FLY! FLY HIGH!!










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カテゴリ:北海道 > 北海道_船・鉄道・軌道・バス等

 何をやっていたんだと言われると説明に苦慮するが、汽車に乗っていた。


まずは快速エアポート

 なぜか南千歳から乗った。
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 今じゃおいそれと乗れなくなった指定席。
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 今日のきっぷはこれなので普通列車を乗り倒す。
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 こいつなんだっけ731系だっけ?733系?それとも735系?
 エアポート指定席車があるのは733系だった。
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 るたお。


廃止が決まった函館本線山線へ

 山線乗るよ。
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 最新鋭H100形。電気式のディーゼルカー。ディーゼルエンジンで発電してモーターで走る。
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 倶知安はまだ古いホームだった。
 今は新幹線工事の関係で仮設ホームに移っている。
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 そして長万部に到着!


長万部からは室蘭本線

 長万部はかにの街。
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 まんべくんだ!
 色々あって色々あったまんべくん!
 相変わらず目がいってるぜ!ずーしーほっきー並にね。
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 ここからもH100形。
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 秘境駅小幌。
 このあたりの地形ってやばいよね。分水嶺がほぼ太平洋側の海岸近くまで来ていて、その分水嶺と海岸のわずかな土地に室蘭本線が走っている。国道とかはみんなもっと内陸走ってる。


室蘭によってから苫小牧へ

 東室蘭からはちょっと室蘭に寄る。
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 懐かしの国鉄形じゃないけど、国鉄形と言ってもいいようなキハ143。
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 室蘭駅来たよー!
 室蘭もそれなりな工業都市のはずなんだけど、なんかテンション低め。
 鉄は冷めているか。
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 室蘭から東室蘭はH100。東室蘭からは再度キハ143に乗る。
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 もともとは国鉄の50系客車を改造してディーゼルカーにしたので、車内は国鉄感がある。
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 こういうボックスシートの取っ手とか懐かしいよな!


ぐるっと回って札幌着

 というわけで丸1日のった汽車旅も終了。
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 札幌ついたよー。疲れたー。
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 いつもの宿に入場!
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 今日もひたすら列車旅。北海道はでっかいどー。


早起きして北見駅

 さて、朝。
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 おっはー!おっはー!今日もいい天気だね。
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 朝も朝から列車に乗ります。
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 対網走の通学対策列車かな、さすがに朝は3両つないでる。
 それだけ高校生が多いんだろうな。
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 乗車位置「I」は「Iris(あやめ)」の「I」。
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 昨日も乗ったオホーツクがやってきたよー。
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 今日も無事に到着してくれただけありがたやー。
 (マジで鹿との衝突が半端ない)


特急オホーツク2号はガラガラ

 土曜なのにガラガラのオホーツク2号。まぁ、そんなもんか。
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 今だったらマニアがいっぱいかもね。
 4号車まるまる一人もいなかったので、私の貸切。
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 遠軽駅に到着。
 信号の「ア2」って何?旭川方二番出発?
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 遠軽駅で進行方向が変わるためしばし休憩。
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 ここでも行灯式発車案内は現役。懐かしいね。
 おれは鶴見駅にあった鶴見線の行灯式発車案内を思い出すよ。
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 さて、遠軽駅で方向転換して出発。


遠軽駅からは特等席

 さて、遠軽からは自分が乗っている4号車が先頭に。
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 誰も乗ってないから前面展望も楽しみながらリラックス態勢。
 この後、JR北海道は自由席車の前面展望が楽しめる席2席だけ指定席にした。
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 旧下白滝駅跡にある下白滝信号場。
 このあたりは駅間が長い。最大では白滝~上川間の37.3km。これは日本における新幹線を除いた隣の駅までの最長距離記録になる。かつては途中に5つも駅があったが、すべて廃止となった。駅があっても利用する人がいない、集落自体がなくなったなどの理由で消え、駅と駅の間は広がった。
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 安足間(あんたろま)駅で対向のオホーツク1号と行き違い。
 グリーン車の窓から顔を出しているやつってたぶん車掌じゃないよな。車掌だったら普通ホーム側(ホームは外側)見るよな。
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 上川すぎて旭川近づくと人家も増えてきて安心する。
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 というわけで旭川到着~。早朝から3時間の旅。
 これくらいがちょうどいいね。

