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カテゴリ:2018旅行の記録 > 2018_08回目_HKG/TPE

 長い長い夏休みも終わり。
 いよいよ岩手に戻る。


時間もないので、ゲートへ直行

 羽田から到着して、花巻行きの出発までそれほど時間がないのでゲート直行。
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 今日もお世話になります、エンブラエル様。
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 機内でインターネットが無料って宣伝してるけど、この便は使えないぞ!
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 というわけで、懐かしいパタパタが残る伊丹空港から出発。


搭乗

 いや、もうこの路線乗りすぎてて書くことなんだよね。
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 いつもの座席。
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 では、いってきまーす。
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 空港を離陸して左旋回で上昇して、一路花巻へ。


岩手に帰ってきたぞー

 たぶん、寝てた。
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 稲穂も黄色くなってきてるね。
 田んぼに出迎えられて花巻空港へ。
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 北側から着陸~。
 長い長い夏休みがこの瞬間終わった。
 さて、あまりにも疲れてたから家まで帰る途中で温泉入っちゃったぜ。やっぱ温泉サイコー。
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 さぁ、岩手にかえっぺよ。伊丹経由で。


ラウンジで腹ごしらえ

 川崎のビジホに泊まって、朝の羽田空港へ。
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 ダイヤモンドプレミアラウンジでパンとおにぎり。


社畜路線に搭乗

 社畜路線に搭乗じゃ!
 ……といっても祝日だから、あまり出張者はいなかった。
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 とはいえ、それでも優先搭乗者はそこそこいた。
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 本日の搭乗機はB767-300ER。こいつはこの後ミッキー塗装になって活躍中だけど、この時はノーマル鶴丸。
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 やっぱり幹線の伊丹線。ほぼ満席。すげーな。
 俺だったら現金で行くなら新幹線で行くわ。こだまのグリーン車で。
 まぁ、小田原駅が便利だからなんだけどね。


離陸して着陸

 さて、プッシュバック。
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 曇り空の中、D滑走路から離陸。
 地元をかすめる、相模湾上空ルートで。
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 雲は多かったけど、低い雲だから富士山がきれいに見えた。
 そして、意識を失う。起きたら大阪近辺。
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 伊丹空港は離着陸時の機窓が楽しいよね。
 こういう形のJCTに超萌え。
 これ何JCT?東大阪JCT?
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 というわけで、特に何も面白いことはなく着陸。


今日の乗継案内看板

 さて、いつも密かに楽しみにしている、伊丹空港の乗継案内看板。
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 福岡、花巻、羽田、屋久島。
 おい!まともな客が屋久島行きしかいねーぞ。
 福岡も直行便たくさん飛んでるし、羽田なんてまさにとんぼ返りじゃないか。滞在時間1時間もない。こいつは修行者だな。BA修行でもしてるのかしら。Fに乗って60TP!
 まぁ、花巻行きにこの後乗る私も人のこと言えないんですけどね。
 羽田から着いて、伊丹空港で乗り継ぐのが合理的な人って直行便がない「但馬」「隠岐」「屋久島」と直行便が少ない「奄美」ぐらいかな。
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 日本へはおJALさんでHNDへ。
 JAL SKY SUITE Ⅲで帰るよー。


香港のJALチェックインカウンターは朝から開いてる

 BR851で10時半には外に出たけど、次のJL26は15時15分発。5時間弱の乗り継ぎ時間がある。
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 今回怪しい段ボールがあるのでできればさっさと荷物を預けたい。
 普通であれば次の便のカウンターが開くのは2時間前ぐらいからだから、どうしようかなぁと思っていたけれど、調べたらJALは朝からカウンターが開いてる!空港カウンターは朝7時半から出発60分前まで開いているらしい。ちなみにインタウンチェックインカウンター(香港駅、九龍駅)は朝6時から。
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 これ地味に便利。……いや、便利なのはラウンジ乞食か。
 とりあえず段ボールに若干困惑する国泰港龍のおねーちゃんに荷物を預ける。
 空港税も払い戻してもらって出国じゃ。


