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カテゴリ:2019旅行の記録 > 2019_10回目_HKG/KHH/TPE

 さて、かえっぺよ。
 俺たちのJALでな。


台南からは普悠瑪で北上

 台南からは韋駄天走りの普悠瑪で北上。
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 さぁ、乗るよ。台北まで3時間5分。在来線の割には速い。
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 普悠瑪には何度も乗ってるけど太魯閣には乗ったことないのよねぇ。
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 新幹線乗るより安くて快適で時間も許容範囲。
 もうちょっと本数が多いといいんだけどなぁ。
 台東~高雄間(正確には
枋寮~知本間)の南廻線電化工事が完了することもあって、何年かかけて新型特急車(自強号用車両)が600両(12連×50本)が投入されるはず。現在の太魯閣より前に作られた特急型(自強号型)車両が電車ディーゼル合わせて600両ちょっとぐらいなので、ほぼ置き換えられるんじゃないだろうか。車両数が減ってもスピードアップすれば必要車両数は減るので、おそらく増発できるぐらい賄えるはず。
 とすれば、西部幹線の自強号はみんな台北~台南間3時間~3時間半ぐらいで結ばれるようになるのかな。何年かかるかわからないけど期待しちゃう。


というわけで台北松山空港

 さてさて、台北駅から地下鉄と新交通システムに乗り換え、松山空港へ。
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 他の都市から台北に来るときはあまりメリットを感じないけど、台北市内から行くときには劇的に近い、台北松山空港。台北市は廃止を要望しているけれど、国は新しく国内線ターミナルを建てようとしたり、色々とバチバチやりあってる空港。
 利用者からすれば、めっちゃ便利なんだけどね。
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 ……っていうか松山空港にt'way航空が来てるの!
 こんな空港にLCC飛んじゃダメだベ。LCCなんかに枠をやるなら羽田便を増やしておくれ!
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 さて、JALは日系同士ANAと同じ島がチェックインカウンターになっている。
 混雑もなくすいすいでチェックイン。まぁ、1時間半前に来ちゃったからそりゃ空いてるよね。
 時間があるので展望台に上ってみる。
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 復興パン屋さんがあった!復興航空は潰れたけど、機内食製造の復興空厨は健在。今は台湾セコム(中興保全)の子会社だったかな。サービスと値段はいい航空会社だったんだけどねぇ。色々あってなくなっちゃった。
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 ……え、JALがここにいるってことは、もしかしてバス搭乗なの?


搭乗

 さて、出国してー、ラウンジ。
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 共用ラウンジで全く面白くもないラウンジなので省略。
 場所がないからねぇ。仕方がないんだけど。
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 喫煙所からFAT(遠東航空・ファーイースタン航空)のボロ機材が見える。未だにMD82とかMD83で飛んでる。 この航空会社もいつまでもつかねぇ……なんて思ってたらなくなった。本来ならば737MAXで置き換える予定だったが、737MAX運航停止などで機材計画が狂い、そのまま会社が倒産しちゃった。南無南無…。
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 というわけで搭乗しまっす!
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 よかった。ボーディングブリッジにちゃんとついてた。
 きっとボーディングブリッジが足りないから、一旦違う場所に運ばれていたのね。
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 座席はシェルフラットNEO。傾斜があるフラット座席。
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 FATの機材を眺めながら出発。
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 そういえば初めて新しいセーフティービデオを経験。
 この後すぐ制服変わって修正されたからある意味レアなヤツ。
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 滑走路に入って、離陸~。
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 バイバイ台湾。


機内食

 さて、機内食。
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 まずはワインリスト。
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 ドリンクリスト。
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 お食事メニュー。
 なんか魚が食べたくなったので、和食にする。
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 ワンプレートどん!って感じの機内食。
 まぁ、それほど時間が長いわけでもないので、ちんたらされるよりワンプレートで出された方がいいかもしれない。味はまぁまぁ。エコノミークラスの食事は台北松山搭載(それこそ復興空厨)だけど、ビジネスクラスはどこで搭載したヤツなんだろ。羽田なのかしら。
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 ハーゲンダッツとコーヒー飲んで就寝。


到着

 あっというまに羽田へ。
 やっぱり近いねー。
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 着陸しましたよっと。
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 相変わらずの手荷物受取待ち。
 マジで羽田は受け取るのに時間がかかるのなんでなんだ?
 実は成田と同じ時間ぐらいの時間だけど、空港が小さい分移動時間が少なくて待ちが多くなるだけか?
 それでも時間かかりすぎだと思うの。
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 個室浴場で入浴、入浴~。


