FLY! FLY HIGH!!










飛行機と食事とホテルとたまに観光地を淡々とアップするブログにおこしいただきありがとうございます。
当ブログの写真・文章の転載はご遠慮ください(法的に認められた引用を除く)。

カテゴリ:東北 > 東北_船・鉄道・軌道・バス等

 ちょっくら関西行ってくるわ!
 エクストリームなルートで!


大宮からだと新幹線が安くなる

 というわけで今回の関西旅行は「週末パス」を買って出発。
 関東甲信越南東北が範囲の週末パスをなんで使うのかって?
 それは今回のシリーズ読んでいけばわかるよ。
DSC03722
 大宮からは新幹線。
 上野東京ラインの開通で大宮から新幹線を使うことが多くなった。大宮じゃなくても上野から新幹線を使う。ほとんど時間が変わらないのに東京発着より特急券が210円安い。そして、大宮だと距離の関係でさらに安くなる区間があるので、そこを使うときは大宮一択!

 ・大宮発着だと特急券が安い区間
  北海道新幹線:全駅
  秋田新幹線:全駅
  東北新幹線:小山・宇都宮・白石蔵王・くりこま高原・盛岡・新青森
  上越新幹線:熊谷・高崎・浦佐
  北陸新幹線:安中榛名・長野・糸魚川・新高岡

 特に郡山・浦佐・長野は1,000円以上安くなる。東海道・横須賀沿線だとグリーン料金が捻出できちゃったりするので、覚えておいて損はないはず。



こまち型車両でGO!

 つーわけで、やってきたやまびこはこまち車両付。
DSC03724
 こまち車両はほぼ増結車みたいな運用があるよね。
 では出発~。
DSC03728
 普通車だと4列席だからなんかお得な気分になるこまち車両(本当に席の横幅が広いかは知らない)。
 目指すは郡山!関西行くのになぜ郡山かは秘密だ!


郡山には旧こまち車両がいた

 さて、あっというまに郡山到着。
DSC03729
 今はひたすら増結車運用に就いている、一世代前のこまち車両。
 こいつもコロナ減便で運用離脱したんだっけ?
DSC03735
 こうやってみると鼻の角度が全然違う。
DSC03739
 やっぱりはやぶさ君の鼻は長いなぁ。


快速あいづを見る

 そういえば、車両が変わった快速あいづを見に行こう。
DSC03742
 確か、半室指定席ができたんだよね。
DSC03741
 これでもかってぐらいアピールする指定席。
 釜石線の快速はまゆりもそうだけど、特急とか運転する時代でもないけど、指定席需要はあるのでこれでその需要にこたえるっていうのは一つの答えかなって思う。
 そういう意味では常磐線のいわき~仙台間とか、奥羽本線弘前~青森間とかこういった方式で快速指定席を運転できないかなって思うよね。


さーて、次回は?

 外に出る。
DSC03749
 これを見るたびに福島県に来たんだと思う。
 もうさー、完全に安全なんだから関係ない場所はなくしていいんじゃないの?って思う。
DSC03743
 さて、郡山駅でこれからどーする?
 ヒントはこれ!
DSC03744
mixiチェック

 岩手からの帰りは、グランクラスだ!


2年間の岩手生活終了!ご褒美はグランクラス!

 岩手生活も2年間。ついに、本社に戻るときが来たよ。
 岩手にいたことで色々と体験できたこと、楽しんだこと、生活することで見えてきたこと、たくさんあったよ。特にイオンが生命線だってことがわかったね。震災についても色々と学ぶことができた。
 そんな楽しい生活もいよいよ終わり。
 また、満員電車に揺られて通勤する日々が来る。
DSC03846
 というわけで、自分へのご褒美にグランクラスで帰るっちゃ!
DSC03847
 なんか最近地方駅で流行っている「旅立ちの言葉」。北上駅にもあったね。
 北上駅は東口は子会社委託なので駅長ではなく、業務長なんだーなんてマニア視線で見る。
DSC03849
 いよいよこれで岩手生活終わりなんだー、なんて思う。
DSC03851
 そして、扉が開いた。

 今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る…
 今、万感の思いを込めて汽車が行く…
 一つの旅は終わり、
 また新しい旅立ちが始まる。
 さらば、のん…
 さらば岩手で暮らした日々よ!