ラウンジで入浴

 もう長旅で疲れたのでゆっくりしたい。
 とっとと出国してCXのFラウンジであるWINGへ。
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 午前中からシャンパンを飲む……
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 ……ことはなく、ノンアルコールのキャセイディライトを飲んで風呂が空くのを待つ。
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 入浴~。
 このカバナは待ち時間が長いのが難点よね。
 さっぱりしたので食事を取ろう。
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 メニューはこんな感じだった。
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 とりあえずメインを注文し、ハーフビュッフェなので、食物を取りに行く。
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 メイン登場!チキン食べたはず。米は日本人にとってはおいしくないのが香港の常。
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 とりあえず担々麺も食べた。まぁ、なんというか麺に関しては俺は期待していない。


初めてのSKY SUITE Ⅲ

 投入されて少し経ってるけど、初めてのJAL SKY SUITE Ⅲ。
 狭い狭い言われているけれど、どんなもんじゃろか。
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 さて、搭乗するかのう。
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 今日のゲートは24番。喫煙所から遠すぎることもなく、使いやすいゲート。強いて言えばラウンジからちょっと遠い。
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 うむ。CXのシーラスよりかは圧迫感を感じる気がする。
 けど、言うほど狭いかなぁ。まぁ、窓側だったので足クロスする内側だとまた感想が変わってくるかもしれない。
 個人的には狭いところにこもる感はキライじゃないので、一つの形としてはいいんじゃないかと思う。
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 ただ、テーブルの角度が座席とあってないので、出すときに違和感を感じる。座席からすると斜めにテーブルが出てくる。もちろん出した後、角度は座席と合うようになっているんだけど。
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 さて、離陸。今日は特に遅延もなく、快調。


機内食は洋食にした

 まずは、機内食メニューをチェック。
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 うむ。色々悩んだが、ここは洋食のビーフだ!
 まさに「Beef or Fish?」メニュー。昔よく言われていたけど、牛か魚が選択肢の機内食ってほとんど出会ったことないよねー。
 ご飯と味噌汁だけは食べたいんだけどって言ってみたら断られた。あれ、昔は結構柔軟に対応してくれたんだけどなぁ。まぁ、和食選ぶ人が多いのから足りなくなるかもしれない。まぁ、仕方がない。
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 スタートはあられミックスから。飲み物はペリエを頼む。
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 JALお得意のワンプレートでどーん!
 なんかそこはかとないファミレス感あふれ出るメインプレート。
 俺だけなのかもしれないけれど、JALのパンをそのまま置くのってどうかと思うのよ。まぁ、シートが敷かれているので汚いってことはないんだろうけど、せめて皿の上に置いてくれないかなぁ。気分的な問題なんだけど。
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 火が通り過ぎたということはなくちゃんとレアだった。いいね。
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 最後は紅茶とハーゲンダッツ。
 コーヒーフレッシュに閉口。ビジネスクラスぐらい牛乳載せてくれ。そんな何本も使わないだろうに。


怪しさ倍増した荷物を受け取る

 特に遅れもなく羽田へ。
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 夜景が美しいなぁ。房総半島縦断してA滑走路に着陸。
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 香港の国泰港龍のおねーちゃんが頑張った結果、預けた時よりも色々と貼られて怪しさ倍増した段ボールを受取る。
 税関で絶対怪しまれると思ったけど、特に荷物チェックもなくスルー。あからさまに怪しいと特にチェックないのかしら。こんなんだったら金塊でも入れておけば良かった(ダメです)。
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 長い長い(急遽発生した)台湾旅行も、もう終わり。
 さぁ、かえっぺよ。


バスで桃園へ

 サンルート台北のいいところは目の前から桃園空港行きのバスがでること。
 ただ[1841]系統なので、高速を途中で降りて下道で空港目指すのでちょっと時間かかる。といっても一時間ぐらいだけど。
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 朝早いぜ。
 朝日と共に出発。
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 バスの中でみんなで踊りながら物騒な言葉が並ぶCMやってた。
 たぶん、台湾政府の広告。


席だけPYなくなる

 さて、桃園空港。
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 もっててよかったSFC!
 スタアラゴールド扱いなので、あまり列に並ばずにチェックイン。
 座席ナンバーが変わってた。よくよく調べると77Wが入ると思っていたがA321に機材変更。PYが付いていないので、席だけPYにならず。まぁ、仕方ない。
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 さて、EVAの本拠地のラウンジを楽しみましょう。
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 BKKでは数少ない食わせラウンジだったけど、TPEのラウンジもそうだった。
 とりあえず食わせとけばいいだろ的な。
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 とりあえず、一通りつまむ。
 台湾人はビックリするぐらい食べてた。まぁ、そんなもんかねー。
 それ以外は特徴ないラウンジ。


