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カテゴリ:2018旅行の記録 > 2018_08回目_HKG/TPE

 台南といえば牛肉湯。
 台南といえば牛肉湯。
 台南といえば牛肉湯。
 大切なことなので三回言いました。


Shangri-laの朝食で牛肉湯

 朝だよー。
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 今日もいい天気。
 最近、台南のShangri-laでは高層階にアサインされることが多い。
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 朝食会場で牛肉湯を飲んでから、朝食に繰り出す。
 やっぱShangri-laのはお上品よね。


BRUTUS表紙の地

 BRUTUSって雑誌に台湾特集が載ったのは2017年。
 そのときの表紙が色々と話題になったんだけど、その表紙になったのが台南市内の永樂市場という場所。
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 ここだね。
 (バイクたくさん、ごちゃごちゃしてるなど)日本人が思う台湾ぽいところであるし、まぁ、ローカルのいい風景よねって感想しかわからないけれど、台湾では色々と議論となったらしい(汚いところ写すな!とか)。


営業時間は朝だけ

 そんな写真の右側に看板が写っているのが永樂牛肉湯。
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 ここのお店は3時~11時とか2時~13時とか情報源によって営業時間が違うんだけれど、私のデジカメの写真の記録によれば10時40分頃行った模様。少なくとも11時ぐらいまではやっているのかな。
 メニューの写真を撮るのを忘れたのだけど、スゴいシンプル。
 牛肉湯と牛腩湯がTWD100、五花肉と綜合湯がTWD150。それに白飯がTWD10。
 基本的には肉の部位で選ぶか綜合湯だとおそらくモツごろごろスープを楽しむかってところだね。白飯は食べた方がいいと思う。
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 着丼!
 生の牛肉にスープをかけて少しずつ肉に熱が通っていくのを食べるのが牛肉湯。
 衛生的にちょっとアレ感が半端ないが、基本的に塊の肉は表面に熱が通っていれば大丈夫。
 お肉はそのまま食べても良し、下の生姜とタレで食べるのも良し。お肉が新鮮であることが必須で、シンプルなのでごまかしがきかない料理。あまりこってりした料理ではないので、朝ご飯にぴったりだね。
 ここのお店は肉のレア感がそれほどなかったけれど、混濁したスープが濃いめでよかった。お店によってスープが混濁してたり透明だったりそういう違いがあるのも面白いところ。
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 高鐵(新幹線)に対抗するべく西部幹線を走っている台鐵ご自慢の普悠瑪。
 こいつがめちゃくちゃ速い。


台北から台南へ向かう方法

 台北から台南へ行く。
 大好きな台南。今回は何で行くか迷った。

①高鐵(新幹線)で行く


 一番オーソドックスかな。
 高鐵に乗り、高鐵台南駅で台鐵に乗り換える。
 これが一番速いのだけど、台鐵に乗り換えるのが結構めんどくさい。
 高鐵に約2時間1,350元。台鐵に乗り換えて23分程度25元。乗換時間を入れると最速で2時間半。

②バスで行く

 これのいいところは乗換がないところ。
 480元で4時間20分。だいたい3列シートのはず。
 台北のバスターミナルから台南へダイレクトアタック!
 とはいえ、台南の到着場所が台南公園の裏側なので、駅までちょっと歩く。
 ただ、24時間走っているのでいつでも移動できるというのもメリット。
 本数も3社合わせて1時間に5-6本ぐらい走ってると思う。

③台鐵の普悠瑪で行く

 ある意味有名で、ある意味マニアックな方法。
 自強号(特急)で行くと、4時間~4時間半程度かかって738元。
 ところが1日に2本だけある普悠瑪で行くと、同じ738元なのに3時間ちょっとで着く。
 タイミングが合えば新幹線の約半額で新幹線より30分遅いだけという素敵な列車。

 今回は③で行ってみるよ!


韋駄天普悠瑪はプラチナチケット

 さて、西部幹線を走る普悠瑪は1日に2本しかない。
 2019年6月現在では台北発8時と13時半の2本だけ。
 もちろん台湾人には人気の列車で、なかなかチケットが取れない。
 まぁ、半分あきらめながら前日に台鐵アプリで空きを検索してみたら1席だけ空いてた!


板橋から乗る

 この日は龍山寺に泊まっていたので、板橋からこの普悠瑪に乗る。
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 この時のダイヤでは14時50分発。
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 やってきたぞー。
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 板橋での乗車はそれほど多くなかったけど、もともとほぼ満席で到着したので板橋で完全に座席が埋まった感じ。これ、もうちょっと本数増やしても乗るんじゃないか?