山の上のバス停から下って源泉見学

 先ほどのバスでなんとなく終点まで来たけれど、温泉街はちょっと手前。「寶泉橋」が温泉街入口で、温泉街中心部が「好漢坡」、坂をぐんぐん登って折返し場があるのが関子嶺バス停。もちろん半数ぐらいのバスはそのまま先に向かうので注意。地図を見る限り、さらに先の方にはリゾートっぽい温泉宿があるようだ。
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 というわけで、こんな高いところから少しずつ下っていくことにする。
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 めちゃくちゃくねくねした道路沿いに温泉宿が建ってる。
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 道路脇に立派な階段が設置されているので、そこを降りる。
 降りて周辺を見ると源泉があった。
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 おおー。
 ホントに泥湯や!
 しかもじゃばじゃば湧いてる。
 うひょー!これは温泉に期待できるぜ!


関子嶺大旅社で日帰り入浴

 さらに下ることしばし関子嶺大旅社に到着。
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 結構古い建物で、中に入るのに勇気が必要だと思うけど突撃する。
 おっちゃんが受付にいたので、入浴の意思を示す。まぁ、当たり前だけど日本語も英語も通じないよー。
 200元払って、受付のおっちゃんが浴室まで案内してくれた。
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 何度も増築が繰り返された建物の中を歩いて、個室浴場へ。
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 唐突な浴場。
 まずは蛇口をひねって温泉を入れる。
 脱衣所はないし、足拭きマットとかもないのでつらいぜ!
 ここで靴から何から脱ぐのに一苦労。
 ほどよく温泉がたまったら入浴!
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 マジ泥湯。そして油臭い。
 よくよく考えたら泥湯人生初入浴な気がする。
 湯温は熱めなので、そのままは入れず少し水で薄めることになる。
 ……が薄めても透明度がほとんどないままなので、結構濃い温泉だ。
 底にたまった泥を体に塗りたくってパックなんぞをしているとお肌はツルツルになる。
 温泉出て服を着たら、汗がとまらない。めちゃくちゃ体が火照ってる(イヤらしい意味ではない)。やべぇ、風呂上がりにこんなに体が火照る温泉久しぶりだ!
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 ちなみに泉質はこんな感じなんだって。


館内はレトロ

 建物が古いと書いたけど、それもそのはずこの旅館の建物は1905年築。1905年って明治時代や。
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 とはいえ、増築やら何やらされているので、それほど昔の面影はないのだけど。
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 ……って思ってたら石灯籠があったりする。
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 鯉がいる池もあるでよ。
 増築が繰り返された結果、構造が複雑なので泊まったら自分の部屋がわからなくなりそうだ。
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 建物を出て横の道を入ると、もう一つの入口があった。
 こちらは現在使われていないけれど、元々の入口はこっちだったらしい。


もう一つの源泉見学

 関子嶺温泉は源泉が2本あって(いや、もっとある気がするんだけど)、もう1本は温泉街の入口にある寶泉橋を渡ったところにある。バスまでまだもうちょっと時間があるので、行ってみる。
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 こちらが
寶泉橋。
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 橋を渡るとちょっとした公園になっていた。
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 そして温泉が流れているのが見える。
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 さっきの源泉ほどじゃばじゃば湧出してはないかな。
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 とはいえ、濃厚そうな温泉が流れていってる。
 これって分配された後、観光的に流してるものなのかな。いくらなんでも温泉としては少なすぎる気が……。


この温泉はめちゃくちゃ効く

 台湾では北投と知本の温泉には入ったことあったけど、それとは湯上がり感が全く違う温泉。個室浴場なので全裸で入れるし、まぁ建物はボロいけど、確実に効果がある温泉だったよ。
 今度は宿泊してみたいかなぁ。一回泊まって、ゆっくりと何回か風呂に入っていたい。基本的に台湾の温泉のこういうところは部屋の風呂が温泉になっていて、何回もすぐ入れるし。
 帰りのバスも本数が少ないので、ギリギリ逃したってことがないように気をつけよう。
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 日本統治時代に台湾四大温泉とよばれたうちの一つ、関子嶺温泉。
 世界でも有数の泥湯温泉に行ってみる。