搭乗はバスゲートから

 さて、搭乗。
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 搭乗はバスゲート。
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 しかもマイクロバス。
 たしか優先搭乗したんじゃなかったかな。マイクロバスでちょっとビックリする。
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 スタアラ塗装機でございます。
 明るい時間にTPEでバス搭乗って初めてかもしれん。
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 強烈な朝日を浴びながら出発~。


機内食♪

 行きの香港→台北では夜遅い便のせいかお菓子だった機内食
 今回はこんな感じ。
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 まぁ、朝食ですからね。
 パンとお菓子とジュース。
 パンはカレーパンだった。
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 行きに続いて、このカトラリーいる?という疑問が……。


到着

 さて、台湾海峡をひとっ飛び。
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 海ほたるを見る(違)。
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 着陸~。
 相変わらず船が多いな~。
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 無事に到着したのでした。
 EVA航空初めて乗ったけど、なかなかいいね!
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 ごめんね。特に面白いこと書いてない。
 一本にならない記事の集合体。


宜蘭~台北は高速バスが便利

 さて、ここまで台鐵で台北から反時計回りに乗ってきたので、残りも台鐵で台北まで行きたいところではあるんだけれど、台鐵の指定席が全く取れない。立ち席で行くのもイヤなので、高速バスにすることにした。台鐵は宜蘭~台北を海沿いに迂回していくけれど、高速バスは一直線なので台鐵よりも速いし。
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 というわけで、宜蘭駅裏側のバスターミナルから乗車。TWD115(400円くらい)でクソ安い。今は値上げしてるかも。
 すぐに高速道路に乗り、あとは延々と走る。
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 雪山トンネルに突入。台湾で一番長い高速道路トンネルで、世界でも5番目の長さ。全長12.9km。
 台湾なんだからもっと飛ばせよ!ってぐらいのちんたらしたスピードで走っているけれど、このトンネル区間のスピード取り締まりが厳しく(60km/h以下と90km/h以上で取り締まり)、80km/hぐらいで流すしかない。ちなみにオービスも設置されている。
 とはいえ80km/hで走っていれば10分程度で通り抜けて台北市内へ。おおー確かに速いぜ。
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 台北駅前まではおおよそ70分ぐらい。まぁ、台北市内では時間がかかるから仕方ないね。
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 途中の科技大樓駅にも止まるので、そこでMRTに逃げるのも一考。そこだと50分ぐらいで着く。台鐵で行くと最速で70分なので、切符の入手困難度と本数を考えたらバスの方が便利だな。バスは3社がそれぞれ15分ごとぐらいに出しているので、ほぼ待ち時間なしだし。


冰讃でマンゴーかき氷

 まぁ、いまいちなんだけど、疲れ果てて店を探すことを諦めた。
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 相変わらずの日本人だらけ。
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 もうちょっとねー、マンゴーの盛りがいいとねー。


信成蔴油廠でごま油

 ついでに近くの信成蔴油廠でごま油を購入。
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 安くて香りがちゃんとしているのでお気に入り。
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 値段いくらだったか忘れたけどね。
 ちなみに日本人ってわかると割れないように緩衝材付けて、箱に入れてくれるよ。大抵酒が入っていた空き箱だけど。


鼎活

 最後は鼎活。
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 さすが、
鼎泰豐。安定したお味。
 一人で行くときのコツは、小籠包を5個ずつ頼むことだよ。一度に10個頼んじゃうと冷めちゃうからね。ちなみに1個あたりの値段計算なので5個ずつ頼んでも値段一緒だからね。


宿はサンルート台北

 今夜の宿は日本人の巣窟、サンルート台北。
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 当日ギリギリで安めの値段で出ていたのでゲット。
 通常価格だとちょっと(部屋の割に)泊まるには高いので、泊まらないんだけどTWD2,000切ってたのでアリだ!日本語対応完璧なので、ちょっとしたことなのだけどめんどくさいことを頼むときに英語が不安な人は便利。
 今回は、スーパーのカルフールでいっぱいいろんなものを買ったので、段ボールで持って帰ってきたんだけど、ガムテープ貸してもらったりした。
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 無料って素敵な響きだよね。
 だから、ウィスキーの蒸留所に行って無料で見学・試飲してきたよ。


