延岡を出る頃から雨が降り始め、高千穂に着く頃にはすっかり雨。
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 まずは天岩戸神社から。
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 建速須佐之男命が暴れまくって、それにキレた太陽神である天照大神が洞窟に入口を閉じて立てこもったため、あたりは暗闇になり、やべーよ、世界マジ終わったよーってなったんだけど、そのとき天照大神が隠れたとされる洞窟が天岩戸。その川をはさんで反対側にあるのが天岩戸神社。
 ちなみに申し出ると、無料のツアーに参加できて、天岩戸が見えるところまで見学させてくれる。
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 そして、奥の 天安河原へ向かう。
 雨が降っていることもあって、なんか雰囲気出てきた。神々の領域に踏み入れるような。
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 ここが 天安河原。
 キレた天照大神に出てきてもらわないと、農作物とか全滅なんで「どげんとせんといかん」ってことで、八百万の神様達があーでもないこーでもないと会議をした場所。会議の結果、洞窟の前で八百万の神様達がどんちゃん騒ぎをして、天照大神が外の様子が気になって入口をそっと開けたところを、みんなで捕まえて外に出したところ、日が当たるようになってみんな一安心、めでたしめでたし。(※多少解釈の違いがあると思うので、その辺はスルーしてやってください)
 雨であることもあって、霧が出ており、人も少なくて、ぞくぞくする。ホント。ぞくぞくする。まさにパワースポット。今まで他のパワースポットとされるところ行ったところあるけど、ここは格が違う。

 それにしても、暴君である建速須佐之男命が、この後追放されて出雲に行くんだけど、出雲だと八岐大蛇を退治して英雄扱いなんだよね。この違いって、いったい何があったんだろう。
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 高千穂峡も見に行く。こんなところだから山の中とかにあるのかなと思ったら、街からそれほど遠くないところにあった。駐車場が有料のハズなんだけど、誰もいなくて駐車料金払えず。時間帯が遅めだったからかな。
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 そして、高千穂神社で夜神楽を見学する。
 秋から冬にかけて各集落で一晩中行われる夜神楽を、観光客のために代表的な神楽を毎日公開している。

 案内

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 非常に人間くさい神様たちの行動がおもしろい。これは行ったら見るべきだね。毎日やってるし。夜遅いけど。非常に満足感があるものだった。

 さぁ、高千穂でホテルが取れなかったので、阿蘇山越えて先で宿泊。雨の中カーナビが変な農道とかを指示したので、恐かった。途中から阿蘇山降灰中スリップ注意とかでてるし。しんどかったー。