旭川からはノロッコ号

 さて、旭川からノロッコ号に乗るよー。
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 ノロッコ号とは「ノロノロ」と「トロッコ」が合わさったもの。
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 最近は珍しくなった機関車牽引列車。
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 機関車牽引の客車列車だけど、反対側にも運転台がついていて、機関車を遠隔制御できるようになっている。
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 なので側面は全開でやんす(あんまり写ってないけど)。冬とか寒そー。
 そして木のベンチシートなのでなかなかきついぞ!
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 トロッコなのでいろいろむき出し。
 いや、もともとちゃんとした客車から改造されたはずだけど。
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 記号も多いな。オハテフはともかくオクハテって。
 32.5t-37.5tで制御車で普通車で展望車だからオクハテ。
 クなんてもともと客車の記号ルールになかったから電車から持ってきてるよね。


いざ、美瑛へ

 旭川出発。
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 旭川空港の飛行機もよく見えるねぇ。
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 30分走って美瑛に停車。ここでは8分停車。
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 格好の撮影タイムだね。
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 客車の側面はこんな感じ。
 コロナ対策の換気はバッチリだね。
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 一応指定席が1両、自由席が2両なので、普通乗車券だけで飛び込みでも乗れるよ。
 でも、全部指定席でもいいんじゃないかなぁ。


さらに富良野へ

 さて、美瑛までノンストップだったけれど、美瑛からはこまめに停車しながら富良野へ向かう。
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 あー北の国からっぽい(適当)。
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 富良野に到着。富良野って貨物列車来るのね。
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 北海道ではおなじみの機関車もいた。
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 さー、富良野についたぞー!
 なにすっぺかなー。とかいいつつ、もう行先は決まっているゾ。
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 やっぱ「オホーツクに消ゆ」だよな!


釧路湿原を通り抜ける釧網本線

 さて、午後は北へ。
 釧網本線に乗って網走を目指す。
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 自動改札が潤沢な釧路駅。
 実はこの自動改札機は特急到着時は特急券入れないと引っかかる優れもの。
 っていうか長距離の乗車券の場合、特急券がないと有人改札送りだったかな。札幌からの乗車券で普通列車で来たとか考えづらいもんね。
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 というわけでこちらもキハ54。花咲線と釧網本線はいざというときのためにキハ54を使用しているようだ。キハ54は2エンジン車なので、片方が故障してもとりあえず最悪の事態は防げるしねぇ。
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 というわけで列車は釧路湿原のど真ん中を通り抜けて、ここは釧路湿原駅。
 現代においては自然保護のために絶対不可能なルートだけど、戦前は強い。まぁ、こんな中SLが走っていた(走っている)わけで、環境保護とか大丈夫なのだろうかと思わなくもない。現代においてはSLが冬しか走っていないのは植物への影響を少なくするためなのかな。確かに雪で覆われるし、雪は汚れても流れていく。
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 まぁ、ホントにど真ん中を走っているので高台から見渡したいなら、車の方がいいかもしれないと身も蓋もないことを言ってしまう。


北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ

 「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ」という懐かしのレトロゲームがある。
 ファミコン版が1987年に発売されて大ヒットしたゲームソフトだ。「連続殺人」ではなく「連鎖殺人」というところが大きなミソであるのだが、ここで語っても仕方があるまい。堀井雄二氏がシナリオを手がけたゲームであるといえば、どれだけ凄いゲームかわかるだろう。
 そんな30年以上も前に発売されたゲームにスポットライトを当てて、今、地域活性化に役立てている。
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 というわけで知床斜里駅に到着。
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 オホーツクに消ゆの看板があるねぇ。
 令和の時代に合わせて、ヒロインが巨乳化しておる。
 音楽もいいから是非やってみてね!やる方法はちょっと言えない。 
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 オホーツク海やねぇ。
 北浜駅では第二の殺人の舞台だっただけに感慨深いぜ。

 好きすぎて、以前にも記事にしているけどな!
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 そんなこんなで網走に到着。

