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タグ:富山

 確かにうまい漬け丼食べた。最高にうまい漁師汁食べた。


とりあえず言い訳

 えっとこの日は色々と説明がめんどくさくて氷見線には2往復乗ってる。
 前記事の「べるもんた」は2往復目。じつは午前の「べるもんた」で氷見に行っていたのだ。


氷見の魚市場の食堂

 まぁ、なんというかマジで魚市場の中にある。
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 近年「魚市場併設の食堂」ということ自体が観光名物になることがあり、そこもそれに対応した感じ。小田原の魚市場の食堂もそんな感じだよねー。実際に魚扱ってる人たちはあんまり魚食べなかったりするし。
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 この日はお休みなので、もちろん市場は開いてないけど、食堂だけ営業。観光客でいっぱいだ。
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 一推しはいわゆる海鮮丼である氷見浜丼。
 しかし私は氷見海鮮漬丼を選択。1,790円。いいお値段だ。


着丼!

 さて、しばし待って着丼。
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 後ろにちらっと見えるけど、ガスコンロと土鍋が運ばれてきたときは「?」ってなった。
 なんと土鍋の漁師汁がつくのだ。しかもそれでぐつぐつやる。暑いのにやる。
 この漁師汁はつみれと白身魚のアラがどっさり。これだけでもおなかいっぱいになりそうな量。そして、出汁がいっぱい出ているのでうまいのなんの!
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 いいねぇ、この漬け丼の茶色い感じ。
 彩りを気にしてエビが載っているが、なくてもいいと思う。
 漬け丼のねっとり感、お魚の味といい最高!使ってる魚の種類とか考えると妥当な値段かな。
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 JRが運行するもう一つの北陸観光列車で氷見に行く。


みんなで「べるもんた」に乗る

 世界のてっぺこりんの呼びかけで何人か集まって、べるもんたに乗ることになった。

 ベル・モンターニュ・エ・メール(Belles montagnes et mer)はフランス語で「美しい山と海」を意味する言葉で、高岡を発着する氷見線と城端線の観光列車にはこの言葉から「べるもんた」って名前の全車指定席快速が走っている。なぜ、フランス語なのか謎。なぜそれを「べるもんた」にしちゃったのか謎。考えてはいけない。七尾線の「花嫁のれん」みたいになんかストーリーが欲しいところ。
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 というわけで、こちらが今回乗る列車。
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 乗車記念証ももらえるよん。これは記事とは別列車のものだけど。
 花嫁のれんの乗車記念証もそうだったけど、料金券を挟めるようになっているのは良いね。
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 城端線沿いの工芸品などもちょびっとだけ展示してある。


海際を走る氷見線

 新高岡発の列車に乗る。コレに乗ると高岡駅で城端線から氷見線への入換が体験できる。
 だからってたいしたもんじゃないんだけど。
 高岡からは氷見線へ。越中国分駅を過ぎると海が目の前に広がる。
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 ただ、この日は天気が悪かった。
 ハットリくん列車に乗ると「今日の天気はどうでござろうか?」とか言われる場所。うっせぇ。
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 これちょっと高波でもう運休でしょ。
 線路とか錆びるのがすげー速そうな感じがする。
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 景色が最高に良くて窓から海を満喫できるのはいいね。


なんと車内で鮨が食える

 さて、このべるもんた。基本的には1両で運転する全車指定席臨時快速なわけだけど、なんと車内で鮨が食える。しかも、折詰とかじゃなくて、その場で職人が握ってる。
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 許可をもらって撮った写真。
 ここに富山空港と富山駅前に数店舗、そして銀座にも出店している「とやま鮨」のべるもんた店がある。

 ちゃんと店舗情報にも「べるもんた店」と書いてある。
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 5貫で2,100円でしょ、うーん高いな……って思っちゃうと思うけど、結論から言えば内容に比べて安い。
 その場で握ってて、しかもちゃんとした鮨なのでこれは安いと思う。
 一応、鮨や海鮮丼などは事前予約制となっているものの、その場で空きがあれば注文可能。もちろん、予約でいっぱいというのもありえるので確実に食べたい場合は事前予約した方がいい。

 予約はこちらのサイトで3日前の17時まで!
 予約制の方が商売としてはリスクが少ないんだけど、やっぱりその場のノリで決めたいよねぇ。
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 その他酒も飲めるし色々と売ってるよ。
 車内で狭い中頑張って鮨握っているので、是非とも乗った際には食べていただきたい。
 ただ、ネタの種類がどーしても限られちゃうので、「とやま鮨」さんには高岡の駅前に出店していただいて、そのまま店舗で引き続き食べてもらうのはどうだろうか。まぁ、なるべく広くお金を落としてもらうという意味では固めちゃうのは良くないんだけどね。


お土産で鱒寿司いただいた!