クソ速い

 列車自体は南港から潮州まで、台湾の北から南まで走る。
 九州で言えば博多から都城まで鹿児島本線経由で走るようなものか。
 途中停車駅は松山、台北、板橋と台北近郊でこまめに乗客を拾った後は新竹、台中、台南、高雄、屏東のみ。極限まで停車駅は絞られている。
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 地上区間に出てから本領発揮。
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 停車駅が少ないし、完全全車指定席(立席特急券は売らない)ので車内は落ち着いてる。
 走ってて恐怖を感じるレベルで速い。速すぎてビビる。西部幹線はそれほど線形が悪くないのでとにかく飛ばす。最高速度は140km/hなので在来線としてはかなり速い。
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 とりあえず板橋駅の駅ナカで買った弁当を食べる。
 台湾も駅ナカが充実してきて弁当の選択肢が多くて楽しい。
 自分の乗ってた車両の様子では新竹ではほとんど乗客の入れ替わりなし、台中で1割ぐらい入れ替わり、台南で2割ぐらいの乗客が入れ替わってた。ということは半分以上は高雄まで乗り通してることになる。すげーな。台南あるいは台中だと高鐵の駅が遠いからわかるんだけど、高雄だとそれほど遠くない(市内に出るのにとちらも地下鉄に乗る)ことを考えるとビックリ。やはり本数増やしても、乗客は増えるんじゃないかと思う。ただ、車両が足りない状況では難しいね。
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 あっという間の3時間。
 台南だと、乗換がなくてこの列車はラク。
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 台北の中心部にありながら、空が広く見える場所がある。
 そこは広大な敷地に、他の人々から忘れ去られたような空間。
 廃墟好きや古い建物好きや鉄道好きの人々にとって、たまらない場所なのでした。


台北の鉄道工場跡地である台北機廠

 日本統治時代に作られた鉄道車両を整備する工場である台北機廠。戦後も鉄道車両整備工場として使用されて、2012年まで使用されていた。現在は高鐵の延伸に支障となったため、出入りできる線路が撤去されて、鉄道車両整備工場としての用途が廃止されている。
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 元々は、一帯を再開発する予定であり、数百億台湾ドル(1,000億円以上?)になるような開発利益を上げて台鐵の累積債務を減らす予定であった。しかし、猛烈な反対運動が起きて再開発は中止。存在する建物の価値を認め、国が国家レベルの鉄道博物館を作るとということになった……のだけど、お金がないのか、あまり進んでいない気がする。
 そんな台北機廠であるけれど、一般人でも見学ができる。


見学できるけど、要予約

 見学ができるのは原則として水曜日か土曜日。
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 それぞれ午前午後の見学会があり、所要時間は2時間。
 必ずしも、開催しているとは限らないので注意。
 予約が必要でインターネットでできるけれど、日本語や英語には対応していない。けれども、大丈夫。私たちは漢字を使っている。漢字がわかればなんとなく予約できるはずだ!

 臺北機廠鐵道博物館園區ホームページ
 (導覧服務→預約導覧申請→X月份預約導覽參觀→参加したい回の「報名」を選択)

 予約の受付開始は前月20日午前10時(日本時間11時)から。土曜日(星期六)の見学会はすぐに満員になってしまうので、直前であれば水曜日(星期三)の回を狙おう。なお、各会40名まで。現地では(今のところ)日本語や英語での案内はなく、全て中国語となる。
 開始15分前までに集合場所(GoogleMap)に到着し、パスポートを持ってくることが必要。


というわけで行ってみた

 水曜日の回だったので、直前でも予約が取れた。
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 門の前でパスポートを提示して入構。
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 高い建物が一切ないし、建物の間隔も広いので、空が広い。
 日本語と英語の案内はなくて中国語だけになるけど良いかという確認があった。
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 簡単なガイドブックをもらい(これは日本語版があった)、パスポートと引き換えで説明用のレシーバーを借りる。
 最初に講堂みたいなところで、台北機廠についてのお勉強。
 まぁ、中国語わからないから何言ってるかわからないんだけどね。
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 みんなでヘルメットをかぶって、外へ出発。
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 このように各所で説明してくれる。



