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カテゴリ:2016旅行の記録 > 2016_16回目_愛知

 さて、帰るよー。

 今年よく考えたら、JGCなのにJALに加算を一度もしてなかった。
 いかんいかん5,000マイルいただかないと!ってわけで帰りはJALでございます。

 早く着きすぎて、ご飯を食べても時間が余ったので空港見学。
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 いっちゃーなんだけど、いつ来ても飛行機少ないよね。こちらは国内線側。
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 こちらは国際線側。TGと香港エクスプレスあと中国東方航空がいた。
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 国際線側その2。意外とJALがいるね。
 こう見ると737ってかなり小さいな。
 JALの大きいのってホノルル行き?
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 そして奥にはエティハドがいた。北京経由のヤツだよねー。
 たまたま特別塗装機だったみたい。
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 そして遠くに居たコイツ。
 いったいいつになったら飛ぶんだろうね、エアアジアジャパン。
 飛ぶ飛ぶ詐欺をずっとやってる気がする。スカイマークの残党がここにいると思ったけど、いつまで経っても飛ばないよねー。
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 空港見学も終わってゲートへ。案内見るとすごいいっぱい飛んでるように見えるけど、下の5行は同じ便だ。
 しょぼいラウンジでビールを飲んだりしながら搭乗時間まで待ち、ゲートへ。
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 前便が国際線なので国内・国際共用ゲートである11番から。ちょっと遠い。
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 なので、国際線仕様機材のB737でございます。エンタメ画面が付いてるのが国際線仕様機材の特徴。
 たしか台北からきた便のハズ。「成田→台北→中部→羽田/羽田→中部→天津→中部/中部→台北→成田」って飛んでるんだったかな。
 なので、クラスJはビジネスクラスシート。でも、座席数が少ないこともあってクラスJはいつも満席。なかなか取れないのよねー。BAのティアポイント集めのためにはこの便のクラスJは単価が安くておいしいんだけど、なかなか予約取れないのが欠点。
 短時間フライトなのでドリンクサービスもなく、あっさりと着陸。
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 鉄道マニアにとって注目する路線の一つに名鉄築港線がある。
 色々と注目すべきポイント満載の路線で、初めて乗ってみた。

○駅の中に別の駅の改札がある。
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 名鉄築港線は大江駅と東名古屋港駅の一駅間だけ。
 なので、始発の大江駅の中に終点東名古屋港駅の改札がある。何を言ってるか分からないかもしれないけれど、専用ホームから乗る客は全て東名古屋港駅で降りるわけで(あるいはその逆)、ここで東名古屋港駅まで(から)の運賃を収受しちゃえば合理化が図れるという方式。この方法は他のこういった路線でも行われていて、東武大師線西新井駅やJR西日本和田岬線兵庫駅がある。

○電車が朝晩しか運転されない
 東名古屋港周辺には住居がほとんどない。利用者は朝晩の通勤客のみ。
 なので、運転も朝晩のみ。昼間時はホントに運転しない。
 他にこんな運転方法をしているのはJR西日本和田岬線とJR東日本鶴見線安善~大川間。どっちも工業地帯の中を走っている。

○名鉄でも新しい方の車両が使われているのに行先表示板使用
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 写真見てもらえば分かると思うけれど、LEDの表示ができるのに、何故か行先表示板を使用している。なんで?これ、なんで??別に「東名古屋港」って追加するのたいしたことないでしょ。なんで窓の中に板を表示して行先を示してるの?方向幕だったら取り替えなきゃいけないから分からなくもないけれど……。
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 ちなみに応急処置とかそういうことではなく、ちゃんと板を掛けるためのフックも常設である。なんでこんなことをするのかホントに意味不明。表示内容を書き換えるだけですむはずなのに。これ、急ブレーキとか掛けたときに鉄の板がガラスに当たって割れたりしないんだろうか。いや、しないからやってるんだと思うけど。