 今回、とらちゃぼうさんに鱒寿司のお土産をいただいた。
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 売ってるの見たことねぇ。
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 これ、クソうめぇ。貧相な語彙でごめんなさい。
 近畿大学と共同開発した鱒の寿司専用サクラマスを使用しているらしい。
 富山駅とかでよく売ってるますの寿司とかと全く別物。あれはあれであれなんだけど、全然違う。
 とらちゃぼうさん、ごちそうさまでした!ありがとうございました!


列車は氷見に到着

 さて、列車は氷見に到着。
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 むかーし来たなぁ。
 たしか真冬に七尾からバスに乗って、県境の集落でバス乗り換えて着いたなぁ。
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 駅舎は変わらないものの駅前はきれいになってた。
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 ちなみにみんなですぐに折り返したよ。
 高岡~氷見だと30分ちょっとで着いちゃうのがちょっと短いかなぁ。できればもうちょっと長く乗りたい。城端~氷見直通じゃダメなんだろうか。
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 さて、黒部ダムも見終わり、最終の1本前で黒部ダムから離れることにする。
 この時間になると売店なども営業終了し、人数も少なくなって閑散としてきた。
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 次の交通機関は関西電力のトロリーバス。日本で2つしかない、トロリーバスの1つ。両方とも立山黒部アルペンルート上にあるので、これで日本のトロリーバスは完乗。
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 立山トンネルのトロリーバス乗り場は暗かったけど、こちらの乗り場は明るいので、パンタグラフ…じゃなくてトロリーポールがよく見えた。こんな構造になっているのね。
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 こちらも鉄道の仲間であるので、鉄道式の信号あり。
 立山トンネルに比べてトンネルの大きさに少し余裕があるかな。
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 反対方向のバスがまだ入り切っていないので場内信号が停止表示。安全側線がないから同時進入できないってことなのかな。
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 対向車がすべて停止して、場内進行、出発進行。
 バスなのに鉄道っぽい施設があるのが面白いね。
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 扇沢駅に到着。この便は6台続行だった。そんなに客がいなかったけど。
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 さて、ここから路線バスに乗り換え。
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 もうただの普通のバス。
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 やっと着いたよ~。

 立山黒部アルペンルートは運賃も高い(電鉄富山~信濃大町で10,850円)のでなかなか気軽に乗れるってものでもないけれど、面白かったよ。いろいろな交通機関に乗れるのも面白いし、やっぱりここでしか見られない風景が実際に自分の目で見られるのが面白いね。特に黒部ダムと大観峰の景色は素晴らしい。

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 やっと乗継を続けてやってきたよ。黒部ダムに。

 黒部湖駅を出ると、次の交通機関である関電トロリーバスの黒部ダム駅まで黒部ダムの堰堤頂上を徒歩で移動することになる。
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 いや、黒部ダムって言われてもこれじゃわかんないんだけどね。
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 お、なんかダムっぽい。でも、湖の色がちょっとなぁ……って気も。
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 ほんとに山の中。
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 展望台があってそこに行くと、ようやくダムの全貌が見える。
 すげーな、これ。先人たちの偉業に驚き。これだけのものが昭和30年代に工事して完成した。日本の土木技術すげぇな。こんな山の中に。
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 ダムカードもらって、黒部ダムカレー食べた。
 カレーは湖が緑色なのでグリーンカレー、カツは流木だそうだ。色はまねなくてもいいと思う。

 ここは見た人にしかわからない。
 長野側から入るといきなり黒部ダムだけれど、富山側から入って最後に黒部ダムが来るって方が、じわじわ盛り上がっていくので楽しい気がするよ。

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 室堂が最高点の標高2,450m。ここからは下る一方です。
 ここからは日本で2路線しかない、無軌条電車(トロリーバス)に乗る。中国ではいっぱい走ってるけどね。
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 臨時便が登場。ここも結構融通きかせて走らせている模様。
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 初めてのトロリーバスにわくわく。発車した時の音が確かに電車みたい。
 そもそも、これ、法律上は電車。なので保安設備とかも鉄道いや単線の路面電車なみの設備が整っている。
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 途中のすれ違い箇所での様子。結構車幅がぎりぎり。
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 よくもまぁ、こんな狭いトンネルを結構スピードをだして走る。さすがプロの技。
 やっぱり鉄道なので、出発信号がある。一定時間青信号を出して、その間の通過台数をカウント。その台数が駅に到着すると、逆方向の信号に青を表示することができるという仕組み。ちゃんと閉塞装置もあるのね。
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 トロリーポール。普通の鉄道は架線が1本だけど、トロリーバスは2本。通常の鉄道は車輪からレールを通して変電所に電気を返すけど(+と-ね)、トロリーバスはゴムタイヤなので車輪から電気を通すわけにいかず、もう1本の架線で電気を返す(これはゴムタイヤ使ってる新交通システムはみんな一緒。見えないけど)。
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 というわけであっという間に大観峰に到着。
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 駅は大混雑。
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 だが、展望台からの景色は素晴らしい。
 この駅は駅から出られない。断崖絶壁に小さい駅舎が建っていて展望台があるだけ。だから駅は逃げ場がなくて大混雑。これ、どっちかが止まると大混雑どころの騒ぎじゃなくなるのかしら。片方止まったらすぐにもう片方も運転中止しないと大変なことになるよね。