 まずは建物見学。いや、全部建物見学なんだけど。
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 まずは事務所として使用されていた建物。
 2階部分は1966年に増築したらしい。
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 この廊下がいいねぇ。
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 やはり古い建物って味があるよね。
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 この窓を開けると上の窓も下がるの好き。
 今だと全く見ないよね。基本原理としては上下二段式の黒板と同じハズ。
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 大切に使われてきた感があふれてる。
 やっぱりこういった建物を保存していくっていう決断はすごいなぁ。


柴電工場

 次の見学は柴電工場。
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 柴電機車(電気式ディーゼル機関車)の整備工場として使われていたところ。
 電気式ディーゼル機関車とはディーゼルエンジンで発電をし、その電力でモーターを回す方式の機関車のこと。通常のディーゼル機関車に比べ、ディーゼルエンジンが効率的に回せるものの、重量が重くなったり構造が複雑になることなどがデメリット。近年では技術の進展により、これに充電池をかますことでハイブリッド車両として登場してる。
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 ここでは主に下回りの整備をしていて、ディーゼルエンジンとモーターはそれぞれの工場に運び出されていたとのこと。もちろん今は使われていないので何もない。
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 これは下回りをいていたピットかな。
 中に水がたまっていた。
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 工場の中は明かりがないけれど、外の光が存分に入る。
 通風性採光性を重視して作られたようだ。
 柱が鉄骨じゃなくてコンクリートなのも珍しいよね。
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 いったん外に出る。
 貨物駅(というか荷物列車ホーム)みたいな場所もあった。


組立工場

 次は組立工場へ。
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 ここにはディーゼルカーが保存されている。
 元々台東に保存されていたDR2102、DR2203、DR2303、DR2404が2018年6月に搬入された。
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 ちょっと痛々しい姿のDR2404(だった気がする)。
 今後はこれを修復して展示物にするらしい。
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 台北機廠行きとサボがついてる。
 この状態で本線上を走ってきたというのだからすごい。
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 運転台があるのに、その反対側はトイレで前面に窓がないというのが斬新。
 これらの車両は元々日本統治時代のガソリンカーで、その後エンジンのディーゼル化や車体更新や台車の交換などが行われて、おそらく原型部分は台枠だけなんじゃねーの?ってぐらい改造されて1999年まで現役。主に北部の各支線で使用されていたようだ。
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 ちなみにトイレがない側は窓がちゃんとあるよ。
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 それと共に展示されていたCT273蒸気機関車(日本のC57相当)のボイラー。
 CT273自体は動態保存されているけれど、復活の際にボイラーを新しくしたので、古いボイラーがここに放置されていると思われる。
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 その他にも炭水車の車体なども置かれていた。こちらはDT668(日本のD51相当)のものっぽい。
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 25C10000型代用行李車。日本語に直すと代用荷物車ってことになるのかな?
 本来ならば貨車のものを荷物車として使っていたから代用荷物車なんだろうか。
 例によってこれも戦前の日本製。
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 さて、奥にも何やらいるぞ。
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 あれ見慣れたヤツが……。
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 まずはこいつEMU100型。
 台鐵の西部幹線全線電化に合わせて導入された、台鐵初の電車。
 投入当初は台北~高雄を4時間10分、全力で走ってブイブイ言わせてたわけです。
 投入されたときのあだ名はイギリス製だったので、「英國少女」。その後、年数を重ねる毎に「英國貴婦」になり最後は「英國婆仔」と呼ばれてた。ひどいな、最後はBBAだぜ。
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 そしてお隣には日本の583系。
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 行先は秋田!ただの秋田って方向幕あったっけ?
 そもそもなんでこいつがいるのかが謎。一応書いてあった説明には台湾で昔走っていた寝台車に構造が似ているからとのこと。台湾の寝台車を研究するにあたって参考になるということらしい。


客車工場

 外に出て次の場所へ。
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 まぁ、写真を見るとわかると思うけどクソ暑い。
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 ボイラー室の煙突。
 やはり広い敷地でその中に高い建物がないから、空が広いなぁ。
 さて、次は○○。
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 さきほど1両だけいたEMU100がたくさんいる。
 つーか、こんなに残す必要ある?って言いたくなるぐらい。
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 前面が警戒色かそうじゃないかで違うね。
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 中だけでなく、外にもいた。
 この車両、実は1M4Tの5両編成で、電車と言うよりも機関車と客車って感じがする。
 実際には3編成併結で運用されていたらしいので、電車であることは間違いないのだけど。
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 ちなみに事故で廃車になった物や動態保存車両以外は全部ここにあるらしいよ。
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 中にいるヤツは長期保存を考えているのかな。
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 それにしてもドアのステップがかなり低い!
 導入時はおそらくホームがかなり低かったんだろうな。
 ただホームが高くなってもそのままだったんだろうか。
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 建物内を奥に進むと今度はディーゼル機関車がいた。
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 韓国もそうなんだけど、台湾も戦後アメリカからの支援が入ったので、機関車がアメリカっぽいデザイン。
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 ただただ朽ち果てていくだけのディーゼル機関車がいた。
 何だろう、この姿がとても美しい。
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 それにしてもこの破壊のされ方は酷いな。
 普通にしていればこんな壊れ方しないだろうに。