網走からは「オホーツク4号」

 さて、網走からは特急オホーツク4号に乗車。
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 いやー、今きっとお別れ乗車民いっぱいかしら。
 このときは、ほぼ葬式鉄はいなかった。
 2023年3月で引退が決まっているキハ183系でございます。このときは決まってなくて、「いつまではしるんだろーねー」なんて言っていた。まぁ、それぐらいの時に乗っておくのがいいよね。
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 17時25分に網走をでて、札幌着は22時53分。
 5時間半の長丁場。ずっと乗るのはしんどいねぇ。
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 車販準備室にしては妙に設備が整っている場所。昔、ここで駅弁作ってたんだっけ?
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 普通車自由席の座席はこんな感じ。
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 普通車指定席の座席はこんな感じ。指定席の方が新しい座席になってるね。


北見に到着

 北見に到着。
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 さすがに釧路から根室往復して北見はきつかったぜ!
 車だともうちょっとラクなんだけどね。
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 いつもは真冬に来るので、違和感バリバリ。
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 久々の北海道列車旅、さらに東へ。

とりあえず池田まで普通列車

 さて、おなか満腹で帯広駅。
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 帯広駅は2つのホームそれぞれに改札が分かれている。
 宮崎駅も同様の形式だね。どっちかが委託会社でどっちかが直営だった気がする。
 元々は線路方向に2つ改札があったらしいが、駅ナカへのてこ入れのためか、線路方向に自由に通行できるようにして回遊性を高めたとのこと。まぁ、不正乗車の防止にも役立つことでしょう。
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 特急列車まで時間があったので、普通列車で先行することにする。
 キハ40だねぇ。もう帯広からはいなくなったんだっけ?
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 いいねぇ。非冷房車。
 北海道の夏って感じ。
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 というわけで池田。
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 行灯式の乗り場案内が残っていて、おぢさんうれしくなっちゃった。


特急おおぞらでさらに東へ

 さらに東へ行きますよ。釧路まで列車で行くのは久しぶりだ。
 20年ぶりぐらい?
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 きづいたら「スーパー」の文字がなくなっていた特急おおぞら。
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 途中では昼間なのに霧がかっているところも。
 やはり釧路は別格。
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 というわけで、諸般の事情で昔よりも走りがぬるくなった特急おおぞらで釧路に到着。


昭和のまま取り残された釧路駅

 さて、釧路。
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 石勝線経由って表示って今でも必要なのだろうかって思ったり。
 これ、富良野経由か新夕張経由かを区別してた名残なのかな。それとも網走経由?
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 オホーツクに消ゆのころから変わっていない釧路駅。
 いわゆる民衆駅のひとつで、昭和36年からこの建物のようだ。
 民衆駅とは今で言う駅ビルみたいなものだが、駅舎自体を民間が投資して建設したもの。戦争で荒廃し仮駅舎での営業を続けていたが、駅舎を新しくするにも国鉄にお金がないので、こういった形式となった。今でも民衆駅はいくつか残っているが、「あぁ民衆駅」と呼べるような建物は少なくなってきた。釧路駅はそんな駅の一つである。

 さ、街へくりだすぞぉ!
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  宗谷本線ローカル列車でえっちらおっちら。


日本最北の立ち食いそばを食べる

 というわけで、一晩明けて稚内駅。
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 (たぶん)日本最北の立ち食いそば屋で朝食を食べますかね。
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 メニューはこれだけだし、値段も高めだが仕方ないだろう。
 というわけで、個々で選ぶは利尻こんぶそば。
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 さすがに昆布が入っているとうまみ炸裂やな。
 そこそこおいしかった。


さて、宗谷本線普通列車に乗るよ

 というわけで、数少ない本数の宗谷本線に乗車。
 なんせ稚内駅を出発するのは特急3本、普通4本しかないのだ。
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 思ったより乗る人が多かった。
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 というわけで、今回もキハ54。名寄以北は全部キハ54なのかな。
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 車内は元特急車両の座席(だったと思う)になっていて、ぼろいけど普通列車としては豪華。
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 というわけで日本最北端稚内駅、出発です。