KAVALANウィスキーって

 ウィスキーって寒いところで作るハズなんだけど、台湾は2カ所で大規模なウィスキー作ってる。
 有名なのはKAVALANウィスキー。色々な賞を受賞した結果、(年数の割に値段が)高いウィスキーになった。
 製造しているのは金車。乳酸菌飲料とかコーヒーチェーンのMR.BROWN COFFEE(伯朗珈琲)とか台湾で展開している。


宜蘭駅からバスで行く

 まぁ、普通の人はタクシーで行くよね。
 俺、変態なのでバスで行く。
 バスは[752]系統。宜蘭駅裏側(後站・東側)のバスターミナルから出発して、その後表側(前站・西口)を経由していく。表側のバス停は駅を出て左右に通っている広い道を左の方に行けばOK。[752]系統のバス停があるはずだ。本数が少ないので時刻表は公式ホームページここを見てね。おおよそ2時間に1本。ちなみに終点近くで、終点側は循環系統なので、見学時間はおおよそ2時間取れる(4時間いてもいいけど)。
 他には國光客運[1786]系統もあるけど、宜蘭駅裏側(後站・東側)のバスターミナルは[752]と同じだけど、表側(前站・西口)のバス停がちょっと謎。駅正面の道(光復路)をまっすぐ行ったところにあるバス停なんだと思う。下車するバス停は[752]系統よりちょっと遠くて「下深溝」バス停下車。
 ちなみに土日であれば[綠12]系統バスが走っていて、こちらは「金車酒廠」バス停で降りることもできる。一時間に1本走っているので、土日であればこちらを使うのがオススメ。発車時刻は毎時00分発。わかりやすい時刻でいいんだけど、土日しか走っていないのが難点。ちなみに宜蘭駅の発車バス停は同じ場所から。
 というわけで[752]系統のバスに乗った。マイクロバスだった。
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 おい止まりますボタン故障かよ!
 運転手に申し出るってマジかよ。
 メモに下車バス停を書いて運転手に見せたらわかってくれた。
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 降りるのは「員山農會成功分部」ね。日本語で言えば員山農協成功支所ってところか。まったく役に立たない情報だけど。降りたらそのままバスが行く方向に歩いて行けば着く(バスは右折するけどまっすぐ)。
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 そうするとコレが見えてくるから誰でもわかるよ!


工場へ突入

 バスで来る人は相当少ないらしく、入っていいのかどうか悩むけど、突撃しよう。
 なんとなくノリで行けば大丈夫さ。道順はうまく言えないけど、全体的にはまっすぐ行って左!
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 こんな所を通ってこの左側の建物が見学施設。
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 なんか変なおっさんが迎えてくれる。この人がきっとMR.BROWN(適当)。
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 なんか、休日だとウィスキー以外も試飲できるみたいよ。
 ウィスキー試飲については、蒸留所見学したあとにしよう。

蒸留所へ突入

 さて、ウィスキー試飲開始時間まで少しあるので蒸留所へ。
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 いったん建物をでて、蒸留所棟へ。
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 ウィスキー製造工程を学ぶ。
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 寒くなくてもクーラーを使えばいいじゃない!という方針の蒸留所。科学の勝利。
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 貯蔵についてもクーラーバッチリな環境で熟成されていく。
 ふと思ったんだけど、大規模な停電が長時間続いたらアウトじゃね?


試飲会場へ!

 さぁ、試飲じゃ。
 正直言うとね、KAVALANのイメージは「おいしいんだけど、この値段出したらもっといいウィスキー飲めるよね?」という感じ。話題として飲むのはいいんだけど、常飲するかというと微妙なところ。さて、そのイメージが変わったりするのだろうか。
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 さて、試飲会場へ。
 お昼の時間を除けば、結構頻繁にやってる。
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 説明を受けてから試飲。
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 自分の顔が写ってないか心配じゃ。
 かなり若めのウィスキーだった。いや、そりゃそうか、この蒸留所の歴史から考えて若いウィスキーしかない。
 うーん、試飲のためにここまで来る価値があるかって言ったら微妙だな。
 せめて有料試飲コーナーとかあるといいよね。高めのウィスキーとかも飲めるヤツ。
 結局、当初のイメージと変わらず、「おいしいんだけど、この値段出したらもっといいウィスキー飲めるよね?」という感じ。
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 お土産コーナーで色々売ってるけど、普通のボトルを買うなら空港の免税店で買った方が安いと思うよ!
 ミニチュアボトルとかそういうのを買うなら、ここじゃないと売ってないけれども。