 ……ごめん。
 別に汽笛は鳴らなくて、鳴ったのは発車メロディーだった。
 ちなみに「のん」さんは、岩手ではJAと岩手銀行のCMに出ているので、テレビでよく見る。


グランクラスの座席をチェック

 まぁ、そんな色々な思いをちーっとばかし考えたりして、涙がちょちょぎれたりしたけど、そんなことはどうでも良くて、座席チェック。
DSC03853
 イメージ的にはJALの古い方のファーストクラスの座席に似てるかな。
 色が同じ系統だからそう思うのかもしれないけれど。
DSC03854
 こちらは2人掛けの席。
DSC03856
 座席の各部位は調整可能。
 座り心地としては、いいと思うよ!


機内食……じゃなかった、車内食

 さて、座席にはメニューが刺さってた。
DSC03865
 というわけで、メニューを開く。
DSC03857
 ごあいさつから。
DSC03859
 中身のメニュー。
 現在はグランクラスのメニュー刷新が行われているので、現在とはサービスがちょっと違う。
 和軽食か洋軽食からチョイス。まぁ、洋軽食はサンドイッチ。
DSC03861
 和軽食を頼んでみた。
 ドリンクは「スパークリングアルコール」という謎のカテゴリーの酒を頼んだら、青森のりんごシードルが登場。
 単なるスパークリングワインよりも、なんか東北っぽくていいね。
DSC03862
 お弁当をオープン。
DSC03863
 まぁ、あれだ。
 駅弁だ。
 なんつーか、これだったらお好きな駅弁1個プレゼントの方がいい気がしなくもない。
 八戸の小唄寿司とか食べたい。
DSC03864
 なんだろう。
 ANAのプレミアムクラス感が半端ねぇ。
 あっちも地方路線だと駅弁みたいなのが出てくるから、なおさらその感じが増幅されてる。
 (ちなみに仙台空港発はウェルネス伯養軒が作ってる)


お菓子ももらう

 さて、食後。
DSC03866
 ……その前にビールを一杯。
DSC03869
 おつまみもくれたよ。
DSC03873
 〆は紅茶とりんごのパウンドケーキ。
 パウンドケーキは結構おいしかった。


グランクラスねぇ……

 というわけで初めてのグランクラス。
 たぶん最後のグランクラス。
 乗ってみたけど、やっぱり飛行機と違って何回も客の出入りがあるので、サービスの仕方が難しいかなって思った。あと、各乗客の行先がわかる(はず)なのだから、車内放送は原則としてしなくていいんじゃないかなぁ。アテンダントが声をかければいいのかなって気がする。満席だとちょっと厳しいのかな。
 まぁ、このサービスを提供しようとする努力は認める。個人的にはもっとわくわく感がする方向に行ってもらいたいなーなんて思ったりする。
mixiチェック

 すっかり旬を逃して、開催から半年過ぎたけど、とりあえず報告してみる。
 参加してくれた人、ありがとーーーー!!


趣旨(再掲)

 岩手県にいるとですね、三陸沿岸を行くことが多いんですよ。まだまだ区画整理とかどっかんどっかんやってる、仮設住宅とかもまだまだたくさんある。その一方で完成したところもあって、そんなところはきれいな区画に更地だらけ。
 津波の威力ってすごくて、何もなくなっちゃう。ホントに何もなくなっちゃう。地震だったらどんなにひどくても建物は壊れたり壊れなかったりだけど、津波は違う。大規模火災も同じだけれど。津波の広範囲な破壊具合を見ると、エネルギーのすごさに驚く。もうね、国道45号線を走ってるとそんな場所だらけなわけです。震災から7年が経過して、かなり復興事業も進んできた。けどね、なんだか更地だらけの場所を見てると、まだまだなんだなと思うわけです。
 というわけで、趣旨としては三陸鉄道を貸し切ってみんなでワイワイしようじゃないかというもの。
 そして、その結果三陸沿岸にみんなでちゃりんちゃりんとお金を落とそうじゃないかというのが狙い。
 参加者紹介とかするけど、そんなに企画いっぱいじゃないよ。基本的にはワイワイ話をすればいいじゃないか。イメージ的にはてっぺこりんのオフ会と同じようなテイストと思っていただければと。