どんどん廃止される途中駅

 さて、軽やかに走り出した列車は稚内市街の中にある南稚内駅を出ると、すぐに人家もない大自然の中に放り込まれる。まぁ、最初は楽しいけど飽きるよね。
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 途中駅の幌延で札幌を朝出てきた特急宗谷と交換。
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 駅によって、乗っている人々がパシャパシャ写真を撮っているから何事かと思ったら、1ヶ月後に廃止される駅らしい。2021年3月13日に廃止になった駅は宗谷本線で11駅。
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 この廃車になった車掌車が駅舎になっている安牛駅も廃止された。


何も無いところで臨時停車

 さて、列車は遅れもなく順調に南下。
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 途中で鹿が出てきたりするけど、衝突することはなかった。
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 そんななか、音威子府手前の駅でも何でもないところで停車して、除雪隊員が乗車してきた。
 積もり積もった雪の抜本的な除雪をする人々なのでしょう。道路もないようなところだと思われるので、なかなかハードなお仕事。
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 隊員たちは椅子には座らず、立ったまま音威子府駅まで乗車してた。
 はー、大変やなー。座らせてあげたいけど、服が濡れてるから座れないのかもね。


音威子府到着

 さて、音威子府に到着。
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 列車から除雪隊員が降りたほか、乗降したのは2名ぐらい。
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 そんな人数の乗降ですが、立派な駅でした。
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 ひたすら北上。
 ただただ北上。


今回の乗車券

 さて、今回はあらかじめ事前に乗車券を仕込んでおいた。
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 沿岸バスのフリーきっぷである萌えっ子フリーきっぷ。
 これを買うと留萌から豊富まで片道乗り通すだけでも、安くなる。
 もともと沿岸バスは2ちゃんねると親和性が高く、オリジナルツアーを実施したり、フリーきっぷを萌えキャラにしてみたら売れたってことがあったので、こんな感じになっている。車内ではたぶん買えなくて、事前に買わないといけないけれど早朝から乗車などの場合は販売場所が開いていないこともあるので事前に札幌駅や稚内駅で買っておくと安心だ。
 でもさー、札幌駅のジェイ・アールバスの窓口で買ったんだけど、「どっちの娘にしますか?」とか聞かれてちょっと恥ずかしかった。


留萌中心部からスタート

 さて、この日は早起きして留萌中心部のホテル最寄りのバス停からスタート。
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 早朝7時前は寒いぜ!
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 本当にバスが来るのかなと心配になったけど、ちゃんと来た。
 この便は違うけど、基本的にはこのタイプのバスが150km近くの距離を走る。
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 2ちゃんねると親和性が高い担当者がいるせいか、USB充電完備。台湾のバスみたいだ。
 いずれにせよ長時間乗ることが多いので、便利よね。全線乗ると3時間41分!


ひたすら走って羽幌へ

 路線自体は留萌から羽幌を経由して豊富まで行く、旧国鉄羽幌線の代替バスで国道232号線日本海オロロンラインをひたすら走って行く。
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 正直言って延々とこの景色が続くので、飽きる。
 絶景だけど、絶景が続くと飽きる。
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 私が乗っているバスは羽幌止まり。
 なので、本社ターミナルで下車した。
 この沿岸バスの本社ターミナルがいい味出してるのよ。


羽幌から島に行く

 ひたすらオロロンラインを北上しているのも飽きるので、変化をつけるために船に乗ろう。
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 というわけでてくてく歩いて港に来た。接続バスが出ているときもあるけれど、本社ターミナルから1.1km15分ぐらいなので、荷物が大きくなければ歩ける。
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 おおー、船や。
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 特に用事もないしとんぼ返りだけど、船で浪費してみる。


天売島へ出航

 さて、乗船。
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 二等船室はこんな感じ。
 船っておおよそどこでもどうしてカーペット敷きなんだろうな。
 座席メインの船でもカーペットコーナーがあったり。
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 船が出るときってなんかいいよね。
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 冬の日本海はそれなりに揺れて、大時化の東京湾フェリーぐらい揺れた。
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 まずは焼尻島。最盛期人口が6,000人いたらしいけど、現在は200人を切っている。
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 続いて天売島。
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 おまわりさんも着船を手伝う。
 船の便数が少ない島に来ると必ずおまわりさんがいるよねー。
 この島の物事はすべて船の時間が基準になって動いている感じがすごく好き。