関子嶺温泉は台南市

 日本統治時代、台湾四大温泉というのが言われており、草山温泉(陽明山温泉)・北投温泉・関子嶺温泉・四重渓温泉がそれにあたる。それぞれ特徴的な温泉だが中でも関子嶺温泉は、日本の霧島温泉、イタリアのヴルカーノ島とならんで世界三大泥温泉と言われてるらしい(誰が言ってるのかは知らん)。
 というわけで、関子嶺温泉は台南市にあるので行ってみた。
 同じ台南市とはいえ、台南市は巨大なのでかなり遠かったよ。


まずは台鐵で出発

 さて、ホテル目の前の台南駅から台鐵で出発。
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 このなぜか懐かしい感じがする駅も、いつなくなるんだろう。
 現在地下化工事中のはず。
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 莒光号562車次台北経由花蓮行。すげー長い距離走るなぁ。
 九州に例えると川内から博多経由大分ぐらいまで走るイメージ。
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 台湾ではまだまだ現役の客車列車。さすがに莒光号は手動ドアはなくなったんだっけ?
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 車内はそれほど混んでおらず快適。
 莒光号は日本で言えば急行列車にあたる……が日本に急行列車がほとんどないのでもうイメージわかないかな。
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 30分ほど乗って、新營駅に到着。
 ここも味があるいい駅だ。


白河行きのバスに乗り換え

 次は駅前の新營客運バスターミナルから白河行きのバスに乗る。
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 駅前広場に面しているのですぐわかると思う。
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 台湾のちょっと田舎のバスターミナルって南国のゆったりした空気が流れてる。ドアもなく冷房もない待合室だけど、なぜかちょっと涼しい。イスに野良猫が寝てたりして、あのバスターミナルの時間の流れ方が好き。
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 マイクロバスに使うバスの行き先表示と同じものがバスターミナルの発車案内として設置されている。
 別のモニターにはあと何分で着くとかでてるし、スマホでも調べられるよ。
 ここから乗るのは黄幹線の白河行き。バスはおおよそ1時間に2-3本ぐらい出てる。
 新營~白河~関子嶺の乗継時刻表は↓のページの下の方を見てね。
 
 来たのは普通のサイズのバスだった。
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 白河までバスで20分。それほど遠くない。
 運賃はICカードを使えば19元。クソ安い。これは台南市が一定の距離までバス運賃無料政策をやってるため。なので、現金で乗ると補助金が出なくて運賃は45元になる。


関子嶺行きのバスに乗り換え

 白河もバスターミナルがあるが、ちょっと新しい。
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 でも、バスの行き先表示を転用した発車案内はここにもあった。
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 今度乗るバスは黄12か黄13系統。
 一応、嘉義から来る7214系統バスに乗っても関子嶺には行けるけど、バス停の場所が違うので乗継が不便。あと、7214系統は台南市バス運賃無料対象外なので、ちょっと高い。まぁ、どちらも合わせて1時間に1本程度走ってるので、時間と相談で。


いよいよ関子嶺へ

 白河からはバスでやはり20分程度。
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 新榮客運(バス)のルールが窓に貼ってあった。
 書いてあることは当然のことばかりなんだけど、注目は左下。
 「降りる時は運転手に謝謝と言おう」
 そうだよ。その気持ちと表すことが大切だよ。そしてみんな降りるときに「謝謝」と言っていた。私も言った。
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 山間の温泉地にやってきた!
 思えば遠くまできたもんだ。
 温泉街には終点の一つか二つ前の寶泉橋か好漢坡で降りるのがいいかな。
 私は終点まで行って散歩がてら下り坂をとことこ歩いたけど。
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関子嶺のバス停。なんか時刻表が張り紙ばかりで信用していいのかどうか不安になるような感じだった。
 まぁ、たぶん合ってると思うんだけどね。
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 台湾でカレー。
 もう行くところまで行ってしまった感がある。


台南カレー

 いや、台南カレーというジャンルはないんだけど(たぶん)。
 所謂日本式カレーが現地化したカレーの店が台南にはある。いや、他の都市にもあるか。
 というわけで無性にカレーが食べたいモードの私はカレーの店に行ってみた。
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 というわけでやってきたのはこちらの「老騎士咖哩飯専門店」。
 場所は赤崁樓のすぐそば。シャングリラからだと77系統バスで行けるよ。
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 メニューは当たり前だけどカレーだ。
 右から、シーフードカレー、ビーフカレー、チキンカレー、ポークカレー……。
 花椰って何だ?調べたらカリフラワーとのこと。カリフラワーカレーか。
 気になるが、そこまで冒険する必要もないのでポークカレーにした。