員工浴場

 また外に出る。
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 おおー。トラバーサーや。
 最後に行くのは、員工浴場。
 いわゆる風呂場。工場で働く人たちが仕事終わった後に入るのだろう。
 古い建物好きのなかで評価が高い建物。
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 脱衣所かな?ここを抜けると浴場がある。
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 おそらくここはかけ湯コーナーだろうか。
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 そして、浴槽。
 美しいね。
 ただただ美しい。
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 南側の窓を大きくして光をできるだけたくさん取り入れる設計になっている。




大満足のツアー

 というわけでたっぷり2時間のツアー。
 大変申し訳ないが、中国語がわからないけれど、それでもなんとかなったよ。
 鉄道好きや古い建物好きの人々は行ってみると楽しめると思う。
 今後は日本語ツアーも始まるらしいよ。
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 EMU100のペーパークラフトをもらったよ!
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 台湾の山へ行こう。
 台湾国道最高地点「武嶺」へ。
 なんと標高は3,275m。いくら台湾でも冬は雪が降る場所。


高鐵台中駅から埔里へ行く

 武嶺に行くには台中駅から2回乗換が必要(場合によっては直通バスがあるので1回の場合もある)。
 高鐵台中駅のバス乗り場にある南投客運の切符売り場で埔里までのきっぷを買う。
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 レシートみたいな切符。もちろん各種ICカードを使う場合は直接乗車してタッチする(乗車下車ともに)。
 さて、今日は日月潭行きに乗車。埔里を経由するバスと経由しないバスがあるので注意が必要。
 時刻表はここを見てねー(南投客運)。
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 密閉空間だからドリアン食べちゃダメだよ!
 高速道路を経由して50分ほどで埔里に到着。
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 乗ってきたバスはコレだったよー。
 埔里のバスターミナルは、なんかノスタルジーを感じる。
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 なんだろ。日本のもうちょっと地方に人がいた頃のローカル線の駅に通じるものがある気がする。
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 行灯式行先表示器!いいねぇ。地方ローカル線感倍増やで。
 改札口があるけど、使ってなかった。
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 このこぢんまりした感じがたまらない!


埔里から清境農場へ行く

 次のバスは清境農場経由の[6658][6659][6664]系統に乗れば良い。最後の武嶺行きのバスは清境農場が始発で各系統の終点を経由して武嶺へ行くので、清境農場以遠の任意のバス停で降りて乗り継げばOK。
 やってきたバスは[6664]系統のバス。このバスは台中からの直通だった。
 正確には、台中から埔里行きのバスがそのまま清境農場行きに変身する感じ。なのでいったん埔里で全員がICカードをタッチする。
 時刻表はここを見てねー(南投客運)。
 火曜日なのに満員。みんな平日に休んでるんだなぁ。隣の席のおじさんは3台のスマホでポケモンGOやってる。すげーな。しかも3台とも自動でポケモンゲットするツールを使ってた。
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 1時間ほどバスに揺られて、清境農場の國民賓館バス停に到着。
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 いや、ホント客が多い。
 そして、かなり涼しくなってきた。


いよいよ武嶺へ

 いよいよ武嶺を経由して、[6658A]系統の合歡山・松雪樓行きバスに乗る。
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 このバスは、國民賓館バス停から少しだけ山を下った駐車場の出入口付近にある公車接駁處バス停が始発。このバス停には埔里からのバスは停車しない。
 実はこのバスは予約制で、行ったときは電話で予約する必要があり、予約がない場合は満員で乗れないこともあるとのことだったので、始発バス停を狙った。さすがに一日3本しかなく、1本は朝早すぎるので事実上2本しか使えないので、ここで次乗ればいいやっていうのはできないからね。(時刻表はここを見てね・南投客運
 とはいえ、乗客は少なく焦らなくても乗れた。これが土日だったらどうなるかわからない。今はインターネット予約が10日前から4日前までできて、運賃はクレジットカード決済できる模様なので、これを使って欲しい。予約の方法は時刻表を見てね。
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 ついにマイクロバスになる。
 乗客は始発で3人、途中で10人ぐらい乗って武嶺を目指す。
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 かなり高地になってきたな。
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 途中までは樹木も生えている。
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 ついに森林限界超え!
 それにしてもチャリンカー多いな。ここまで自転車で上がるのしんどくね?
 道はちゃんとしてはいるものの、山の斜面に沿っているのでカーブは多いし、道幅もそれほど広くない。