帰りもバス

 さて、帰りもバスじゃ。
 帰りは難易度低いよ。工場目の前にバス停があるからね。
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 ただし、時刻表は始発バス停からの時刻なので、これに5分ぐらい足した時刻が「金車酒廠」バス停の通過時刻。とはいえ、客がいなければどんどん走って行っちゃうので、始発バス停の出発時刻から並んでおくのが無難。
 もし、台湾中級者であれば台湾のバスアプリを入れて、動向を把握すべし。
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 今回初めて行く街、羅東。
 ここにも古い建物を残した歴史を感じる場所があるのでした。


台東から羅東へ

 台東から台北まで普悠瑪に乗ろうとすると、チケットを取るのは至難の業。
 でも、台東~花蓮だとチケットが余裕で取れるよ。
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 旧型の客車から最新鋭の電車へ乗継。
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 ほら、がらがらでしょ。
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 台東に保存されている、昔の台北~高雄間を走ったディーゼル特急車DR2700。
 昔、一回乗ったなぁ。電化前の花蓮~台東間で。
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 お弁当を食べる。台北の台鐵弁当とは中身がちょっと違う。
 かといってこの辺の有名な駅弁である池上弁当とはちょっと違う。
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 花蓮からは間快で羅東へ。
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 海を見ながら羅東に到着。
 そして羅東で宿泊した。


羅東林業文化園區

 朝一から活動。
 まずは羅東市街から北に離れたところにある羅東林業文化園區を見学。
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 日本統治時代に始まった大平山から切り出した木材を羅東森林鉄路で運び出し、ここで集約する貯木場などがあった場所の跡地。1982年に木材の切り出しが終わるまで、使用していたところらしい。
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 森林鉄道で使用されていたSLなども展示されている。
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 SLのあと使用されていたと思われるディーゼル機関車も展示されている。
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 こちらは羅東森林鉄路の終着駅である竹林駅を復元したもの。
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 もちろん貯木池も残っている。
 さすがに木材はないけれど。
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 これはトーチカかしら。
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 日本家屋も復元されたのか、修復したのか多数残っている。
 こういった古い建物を保存したり復元したりする活動が台湾ではものすごい活発。行政もその復元にお金を出しているのがすごい。正直、ここまでたくさん残す意味があるのかなという気がしなくもない。


中興文化創意園區

 さて、見学が終わったので次のスポットへ向かう。
 西側の広い道を北へ進むとある「羅東林場」バス停より國光客運[1766]系統のバスで北上。今度は中興文化創意園區へ行く。バスは昼間だと45分間隔。距離にして2kmなので、歩いてもいいかもしれない。タクシーはあまり走ってないと思う。
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 さぁやってきたよ。
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 ここは日本統治時代から始まった製紙工場の跡地。台湾最大の製紙工場で、東南アジア一の生産量を誇ったとか。2001年まで使用されていた製紙工場を修復し、アートの空間として再出発したのがこの中興文化創意園區。こういう施設、台湾には結構たくさんある。
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 外見はそれほど手を付けられていないけど、中はびっくりするぐらい近代化されている。人が多かったので中の写真を撮ってないのだけど。
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 巨大な煙突や大きな建物も残っている。
 残念ながらこれがどういう施設だったのかという説明書きは少ないのだけど。
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 各種イベントも開催されてるよ。
 屋外のイベントは暑すぎて人があんまりいなかった。
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 特にあてがあるわけではない旅。
 そうだ、ローカル列車に乗ろう。


台湾一周最後の非電化区間

 台湾を一周するように走っている台鐵。
 台湾を一周する幹線の中で、現在も非電化で残っている区間が台南南部の潮州~知本間。九州で言えば位置的には都城と南宮崎の間あたり。その区間には今でもローカル客車列車が走っている。
 ただ、この区間も絶賛電化工事中。なので、いつまでこの列車が残っているかわからない。だったら、乗れる機会があるときはなるべく乗るようにしよう。