ご飯・スープ・小菜・飲み物が食べ飲み放題

 しばし待つとカレーが到着。
 時間はかからない。当たり前だよね、かけるだけだから。
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 ご飯は少なめ。でも、それに負けてはいけない。ここはご飯のおかわりが自由だ。
 周りを見ているととりあえずご飯が来たら、ご飯を足しに行く人が多かったのでそれにならう。
 まぁ、カレーで汚れた更にご飯盛るよりかは衛生的ってことなのかめんどくさいのか。
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 その他にスープも小菜も飲み物も食べ飲み放題じゃ。
 高校生とかにはたまらんのじゃなかろうか。実際、客に学生が多かった。
 カレーの味はすごい抜群にうまいわけではない……と思う。あまり辛くもないので優しい味。
 とはいえ、なんだろう、懐かしいカレーなんだよね。家で作ったようなカレー。昭和のカレーとでも言おうか。我々が失ってしまったカレーがそこにはある的な感じ。たまにあるよね。すごいうまいわけじゃないんだけど、たまに食べたくなる味。まさにそれって感じだった。
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 なんか暗い気分になる香港を抜け出して台湾に行くっぺよ。
 席だけビジネスならず。


バスで空港へ

 おっはー。
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 泊まり慣れたホテルジェンをチェックアウトしてバス停までとことこ歩く。
 バス停までちょっと遠いんだよね。いや、近いところにバス停あるけどそちらはA10しか停まらないけど、759阿信屋の前まで行けばA10とA12の両方使えるからそっちまで歩く。
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 どちらも遠くからやってくるから、発車時間が読めないのが難点。
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 2階最前列ゲット。


チェックイン

 さて、空港。
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 入るのにパスポートと予約を確認される。
 予約はアプリの画面でOK。
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 予約なしで来ちゃった人は追い返されるんだけど、本来ターミナルの中を歩かないと帰りの交通機関に乗ることができないので、T1-T2-バスターミナルの無料シャトルバスに乗って移動することになる。
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 エメラルドなのでここでチェックイン。
 気づいたらドラゴンもキャセイと同じカウンターで手続に変わった。
 地上はキャセイで統一されたのかな。


ラウンジ

 さてさて、ラウンジ。
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 ゲートは33なので、ピアFに行くことにした。
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 今日のメニュー。
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 とりあえず午前中からシャンパン飲むっぺ。
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 とりあえず中華朝ご飯セット。
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 ハンバーガーも食べちゃう。


搭乗

 さて、搭乗。
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 33番ゲートより。喫煙所が近くていいね。
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 KAおなじみのA330。
 ゲートではピンポンせず、普通にエコ席へ。
 高雄便名物の上級会員席だけビジネスにもならず。
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 はいはい。いつものおなじみの座席ですよー。
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 ちなみにこの写真搭乗終了後のもの。
 ホントに後ろの方誰もいなかった。マジかよ。ガラガラ。前側もそこまでみっちり座ってない。
 搭乗率どれくらいなんだ。香港のデモの影響半端ねーな。
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 というわけで、ひょいっと離陸。


機内食

 さて、ドラゴン機内食。
 キャセイより子会社の方が機内食が充実してるというね。
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 今回は、あんかけ炒飯。後からとってつけたかのようにエビが載ったもの。
 まぁ、短距離なのでこれで充分。だって、飛行時間は1時間とちょっとだし。


着陸

 あっという間に高雄上空。
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 相変わらず、港は大盛況。
 さすが世界有数の港だよね。
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 着陸~。
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 轉機(転機)と過境、TransferとTransit、何が違うんだろうか。
 同じ飛行機の経由便か乗継かってことなのかな?