○閉塞方法が非自動閉塞であるスタフ閉塞
 名鉄では新しい車両で運転しているのに、閉塞方法(正面衝突や追突をしないようにする安全装置)が未だに戦前(というより鉄道が最初期)から使われている古い方式だったりする。
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 運転席にある輪っかに三角と下に棒がくっついているのがスタフと呼ばれる通行手形。三角(第3種)以外にも四角(第2種)や円(第1種)、楕円(第4種)とか形がある。これがないと大江~東名古屋港間を走ることができない。この通行手形があれば走れるわけで、非常に昔から使われている正面衝突を防ぐ方式。確かに確実なのだけど、それなりに都会の新しい車両との組み合わせが不思議。
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 ホームにも第3種(三角)が大江~東名古屋港間のスタフの形であることを表示している。
 似たような方式を使っている(タブレット閉塞)ところはそれなりに田舎の路線であったりするけれど、昔からの棒状のスタフを使っているのは津軽鉄道とここだけ(他はタブレット代用だったと思う)。

○直角ダイヤモンドクロッシングがある
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 営業線で路線同士が平面上で直角で交差するところ。昔路面電車ではたくさんあったけれど、そもそも路面電車自体がどんどんなくなっていたこともあって、今じゃ風前の灯火。ここの他にはとさでん(路面電車同士)と伊予鉄道(普通鉄道と路面電車)があるだけ。しかもここのは名古屋臨海鉄道と名鉄の交差なので違う会社同士の路線かつ普通鉄道同士の交差は全国でもここだけ。

 というわけで長々と書いてきましたが、マニアにはよだれが出る路線な訳です。はい。
 あとは、運転は運転資格をもった駅員がやってるとか色々あるけれど省略。
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 というわけでマニアな電車を楽しんできたのでした。

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 名古屋のキャラが濃い飛行機好きな人々とイタリアンの食事を楽しんで、次の日は鉄活動。
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 まずはガイドウェイバスを見に行った。
 いつも思うのだけれど、ガイドウェイバスのメリットってあんまり分からないのよねー。
 強いて言えば運転がラクっていうのと、タイヤの接地面が限定されるからそこの部分だけ舗装すれば良いってところかな。でもそのために、色々と申請があったり、特殊車両を投入する必要があったり、運転士も無軌条電車の免許の申請が必要だったり。これぐらいの幅合ったらただのバス専用高架道路でもいいんじゃないかって思うんだよね。
 基本的には設備が大きい割にメリットが少ないような印象。無人運転ができればまた別なんだろうけど。動力が高架区間は電気で走るとか。
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 その後はあおなみ線に乗ってリニア鉄道館へ。あおなみ線って貨物列車も走るんだねー。そりゃそうか、貨物線を転換したんだし。
 JR貨物が第3セクター鉄道走るのって新幹線転換系を除くとここぐらい?愛知環状鉄道とか今は走ってないよね?
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 というわけでやってきました、リニア鉄道館。
 まずはC62がお出迎え。
 かっこいいよねぇ。
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 O系新幹線もいた。
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 特別に運転席も見学できた。
 昭和30年代にこれを作って走ったっていうのは本当にすごいよね。
 でも、新幹線はあんまり好きじゃないので、退散。
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 これこれ!こういうのがキュンとくる。
 関西急電(新快速の前身)のこの車両。モハ52。流線型デザインで、この当時としては画期的なデザインの車両。戦前は京都大阪神戸を爆走し、戦後は阪和線で爆走、その後飯田線で長いこと余生を送っていた。
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 モハ63。戦時形の超節約設計。節約しすぎた結果、安全性が犠牲となって、桜木町事故でかなりの人々を蒸し焼きにしてしまった車両。今の20m4ドアという通勤形車両はこの形式からスタート。いいねぇ。三鷹というサボ(行先板)がシブイ。モハ63はこれが名古屋とかになってたら幻滅してた。中京圏走ってないし。
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 ちょっと世代が新しくなって165系。うん、やっぱり急行東海だよね。私の世代では大垣夜行と早朝夜間の静岡行き普通電車が思い出。廃止になる前は静岡までグリーン車に乗ったなぁ。
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 顔としてのパーツはほとんど同じなのに塗り分けでイメージががらっと変わる。こちらは111系。東海道線でおなじみだったよね(最終的にほぼ同じデザインの113系だったけど)。貫通状態の時の運転席の処理が後期形と違って、たまに東海道線東京口8号車に封じ込められているやつがこの形だったなぁと懐かしい。
 行き先表示が東京になっているのがいいね。
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 モハ12。こいつも飯田線でずっと走ってたね。最後の方は畳を敷いてお座敷列車になっていたので、昔パソコン通信の仲間で貸し切って中で宴会した覚えがあるなぁ。
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 この日は旧型客車内部が人数限定で特別に見学できるというので参加してみた。
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 味があるねぇ。旧型客車は物心ついた頃にはもう和田岬線でしか走ってなかったなぁ。
 大阪に行けるようになった頃にはもう和田岬線でも走ってなかった。
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 こちらも見学できた。ブルートレインになる前の寝台車。
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 今、開放式の寝台列車ってなくなってしまったよねぇ。最後に開放式の寝台車に乗ったのは臨時寝台のエルムだったかな。その後は個室ばっかり乗ってたから。
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 他にも数多くの車両がいっぱい。
 なかなか楽しかったよ。