とんぼ返り

 船が一日一便しかないので、すぐに帰る。5-9月なら複数便出ているから島を巡って日帰りも可能なんだけどね。
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 とりあえずフェリーターミナルで休憩。
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 天売って高校が残ってるんだ!しかも町立高校!!
 人口300人の島に高校があることに驚き。ちなみに定時制で全国から生徒を募集しており、令和4年度の在校生は16人とのこと。ちなみに私が行ったときは令和2年度で生徒が10人だったから増えてる!
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 さぁ、帰りますよー。
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 帰りもおまわりさん手伝ってた。
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 帰りも焼尻に寄る。
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 羽幌に帰ってきましたよっと。


再び北上

 さて、羽幌町内で昼食食べてさらに北上しますよー。
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 バス停が雪で埋まっていてどうやって乗ったらよいか焦る。
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 バス来たー!とりあえず手を上げて合図したら、先の雪がないところで止まってくれた。
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 というわけでさらに北上していくよー!
 (道中に特に書くことがない)
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 つぎになくなっちゃいそうな路線。


函館本線を北上

 さてさて、森林公園の六花亭で腹を満たしたので、さらに先に進むことにしよう。
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 というわけで、岩見沢までやってきた。
 ホームの上に雪が残ったままだけど、こういう除雪の方法の方がいいのだろうか。本州だとあんまり見ないよねぇ。本州はホームが見えるまで徹底的に除雪する感じ。
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 岩見沢って札幌からそこまで離れているわけではないんだけど、雪の量が明らかに違う。札幌と千歳と同じぐらいの距離だけど、札幌と千歳でも結構天気が違う(日本海と太平洋側)ので、岩見沢でも違うのだろう。
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 岩見沢からは特急乗り換え。
 線形はいい区間で一番の幹線なので保線もよくって乗り心地よかった。


もうすぐなくなっちゃいそうな留萌本線

 今度は留萌本線に乗り換え。
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 深川駅もホームの除雪は雪が薄く積もるように。
 まぁ、こっちの方が滑らなくていいのかもしれない。
 さて、今度乗る留萌本線は現在廃線の議論の真っ最中。廃止するか残すか、残すならどう残すか、JRに対する自治体の補助は?など議論されているけれど、まぁ、廃止されるだろうねぇ。小樽~余市ですら廃止が決まったぐらいなので。もしかしたら新幹線並行区間より早く廃止されるかもしれない。
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 留萌本線に乗り換えたら雪が多くなってきたよ!
 いいねぇ。こういうの大好きだよ。
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 途中駅で列車交換。
 1両とか2両しか走らない路線だけど、過去の経緯から有効長は長め。昔は長い編成の列車が走っていたのだろう。
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 というわけで、留萌に到着!
 ちなみにこの留萌は留萌本線の廃線賛成派。そりゃそうだよね、札幌に出ようとすればJR使うよりもバスの方が距離は短くて合理的だもんね。
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 ケツがもげる。


今回のきっぷ

 さて、今回のきっぷは……
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 HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス!
 このきっぷは6日間JR北海道の在来線と都市間バスを除くJR北海道バスの全線乗り放題!
 コロナのおかげで北海道からの補助が出て実現したきっぷ。こんなきっぷが出たなら使い倒すしかない!
 ……というわけで今回はあんまり使用する人がいなさそうなルートで使ってみることにした。

 ちなみに前日までの発売なので、わざわざ平日仕事終わってから千歳に飛んで購入した次第。

 ※公式ホームページ
 


日高本線:苫小牧→鵡川

 昨晩は苫小牧に宿泊。
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 駅前のショッピングセンターは終わってた。
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 駅前のバスターミナルは廃止されたけど、廃止されたまま放置。
 これ、上の駐車場が現役みたいだからそのままなんだと思うんだけど、これでいいのか?
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 今度の日高本線の電光掲示板の表示は様似行き。
 様似まで行かないけど様似行き。
 ちなみにこの日のすずらん3号は鹿に衝突したとかで遅れてた。
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 JR北海道といえばキハ40だよね!
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 もちろん非冷房!
 途中、シカがいたので徐行したりしてた。
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 苫小牧から約30分で鵡川駅に到着!