高雄を素通りして台南へ

 この間もいったんだけど台南が好きだ。なので、また台南行っちゃう。
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 駅前に出るまでが駅前広場工事中で遠くなった。
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 どれくらい遠いかというと路線バスに乗るためのバスがあるくらい。
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 おおー。
 高雄駅前は完成するとこんな感じになるのか。
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 さて、画像はないけど台鐵アプリを使って初めてQRコードで乗ってみる。
 自動改札機の反応はちょっと遅い。うーん。新幹線とかだったら許容レベルかなぁ。たぶん大変混雑した改札口だと詰まるからJRの都市圏在来線に導入するには難しいかもね。
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 というわけで、爆速普悠瑪に乗って台南に到着。
 なんか台湾についてホッとした。香港はなんだかんだいって街の空気がぴりついていた気がする。
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 島シャンに置いてきた荷物を回収しに行く。


香港大学駅を出発

 テレビのニュースやYouTuber Liveを見ていると、どうやらデモ隊は金鐘あたりから銅鑼灣の方へ動いている模様。今やっているのは、主に銅鑼灣の駅周辺がやられているようだ。
 チャーンス!
 今のうちに荷物を取りに行くしかない。
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 というわけで香港大学駅へ。
 何回見てもこの張り紙すげーな。
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 MTRの港島線は金鐘、灣仔、銅鑼灣は停車しない模様。あれだけ壊されていたから無理だろう。
 とりあえず、中環から歩いて目指すことにしよう。


中環から金鐘へ

 中環の一番端の出口から出る。
 遮打花園(チャーターガーデン)の脇の出口が一番近いようだ。
 このあたりはまだ特に何もやられていないようだけど、金鐘道に入ると様子は変わる。
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 歩道のガードレールがことごとく破壊されている。
 これはバリケード作りに転用されているようだ。
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 ここのガードレールは全て取り外されていた。
 歩道のブロックも一部剥がされている。これはおそらく投石の材料になったのだろう。
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 ここも剥がされている。
 彼らは、自分を防護するもの以外は材料を現地調達でバリケードを作ったり、破壊工作をする。


金鐘駅

 金鐘駅に着いた。
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 MTRが標的なので駅の入口がやられている。
 シャッターの前でスゴいことに。ここはまだマシかもしれない。
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 謎の怪文書。
 MTRだけじゃなくてキャセイもでてくる。なんて書いてあるかおしえてー。
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 階段があるのが見えるけど、本来この隙間にはガラスがはまっていたところ。ガラスは粉々に割られた。
  「太子831」とは8月31日に太子駅で発生した地下鉄車両にまで警察が追いかけて催涙スプレーをかけたり、警棒で無抵抗な参加者を殴打した件だと思われる。「全党家」の党だけ赤いスプレーで書いているあたり、芸が細かい。おそらく中国共産党のことを示しているのだろう。
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 ショッピングモール的な所にある出入り口。
 ここはバス停が運ばれてきていた。
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 ガラスは割られ、破片が散乱している。
 これ、明日の始発どうするんだろう……。
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 一方、その横のマクドナルドは無傷。
 営業しているかどうかはわからないけど。
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 監視カメラも破壊の対象。
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 こちらの出入り口は水がまかれたりしているな。
 もちろん駅名標のガラスは破壊されている。


再びシャングリラへ向け歩く

 ここまで、デモに関係していると思われる人々は一切いなかった。
 その間も銅鑼灣では現在進行形で破壊活動が行われていたはずだ。
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 フィリピンメイドの会合所跡地。
 段ボール片付ける暇もなく逃げたのか。っていうかあの人達、どこから段ボール調達してるんだろう。いつもそのまま放置していくのかな。
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 一本海沿いの道。
 あれだけたくさんいた人たちは、もういない。
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 ここは結構広範囲にブロックが剥がされていた。
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 夕方、あれだけたくさんの人々がデモ行進していたところは今は誰もいない。
 車もほとんど走らない。
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 パシフィックプレイスも閉店したままだった。


帰りは香港公園経由で

 無事に荷物を回収。
 ベルボーイが「プロテスタントが暴れたから大変だったっしょ?」なんて聞かれる。そして、「タクシー呼ぶ?」って聞かれたので「歩くよ」って言ったら驚かれた。そりゃそうだ。
 パシフィックプレイスを回り込むと遠回りだし、帰りは香港公園の中を歩いて行くことにする。金鐘駅前が危険な状況だったら、ここを歩いて行こうと思っていた道。公園から出ると中国銀行ビルの所に出る。
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 中環に近いこのあたりは破壊はされていないものの、いたずら書きが多数。
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 右目が潰されているのは警察のビーンバッグ弾が直撃し、右目を失明したデモ隊参加者(外国人報道記者?)がいたからである。それを忘れないぞというメッセージ。広告などでも人の顔の右目を潰すという行為が横行している。