ついに台湾国道最高標高地点「武嶺」に到達

 バスに揺られることさらに1時間。
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 ついに標高3,275mの武嶺に到着。
 日本の国道最高標高地点は2,172m、車が走れる県道の最高標高地点が2,716mなので、それを大幅に上回る。富士山で言えば8合目のちょっと下ぐらい。
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 後ろにはこの時まだ走っていた[6506]系統の豐原-武嶺-梨山のバス停もある。今はこの系統廃止されてしまった(正確には1999年の台湾地震で発生した道路の通行止めで武嶺に迂回して運行していたのをやめた)ので、この系統では武嶺に行くことはできないので注意してね。
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 この日は晴れていたのでそこそこ暖かく、防寒具が必要なかった。
 ただ、雨が降ったりするとかなり気温が下がる(下手すると一桁)ので、天気が悪そうなら防寒具が必須。
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 このあたりは雪が降るので、積雪深を測る物差しもある。
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 いやーはるばるやってきたぜ!
 空気が薄い!そして、あっさりと登ってきちゃったので、はるばる来た感も薄い!
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 さすがに、こんな所まで来ている日本人は自分だけだったよ。
 とはいえ、ホントに3,000m超えるようなところにいたのかどうか実感が湧かないのが正直な所。


帰りは元・台湾最高標高セブンイレブンに寄る

 さて、下界に帰ります。
 帰りのバスは清境農場よりも手前、富嘉果園バス停で一度降りた。
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 ここには元・台湾最高標高セブンイレブンがある。武嶺ではお店が一切なかったのでここで水分調達。
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 標高2,050m。ちなみに現在の台湾で一番標高が高いところにあるセブンイレブンは阿里山の標高2,170m。
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 標高が高いので袋菓子がパンパンだったよ。
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 台風直後は振替客がいるせいか、どこも高い。
 高くて、とても行く気にならない。
 でも、一つだけお手頃価格なところがあったので、そこにする。まぁ、台湾なんですけどね。


台風後の香港空港

 過ぎ去ってから一日過ぎているせいか、それほど混乱している雰囲気はなく。
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 でも、出発案内板は全ての便で実際の予定出発時刻を表示するモードになってた。
 いつもはディレイする便だけだけどね。実際に結構遅れが出ている。
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 ゲートに行くと長ーい行列。
 今日の777は満席かな。
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 一応、この便は定刻出発予定。
 搭乗したら、CAのねーちゃんの服装が地味すぎてビックリする。
 落ち着いた緑がテーマカラーなので、仕方がないんだけどとにかく地味。
 なんだか、軍服みたい。


SFC会員はBRでプレエコ席に座れる

 今回のBR810便は長距離機材であるB77Wで運航。
 当然プレエコの座席があるんだけど、プレエコ運賃は販売していないので、上級会員にのみ開放している模様。SFC会員である私もスタアラゴールドのおかげで、プレエコ席を指定可能だった。ありがとうBR!
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 お席はこちら。
 やったー、俺の大好きなタイプのプレエコ席。結構好き嫌いがわかれる席だけど、私は好き。というよりキャセイのリージョビジの座席よりこっちの方が好き。
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 さすがに画面も大きめッスね。
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 セーフティービデオは謎のダンス。これってあれ?コンテンポラリーダンスってやつ?
 なんかここまで来ると、えーっとちゃんと伝えたいことが伝わってるのだろうか。
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 機内エンタメにはテレサテンがちゃんと入っていた。
 もうさー、CXとCIはBRを見習いなよ。ちゃんとテレサテンは常備しておいてよ。聞きたいんだよ、おぢさんは。君らの国や地域で大活躍してたでしょ。