まぁ、詳しくは参加者のブログ見てね

 まぁ、参加した人のブログ見てよ。(順不同)
 自分書いたのに載ってないって人は教えてちょ。

 TEPPEI101
 空飛んでます、ベッドで寝てます。
 QANTAS時々CATHAYの旅
 KIXベース


参加者へのプレゼント

 今回、参加者の皆様にはささやかなプレゼント付き。
DSC06941
 今回の貸切列車専用乗車券指定券と、今回の列車が入った時刻表をプレゼント。
 もちろん、釜石駅で切符切りをしたし、車内改札もしたよ!


昼食終わってからのスタート

 JR線との接続を少し悪くして、昼食時間を確保しておいた。
 案の定、参加者皆さん釜石で昼食を食べてくれたようで、現地に金が落ちたぜ!
35763190_2138084779565543_6920763915404050432_n
 新型の36-700型が予想通り登場。
 直前まで別の団体さんが乗車していたようで、なかなかの盛況。
IMG_8136-2
 ちなみに釜石駅はわざわざ団体乗車券を発行してくれた。
 運転士に現金で払うと聞いていたのでビックリする。
35728650_2138085676232120_2967663388961800192_n
 恋し浜駅には往復とも停車。
 あっというまの2時間。やっぱり早いね。
 アンケート取ったら、短すぎという声が多かった。次回は長くするよ。うんざりするくらい。


その一方で泥酔者続出の車内

 みんな、酒をやたらと持ち込むの。
35710129_2138085169565504_1274925844560609280_n
 なんか瓶の本数おかしくない?
35927066_2138085046232183_6223839883182473216_n
 大量のスパークリングワインの差し入れもあった。主に購読用さま、ありがとうございます。
35963469_2138085316232156_8625178810163134464_n
 JALのファーストクラスででる高いお茶もあった。
 確かに、うまかった。

 まぁ、私自身は車の運転があるので飲まなかったわけですが、みなさんいっぱい飲んでいた模様。
 おかげで二次会まで少し時間があったのだけど、部屋で熟睡してしまった人がちらほらと。
 とりあえず、楽しんでもらったようなので良し!


またやるよ!

 時期未定だけど、今年もやるよ!
 てっぺこりんの休み次第で日程が決まるよ。

 今度は三陸鉄道リアス線全線開通記念!久慈から盛まで三陸鉄道全線走破の貸切列車を運転します。時間は4時間半。すげー長いぜ!きっと参加費は8,000円ぐらいかな。


というわけで

 参加してくれたみなさんありがとうございました。
 こんなところまではるばる来ていただきありがとうございました。
 そして、三陸に皆さんお金を落としていただいてありがたいです。
 次回はもっと三陸にお金を落としましょう!
mixiチェック

 2019年3月24日からの三陸鉄道の一貫運転開始となるダイヤが発表されたので、記事にしちゃうぞ!


震災からの営業再開

 現在も東日本大震災による被害で山田線釜石~宮古間と常磐線富岡~浪江間が現在も不通となっている。JR常磐線については福島第一原子力発電所事故による影響が大きいが、山田線の不通が長引いたのは、BRT(バス)化したいJR側と鉄道での復旧を要望する地元側の対立が原因だったと言える。
DSC04725
 大船渡線と気仙沼線はBRT化を受け入れたため、比較的早くバスが運行されることになったが、鉄道として復旧することはなくなってしまった。その後、JRから三陸鉄道への移管(と支度金など)を条件にこの区間が復旧することになった。
DSC09014
 震災から7年半。2019年8月に全ての軌道工事が終了し、橋梁などの強度確認のため、この区間に震災後初めて鉄道車両が走った。
 そして、震災から8年。やっとこの区間に再び鉄道が走ることになる。


三陸鉄道新時刻表

 というわけで、三陸鉄道新時刻表を冊子の時刻表形式でどうぞ!
Sanriku Railway Timetale 2018.03.24
 うん。無駄に凝ってしまった。
 PDFはこちらからどうぞ!

