
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 北海道温泉番付でも西の横綱である。
 こう見ると東西小結以上で半分ぐらい行ったことあるなぁ。
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 ただ、温泉は別棟にあるので入るためには外に出ないといけない。
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 しかも、完全に凍てついているので、慎重に歩かないと転ぶ。
 まぁ、これも含めていい経験だね。
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 温泉設備は充実。13本もの源泉があり、湯船によって感触がちょっと違うのが面白い。
 湯量も多く泉質が最高だね。どれも源泉掛け流し。素晴らしい。


夕食

 こんな山奥だから料理にあまり期待してはいけない。
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 お食事は少なめかな。
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 ちゃんちゃん焼きがメイン。
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 まぁ、旅館にしては量が少なめだよね。
 とはいっても、普通においしい食事だった。


朝食

 朝食!
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 こちらも普通の正しい朝ご飯。
 北海道だけあってヨーグルトがおいしかった。


寒い……けど

 もちろん真冬の北海道なので気温は下がる。
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 ぬれタオルは凍る。
 とはいえ、十勝平野に比べると逆に暖かいことが多いらしい。
 あちらの方が放射冷却で冷えるのかもしれない。これはちょっと意外。
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 そういえば、宿に飼い犬がいたんだけど、真冬でもお外で過ごすのかしら。
 寒くないのかな。犬小屋で寝てるとしたら死ぬほど寒そう!
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 個室浴場で入浴、入浴~。


山の上のバス停から下って源泉見学

 先ほどのバスでなんとなく終点まで来たけれど、温泉街はちょっと手前。「寶泉橋」が温泉街入口で、温泉街中心部が「好漢坡」、坂をぐんぐん登って折返し場があるのが関子嶺バス停。もちろん半数ぐらいのバスはそのまま先に向かうので注意。地図を見る限り、さらに先の方にはリゾートっぽい温泉宿があるようだ。
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 というわけで、こんな高いところから少しずつ下っていくことにする。
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 めちゃくちゃくねくねした道路沿いに温泉宿が建ってる。
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 道路脇に立派な階段が設置されているので、そこを降りる。
 降りて周辺を見ると源泉があった。
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 おおー。
 ホントに泥湯や!
 しかもじゃばじゃば湧いてる。
 うひょー!これは温泉に期待できるぜ!


関子嶺大旅社で日帰り入浴

 さらに下ることしばし関子嶺大旅社に到着。
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 結構古い建物で、中に入るのに勇気が必要だと思うけど突撃する。
 おっちゃんが受付にいたので、入浴の意思を示す。まぁ、当たり前だけど日本語も英語も通じないよー。
 200元払って、受付のおっちゃんが浴室まで案内してくれた。
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 何度も増築が繰り返された建物の中を歩いて、個室浴場へ。
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 唐突な浴場。
 まずは蛇口をひねって温泉を入れる。
 脱衣所はないし、足拭きマットとかもないのでつらいぜ!
 ここで靴から何から脱ぐのに一苦労。
 ほどよく温泉がたまったら入浴!
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 マジ泥湯。そして油臭い。
 よくよく考えたら泥湯人生初入浴な気がする。
 湯温は熱めなので、そのままは入れず少し水で薄めることになる。
 ……が薄めても透明度がほとんどないままなので、結構濃い温泉だ。
 底にたまった泥を体に塗りたくってパックなんぞをしているとお肌はツルツルになる。
 温泉出て服を着たら、汗がとまらない。めちゃくちゃ体が火照ってる(イヤらしい意味ではない)。やべぇ、風呂上がりにこんなに体が火照る温泉久しぶりだ!
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 ちなみに泉質はこんな感じなんだって。


館内はレトロ

 建物が古いと書いたけど、それもそのはずこの旅館の建物は1905年築。1905年って明治時代や。
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 とはいえ、増築やら何やらされているので、それほど昔の面影はないのだけど。
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 ……って思ってたら石灯籠があったりする。
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 鯉がいる池もあるでよ。
 増築が繰り返された結果、構造が複雑なので泊まったら自分の部屋がわからなくなりそうだ。
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 建物を出て横の道を入ると、もう一つの入口があった。
 こちらは現在使われていないけれど、元々の入口はこっちだったらしい。


もう一つの源泉見学

 関子嶺温泉は源泉が2本あって(いや、もっとある気がするんだけど)、もう1本は温泉街の入口にある寶泉橋を渡ったところにある。バスまでまだもうちょっと時間があるので、行ってみる。
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 こちらが
寶泉橋。
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 橋を渡るとちょっとした公園になっていた。
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 そして温泉が流れているのが見える。
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 さっきの源泉ほどじゃばじゃば湧出してはないかな。
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 とはいえ、濃厚そうな温泉が流れていってる。
 これって分配された後、観光的に流してるものなのかな。いくらなんでも温泉としては少なすぎる気が……。