 さて、次はロープウェイ。
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 ホームに並んでいると遠くに上ってくるロープウェーが見えた。
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 すごい。途中に支柱が一切ない。これ強風が吹いても大丈夫なのかしら。
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 ロープウェー車内から大観峰駅を見る。なんかとんでもないところに駅があるなぁ。
 よくあんなところに駅が作れたものだと感心する。しかも作ったのは昭和40年代というのだから驚き。日本の技術すげー。
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 というわけで黒部平駅に到着。
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 「デジカメで写真撮るよ~。無料だよ~。でもこっちのカメラでも撮るよ~。気に入ったら買ってね~。」というお兄さんがいろいろな言葉(英語・中国語・タイ語)を駆使して、外国人観光客に営業してた。でも、あまり通じてないのか、観光客のデジカメで撮った後、お兄さんのカメラを構えると焦ってた人が多し。まぁ、強い気持ちを持って買うのを断ればいいだけなんだけどね。
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 大観峰から標高にして500mほど一気に降りてきたけど、黒部ダムはまだ350mも下のほうにある。
 さて、次の乗り物はケーブルカー。
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 全線地下を走る珍しいケーブルカー。全線地下って青函トンネルに設置されているものとここぐらい?
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 というわけでついに黒部湖駅に到着。
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 美女平駅に到着。ただの乗換駅で、駅前には何もない。
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 さてさて。次は立山高原バス。
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 直行便と途中停車便に分かれていて、並ぶ列も別。
 一本遅らせると、空いてるバスに乗ることができた。一応時刻表はあるけれど、基本的にはケーブルカーに合わせてバスが出発するような形。
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 出発してしばらくすると雪だ!雪が残ってる!
 くねくねくねくね走りながら、バスは室堂へ。
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 室堂駅。ここはあの例の雪の壁が体験できるのです。雪の大谷ウォークが開催中。
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 台湾人とかタイ人とかフィーバーしてる。
 そりゃするよねー。初めての雪だもの。
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 すげー。GPSで測量しながら除雪してるのか。
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 こちらが最高積雪地点。12m。
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 室堂駅に戻ってさらにお散歩。
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 地獄谷をのぞいてみた。ここは有毒ガスがでているので、下には降りられない。
 でも、絶景。いやぁ、なかなかこんなところないよね。

 だけど歩くの疲れたよ~。
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 さてさて、金沢で飲んで高速バスで富山へ。

 IRいしかわ鉄道に乗って富山に行こうかと思ったけど、高速バスのほうが安いのでバスで。ただ時間はちょっとかかる。
 朝晩とか新幹線接続快速とか走らせられないものか。新幹線乗換よりも大阪方面から300円くらい安いんだし、スピード次第で新幹線乗換といい勝負になると思うんだけど。特に新幹線の接続列車がない時間帯とか儲かったりしないかな。

 さて、富山で一泊し、立山黒部アルペンルート経由で帰ります。
 実はこのルートは初めて。
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 元西武レッドアローが活躍中。足回りは違うけど。
 車内は日本語が聞こえない、中国語とタイ語が飛び交ってる。それだけ外国人旅行客が多いみたい。
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 当初街中を走り、だんだんと田園風景になり、山間に入っていく。
 電車のスピードものぼりになるにつれてゆっくりとあえぐように登っていく。この路線、昔サンダーバードが走ってたんだよね。とてもそんな風には見えないローカル線を走っていく。
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  立山到着!
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  さて、あらかじめインターネット予約をしておいた長野県扇沢までの直通乗車券を購入。WEB割って書いてあるけど、たしか割引はなかったはず。ケーブルカーの予約が入っているけれど、そのあとはフリー乗車。改札ではバーコードを読み取ることでどこまで使用したか記録している模様。
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 いよいよ出発。
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 まずはこのケーブルカーで美女平駅を目指す。
 アルバイト駅員も台湾あたりの留学生っぽいのが多い。中国語タイ語で案内している。もう日本人よりも多いんじゃないかと思うぐらいいっぱいの外国人旅行者達。いっぱいお金を落としていっておくれ~。 
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