トラムは上環で折返し

 中環からは港島線に乗って上環へ。
 トラムはどうやら上環折返しで動いているらしい。
 堅尼地城からの上環折返しってあまりないから(ラッシュ時とかにはあるみたいだけど)、見に行くことにした。
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 おおー、この交差点をこっち向きに曲がるトラムは初めて見たぜ。
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 屈地街でも上環行き(行先幕が青い)を見られた!
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 香港で猛威を振るうデモ。
 とりあえず歴史的瞬間をこの目に焼き付けるべく行ってみた(行っちゃダメ)。


13時から英国総領事館前で

 レイトチェックアウトなので、チェックアウト時間までまったりする。
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 コーヒーなんぞを飲みながら一息。
 ……って思ったら何やら下の方が騒がしい。
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 なんだなんだ?人が集まっているぞ。
 Googleマップを見ると、どうやらここは駐香港英国総領事館らしい。
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 現場を見るとユニオンジャックを持った人々が押し寄せている。
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 シャングリラ前には報道陣がずらりと並んでいた。
 どうやらここが先頭で両側に人々が並んでいる。
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 これわかる?
 車道に一切出ないで、ものすごい人々がいるの。
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 この後総領事がなんか出てきてしゃべったみたい。
 とはいえ、英国に責任を求めるのもなぁ……。
 みんな統率が取れた行動で、合図が出たら移動するし、気づいたらさーっと人がいなくなってた。


夕方のデモ

 午後のデモは銅鑼灣(コーズウェイベイ)から中環(セントラル)を目指す大規模なもの。警察のデモの許可が下りなかったにもかかわらず、強行開催するようだ。
 15時にチェックアウトして荷物を預ける。
 しばらくすると、集団がやってきた。
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 多くの車は事前に察知して通るのを避けていたようだが、何台かは入ってきてしまい、デモ隊に囲まれてた。
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 みんな傘をさしている。顔を写されるのを防ぐためなのかな。マスクしている人も多し。
 ただ、最初の方はなんか観光客っぽい人やら、特に顔を隠していない人やらがいて、平和的な雰囲気。
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 だんだん人の密度が濃くなってきた。
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 それと共にガチっぽい人が増えてくる。
 次から次へ人が来る。
 いったいどこから人が来ているのか。何万人が参加しているのか。
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 アメリカ国旗や中華民国旗を掲げる人も。
 中華民国旗はまた複雑な感情がうごめいているので、あんまり出さない方がいんじゃないだろうか。
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 絵がかっちょええな。
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 さて、最初の人々が通過してからもう1時間以上経過。
 それでもこれだけの人々がやってくる。銅鑼灣にこんなに人が集まれるようなところあったっけ?
 どうやってスタートしたんだかが気になる。そしてそれでも途切れる気配がない。
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 路上に書き出す人々が現れ始めた。
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 ついに日本国旗を持った人々も登場。
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 パシフィックプレイスは巻き込まれてはかなわないので臨時閉店。
 あ、俺どうやってシャングリラに戻ればいいんだ?


デモはさらに続く

 そんな中さらにデモは続く。
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 ところどころガチっぽい服装の人が増えてきた。
 ヘルメットしてたり、ガスマスクしてる人たち。
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 一本海沿いの道に行くとさらにガチっぽい人々が集結して道路を封鎖してた。
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 明らかにこっち側は雰囲気が違う。
 ちなみにこの後写真左側の金鐘駅周辺で歩道のブロックを剥がして投石用の石を作る作業が行われ始める。結構若い子供達みたいなのがバケツリレー方式で石を運んでたりする。
 そんな状況なのにちょっと離れたところではフィリピン人メイドが段ボールしいて、会合していたりするのがシュール。
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 警察の姿が見えないのでどこからかわかんないんだけど、催涙弾が打ち込まれた。
 さすがにヤバいなと思って、ホテルに戻ろうとしたら金鐘駅では絶賛破壊活動中。もちろん駅は閉鎖。
 どうしたもんかと公園を歩いていると、あまり目立たないドアが開いていて、警察(機動隊相当)ががっつり待機しているのが見えてしまった。あぁ、これはヤバい。
 逃げた。走って逃げた。とりあえず灣仔に行けばどうにかどうにかなるかと思って走る。


脱出成功

 無事に灣仔へ。下手に逮捕されずよかった。
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 この先の道路で警察とデモ隊がやり合っててバスが走れないので、バス会社の人が出てきてバスがUターンしてた。おそらく、乗客が降りた後もずっと待機していたんだろうと思われる。
 そのまま、灣仔駅からMTRに乗車。
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 この時点では金鐘駅が封鎖されて通過扱いになっていたけど、乗車して香港大学駅に着く頃には灣仔駅も封鎖されたようだ。
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 香港大学駅前もスゴいことになっていた。
 とりあえずスーツケースは島シャンに置いてきたけど、パスポートとクレジットカードはあるので、今宵の宿のホテルジェンにチェックイン。ホテルの人、手ぶらで来た謎の日本人に驚いてた。
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 ついに香港シャングリラ制覇。


今宵のホテルチョイス!