機内食はとても上等なお菓子だった

 さて、今回の便はウルトラショートとは言え、深夜便。
 機内食のお時間でございます。
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 お、すげー。PAULじゃん!なんだろ?サンドイッチかな。
 台湾のPAULって長栄グループだったりすんの?(BRは長栄グループ)
 (※軽く調べたけど違うみたい)
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 箱をオープン!
 なんかイヤな予感。
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 機内食がマドレーヌ3つ!
 これってもう持って帰る前提なのかな。どうせ深夜だしみんな食べないだろ?みたいな。
 これはこれで上等なものではあるんだけど、甘いものが苦手な人や、ご飯食べたかった人を完全に置いていく感じだね。
 個人的にはご飯食べたかったので、ちょっとなーって感じがした。初めからお菓子が出るよ!って予告があったら素直に喜んだと思う。
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 そして、このカトラリーは何のために配ってるの?
 いらないよね。ナイフとフォークいらないよね。使いそうなものが一切ないんだけど。


空港で野宿して台中へ

 便自体は45分遅れで出発。ゲートには30分遅れぐらいでついた。
 入国した頃には0時を回っていた。空港のノボテルがクソ高かったので、野宿を決意。クーラーガンガンの中、ヨーロッパ用に持ってきていた上着を取り出し、ベンチで耳栓アイマスクをして横になる。もちろん貴重品は身につけてね。出発カウンターの端で寝ていたので、4時ぐらいからざわざわしだした。みんな、朝早いなー。
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 桃園捷運で高鐵桃園に移動して新幹線に乗る。
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 朝日の中、台中に到着!
 さぁ、今日は山へ行くぞ!
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 さて、台風が過ぎ去った翌朝。
 香港の街を歩いてみる。


台風一過にならない曇り空

 とりあえずクラブラウンジでコーヒー飲んでから出発。
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 天気良くないねー。
 日本だと台風が過ぎれば台風一過で雲一つない晴れ空になることが多いけれど。


まずは堅尼地城へお散歩

 ホテルを出発。
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 人通りも戻ってきたけど、気持ち車が少なめ?
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 トラムは走ってた。トラムに乗って堅尼地城へ。
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 公園の木々が倒れて、道路を片方向封鎖されている。ちなみに公園自体が立ち入り禁止になってた。
 
堅尼地城で飲茶をして帰りは歩き。
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 恵康(welcome)の看板折れる。
 それにしても手配が迅速。まぁ、危ないからなー。


都爹利街がヤバイと聞いて行ってみる

 都爹利街には香港で最も古い現役のガス灯がある。
 石段とガス灯がなかなかいい雰囲気の場所。
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 お、おう。
 無残に木が倒れておる。
 石段を上がったところにあった木が無残にも根元から折れた。
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 上側から見てみると、石段のダメージもデカい。
 降りたところの両脇にあったガス灯は跡形もなくなってる。
 この御影石の階段は19世紀後半に作られて、香港法定古跡らしいんだけど、大ダメージ。
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 横から見ると、確かに根がきちんと張れないところではあるので、耐えられなかったんだろうなぁ。
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 唯一残ったガス灯も、ガラスの部分は消え去っていた。

 いやぁ、すげぇな。


というわけで

 香港で台風に遭遇して、AYが欠航になってしまった件。
 振替を要請するも3日後だと言われてしまった。「ごるぁ!俺はわんわーるどえめらるどやぞ!どげんとせんかい!!」などと言うわけもなく、全てキャンセルした。ちなみに為替の差益でちょっと儲かった。
 残りのお休み、1週間ぐらいあるけれどどうしようか。どっかに行くかで悩む。
 そもそも、台風明けで欠航になった分の振替があって空席がほとんどない。あっても高い。
 そんな中で見つけたところに行くよ。
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 香港に史上最大の超大型台風22号山竹が襲来。
 わかってて行く俺も俺だけど、こんな経験2度とないかもしれないので、それはそれでよかった。
 というわけで初めてラウンジアクセスを付けたHotel Jenでこもった一日の巻。


クラブラウンジで朝ご飯

 あまり眠れず朝を迎える。
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 低気圧が近づいている独特な感じ。
 昨晩はラウンジアクセス付けてなくて、今晩はラウンジアクセス付けてるけど、朝から使っていいよってことなので、ラウンジで食べる。
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 この時間はまだ客が少なかったね。
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 コーヒーを頼んで、一息つく。
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 ソーセージとパン。
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 まぁ、一通りあるって感じかな。
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 フルーツ充実。
 まぁ、当たり前なんだけど、食べるんだったら下のレストランで食べた方がいいよね。


外に出る

 とりあえず外に出てみる。
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 すごい、人も車もいない。
 こんな香港初めてだ。
 動画にしてみるとこんな感じ。
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 窓ガラスもテープ貼っている家多し。
 でも、これって効果あるのかね。割れたときに飛び散らないようにって感じ?
 戦争の時もやってたりするよね。