鵡川駅

 ここが、現在の日高本線で運転している部分の終点。
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 構内はなんか縦に長いね。
 上下のホームの位置がずれて設置されているのはタブレット交換をやりやすくするためだったのかな。
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 ここから先は災害により不通となっている区間。
 草が生えているが信号は生きていた。
 日高本線は沿線自治体が廃止を受け入れたため、災害から復旧せず鉄道としての廃線が決まっている。
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 駅舎は(路線の状況からすれば)新しい建物だった。
 鵡川に限らず、沿線の駅舎でいくつかは行政がお金を出す形で駅舎の建て替えを行っていた。確かに、建ててからそれほど建っていないのに廃線ということならば、沿線自治体が納得できないのもわからなくはない。


日高本線代行バス:鵡川→静内

 さて、ここからはバスの旅。
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 やってきたのはJR北海道バス(ジェイアール北海道バス)。
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 日高本線が不通になって5年も経っているので、案内表示もしっかり準備されている。
 便によってはJR北海道バスではなくて、地元観光バスも動員される模様。おそらくJR北海道バスは様似からやってくると思われるので、全てをまかなうには効率が悪いのだろう。
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 天気は悪くて道中なかなかの霧。
 遠くの方は見えないけれど、道路の線形は悪くないので快調に走る。
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 途中の日高本線の橋。
 右側の橋桁はなくなっている。
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 鵡川から約1時間50分で静内駅に到着!なかなか遠かった。
 ここも駅舎がきれいね。


日高本線代行バス:静内→浦河

 静内駅の構内。
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 屋根がなくなってる!
 これも災害で飛んでいったのだろうか。
 駅のホームは屋根がなくなると固定資産税がかからなくなるので、その対策?
 一応、草は刈られている模様。
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 運転士はどうだったか忘れたけれど、同じ車両で引き続きバスは様似行きになった。
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 トイレ休憩程度の時間小休止して出発!
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 牧場が広がる沿線風景。
 サラブレッドの主要生産地だもんなー。
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 道路も海岸線近くを走るようになってきた。
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 昼食がてら浦河駅で下車。静内からは約1時間10分!


浦河駅

 浦河駅を散策。
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 ここももう列車は来ない。
 比較的駅部分は草刈りされているのが謎。
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 跨線橋を渡り浦河駅へ。
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 この跨線橋、国道から駅のホームに直結してる。改札する気がねぇ。
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 ちゃんと除草剤まいているかのような感じで草が生えていない。
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 この看板も役目を果たさなくなって5年経過。
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 ちなみにみどりの窓口は極限られた日営業してるよ!
 水曜日・土曜日と第2・第4月曜日の12時から16時20分まで。難易度高い。
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 この駅舎もあとわずかかな。浦河は建て替えられず昔ながらの駅舎だった。
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 その後街へ歩くときに踏切を渡る。
 線路には石が詰まっていた。長年掃除しないとそうなるのか、どうせ来ないから埋めたのか謎。


JR北海道バス日勝線:大通3丁目→様似駅

 さて、浦河からは日高本線に並行してJR北海道バス日勝線の路線バスもそれなりに走っているので活用する。代行バスは駅にしか停まらないけど、路線バスはこまめにバス停があるので便利。
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 もちろん、HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスで乗れる。
 日高本線の代行バスも結局は同じ道路を走っているのでどっちに乗っても問題なかろう。
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 観光名所のローソク岩。
 どうやったらこういう岩ができるのかいつも不思議だ。
 波の浸食とかでできているんだろうと想像はするけど。
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 様似駅に到着!浦河からおおよそ30分。


様似駅

 さて、日高本線の終点様似駅。
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 結構有効長が長い終着駅。
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 駅舎内にはきっぷうりばがあった。
 浦河駅と違い、毎日営業。でも、みどりの窓口ではない。
 指定席券も取り扱っているみたいだが、バスの発着時などは断られるらしい。
 それもそのはず、この窓口、どちらかといえばJR北海道の窓口ではなくJR北海道バスの窓口なのだ。
 なので、業務はバス関係優先ってことになる。


