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カテゴリ:2023旅行の記録 > 2023_XX回目_台湾

 台湾の古い建物を残す情熱はすげーなと。


台北駅近にある古い建物群

 台湾の古い建物を残す情熱は凄い。
 これは正直私からすると謎すぎるのだけど、とにかく頑張って残す。
 台湾自体の歴史はいろいろな国の事情に翻弄されてきた部分があるために、そのようなアイデンティティーを残していきたい部分もあるかもしれないし、油断すると大陸に飲み込まれてしまいそうな状況の中で自分たちは大陸とは違うんだという意識がそうさせているのかもしれない。
 そんな感じなので、台北駅から繁華街西門へ向かう途中には古い建物がいくつか存在する。
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 こちらは臺北記憶倉庫。元々は三井物産の倉庫だったらしい。
 現在は修復されて、カフェや展示スペースになっている。
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 こちらは北門と旧台北郵便局。
 北門は清の時代から存在する台北府城の門で唯一残っているものを修復したもの。
 後ろにある旧台北郵便局は現在郵政博物館や国立陽明交通大学のキャンパスになっている。
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 そしてこちらが国立台湾博物館鉄道部園区。
 今回の記事の主役である。


元は台湾総督府交通局鉄道部

 国立台湾博物館鉄道部園区は2020年7月にオープン。入場料は100元。お金が戻る式のコインロッカーがあってスーツケースあっても大丈夫。
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 この建物は1918年に台湾総督府交通局鉄道部庁舎として建てられたもの。
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 この当時の建物って、なかなか造作が凝ってるよね。
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 階段も注目ポイント。
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 うむ。階段はいいぞ。
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 そして、これを修復するのもすごいよね。
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 あとは天井にも注目してほしい。
 なんだ、この凝り方は!
 というわけで、ものすごい浅い取り上げ方だけど、この頃の建物ってやっぱ造作が凝っていて素晴らしいので見ていて損はない。


鉄道博物館として

 一応、台鐵台北工場の跡地に巨大な鉄道博物館を作っているはずなんだけど、こちらにも一応鉄道博物館機能がある。車両とかの展示はなしで、仕組みを学ぶという感じかな。
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 台湾の鉄道線の変遷の展示。なかなか凝っている。
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 台鐵の優等列車のヘッドマーク。
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 台鐵の指定席発行システムのキーボード。
 これ使いこなすの大変そう。っていうか駅ごとに1つのキーを割り当てとか狂気。
 台中、嘉義、台南、高雄あたりがすり切れているので台北駅かその近辺で使っていたものかな。
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 あぁー、これは似たようなヤツがバスに搭載されていたのは見たことあるなぁ。
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 台鐵の車体などに書かれている文字は日本時代の文字を踏襲しているよって話。
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 指差喚呼(いわゆる「出発進行!」とかいうあれ)も日本時代の影響が色濃いって話。
 台湾だとなんでも「オーライ!」ってなっている。「後部オーライ!」とかはSL時代の日本の国鉄でも使用されていたので、もしかしたら日本でも「出発オーライ!」とか言ってたのかもね。
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 昔の夜行列車の気分を味わえるコーナーも。
 減灯されて、ガタンガタン音がする、こういう展示は日本にないので新鮮。


昔の駅舎

 昔の駅舎が実物大で再現されている。
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 おい、花蓮行きの列車多すぎだろ。
 入口と出口がわかれていて、あぁ昔の国鉄の駅もそうだったねと思ったり。
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 タブレット閉塞機器も展示。
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 これについてはまた後の部屋でも、詳しい説明が出てくる。
 なかなか展示がマニアックよね。
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 タブレットを通貨授受するために必要な受け器。
 ここに大きなわっかがついたタブレットを放り込む。
 これさー台湾どころか日本でももうやっているところないんだけど、やってるの見てみたい。
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 そのほか昔の台北駅前を再現した模型の展示もあるよ。


あとは古い金庫の展示コーナー

 あと金庫の展示コーナーがあった。
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 あ、うん。金庫だね。
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 何故展示しているのか謎だけど展示してある。


他にも色々あったでよ

 こんな感じで、結構勉強モードの展示なので見るのに時間がかかるかも。
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 古い建物をしっかり修復していることに感謝。
 他にもいくつかの建物があったり、防空壕の建物(!)があったりするので見てみると楽しいよ。
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 まぁ、定期監査というか定点観測の報告的な。


台北の有名店

 やっぱマンゴー食べたいよね。
 というわけで、台北にあるマンゴーかき氷屋としてはまず一番最初に出てくるであろうお店へGO!
 正直言って、今はそこまで行かなくてもいいかなって思うけど、もはや定期監査や定点観測に近い感じである。
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 毎年だいたい4月15日から10月末くらいまで営業している。

 当ブログでも何回も何回も紹介しているよ。

マンゴーかき氷とプリンも食べたい

 入店してカウンターで注文して支払いしてから席に着く。
 しばらくすると呼び出しベルがなるので、取りに行く。
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 今回は芒果雪花冰にプリンを追加してTWD195だったかな。いやはやもうどっひゃー価格。円安もあって値段は昔の倍以上って感じ。2014年でTWD100だったもんね。2014年から2016年でTWD100からTWD150に値上がりしたのに比べたら値上げ幅は抑制されているといえばそう。
 プリンは果たしてマンゴーかき氷に合うのかという疑問はあるけれど、プリンは食べたいしマンゴーも食べたいから仕方がない。ただ、ここで食べるのはプリンかき氷でもいいかもしれない(TWD70)。


帰り道ごま油も買う

 地下鉄の駅への帰り道はいつもごま油屋に寄る。
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 信成蔴油廠のごま油がね、いいんですよ。