 香港は空前のホテル値下げの真っ最中!(当時)
 やはりデモが効いているようだ。
 香港デモについてはいろいろ意見があると思う。
 彼らがどのように選択するのかは彼らの自由であり、日本人である私には「こうなって欲しい」というのはあっても、それに口を出すのは違うって気がする。香港独立派も中国統一派も様々な光と闇があるわけで、一概には言えないよね。
 というわけで、今回は普段は泊まれないホテル「アイランドシャングリラ」に突撃!
 一泊2万円台!これはこのホテルにしちゃ安いぜ!


でも貧乏人だからバスで移動

 というわけで、ガラガラのフライトで着いた香港空港。
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 空港も人がいない。いや、いるんだけど、こんなに空いてる香港空港ってはじめてな気がする。
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 機場快線の入口の数も制限中。なんかめんどくさいことになってる。
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 というわけで、背を伸ばしてアイランドシャングリラに泊まってみるものの、タクシーで乗り付けるとかせず、普通にバスで行くよ。
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 バスターミナルから逆に空港ターミナルに行く人は、パスポートとかeチケットなど確認できないとは入ることはできない模様。これ、やっぱりバスやめるってなったとき戻れるんだろうか。謎。
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 金鐘駅到着。
 早速洗礼を受ける。
 街の姿が異様だ。MTRは敵視されているのでめちゃくちゃにされている。


駅から行くとわかりにくい

 パシフィックプレイスの中を通り抜けていくのが早道。
 地下鉄駅からはパシフィックプレイスの東側に通じているので、一旦上の階に行って、西側に移動してエレベーターに乗るしかない。まぁ、あんまり地下鉄で乗り付ける人がいないのか、案内は少なめ。
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 というわけで入口までやってきたよ。
 ロビーの写真撮り忘れたのが悔やまれるが、九龍シャングリラとは違う雰囲気だなぁというのが感想。
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 もちろん、本来の車寄せがある入口には看板がどーんと立っている。
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 いよいよ、シャングリラの総本山を経験してみよう。

お部屋へ

 さて、部屋に行くぜ!
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 例によって最安レートで取ってたけど、ちょっとアップしたっぽい。
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 どーん。
 部屋が広いぜ!
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 デスク周りもゆったり。
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 景色はコンラッドビューだった。
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 夜になるとこんな感じね。
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 一応、端の部屋だったので海も山も見える感じ。
 ついでに夜になるとコンラッドの部屋の中も見える(=こっちも見られる)。
 夜になったらカーテン閉めましょうね。
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 最近流行りのコーヒー飲めるヤツもあるね。
 ウェルカムアメニティーは設置済み。
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 ビールは冷蔵庫に入れておいてくれたよ。
 でも、コーラと炭酸水は入れておいてくれないよ。
 炭酸水はペリエじゃなかった。まぁ、いいけど。
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 そして喫煙OK!
 チェックインの時にSmoking Roomでいいかー?って聞かれて聞き返しちゃったぜ。
 香港って法律で喫煙ルーム禁止だと思ってたら違ったのね。いつも泊まるホテルがみんな禁煙だったので驚いた。
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 部屋についてちょっとすると、おしぼりとお茶が届く。
 ほっと一息。


水回りチェック

 さて、水回り関係。
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 今回のお部屋はバスルーム付。
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 アメニティはロクシタン。
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 ダブルシンク装備だね。
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 そしてビデ付トイレ。
 つーかバスルーム(香港にしちゃ)広いぜ。


吹き抜けにテンション上がる

 アイランドシャングリラの客室階にはずどーんと吹き抜けがあるのね。
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 これがなんかテンション上がるんだわ。
 この山水画がどーん!っていう迫力が良い。
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 ちなみに底は庭みたいになってる。