 やっぱこの形式で慣れてるから、こっちの方が見やすいよねぇ。


開業に伴う駅の体制変更

宮古駅営業体制変更
 開業に伴い、宮古駅の敷地、建物は宮古市に全て譲渡(三陸鉄道は上下分離方式なので鉄道設備は宮古市所有)される。JRの営業関係社員も引き上げとなって、駅業務は全て三陸鉄道に移管される予定。つまりは、「みどりの窓口」は廃止。旅行センターも廃止。
 なお、三陸鉄道の発表によるとJR乗車券の販売は行うとのこと。また、三鉄ツーリストが窓口営業を始めるということなので、旅行関係商品の販売については問題なさそう。ただ、「みどりの窓口」廃止に伴う代替措置があるのかないのかは不明。他社事例を考えると少なくとも「えきねっと」の受取はできなくなるのではないかと。まぁ、直前に受け取れば問題ないからいいのかな。直接の問題は山田線にたまに走る宮古発指定席連結快速をえきねっとで予約した場合、宮古側では一切受け取れないことになる。
 指定席券は……三鉄ツーリストに存在すると言われる「ビジネスえきねっと」で発券するのかな。これが駅窓口に入るのか、三鉄ツーリスト営業時間だけなのか、マルスが残るのかは今のところ不明。

宮古駅の使用ホーム変更
 現在、JR宮古駅は1~3番線まであり、それとは別に三鉄線ホームが存在する。
 リアス線開業後は三鉄が1~2番線、JRが3番線使用となる見込みで、三鉄線ホームは廃止になる。ただし、観光列車や一部のJR列車は1番線使用で残る模様。

釜石駅の使用ホーム変更
配線図
 現在、釜石駅は1~4番線まで使用しており、それとは別に三鉄線ホームがある形態。
 JR列車は主に1~2番線を使用し、三鉄線が3~4番線を使用することになる。なお、一部JR列車は3番線発着がある模様。なお、三鉄線ホームは今後使用しない模様。
 なお、営業体制については特に変更はなさそう。あるとすれば「みどりの窓口」閉鎖か。釜石駅は一応MVが入っているので、「えきねっと」受取は今後も可能。


運行本数

 盛~釜石間 上下各11本(上下各1本増発)
 釜石~岩手船越間 上下各11本(JR時代より上下各1本増発)
 岩手船越~宮古間 上下各12本(JR時代より上下各2本増発)
 宮古~岩泉小本間 上下各13本(うち上下各1本は土休日運休、上下各2本増発)
 岩泉小本~久慈間 上下各12本(平日のみ上下各1本減便)

 思ったよりは大盤振る舞いダイヤかなと。


車両運用

 さて、これからダイヤグラムも作ったよ。推測した車両運用も分かるようにしたよ。
三鉄ダイヤ
 これはあくまで推測だよ。(車庫がないので)釜石駅・岩手船越駅・岩泉小本駅がらみの折返しは正確だと思うけど、盛駅、宮古駅、久慈駅については車庫があるので、本当にこの通り折り返すかどうかは不明。
 運用数は10。そのうち朝のみの運用が2、盛と久慈でお昼寝するのが各1となっている。夜間停泊は盛1、釜石2、久慈2。宮古から出庫するのは5運用となる。
 宮古発上り2D列車については2両運転で、途中の岩手船越で切り離す。この車両は折返し岩手船越発1D列車となって宮古に戻る。その他については2両運転があるのかないのか不明。今までなかったのでこれからもないであろうと思われる。
 釜石駅の構造上、盛方向の到着出発が4番線からしかできないので、行き違いを行うことができない。そのため運用上は釜石をまたいで直通するけど、列車としては一旦切れるものがある。これはおそらく3番線到着→入換→4番線発車(4番線到着→入換→3番線発車)という手段を踏むものと思われる。
 毎月20日に南リアス線を走るイオン提供の無料お買い物列車の処遇も特に発表なし。