JR北海道バス日勝線:様似駅→えりも岬→広尾

 ここから、今日の一番本数が少ない区間に突入する。
 JR北海道バス日勝線の岬小学校前から広尾の区間は1日に3本(土休日は2本)しか走らない。その結果、苫小牧から帯広まで抜けようとすると、残りの2本のバスには苫小牧からだと間に合わないので、おのずと1本のバスにしか乗れない。
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 というわけで客2名でバスは出発。少ねぇ。
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 「つりかわ」って「つり皮」じゃなくて「つり革(吊り革)」だよねぇ。
 一度はやんでいた雨も再び降ってくる。
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 いやー、スゴいよね何も無い。
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 ここが噂のえりも岬。
 ただ、ここで降りる時間はない。
 苫小牧から帯広まで抜けようとすると、どんなに頑張っても襟裳岬には寄れない。
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 なので、バス停だけ撮ったよ。
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 そんなこんなで広尾に到着。
 様似からは1時間50分。そろそろ腰がやばい。しんどい。


広尾駅

 元々は国鉄広尾線の終着駅。
 民営化直前に廃止された。
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 なので、駅の跡地は鉄道っぽいものを置いてみた公園になっている。
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 駅舎も建て替えられており、現在は十勝バスの広尾案内所の建物になっている。
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 十勝バスの窓口もあるけれど、かなり営業時間が短い!
 平日と土曜営業で「5:30-6:30(土6:00-7:00)」「11:00-12:00」「17:30-18:30」のみ。
 開いている時間は短いが、ずいぶんと朝早くから営業している。
 ひょっとしたらJR北海道バスの受託もしているのかな。札幌行きのバスの発車時刻に近いし。


十勝バス:広尾→

 さて、ここからは十勝バス。
 当然、HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスは使えない。
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 結構新しい車両が来た。
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 シールドが増設されたバス。
 もうね、体力の限界だったからあんまり覚えてない。
 ひたすら走ってた。
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 ビックリしたんだけど、十勝バスって車内の運賃支払いにPayPayが使えるの!
 これって地味に便利だと思うんだよね。ローカルバスなんて乗客限られているだろうし、ちょっと支払いにとまどっても影響は軽微だろうし。あの、バスの中で小銭を両替して……って作業がなくなると思うと、スゲー便利!
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 というわけで、ホテル最寄りの西3条9丁目バス停で下車!
 うーん、遠かったぜ!マジで。ちなみに広尾から2時間40分!
 正直言ってもう絶対やらない。死ぬ。座席が全て路線バスタイプだから死ぬ。
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 帰りは帯広空港からなので、帯広に移動する。


寝坊した

 疲れがたまっていたのか、完全に寝坊。
 本当は札沼線で新十津川まで行ってそこから滝川に移動してちんたらちんたら帯広まで移動しようと思ってたけど、断念。青春18きっぷを使おうと思っていたが、これでは意味がないのでそもそもバスで移動に方針転換する。
 最近、全国で高速バス事業に新規参入している大阪バスグループの北海道バスが運行する、帯広特急ニュースター号を予約してみた。元々はポテトライナーという北海道中央バス、北都交通、十勝バス、北海道拓殖バス、ジェイアール北海道バスの5社共同運行している高速バスがあるのだけど、すすきのから乗れるし、3列シートなのはこちらの帯広特急ニュースターなので、そっちにしてみる。
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 というわけで、すすきの。
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 え、セコマが閉まってる!
 あの地震による停電でも閉店しなかったセコマが閉まってる!
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 えぇぇぇ。しかも日曜1日だけ閉店。
 コロナってえらいこっちゃやなぁ。


ガラガラと思ったらそうでもなかった

 セコマの前で待っているとバスが来た。
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 新規参入組で既存バス会社が運行会社に入っていないので、基本的に変なところにバス停がある。
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 おおー、中はホントに3列シート。
 片道3,600円でJR特急はもちろん、ポテトライナーよりも安い。
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 座り心地はなかなか良かった。フットレストもあるしね。
 すすきのは乗客2名で出発したが、札幌駅(これまた変な場所にバス停がある)から10人ぐらい乗ってきた。トータルで半分ぐらい埋まる。そこそこ乗っているが、本来ならばもっと満席に近いんだろうなぁ。