 次は京都鉄道博物館に行かなきゃ。
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 とりあえず小腹が空いたので、甘い物を食べに行こう!
 というわけでやってきたのは赤福茶屋。
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 前回は暑い時期だったので赤福氷を食べたけれど、今回は冬なので赤福ぜんざい(520円)を食べる。
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 このお餅が香ばしくておいしーの。
 小豆自体もおいしーの。甘すぎない上品な味。いやー、さすが赤福さんですわー。
 (致命的なことに)写真には写ってないけれど塩昆布とかり梅が添えられていて口直しにGood!
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 そしてやっぱり普通の赤福も食べてしまった。

 実は子供の頃あんこが食べられなかったのだけど、赤福であんこに開眼したという過去があります。
 いろいろ不祥事とかもあったけれど、おいしいものはおいしい。

 赤福ぜんざいは基本的には伊勢市内の一部店舗と鳥羽支店の他名古屋市内ではJR高島屋と栄松坂屋で食べられます。詳しくは赤福ホームページで検索してね。
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 こう見えても湘南ボーイなんですよ。
 湘南と言っていいところなのかどうかが微妙だったりしますが。一応ね。

 というわけで、今日は名古屋で飲み会なので、小田原からこだまで行くことにした。
 「こだま☆楽旅IC早特」というJR東海のEX-ICカードを持っていると予約できる切符があるのでこれを利用した。色々と制限があるけれど、グリーン車に乗れる。特に東京・品川・新横浜~名古屋・新大阪間の割引率が高く、普通車指定席に乗るよりも安く乗れちゃったりする。私は小田原出発なので普通車よりも少し高い程度。でも、小田原~名古屋間なんて2時間程度だからね。たいしたことはないと思うの。
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 結構雨が強く降る中出発。
 タバコ中毒者なので、もちろん喫煙車がある700系を狙って乗車。
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 台湾高速鐵道の商務車と座席が全く同じなんだね。当たり前だけど。
 やっぱり座席の快適さという意味では東海道新幹線のグリーン車は素晴らしいと思う。
 車両はJR西日本車だったので、チャイムが「いい日旅立ち」。いいよねぇ。TOKIOよりこっちの方が好きだ。
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 原発推進雑誌も完備。こうやって日本のエグゼクティブを洗脳していくのですね(冗談です)。

 名古屋まで快適であっというまの2時間。こだまである代わりに値段を下げて売るというのはいいと思う。でも、こだまに関して言えば昼間時間帯は指定席もガラガラだし、グリーン車は普通車指定席として開放してもいいんじゃないかって思った。それともそれなりに客がいるのかな。

 やっぱり新幹線というシステムはすごいなぁ。あれだけの座席数を提供しているっていうことは、どんだけの人々が東名阪を移動しているのか。新幹線がなかったら飛行機がどんだけ便数飛んでいたんだろうか。
 私としては名古屋・大阪であれば新幹線の方が明らかに便利だと思う。飛行機のマイル溜めたりしてなければ、新幹線を選択したい。岡山だと微妙。広島だとなぁ……でも広島空港が遠すぎて新幹線乗るかもしれないね。
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