使用車両

 通常であれば10運用プラス予備で2運用分の12両あれば運用が回ることになる。
 現在の三陸鉄道所有車両数は次の通り。
DSC00309
 36-700型。震災後6両導入。今回リアス線開業に伴いさらに4両増備し、合計10両に。
DSC00346
 三陸鉄道開業時から走っている36-100型。果たしてこれは残るのか。何両残ってるのかな。
DSC06929
 これの右側の車両がレトロ車両である36-R型。これが3両在籍。この車両はレトロ仕様だけど、通常の運用にも使用可能。
 このほかにお座敷車両である36-Z型が1両いる。

 というわけで36-700と36-Rで全部で13両になることから、もしかしたら36-100は廃車になったりするのかも。来年のラグビーワールドカップまでは増結運用も考えられるので、そこまでは残すけどそれ以降に廃車になる可能性があるよ。


来年は全線貸切列車を走らせるよ!

 というわけで、明るい話題がない三陸に、久々の明るい話題。
 来年の夏ぐらいには三陸鉄道全線貸切列車を走らせたいと思ってるよ。ちょっと、まだ三鉄には話してないんだけどね。全線4時間半じゃ!貸切運賃も高そうだぜ!
DSC09085
 みんな!たまには国内旅行しようぜ!
 関東に住んでいる人が飛行機で行くのは至難の業だけどな。
DSC09100
 ほら、一応ラグビーワールドカップもあるし。左の屋根がワールドカップ会場だよ!
mixiチェック

台湾編を書いている途中ですが、全く関係ない話。


岩手開発鉄道とは

 岩手県大船渡市を走る貨物鉄道。
 大船渡鉱山から石灰石をセメント工場まで運ぶのが役割。
 まぁ、詳しくはWikipediaを読んでちょうだい。


ひょんなことでダイヤグラムを入手

 まぁ、とあるルートで岩手開発鉄道の列車運行図表(ダイヤグラム)を手に入れたので、それを公開しようと思った次第。ただ、運行図表自体はイベント等で販売されることもあるので、今回は時刻表形式に直してアップした。
 間違っても、このデータを元に岩手開発鉄道に問い合わせちゃダメだよ。


時刻表ダウンロード

 ※ちなみにおまけで最盛期だった昭和49年10月7日改正の時刻表も同梱してる。

 時刻表PDF(2017年9月1日現在、平成15年4月1日改正)

 PNG画像版は画像を直接クリックして表示。必要に応じて保存してちょ。
 iwatekaihatsu_timetable20170901_1(各駅通過時刻あり)
 iwatekaihatsu_timetable20170901_2(各駅通過時刻なし)


現行ダイヤの解説

 まぁ、解説といえるほど知識があるわけではないので、勝手に色々と推測してみた。

 現行ダイヤは2種類あって、13往復ダイヤと18往復ダイヤ。基本的には13往復ダイヤだが、その日の需要に応じて18往復の場合もある。震災需要でセメントが必要とされていたので18往復ダイヤが復活している模様。ちなみに土休日は原則運休だが、需要に応じて土曜日と祝日は運行となることもある模様。

 基本的には2編成が行ったり来たり。赤崎駅および岩手石橋駅では15分間で石灰石の積み卸しをしているらしい。そんな短時間でできるのかな。基本的に石灰石を積んでいる上り列車(赤崎方面)が優先で運行しているため、下り列車(岩手石橋方面)が長安寺または日頃市駅で交換待ちを行う。

 始発時間帯に謎の盛~赤崎間の列車が1往復(1140-1141列車)ある。ダイヤグラムでも線の種類が異なっている。試運転ダイヤなのか、重い貨物搭載列車が走る前の露払いなのか。

 盛駅に停車する列車の法則性は謎。基本的に乗務員交代のためと思われるが、その割には停車する列車に偏りがある。特に、18往復運転の場合午後~夕方の便は下り全便停車する一方で午前は全便通過ということを考えると乗務員交代ではないのかも。