高雄から乗り得間快で枋寮へ

 さて、高雄からは乗り得間快(日本で言う快速)で枋寮へ向かう。
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 なんとなく小田急線っぽい面構えのDR3000型。
 こいつは普段
最後の非電化区間を通る自強号(日本で言う特急)を中心に走っているのだけど、電化区間が広がっていくにつれて活躍の場が狭まって、現在は車両の運用に余裕があるらしく、間快や間車でも走っている。
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 潮州まで
間快で、そこから間車に変身する。
 特急車両なので快適。
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 ちなみにこの車両、日立製でございます。安心の日本製!
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 セブンのお気に入りのおにぎりと共に出発。
 冷房もガンガン効いて、フルパワーディーゼル列車は快調に枋寮へ。
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 枋寮に着いたら、窓に貼ってあった行き先表示の半分に白い紙をかぶせてた。
 おそらく、この後一日
枋寮~潮州間の各駅停車運用に入る模様。
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 駅が新しくなったねー。

いよいよ普快車に乗車

 さて、いよいよ乗車。
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 乗車券は高雄で買っておいた。98.2kmがTWD104で400円ぐらい。クソ安い。
 普快車は冷房がない条件なので台鐵で一番安い運賃が設定されている。
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 いよいよ乗るっぺよ。
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 後ろからも撮影。
 正しい客車列車だね。
 今日は南アフリカ製の車両。日本製の客車もあるのだけど、最近はあまり運用に入ってないらしい。日本製車両は車端に手動ドアがあるけど、南アフリカ製は自動ドアで、少し内側にドアが設置されている。


車内へ

 それでは車内へ。
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 ホームより低いドア。昔はホームがもっと低かったんだね。
 ちなみにこれ日本でやると怒られるヤツだった気がする。
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 車内は回転クロスシート。向きが変えられるけど、時々壊れてる。
 当然冷房はないので出発まで暑い。
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 車掌室はこんな感じ。
 車掌さんは基本的に到着出発時は客用のドアで仕事するので、走行中の乗務位置って感じ。


いよいよ出発!

 いよいよ出発。
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 走り出すと風が入ってきて涼しくなる。
 非冷房の列車に乗るのは久しぶりだ。
 走り続けるならば、そんな旅も悪くない。
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 ビシッと安全確認。
 台鐵の場合、ドア開けするときは客用ドアで全ドア開扉。閉めるときは自分がいるところ以外を閉めてから、自分のいる場所のドアを閉める方式。なので、到着出発時のホーム安全確認はしない。
 車両のバッテリーがへたっているのか、接触が悪くなっているのか、ボタンを押してもなかなかドアが開かない。車掌さんが駅に着くたびにボタンを連打。
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 当然、そんな状況なので車内灯もつかない。やっぱバッテリーか?
 トンネルの中は真っ暗。車両によっては点灯していたのでやっぱり故障かな。
 ま、それも味がある。
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 電化工事は進んでいて、至る所で工事中。
 電化と同時に近代化されるので、線路改良やホームかさ上げなども同時進行で実施中。


海岸線を走る

 この区間の開業は結構最近で、1992年の開業区間。
 比較的線形がいいのかなと思いきや、電化に合わせて線路の付け替えが行われるらしい。
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 台湾の中央山脈を中央トンネルで横切り東側に出ると、列車は偉大なる太平洋を望みながら走る。見渡す限りの水平線が美しい。
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 瀧溪駅で対向列車が遅れていたので、しばらく停車。
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 2時間26分半の旅が終わり、台東駅に滑り込む。


最後まで残る旧型客車列車はあと少し

 決まってはいないけど、おそらくこの列車が走る区間が電化される2020年末には、この列車も姿を消す。日本でも昔走っていた旧型客車列車の風情を味わえるのもあと少し。廃止が決まると人が.押し寄せる(というより現在でも土日はかなりの混雑)ので、乗りたいならさっさと乗った方がいいよ!
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 最近できたIHGのホテル。
 高雄ってあんまり海外のチェーン系ホテルがないからかなりレア。


