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タグ:中央路駅

 大邱の歴史を勉強しに行こう!


大邱近代歴史館

 中央路駅から西側に歩いたところに大邱近代歴史館がある。
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 お気づきかと思うが、日本統治時代からの建物である。
 元々は朝鮮殖産銀行大邱支店の建物として、1932年に建築されたもの。その後、終戦により韓国殖産銀行(現・韓国産業銀行)大邱支店として存続し、2008年まで使用されていた。現在は大邱市が買い取り、大邱近代歴史館として使用されている。
 なんと、入場無料。
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 元々銀行の建物だったらしく、厚い壁の金庫室があったりする。
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 天井の作りとかいいよね。この時代の建物って。
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 展示物の案内は基本的に韓国語と英語。
 まぁ、反日反日しているかと思ったけど、そこまでではなかった。意外と冷静な(例えば近代化が進んだこととか)説明が多いなって思った。まぁ、色々思うところはあるのでしょう。
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 日本統治時代、大邱府営バスに乗って街並みを再現したビデオ。説明は韓国語。
 女性車掌さん、出発するときに「オーライ!」って言っていてそこは日本語とおんなじなんだって思った。まぁ、もともとも「all right」から来ているんだろうし、日本語じゃなかったからそのまま残ったのかな。
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 おおー、当時の柱の中身が見えるようになってる。
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 古い建物好きの私が一番好きなのは階段。
 階段の意匠が好き。
 結構満足できる施設。2階の展示はともかく、1階が見ていて面白いと思うよ。
 なんて書いてあるかわからないときはGoogle翻訳アプリでリアルタイム翻訳させれば良い。


周辺の日本式家屋

 KONESTの地図を見てたら周辺に日本式家屋があるらしい。
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 というわけでお散歩、お散歩。
 周囲にはどこか懐かしさを感じるビルが多い(たぶん日本時代の建物ではない)。
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 これとかもなんか懐かしさを感じるよね。
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 この意匠とかなかなか素晴らしいと思う。
 妙にきれいだけど復元したのか、洗浄したのか。
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 その中、確実に日本統治時代の建物の一つはこれ。
 北城路工具博物館。すごい小さい!中を見たかったが、日曜日は休み。
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 もう一つはcafe三徳商会。なんかここも開いてる気配がなかったので、外から見学。
 意外と残ってるものなのねー。てっきり、日本統治時代の建物ってバンバン壊してるんだと思ってた。
 まぁ、台湾ほどの変態的なものの残し方ではないけれど、意外と残っているというのが収穫。
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 大邱近代歴史館から北城路を歩いて散歩していたら大邱駅に着いた。
 KORAILの大邱駅はロッテデパート併設でものすごいでかいけれど、KTXとかの優等列車は全て東大邱駅発着なので、実はこの駅に止まる列車は少ないんだよね。

 大邱10味その3。
 ムンティギを食べるっぺよー。


大邱10味

 まぁ、以前に色々書いたので、多くは書かないけど、大邱には「大邱10味」という大邱の名物料理がある。

 大邱10味
 1,大邱ユッケジャン
 2,マクチャン焼き
 3,ムンティギ
 4,東仁洞チムカルビ
 5,ナマズのメウンタン
 6,ふぐのプルコギ
 7,ヌルングクス
 8,ムチムフェ
 9,焼きうどん
 10,ペタンコ餃子

 今回は3番目のムンティギを食べる。
 コイツは食肉市場がやってないと食べられないので日曜日は食べられないぞ!