この温泉はめちゃくちゃ効く

 台湾では北投と知本の温泉には入ったことあったけど、それとは湯上がり感が全く違う温泉。個室浴場なので全裸で入れるし、まぁ建物はボロいけど、確実に効果がある温泉だったよ。
 今度は宿泊してみたいかなぁ。一回泊まって、ゆっくりと何回か風呂に入っていたい。基本的に台湾の温泉のこういうところは部屋の風呂が温泉になっていて、何回もすぐ入れるし。
 帰りのバスも本数が少ないので、ギリギリ逃したってことがないように気をつけよう。
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 日本統治時代に台湾四大温泉とよばれたうちの一つ、関子嶺温泉。
 世界でも有数の泥湯温泉に行ってみる。


関子嶺温泉は台南市

 日本統治時代、台湾四大温泉というのが言われており、草山温泉(陽明山温泉)・北投温泉・関子嶺温泉・四重渓温泉がそれにあたる。それぞれ特徴的な温泉だが中でも関子嶺温泉は、日本の霧島温泉、イタリアのヴルカーノ島とならんで世界三大泥温泉と言われてるらしい(誰が言ってるのかは知らん)。
 というわけで、関子嶺温泉は台南市にあるので行ってみた。
 同じ台南市とはいえ、台南市は巨大なのでかなり遠かったよ。


まずは台鐵で出発

 さて、ホテル目の前の台南駅から台鐵で出発。
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 このなぜか懐かしい感じがする駅も、いつなくなるんだろう。
 現在地下化工事中のはず。
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 莒光号562車次台北経由花蓮行。すげー長い距離走るなぁ。
 九州に例えると川内から博多経由大分ぐらいまで走るイメージ。
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 台湾ではまだまだ現役の客車列車。さすがに莒光号は手動ドアはなくなったんだっけ?
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 車内はそれほど混んでおらず快適。
 莒光号は日本で言えば急行列車にあたる……が日本に急行列車がほとんどないのでもうイメージわかないかな。
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 30分ほど乗って、新營駅に到着。
 ここも味があるいい駅だ。


白河行きのバスに乗り換え

 次は駅前の新營客運バスターミナルから白河行きのバスに乗る。
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 駅前広場に面しているのですぐわかると思う。
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 台湾のちょっと田舎のバスターミナルって南国のゆったりした空気が流れてる。ドアもなく冷房もない待合室だけど、なぜかちょっと涼しい。イスに野良猫が寝てたりして、あのバスターミナルの時間の流れ方が好き。
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 マイクロバスに使うバスの行き先表示と同じものがバスターミナルの発車案内として設置されている。
 別のモニターにはあと何分で着くとかでてるし、スマホでも調べられるよ。
 ここから乗るのは黄幹線の白河行き。バスはおおよそ1時間に2-3本ぐらい出てる。
 新營~白河~関子嶺の乗継時刻表は↓のページの下の方を見てね。
 
 来たのは普通のサイズのバスだった。
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 白河までバスで20分。それほど遠くない。
 運賃はICカードを使えば19元。クソ安い。これは台南市が一定の距離までバス運賃無料政策をやってるため。なので、現金で乗ると補助金が出なくて運賃は45元になる。


関子嶺行きのバスに乗り換え

 白河もバスターミナルがあるが、ちょっと新しい。
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 でも、バスの行き先表示を転用した発車案内はここにもあった。
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 今度乗るバスは黄12か黄13系統。
 一応、嘉義から来る7214系統バスに乗っても関子嶺には行けるけど、バス停の場所が違うので乗継が不便。あと、7214系統は台南市バス運賃無料対象外なので、ちょっと高い。まぁ、どちらも合わせて1時間に1本程度走ってるので、時間と相談で。


いよいよ関子嶺へ

 白河からはバスでやはり20分程度。
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 新榮客運(バス)のルールが窓に貼ってあった。
 書いてあることは当然のことばかりなんだけど、注目は左下。
 「降りる時は運転手に謝謝と言おう」
 そうだよ。その気持ちと表すことが大切だよ。そしてみんな降りるときに「謝謝」と言っていた。私も言った。
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 山間の温泉地にやってきた!
 思えば遠くまできたもんだ。
 温泉街には終点の一つか二つ前の寶泉橋か好漢坡で降りるのがいいかな。
 私は終点まで行って散歩がてら下り坂をとことこ歩いたけど。
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関子嶺のバス停。なんか時刻表が張り紙ばかりで信用していいのかどうか不安になるような感じだった。
 まぁ、たぶん合ってると思うんだけどね。
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 伊豆諸島といえば、今でも活発な活動をする火山が多いところ。
 当然、温泉も湧くわけで、温泉に入っちゃる。