 とこんな感じで解説してみたけど、まったくの推測なので理由知ってるかたはご連絡くださーい。


ちなみに最盛期ダイヤの解説

 こちらも勝手に推測。
 最盛期とされる昭和49年10月7日ダイヤだと、運行は24時間。もちろん保守の時は運休するんだと思うけど2編成が深夜も走るような状況。

 貨物列車は26往復運転。盛駅に数分停車する列車と通過する列車があって、法則性は謎。ただこの頃は上下共に盛駅に停車する列車があったので、乗務員交代もうまくできそう。朝9時台と深夜22時台には各編成が盛駅に20分停車している(121/151/135/165列車)ので、ここでは機関車の交換もやってそうな予感。盛~赤崎間に区間運転の貨物列車(?)が1往復運転しているのも謎。国鉄からの貨物の授受でもあるのかと思ったけど、大船渡線側にそれっぽい列車がない(大船渡線の盛駅発着ダイヤが書いてあった)。
 平成4年までこの鉄道は旅客営業もしていたので、旅客列車は盛~岩手石橋間が朝昼晩の3往復、盛~日頃市間に2往復運転。このほかに線に×の記号が入った形で203/204列車の謎の列車があった。これは臨時なのか平日運転なのかな。あるいは試運転か。ただ、試運転だとわざわざ猪川駅に停車する必要もないよね。


というわけで

 撮影に使ったり、妄想に使ったり色々好きにしていただいてかまいませんが、無断での転載と現業機関への問い合わせだけは勘弁してください。
mixiチェック

 2ヶ月間東北で仕事に励んでいたけど、やっと休みが取れた。
 なので、飛んじゃう……前に色々としなければならん。


水沢江刺駅の駐車場は無料!

 とりあえず東京に向かうにあたって、今回は水沢江刺駅を利用。
DSC00381
 自分が今住んでいるところは新幹線の駅まで車で行かないといけないんだけど、候補となる駅が盛岡、新花巻、北上、水沢江刺、一ノ関とある。まぁ、どの駅も最短の駅と最長の駅で車の所要時間が40分程度しか違わないので、駅のチョイスは駐車場代が問題になる。というわけで、今回は無料駐車場が充実してる水沢江刺駅を利用。今は、新花巻と水沢江刺しか無料駐車場がないのよねー。しかも新花巻は有料化進行中だし。
 花巻空港から羽田便とか飛んでたら、空港の駐車場無料だし使い勝手がいいんだけどなー。まぁ、仕方がないよね。新幹線が強いし。東北の人は保守的なのか、鉄道を使うことが多いよね。飛行機より不利でも。


はやぶさ乗車!

 というわけで水沢江刺駅からははやぶさ。
DSC00382
 仙台まで各駅停車なのに水沢江刺~仙台間のはやぶさ加算料金取られるのが納得いかねー。おかしくない?仙台まで320km/h出す区間があるのかと小一時間問い詰めたい。
DSC00385
 相変わらず先頭車両のハナが長いよねぇ。
DSC00386
 ビューカードのグリーン車利用券で今回はグリーン車!
 うむ快適!空いてるし。


Teppei101オフ会に参上

 詳しくは主催者のブログを見ておくれ。
DSC00396
 千葉都市モノレールを借り切った。湘南モノレールに比べてスリル感が足りん!
DSC00391
 機内食は菜の花弁当。
DSC00392
 個人的にはまぁ、そんなに悪くないような気がしなくもないかと。
 ただ、後でもらったトンカツ弁当はヤバかった。
DSC00395
 ドリンクがやたらと豪華。なんかすごかったよ。
DSC00393
 なぜかゆるキャラとペコちゃんがいた。

 まぁ、なんつーか。濃い人たちだよねぇ。自分なんかすっかり薄い方で。
 とりあえず、千葉都市モノレールの事務方っぽいおねーちゃんが一緒に添乗してたんだけど、この集団をどう思っていたんだろうか。Teppei101のオフ会だって知ってたのかな。


貸切列車の夢

 実は三陸鉄道で貸し切り列車できるんだけど、往復2時間の行程で貸切料金が40,000円。岩手県民が利用すると20,000円県から補助金が出て、なんと20,000円で貸切できるんだよね。あー貸切してみたい。
 岩手県の補助は岩手県民が一人でもいればいいのかな。まぁ、証明しようにも代表者一人しか普通は連絡しないしな。だとしたら俺岩手県民だから20,000円ってすごいお得だと思うの。
 でも、うちのブログじゃー、人が集まらんだろうなー。そもそも三陸まで来るのが大変だし。
mixiチェック