占冠で休憩

 すすきの、大通、札幌駅で客を拾い、一路高速道路を爆走。
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 札幌北ICから道央自動車道と道東自動車道を走る。
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 占冠PAで休憩。
 隣にはちょっと前に発車した釧路特急ニュースター号がいた。
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 さすがに山の中だから雪が多いね。
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 15分間の休憩後はさらに一路東へ。


帯広駅のバス停も変な場所

 帯広駅まで約4時間。
 結構長いよね。ただ、座り心地は悪くなかったので爆睡できた。
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 帯広駅は南口の図書館前が到着バス停。
 北口に大きいバスターミナルがあるし、市の繁華街も北側なのだけれど、そこは新規参入会社の宿命でそこには入れず、結果として南口の駅からちょっと離れた図書館前になった模様。まぁ、相手は十勝バスと北海道拓殖バスが入ってるから、場所の確保は難しいよねー。
 札幌駅からだと帯広まで3時間40分ぐらい。JR特急で2時間30分ぐらいだけど、JR特急は前日までだと列車によっては50%割引があるのでほぼ同じ値段になることを考えると、うーん、高速バス微妙な部分はあるね。
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 まさかね。
 乗ることはないだろうと思っていたけど、乗ることになった。


日本最北端の駅、稚内

 というわけで、戻ってきたよ、稚内。
 日本最北端の駅稚内。
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 ちなみに日本最北端の道の駅併設。たしかみなとオアシスも併設。
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 明るいところで、日本最北端の車止め(ダミー)に再会。
 駅に入り乗車券と特急券を買う。
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 本物の日本最北端の車止めはこちらですな。


搭乗!……じゃなかった乗車!

 それでは列車も到着したのでホームへ。
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 稚内駅のみどりの窓口の営業時間は17時50分までなので、特急宗谷が発車すると営業終了。
 それ以降は無人駅扱いとなる。
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 キハ261系に乗るのは初めてだったかな。
 それともどっかで乗ってたかしら……と思っていたら半年前に乗ってたわ。
 とはいえ、それは1000番台なので、0番台は初めて。
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 日本で2番目に長い距離を走る在来線昼行特急。396.2kmを駆け抜ける。東海道線の在来線で下っていけばおおよそ東京から岐阜までの距離。
 ちなみに1番長いのは「にちりんシーガイア(博多~宮崎空港)」で413.1km。
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 そして、今回はグリーン車なのだ。奮発しちまったぜ!


出発

 では長い長い旅の出発。
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 こちらは一人がけ席。
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 2+1のシートなので余裕があって座り心地は悪くない。
 どうせ、客はあまりいないと予想して、2人がけ席を取る。
 発車してしばらくすると、人家の見えない原野の中を突き進むことになる。
 日が暮れてくると、もうなにも見えない。途中で何回か急ブレーキをかけたりしたが、これは動物が線路にいたのかな。幸い、停止することはなく、途中で緩解した。とはいえ、加速からのブレーキとかあるので、乗り心地はあんまり良くなかった。
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 稚内駅の駅ナカにあったセコマで買った、ちくわパンとアップルパイを摂取する。


終点まで貸切!

 それにしても途中で誰も乗ってこない。
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 今回、えきねっとで丁寧に一区間ずつ空席状況を検索してた。
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 全部この表示なの。
 これ見るとけっこう埋まっているように見えるけれど、そうでもない。
 まず、B席は存在しないので全部×になっているだけ。元々座席がないだけ。
 もしかしたら、どこか1区間でも埋まっていたら全区間座席指定済みにする運用かもしれないので、どこから乗ってくるんだろうって思ってたけど、結局誰も乗ってこなかった。
 8C、8D、9Aの3席が埋まっていたのはなんでだったんだろう。No Showだったのか、あらかじめ調整用に売らないのか。それにしても9席しかないグリーン車で3席が調整席っていうのも多すぎる気がするんだよなぁ。
 そんなこんなで5時間ちょっと走って札幌に到着。
 長かったー。北海道はでっかいどー。
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 乗り越し精算をして、白石駅下車代をもらって下車。


今宵の宿はクラウンプラザ

 もう決めるのがめんどくさかったので、クラウンプラザで宿泊。
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 エレベーターそばのうるさい部屋プランだったけど、普通の部屋にアップグレード(?)してくれた。
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