末吉温泉「みはらの湯」

 やってきたのは八丈島南部にある末吉温泉「みはらしの湯」。
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 町営温泉で、大人は500円。
 絶景露天風呂があるということで期待が高まる。
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 休憩所からは曇る窓ガラス。
 ま、まぁ、梅雨だしねぇ。
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 露天風呂からは写真撮れないので、ほぼ同角度から撮った写真。
 うむ、確かに「晴れていれば」絶景。晴れていればね。
 お客さんがそれなりにいたので写真は撮れなかったけど、しょっぱい温泉で、熱すぎずいいお湯でした。


洞輪沢温泉

 もう一つ行ったのは洞輪沢温泉(ぼらわざわおんせん)。
 ここは島で一番古い温泉。
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 温泉は港にある。右側にある水色の建物が温泉。
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 外見がちょっとあれだが、まぁ、島で一番古い温泉だから仕方がない。
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 「入れます。」とのことなので入ります。
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 こちらも町営温泉。
 だけど入浴は無料!
 無料の代わりに何も無い!
 シャンプー、石けんも使用禁止!
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 客は誰もいなかった。
 ここはねぇ。もう、ジャブジャブ温泉だった。
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 見えますか?
 このどばーっと入っている源泉。
 ケチなことは言わねーぜ!って感じでじゃぶじゃぶ投入。
 設備は無料なので色々と汚かったりボロかったりするけど、温泉としては最高!
 熱くない適温温泉なのでいつまでもぼーっと入っていられる!
 もちろんタオルとかはないので、持っていない場合は島の100円ショップで買ってきてね。
 100円ショップがあることにビックリだけど。
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 冬の北海道で「試される大地」を経験したければ、ここ一択。
 油断すると死ぬ。


寒さを実感できるどころじゃない場所

 北海道のど真ん中あたりに然別湖という湖があって、真冬にはそこの湖上で色々なイベントやってる。
 もちろん、海もない山の中なのでクソ寒い。途中から道は狭くなるので、軽くスリップしながら運転していくと山奥の湖畔にはでかいホテルが2軒ある。今日はそのうちの1つホテル福原に宿泊。
 湖上でのイベント会場は「然別湖コタン」という。
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 いやぁ、全然盛り上がってる気配がないんだけど、一度行ってみるといいと思うよ。
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 さぁ、湖上へGO!


ICE BAR

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 湖上に出て右側にあるのはICE BAR。建物は全て氷でできております。
 外気遮断性とかあるけれど、建築確認とかいらないのかなぁ。いらないよなぁ。
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 氷なんで、当たり前だけれど白い。
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 中はこんな感じでBARになっております。
 まぁ、たいしたお酒は作れないけれど、最低限の物は揃っている感じ。
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 ドリンクは全て500円。氷のグラスに入れると+500円。
 製作の手間とか雰囲気とか考えると、意外と良心的な値段。
 ちなみに氷のグラスに入れないとプラコップになります。ビールはハートランドがビンごと出てくるので、プラコップも氷のグラスもイヤな人は、ビール飲むのがいいと思うよ。異常に冷えてるけど。

 たぶん、日本で(世界で?)ここでしかできない体験なので、一度体験するのはいいと思う。


氷上露天風呂

 さて、タイトルからして何を言っているか分からないと思うが、俺も分からない。
 一つ言えるのは、凍結した湖上に露天風呂があるという話。
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 翌朝。気温は-15℃。なかなか冷えましたなー。
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 夜は暗いのであまり良く分からなかったけど、朝になると全容が見える。
 いくつか建物が建っていて、宿泊もできる。氷のベッドで。
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 一番左端にあるのが氷上露天風呂。
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 ちなみに脱衣所も氷でできている。
 もちろん氷上露天風呂なので、全裸で入浴。寒い中全裸!
 脱衣所も床に断熱シートみたいなの貼ってあるけれど、みんな風呂上がりに焦って服を着るせいか、ポタポタ水滴を垂らすので凍ってる。足の裏があまりの冷たさに痛くなってくるので、交互に片足上げながら足踏みするような感じで服を脱ぐ。
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 そして湯船にどぼーん!かけ湯とかする余裕がないので、まず一度ホテルの温泉に入って、体をきれいにして温めてから行くのがいいと思うよ。
 入ってしまえば最高の眺めと、暖かさでとても気持ちいい。
 問題は出るのに気合いが必要なところだけど。ただ、体が温まるので、思った程出たとき寒くない。……が油断しているとすぐに寒さが襲ってくるので、注意すること。
 たぶん、この温泉の入浴は確実に心臓に悪い。
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 温泉はこんな感じで湯船が二つ。ただ、男湯女湯で分かれてるわけではないよ。夜間は男性専用時間帯と女性専用時間帯がある。それ以外の時間は混浴。