朝食

 朝食、朝食、JADEは無料!
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 お粥コーナーありーの。
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 麺コーナーありーの。
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 エッグスタンドありーの。
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 生搾りオレンジジュースありーの。
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 スイーツありーの。
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 エッグタルトありーの。
 うんざりするほどの物量作戦!
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 牛乳類も充実。
 食べたいものたくさん。
 いやはや、2泊ぐらいしてみたいね。


やっぱすげーわ島シャン

 やっぱすごいね、島シャン。
 他のシャングリラと一線を画すというか。
 また、泊まってみたい。香港行けるようになったら、コロナで旅行自粛分を使ってどぱーっと泊まってみるか。
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 九龍のシャングリラもそうなんだけどエレベーターの床で曜日がわかるの好き。
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 夏休み!
 今年はまとめて夏休み取れなかったから、ベタなところに行くよ。


2年ぶりの成田T2出発

 ワンワールドステータスホルダーあるまじきことだけど、成田のT2から出発するのは2017年9月以来。
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 うそー!そんな経っちゃった?
 自分で自分にビックリなんだけど。
 T2到着はあれど、T2出発はなくて、この間T1出発が多かった。
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 ファストトラックを通って手荷物検査。
 手荷物検査の位置も変わったね。


2年ぶりのJALのFラウンジ

 そんなこんなで2年ぶりに成田のJALファーストクラスラウンジに入る。
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 いつの間にか改装されていて、この時は上の階だけオープンしてた。
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 というわけで、上の階へ。
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 入りまーす。
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 なんか全体的に明るくなったね。
 そして、鮨職人の愛想が良くなってた。
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 この時のメニューはこちら。
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 まぁまぁ。まぁ、中トロだし。一応。
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 ワインはこんな感じのが冷えておりました。
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 自分で取る食べ物はかなり縮小。
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 とりあえずヌードルコーナーで和朝食を発注。
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 うーん。
 うーん、うーん。
 なんだろうね。なんか器が安っぽいというかなんというか(高いのかもしれないけど、銀色感がアレ)。
 量としてはこちらの方が多いんだけど、CXの羽田のラウンジの和朝食の方が食べた満足度は高い気がする。
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 色々プレートコーナーでデザートのフレンチトースト発注。
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 卵液が中心までしみこんでいないのと、あっちっち状態じゃないのでバターが溶けない件。
 食べ物に関して言えば羽田のCXラウンジが圧勝。
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 比較的落ち着けそうなコーナーに移動して一息。
 改装中だったので、喰わせラウンジコーナー比率が高すぎて、全く落ち着けなかった。


搭乗

 さて、搭乗ゲートへ。
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 なにやら工事中感が半端ない74番ゲートから。
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 機体が見えてきた。
 やっぱり777はデカいな。
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 ゲートに着いたらファイナルコール。
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 おせわになりまーす。
 今日の機体は元エミレーツ出身でキャセイに流れてきた機体。


離陸

 さてさて。
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 イスはこちら。
 なんかペラペラ感が否めないこのイス。
 あれ?成田線でも枕がデフォになったんだっけ?
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 なんか狭いんだよね、このイス。
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 OWエメラルドの私にもエビアンの支給があった。
 まぁ、空いてるから俺にも回ってきたのかな。
 けっこうな空きっぷりで、搭乗率は3割ぐらいかなぁ。
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 離陸~。
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 エンジンにカバーつけたバニラさんがいた!
 まさかこの後ANAとして飛ぶとは思わなかったよねぇ。
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 NEX同士が行き違いしているのが見えたぜ!


機内食

 さて、とりあえずエンタメいじる。
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 すごい!日本語がないクレヨンしんちゃん!
 クレヨンしんちゃんってこんな映画だったっけ?
 さてさて、配給。
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 相変わらずの炭水化物攻勢ではあるけれど、そばがなくなった。
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 やきそばというかそんな感じなものだからそうなったのかな。
 以前に比べて量が減ったよねぇ。
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 このキャセイのシートは上のドリンク&小物置き場がテーブルとは別に出てくるので便利。
 まぁ食べましたよっと。


着陸~

 食事の後はエコフラットして寝てたら、そろそろ着陸の時間。
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 お乗り継ぎチェーック!
 香港経由で北米に行く人いるのね。
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 特に変なところに行く人はいなかった。
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 いやー久しぶりのこの風景。
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 着陸してスポットイン。
 なんかいいね。キャセイって。
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