その前に釜山から大邱へ

 まぁ、色々食べたりしたけど釜山から大邱へ移動する。
 また、大邱行くのかよって?だって飛行機が安いんだもん。
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 大邱からはKTX乗っちゃう。
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 しかも特室とっちゃった。普通席だとKRW17,100、特室だとKRW23,100。
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 なんか水とお菓子くれた。
 おおよそ乗車時間は50分ぐらい。速いな。


というわけでムンティギ屋に突撃

 まぁ、韓国のお店あるあるとして一人で食べるのが難しい料理ってあるよね。
 ムンティギもそれで、だいたい2名様以上って感じがする。
 でも、今後大邱に来ることってそんなにない気がするし、日曜日は食べられない料理なのね。
 だったら、2人前払えばいいじゃん!で、突撃。
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 やってきたのはノギャン本店。
 場所は中央路駅近く。さすがのKONESTにも載ってないお店だぜ!
 お店に入るとおばちゃんがちょっと驚く。
 「一人なんだけど」とアピールすると100gじゃなくて200gからだよというので了承する。
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 メニューはこちら。
 うん。よめない。
 普通のメニューもあったのでそちらで指さし注文。
 頼んだのはもちろんムンティギ(センコギ)。小でKRW35,000。
 いい値段だ。たぶん二人とかで来ると丁度いい感じね。あるいはもっと大人数。


食べきれないほど大量に来る

 いや、まぁわかってたんだけど。
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 まずは冷や奴やら麺やらが登場。
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 ムンティギとは牛の刺身。赤身の部分をごま油とニンニク、唐辛子で食べる。
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 あー、これうまいね。
 赤身の部分なのでしつこくなくさくさく食べられちゃう。
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 レバ刺しとかも来ちゃう。
 日本じゃ食べられない背徳の味。
 いやー、これうまいわー。
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 最終的にはこんな量に!
 いやー、マジごめん。全部食べられない、ごめん。
 それでも肉っぽいものはおおよそ食べた。
 いやーマジでこれ、うまいよ。(相対的に)高いけど。


場所


 営業時間は12時~23時だったかな。
 KONESTに紹介されていないページなので、頑張って行ってね。
 一応、店名はKONEST地図で出てくるけど、検索しても出てこない。

 さて、ごはんだー。ごはんがごはんがすすむくん!おかわりっ!
 朝食からヘビーに食べ過ぎた。


大邱10味

 大邱には「大邱10味」という大邱の名物料理がある。

 大邱10味
 1,大邱ユッケジャン
 2,マクチャン焼き
 3,ムンティギ
 4,東仁洞チムカルビ
 5,ナマズのメウンタン
 6,ふぐのプルコギ
 7,ヌルングクス
 8,ムチムフェ
 9,焼きうどん
 10,ペタンコ餃子

 これが、大邱10味。まぁ、食べたいものも食わず嫌いで食べたくないものもあるけれど、挑戦してみなきゃわからない世界もあるはず。
 詳しくは大邱の観光ホームページを見てね。

 中途半端に韓国語と日本語が混じっているので読みにくいけれど……。
 料理の順番は合っているはず。


朝食はタロクッパ

 朝。
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 いやぁ、暑いね。
 朝ご飯はまずタロクッパからスタート。
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 中央路駅降りてすぐの所に、「校洞タロ食堂」というお店がある。
 なんとここは24時間営業。韓国って無駄に24時間営業の店が多い気がするけどなんでだろう。
 超有名店なので、ベタ中のベタなのだが、そういう店に行くのも大切である。
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 メニューはこれ。
 他にもあったような気がするが、大人数で食べる用の料理だった気がするので、タロクッパを頼んでおけ。
 このお店は一人飯でもOK。乗り込みまっす。


栄養満点なタロクッパ

 さて、注文は何にしようかと思うが、事実上の選択肢が「上タロクッパ」「タロクッパ」「タロククス」しかない。結局は名物のタロクッパを頼んだのだが、上にしたのか普通のにしたのか覚えてない。
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 卓上にはカクテキ先生が大量に待機。これ、ポリポリ食べると、おいしかった。
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 たぶん上だったかなぁ。
 「タロクッパ」とは「ご飯別クッパ」の意味であって特にクッパの内容を示すものではなかったりする。
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 基本の牛骨スープに野菜やら牛肉やらモツやら牛の血を固めたものとかが入ってる。
 見た目ほど辛くはないが、ちょっと辛い。暑い日に食べると汗が噴き出る。
 朝食からこれはヘビーだぜ!でも、朝食時間帯でもそこそこ客が入ってた。見たところ観光客ばかりということはなく、地元の人々も食べてる感じだった。
 牛の血を固めたものはちょっとクセがあるけれど、そこまでクセはないね。レバーが食べられれば行ける。でも、独特な食感がダメな人はいるかも。俺は大丈夫だったよ。レッツトライ!