 仙台に宿泊し、ここからは友人との待ち合わせ場所である奇跡の一本松駅まで北上。
DSC04680
 まずは仙石東北ラインで石巻へ。
 それなりに速いんだけど、もうちょっとがんばれない?感があった。あとあの東北仙石連絡線上での停止とかなんで必要なんだろう。保安装置の切替とかあるのかな。
DSC04678
 ついでに駅名対照表が見えたので撮影。
 行き先の表示内容としては次の範囲が入ってるみたい。
  ・東北本線(郡山~小牛田)
  ・仙石東北ライン
  ・石巻線
  ・気仙沼線(柳津)
  ・陸羽東線
  ・陸羽西線
  ・奥羽本線(真室川)
  ・仙石線(松島海岸、東塩釜)
 仙台支社の非電化線区と東北本線って感じかな。ただ、黒磯とか入ってなかったのは意外。今後、黒磯駅に入る列車はデットセクション移設があるので車両が交直流車かディーゼルカーになるはずで、てっきりディーゼル車であるこの車両を入れるんだと思ってたからね。
DSC04692
DSC04693
 その後は石巻線で前谷地に出て鉄道代替となる気仙沼線BRTに乗車。
DSC04712
 正直鉄道よりも本数が増えてて、確実に便利なんだよなぁ。これから専用区間が増えればもっと便利になるはず。
DSC04725
 がんばって長時間バスに乗り気仙沼駅に到着。駅が魔改造されてた。
 こうやって鉄道とバスが平面で乗り換えられると便利だね。
DSC04736
 さらに大船渡線BRTに乗り換え。
DSC04742
 やっと着いたよ、奇跡の一本松(レプリカ)。

 その後友人と落ち合い、象徴的な建物を見て回ったよ。
DSC04752
 陸前高田の町営住宅。4階までぼろぼろに壊れてて、5階が無事ってことは、おそらくこの高さまで津波が来たってこと。一応、死者が出なかった建物については残す方向で考えているらしい。
DSC04762
 ずっと北上して大槌町の町役場。
 役所の機能喪失したところ。まぁ、そうなるよねぇ。町長と課長クラスが全員津波に流されたとか。

 いつまでもこの悲惨さを伝えていくためには、こういった爪痕は残していかないといけないと思う。
 
mixiチェック

 小坂精錬小坂線という鉄道が大館駅と小坂駅を結んでいた。
 旅客営業よりも貨物営業がメインで、ディーゼル機関車三重連の貨物列車が走っていたり、タブレット(列車の通行手形のようなもの)の通過授受を日本で最後までやっていた鉄道である。

 というわけで、その小坂駅が鉄道博物館としてオープンしたようなので行ってみる。
DSC06902
DSC06903
 オープンしたてなので、中はかなりきれい。
 昔の切符売り場で入場券を販売している。入場券は硬券。
DSC06910
 早速登場の腕木式信号。
DSC06911
 ラッセル車がいた。このタイプのラッセル車は昔は国鉄で走っていたが、今走ってるのって弘南鉄道ぐらいか?
DSC06915
DSC06920
 そして、この鉄道の主役だったディーゼル機関車。
 運転席も見学できます。タブレット授受ごっこをすることも可能(笑)。
DSC06918DSC06919
 各種乗車券箱やハンコなどもきれいに保存されている。
 旅客営業廃止してから貨物営業廃止するまで15年ぐらいあったはずだけど、意外ときちんと保存されていてるなぁ。
DSC06925DSC06926
 ポイントを転換させるレバーやタブレット通過授受時、受け取るためのキャッチャーがあった。このキャッチャーに丸い輪っかがついているタブレット引っ掛ける。
DSC06928
 他にも軽便鉄道時代の機関車なども展示されている。

 意外ときれいに保存されているなぁ、というのが感想。
 近くに来て、鉄分を欲したら来るといいかもね。ディーゼル機関車の運転体験をすることもできる。
DSC06933
 ご近所にはこれまた立派な建物が。昔ながらの洋館が保存されている。こっちも必見。
mixiチェック

↑このページのトップヘ