ベルボーイのおっさん、こける。

 さて、2回目のタバコ。
 外に出る。
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 あんまり写真だと違いがわからないけど、動画の方がわかりやすいかな。
 もうね、屋根があるところにいても水が吹き込んでくる。
 ベルボーイのおっさん、足を滑らしてしこたま後頭部打ってた。そのまま救急車行き。
 ナイスなおっさんなだけに心配したが、次の日ちゃんと出勤してたので安心する。

 クラブラウンジに戻る。大混雑。
 そりゃそうだ。することないもんね。
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 見えるかなー。
 建物の裏側って岸壁があるんだけど、波がそれを越えてやってきた。
 まぁ、それほどインパクトがあるものは経験できなかった気がするけれど、いい経験でございました。

 ちなみにこの時のヤバイ映像はここを見るといいと思うよ。
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 夕方になって、酒をつまんで夕食へ。
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 夕方には風雨は収まってたよ。
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 今回の旅行の解説からスタート。
 そして、なぜ私がチャイナエアラインに乗ったか。


今回の旅行

 今回の旅行は、とりあえず花巻空港から台北に出て空港で仮眠。
 その後朝一のCX463(TPE0600-HKG0745)で香港に出て、AY102(HKG0910-HEL1430)でヘルシンキ、そしてポーランドのクラクフまで移動するつもりだった。まぁ、CXとAYは別切りという綱渡り旅程ね。
 そしたら香港に台風が襲来する見込みになったのね。AYが欠航するかどうかがなかなか決まらなくて、CXは結構早めに欠航が決まった。とりあえず万が一、AYが飛んじゃうかもしれない(別切りなので航空券が無駄になる)ので、とりあえず花巻空港の待合室で台北に着いてからギリギリ間に合いそうなCI便を予約。同時刻に飛ぶBR便も欠航を決めたので、まさしくコレが香港に行く最終便。空席がみるみるうちに減っていったので、買えて良かったー。いや結果的には良くなかったんだけど。
 ちなみにホテルは予約してなかったので無問題!


入国して荷物をピックアップして出国

 IT259便の台北着は20時50分。一方、CIの台北発は22時05分。時間は75分。チェックイン締め切りは60分前までなので実質15分。こりゃ無理だろーと思いつつやるしかない。だってこれが香港行きの最終便なのだから。
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 いやね、焦ったよね。飛行機を降りてからずんずん進んで、イミグレも常客証で突破し、バッゲージクレームに到着したのが20時50分。ちょっと余裕が出てきた。そして、同一レーンで何便分もの荷物を流し始めた。荷物が出てこないとやきもきやきもきして、21時頃ようやく出てくる。
 そこからね。ダッシュだよね。なんとか60分前ギリギリにCIカウンターに到着。ダッシュで駆け込んだら、カウンターのおっちゃんに「大丈夫!間に合う!」と言われる。
 その後出国して、ふと調べるとAYの欠航が決まってた。
 ええええええ、だったらCI便キャンセルしてなかったよ。何が楽しくて台風の香港に行かなくちゃならないんだよ。ホテル代も高いし、それなら台湾にいるよ!
 とはいえ、もう出国しちゃったし、荷物も預けてるし、今からキャンセルすると多大な迷惑がかかる可能性が高いので、仕方なく乗ることにする。


というわけで失意のままゲートへ

 これほど乗りたくない飛行機は初めてだ。
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 こんな時だけ、ゲートが無駄にいい。イミグレから近いA7ゲート。
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 どうせラウンジも使えないので、速攻でゲートに行く。
 BRやCX欠航の影響か、ほぼ満席の模様。


機内食

 もうね、テンションが下がりまくっていて、写真が雑なの。
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 座席は標準的なヤツだったと思う。
 エンタメの画面を見る限り、オンボロ機材。今時、こんな機材ある?って思ったけど、思い返してみれば結構あるな。
 時間通りに出発。
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 機内食はあんかけご飯。
 最近、CX載らないからわからないんだけど、CXって相変わらずパン配ってるの?
 CIは意外とちゃんとしたものがでてきた。
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 デザートのチョコレートがパンパンになってた。


到着。そして移動。

 なんとか香港に到着。
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 出発案内板が赤字だらけ。
 2時20分発を最後に全て欠航。
 とりあえず明日のホテルは台北で取ったけど、今晩のホテルは取ってなかったりする。
 とりあえず明日のホテルに突撃してみよう。
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 ホテルジェンも台風対策モード。
 非常に大きな台風が来ると言うことなんで、街中窓ガラスはテープがしてあった。
 予約ないけど、部屋が空いているということなので、一泊分追加してチェックイン。
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 ふぃー。疲れたぜぇ。
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 おらが村の空港に国際線がやってきた!
 それに乗るっぺよ!


