小坂精錬小坂線という鉄道が大館駅と小坂駅を結んでいた。
 旅客営業よりも貨物営業がメインで、ディーゼル機関車三重連の貨物列車が走っていたり、タブレット(列車の通行手形のようなもの)の通過授受を日本で最後までやっていた鉄道である。

 というわけで、その小坂駅が鉄道博物館としてオープンしたようなので行ってみる。
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 オープンしたてなので、中はかなりきれい。
 昔の切符売り場で入場券を販売している。入場券は硬券。
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 早速登場の腕木式信号。
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 ラッセル車がいた。このタイプのラッセル車は昔は国鉄で走っていたが、今走ってるのって弘南鉄道ぐらいか?
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 そして、この鉄道の主役だったディーゼル機関車。
 運転席も見学できます。タブレット授受ごっこをすることも可能(笑)。
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 各種乗車券箱やハンコなどもきれいに保存されている。
 旅客営業廃止してから貨物営業廃止するまで15年ぐらいあったはずだけど、意外ときちんと保存されていてるなぁ。
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 ポイントを転換させるレバーやタブレット通過授受時、受け取るためのキャッチャーがあった。このキャッチャーに丸い輪っかがついているタブレット引っ掛ける。
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 他にも軽便鉄道時代の機関車なども展示されている。

 意外ときれいに保存されているなぁ、というのが感想。
 近くに来て、鉄分を欲したら来るといいかもね。ディーゼル機関車の運転体験をすることもできる。
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 ご近所にはこれまた立派な建物が。昔ながらの洋館が保存されている。こっちも必見。