高雄のIndigoは駅直上

 高雄にはIHGのHotel Indigoがある。
 いつもはHotel duaに泊まるんだけど、この日は満室だったのでこちらに泊まることにした。
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 紅線の中央公園駅の直上にあって交通の便はとても良い。
 高鐵も台鐵も空港も全て1本で行ける。
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 なんか派手だよね。
 まぁ、Indigoってそういうもんでしょと言われたらその通りなんだけど。


部屋

 今回予約したのは一番安い部屋。
 私はSFCを持っているので、そこからのステマでもらったプラチナエリート資格を持ってる。
 持ってて良かったSFC!
 もしかしたらちょっとはアップグレードがあったかもしれないけれど、あまり気にしてなかった。
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 部屋の壁も派手だぜ!ちょっと落ち着かない。
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 こういう壁だと実は汚れてもあんまり気づかれにくかったりっていうのがあるよね。
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 まさかのスパークリングワインが1本置いてあった!
 これはプラチナを持っているのでサービスでプレゼントの模様。
 ワイン1本って初めてだぜ。おれ、ワイン弱いからほとんど飲めないけどな。


お風呂が異常に広い

 部屋によるかもしれないけれど、風呂が広い。
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 シャワーブース兼お風呂がかなりの広さ。
 ちなみに湯船がない部屋もあるけど、それでも同じくらいのシャワーブースがある部屋もある。
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 レインシャワーも完備。
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 バスアメニティーはタイのブランド、THANNのものだったよ。
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 残りのアメニティーはこんな感じ。
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 ランドリーバッグの絵がなかなかナイス。
 なんか味がある絵だよねー。


感想

 ちなみにチェックインするとルーフトップバーのドリンク券くれた。
 価格帯としてはいつも使うHotel duaに比べるとちょっと高め。
 充分、いいホテルだと思うんだけど、duaのコストパフォーマンスが高すぎるので相対的にこちらの評価が下がる。高雄だといわゆるビジネスホテルや、ラブホテル上がりのホテルが多いので、こういった価格帯のホテルはある意味貴重かな。特に、交通の便がいいところっていうのはなかなかないと思う。
 もうちょっと何回か泊まって開発してみたい。
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 台湾にある日本統治時代の三大建築の一つ、旧台南地方法院に行ってみた。


台南にある日本統治時代の遺産

 台湾では古い建物を修復して公開するというのが流行りである。特に日本統治時代の建物でその傾向は顕著である。
 中華人民共和国に飲み込まれそうになっている状況の中で、台湾人は大陸の奴らと違うんだって思ったときになぜ違うのか、自らのアイデンティティーは日本統治時代を経験したことによって大陸の奴らと違うんだ!って思う人がいる。この辺はセンシティブな話で外省人(戦後大陸から逃げてきた人)と内省人(日本統治時代を経験している人)というくくりでは説明できないような状況である。昔はね、外省人・内省人で違っていたというけれど、今はそういったことは関係ない。
 その辺の経緯があるので、日本統治時代の建物を保存することに力を入れている。


旧台南地方法院

 今回見学する旧台南地方法院は日本統治時代から台湾総督府の裁判所として建設され、戦後もそのまま中華民国の裁判所として2001年まで使用されていたものである。台湾にある日本統治時代の三大建築の一つとされていて、Wikipediaによれば残りの2つは、台湾総督府(現総統府)と台湾総督府博物館(現国立台湾博物館)らしい。
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 2016年に復元工事が完成して公開されているので、まだ新しい。
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 実に立派な建物。
 日本では失われた建物がここにある。
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 作りというか装飾が非常に細かい。


内部に入る

 見学は無料。
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 入ってすぐの柱。
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 どういう様式なのか、その辺の知識はないけれど、この柱にかなりの仕事が入っているのはわかる。
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 こちらは拘留室。留置所みたいな役割もあったのだろうか。
 かなり細長い部屋。
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 こういう建物の外側に配された廊下ってそそられるよね。
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 もちろん法廷も再現されている。
 こういった法廷で模擬裁判なども開かれているらしい。


スタンプラリーもあるよ!

 台湾の人々の古い建築物を残そうという思いを実感できる場所だね。
 林百貨店から歩いてもたいした距離じゃないので、是非セットで行ってみよう。
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 館内スタンプラリーもやってるよ。
 無料で参加できて、全部集めるとポストカードもらえるよ。
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 ちなみに向かい側では巨大な美術館が建設中だった。
 今はオープンしてるらしい。ここには以前台南神社があった。
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