諸般の事情により一時期静岡に行く用事があったもんで、そのとき行ったのが最初。今から10年以上前かな。気づいたらこんなに店ができてて、御殿場店なんて関東民がいっぱい来るから地獄のようになってる。
 というわけで、今回はお久しぶりさわやかへ。


新静岡駅直上のさわやか

 まぁ、さわやか自体の説明は不要だよね。最近テレビでもよく取り上げられてるし。一応知らない人のために説明すると、静岡が誇る静岡県内にしかない地場レストランチェーン。ここのハンバーグはなかなかうまいのよ。
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 ロードサイド店舗が多いさわやかの中で、数少ない(というより唯一?)の街中店舗。新静岡駅の駅ビルセノバに入ってる。静岡駅からもそれほど歩かないので、途中下車で寄ることもできるよ。


名物はげんこつハンバーグ

 頼むのはげんこつハンバーグ一択だ!単品で税込1,058円。安い!
 (ちなみにげんこつハンバーグ経験済みの場合、ハンバーガーもおすすめ)
 ソースは初心者はオニオンソースをチョイスすべし。
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 ハンバーグ登場!おねーさんが切ってくれる。
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 半分に切ったハンバーグを鉄板に押しつけて温める。ハングリータイガーと一緒やな。
 この時、「ア、ソースハ、ジブンデカケマス」って呪文を唱えるんだ!この呪文を忘れてもおいしく食べられるが、呪文を唱えるともっと味の選択肢が出てくるぞ!
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 できあがり。
 呪文をうまく唱えられたら、まずは何も付けずに一切れ、二切れ。お肉の味がよく分かるぞ。
 残りの左側のハンバーグは塩胡椒を掛けて食べてみよう。うまいぞ!
 右側のハンバーグは、ソースかけるなり塩胡椒かけるなり自分の好きなように食べよう。ソースを少しずつかけてソースまみれにしないように。同行者と違うソースを頼んでいたなら、ソースの交換もありだ!
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 ハンバーグの中身はかなりレア。
 さわやかのハンバーグはたまに無性に食べたくなるんだよねー。


食品衛生的にはリスキーな提供方法

 挽肉って塊の肉に比べてかなり食品衛生的にリスキーなんだよね。基本的に塊の肉の中心部には食中毒原因菌はいないと言われているし、だから表面に熱通せばいいや的な話になるんだけど(生肉の提供方法がそれ)、挽肉はそれが通用しない。だから、必ず熱をしっかりと通さないといけないはず。
 神奈川で昔多数店舗あったハンバーグレストランのハングリータイガーは似たような提供方法をしていてO157を出してしまって、大量閉店しているのね。今では勢いを盛り返してきているのはいいんだけど、さわやかほどのレアさを残したハンバーグの提供はやめてしまった。
 何が言いたいかというと、「こんな食い物危ない!」とか言いたいわけじゃなくて、それでも食中毒を出さないような衛生管理がかなりきちっとされているってことだと思うんだよね。これが一番難しいし、その点については素晴らしい!
 あとは肉の鮮度を保つためには静岡県外には出店しないって言ってるんだけど、静岡西寄りの袋井に工場があって、袋井から御殿場までの距離と袋井から名古屋までの距離ってほぼ一緒だから、別に愛知県には出店してもいいんじゃないかと思った。