花巻空港の国際線定期便

 いわて花巻空港初の国際線定期便。
 おらが村に国際線が来たなら、乗るしかないでしょ!
 チャイナエアラインの子会社LCCであるタイガーエア台湾。路線展開を見ていると日本線がかなりの比率を占める。その中でも特色あるのが、地方空港に就航していること。このいわて花巻空港をはじめとして、旭川、函館、仙台、茨城、東京/成田、東京/羽田、名古屋/中部、小松、大阪/関西、岡山、福岡、佐賀、那覇なんて所に飛んでる。もちろん大都市圏空港を押さえているけど、それほど国際線が飛んでいない所にも飛んでるので、きっと各地の空港がある自治体からの補助金を巻き上げるビジネス日本地方都市へ台湾人ツアー客の輸送を一手に引き受けているんだと思う。
 ツアー客が主体なのできっと週2便しか飛んでなくても充分成り立つのでしょう。まぁ、週2便しか飛んでないのはどちらかと言えばイミグレの都合が大きそうな気がするけど。

 ちなみに今は花巻空港、上海便も飛んでるよ。


いつもとちょっと違う花巻空港

 そんなわけで、いつもとちょっと違う花巻空港。
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 一番左側の普段は使われていないカウンターを使ってチェックイン。
DSC09134のコピー
 当然、機械は一切設置されていない。なんで、普段の端末たたいて搭乗券発行やバッゲージタグを印刷することはできないので、どうするかと思ってた。
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 結論から言えば、JALの国内線のシステムで搭乗券を全て事前発行しておいて、同じもの2枚ホチキス止めしたものをカウンターで神経衰弱ゲームをしてた。それにしても、国内線のシステムにこんな国際線のオフライン(と思われる)搭乗券発行機能なんてあるんだね。ちょっと驚き。
 ちなみにバッゲージタグは名前なしで通し番号で発行してあるものを貼り付けていた。


前便が着陸

 さて、台北からの便が着陸。屋上で出迎える。
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 はるばるローカル空港にやってきた!
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 お、天使のはしごがお出迎え。
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 観光協会の人々もお出迎え~。
 それにしてもこの位置で機内からは見えるんだろうか。

搭乗待合室へ

 さて、搭乗待合室へ移動しよう。
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 いつもは左側しか開いてない手荷物検査場。今日は右側を開けてる。
 検査をして、出国。イミグレの窓口は一つだけだった。そりゃそうか。
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 HANAMAKI A.P.の出国スタンプをゲット。なかなかのレアもの。
 そういえば世の中には出入国スタンプをひたすら集めている人がいるらしい。すげぇな。
DSC09145のコピー
 搭乗待合室はシャッターが閉められ、2分割して国際線と国内線側に分けられていた。
 なんで、搭乗待合室は喫煙所とトイレが2カ所ずつあるんだろうと思ってたけど、そういう使い方するからなのね。
DSC09144のコピー
 TaxFreeショップあり。DutyFreeじゃないので、タバコは消費税分だけが安い。
 まぁ、週2便だけのショップなので品揃えはたいしたものないのは仕方がない。でも、そんな中なのに白い恋人とか売ってた。
 客はほぼ台湾人。日本人なんて10人ぐらいしかいなかったんじゃないか?

搭乗

 それでは搭乗。
 一応、高い運賃で買ってたので優先搭乗できる。
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 1番ゲートはFDAの定位置なので、次便はFDA。
 出発したら急いで人がいないかどうかチェックして、シャッター開けるんだろうね。
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 機内はフツーのLCC。びっくりしたことにほぼ満席。台湾の旅行会社素晴らしい。


到着

 さて、特に騒がしい機内ということもなく、平和に台北到着。
 まぁ、俺の心は平和じゃなかったんだけどね。理由は次の記事で。
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 ルートはきれいに一直線の最短ルート。
 いや、ホントに最短だったらもうちょっと丸く膨らむね。地図上は一直線だった。
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 台北桃園空港はバスゲートだった。まぁ、LCCだし、そうなるよねぇ。
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 さて、なかなか出てこない荷物にやきもきしながら、次の飛行機へ乗継。
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