参考ホームページ

KONEST

 やっぱり、大邱っていったら地下鉄放火事件だよね!
 (今は韓国の新型コロナウィルス感染爆発地かもしれないけれど)
 というわけで、今度はその事件の現場である「中央路駅」に行ってみた。


大邱地下鉄地下鉄放火事件

 この事件というか事故というかについては、それについてのテーマパークである市民安全テーマパークに行った記事で書いたので、それを参照してほしい。

 もっと詳しいことはWikipediaへ。

 まぁ、平たく言うとちょっとアレな人が地下鉄車内でガソリンまいて、その後の対応がグダグダだったが故に、火災がひどくなって死傷者が多数発生した事件というか事故。
 事故当時の写真は以下のホームページが詳しい。

 いやー、なんというか桜木町事故に近い。


中央路駅には事件に関する展示がある

 その火災の現場となった中央路駅。
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 いわゆる大邱の中心部であり、観光に来たら一度は降りる場所。
 その中央路駅にはこの事件に関する展示がある。
 これが結構生々しい。
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 まずは外にも展示物があるので見学。
 当時の柱がそのまま展示されている。
 何やら文字があるのは、遺族たちが書いた鎮魂の言葉である。
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 焼けてすすだらけになったものが展示されていた。
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 犠牲者の遺品も展示されている。


さらには展示コーナーも

 さらに、展示コーナーも。
 生々しさはさらに。
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 こういった展示コーナーもある。
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 犠牲者の名前が入った鎮魂碑。
 死者192名。
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 こちらは焼けただれたATM。
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 これは駅の広告などが貼られていた電照掲示板かな。
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 焼けただれた売店。
 内部を見ると燃え残っている部分もあった。
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 こちらは公衆電話。
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 公衆電話のブースもあった。
 受話器が溶けて伸びているのがわかるだろうか。
 それだけの高温にさらされたということ。
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 これらはポスターが貼られていた額と壁かな。
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 これはなんだろう……。
 椅子があるなんらかのブース。
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 そして焼けただれたコインロッカー。


このことが示す教訓

 これがね、いやー大変だったねぇで終わってしまったらだめなわけで。
 今回の事件・事故でダメだったところは……
 ・難燃材を使った車両でも、高温で融解する材料が使われていたので、窓が外れ火災が悪化。
 ・運行指令が火災の発生を誤報だと思って運転中止の措置をとらなかった結果、対向列車進入。
 ・運転士に避難指示をした際にマスコンキーを抜くように指示したため、ドアがすべて閉まった。
 ・非常用のドア開放装置(いわゆるドアコック)の案内がなく、開けられなかったので、多数焼死。
 ・避難路の案内も少なく、コンパクトな駅だったため避難が困難になり、一酸化炭素中毒死。
 ・地下鉄職員によるミスの隠蔽
 ……などなど。もうすべてがダメな方向に行ってしまった。

 もちろん地下鉄の設備や職員に対して必要な対策をしていくのはもちろんのこと、乗客にとってみてもこういったときにどういったことができるかを考える必要がある。
 少なくとも……
 ・非常用ドアコックの位置の確認(ドア上かドア横の座席の下にある)
 ・指示がなくても危険を感じたときは率先した避難(これはまた程度の問題があるけど)
 ……ができていれば、被害が少なくなった可能性がある。

 私権が厳しく制限されない国家においては、個々の倫理観や価値観などに頼る部分は大きいので、こういった教訓を個々で覚えておく必要がある。

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