 たぶん、これも日本で(世界で?)ここでしかできない体験なので、一度体験するのはいいと思う。


タオルが凍る・ダイヤモンドダストが見られる

 もちろんこんなに寒いので、(たぶん)バナナで釘が打てる。いや、そこまでではないか。
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 濡れタオルを振り回すと凍るよ!コツはびしょびしょじゃなくて固く絞ったタオルを使うとか凍りやすくて面白いよ。まぁ、これは北海道どこでもできるけど。
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 写真では分かりづらいんだけど、あまりの寒さに空気中の水分が凍ってダイヤモンドダストを(運が良ければ)見ることができるよ。写真のキラキラしているヤツね。この美しさは写真では伝わらないので、是非見て欲しい。ただ、気象条件とか結構厳しいので見られればラッキーぐらいな感じで。
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 寒いので雪の結晶も観察できる。


というわけで

 ここでしかできない体験ができる然別湖コタン。
 一度は行ってみるといいと思うよ。
 ちなみに温泉は源泉掛け流しで素晴らしい温泉。真冬はそこまで宿泊料も高くないのでオススメ!

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 今日の宿泊は日景温泉。
 すでに2014年8月末で閉館となってしまいました。
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 友人が「閉館になっちゃう!」ということなので、来てみた。
 SL三重連で有名だった矢立峠にあります。
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 いきなり夕食。山の料理だねぇ。
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 なんかゆったりできるスペースがあって、レトロな感じで、妙に落ち着く。
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 いいねぇ。「売店」って看板。ちなみにかなり古い建物なのでぎしぎし言います。
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 お風呂。お風呂。
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 こちらが男女別の内湯。お湯が濃い。ホントに濃い。
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 こちらは混浴露天風呂。まぁ、混浴って言っても女性は入ってないけどね。
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 こちらは朝食。得に特別なものは無いけれど、正しい旅館の朝食。それがいい。

 とても風情があって、ステキな温泉だった。
 また泊まりたいと思うけど、閉館は残念。
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 北海道のど真ん中。
 然別湖という湖があり、その湖畔にはホテルが2軒。

 というわけで、今日はホテル福原に宿泊。
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 台湾人研修生を受け入れたりして、台湾人団体の受入に積極的。
 台湾人は雪を見て、ダイヤモンドダストを見て、フィーバーするわけです。

 基本的に外は-10℃以下なので、濡れたタオルを振り回すと凍ったりするところ。
 その中、然別湖は全面結氷するので、そこでイベントやってたりします。
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 それが然別湖コタンというもの。
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 こういったかまくらみたいなものを作って、そこの中で宿泊したり、お酒が飲めたり、結婚式が挙げられたりするわけなんです。
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 というわけで、氷でできたバーであるICE BARに行く。
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 ホントに氷でできてる。
 色々なお酒が(簡単なものだけだけど)500円均一。まぁ、雰囲気を味わえた上でこの値段は良心的かな。
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 ハートランドを一杯。テーブルももちろん氷でできてる。
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 外に出ると気温が更に下がって-20℃に。ここまで来ると鼻から息を吸うと鼻の穴の中の鼻毛に氷がつきます。マジで。
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 そしてコタンの中にある教会。
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 翌朝はこのコタンの中にある氷上露天風呂に入りに行く。
 さすがに朝入る人は少ない。っていうか自分以外に入りに来ている人を見たことが無い。いると思うけど。
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 脱衣所は前に入った人が寒さの余りあまり拭かないで出てきたりすると、たれてきた水が床に溜まり、それが凍るので要注意。足の裏があまりの冷たさで痛くなるので、片足ずつ上げて足踏みしながら、服を脱ぐべし。当然暖房もないので急いで服を脱いだらダッシュ。かけ湯とかできないはずなので、一度ホテルの風呂に入ってから来ましょう。
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 入っちゃえばこっちのもの。あと、出るとき勇気がいるけど、体が温まっているせいか意外と寒くない。
 源泉掛け流しで、おそらくホテル風水の方から温泉を引っ張ってきている。なのでホテル福原とは違う泉質。
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 外から見るとこんな感じ。男性専用時間と女性専用時間があってそれ以外は混浴。
 一度経験してみるといいと思うよ。ここでしかできないことだから。


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