 日本人だってわかると、割れないように親切にめっちゃ梱包してくれるよ。
 そんなに高くなくて、めっちゃ香りが良いごま油なのでオヌヌメ。
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久々の台湾1食目は悩んだけど、日本ではなかなか食べられないものにした。


空港からいきなりバスに乗る。でも、その感覚を忘れていた。

 というわけで、松山空港。
 一応、一旦MRTの駅に行って悠遊卡にチャージ。良かった使えそうだ。
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 空港とは違う出口からでて、バス停へ。
 ふふふふふ。通はね、いきなり路線バスに乗るのだよ(別にそんな決まりはありません)。
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 というわけで、いきなり路線バスに乗ったが体ごと吹っ飛ばされそうになる。
 あれ?台北のバスってかなりおとなしくなった方だと思っていたけれど……。
 まぁ、3年間もブランクがあるのでどうやら体が乗るときの感覚を忘れていたようだ。
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 ブイブイ言わせながら走り、行きたいお店の近くで下車。
 運ちゃん運転きをつけてーな。
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 幹線道路一つ分南の区画なので商店街をてくてく歩く。
 あぁ、台湾って感じだよねぇ。みんなそこそこマスクをしている。
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 途中に「伊勢丹の店」があったよ!


まずは復習から

 今回の旅はどちらかといえば復習から。
 1食目は日本ではなかなか食べられないものにしようと決めていた。
 というわけで、以前も行った牛もつスープの店に行くことにする。



あっさりとした漢方牛もつスープ

 お店に到着。
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 黄色い看板が目印。
 あれどうやって注文するんだっけなと思い出す。
 レジ横に置いてある注文用紙を1枚受け取り席で書くんだったね。
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 注文は牛雜湯(90TWD)と牛肉米粉(110TWD)。
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 牛雜湯が到着。
 ごめん、写真が全くおいしそうに見えない。たぶんお店の照明が悪いんだと思う(笑)。
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 牛の色々なところ(すね肉、腱、モツなどなど)が入っていて、バジルで味が調う感じ。あっさりしたスープでこれがうまいんだな!漢方スープらしいがそこまで漢方漢方しているわけではない。
 具はだめだけど、スープは1杯おかわり無料。
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 牛肉米粉は、ニンニクががっつりきいた味。
 これはこれでうまいんだけど、やはり牛もつスープのインパクトには負けるなぁ。
 いやー、大満足。
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 ついに、ついに、海外再開!なので順番吹っ飛ばして更新しちゃう。


3年3ヶ月ぶりの国際線

 ……長かったねぇ。
 界隈ではかなり遅めになったけど、ついに海外旅行再開!
 でも、国際線のチケット高い!4/1にスカイスキャナーで見ていたらチャイナエアラインのHND-TSAの往路朝で復路夜の日本在住者にとっては絶好の便が53,190円だった。まぁ、羽田松山だし5万円強は許容範囲。だって、この頃はLCCでも4万~5万円ぐらいしてたからね。
 というわけで、再開1発目はチャイナエアラインで。


混んでいると話題の羽田

 この頃は羽田空港国際線の保安検査場が混んでる混んでると話題だったので、びびってた。
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 なので、とにかく朝早く行こうと東海道線の始発電車から接続する2100形直通快特で羽田に到着。
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 ガラガラだった。
 まぁ、そうだよね。出発便のラッシュはもうちょっと後だもんね。JALもANAもチェックインカウンター開いていないからかガラガラだった。
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 第3ターミナルも久しぶりやなぁ。
 チェックインは機械に強制的に誘導されて、LCCみたいな感熱紙の搭乗券を持たされる。
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 新しいパスポートで出国!京急降りてから20分で出国!
 葛飾北斎の絵が入ったパスポートいいよね。


搭乗

 今回はチャイナエアラインなのでステータスないから、カードラウンジで一休みしてから搭乗ゲートへ。144番でそこそこ遠め。
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 なんかしらんあいだに140とか141とか増えている。
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 今回の飛行機はA330-300。15年ものでございました。ちょーっといい年齢だよね。
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 というわけで搭乗します!
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 エコの座席はこんな感じ。
 チャイナエアラインには今まで3回しか乗ったことないけど、5年前に乗った台北~香港と同じ座席だった。

 前回乗ったときも思ったけど、エンタメ画面がぼろい。
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 ホント今時こんなのある?って感じ。5年前も思っていたから、今じゃ相当古いよね。


離陸

 機内はそこまで混んでおらず。
 隣席も空席で良かった。
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 んじゃ行きますか。
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 なんか、離陸は国内線と同じハズなのに、なんか違う。
 やっと国を出るんだ!なんて思ってしまう。
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 「あーたまーを、くーもーのー、うーえにだーしー」なんて歌を思い出す。
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 セントレア!


機内食

 さて、機内食ですぞー!
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 たしか、「ポークごはん」か「チキンごはん」か選べたのでチキンご飯を選ぶ。
 「もしや鶏肉飯??」とか思ったけど違った。まぁ、羽田搭載だからそりゃないわな。
 相変わらず機内食ってパンを提供しなきゃいけないルールでもあるのかしら。この組み合わせでパンいる?って気持ちにいつもなるのだけど。


着陸

 いよいよ着陸へ。
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 うぉぉぉぉーーーーーー。車が右側走ってるよ!
 台湾の町並みやー。
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 うひょー、TAIPEI101やー。台湾に、台湾に来たんだー。
 などともう興奮な訳ですよ。
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 というわけで定刻に着陸。


入国もスイスイ

 というわけで着いたよ。
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 ニーハオ。
 入国はスイスイ。だって便数少ないからね。びっくりするくらい早く通り抜けられた。
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 いやー、松山空港だね。
 ついに戻ってきたね。
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 んー、台湾!
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