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カテゴリ:2016旅行の記録 > 2016_11回目_TPE/KHH

 カルフールで最後の買い物をした後、空港へ。
 台南のShangri-la近くにもカルフールがあればそこで買い物するのだけど、残念ながら近くにスーパーそのものがないのよね。
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 LCCなんで優先レーンは当然無く、しばらく並ぶ。基本的には台湾人多めの客層。
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 あっさりとEVAの紙に印刷された搭乗券をもらい出国。
 高雄は全てが台北桃園に比べて空いてるのがいいね。
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 Priority Passが使えるラウンジで一休み。なんか椅子が変なラウンジではあるんだけれど、それなりに飯が食べられるのと、青島ビールの生樽が飲めるのが特徴。
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 高雄16時40分発というこの便は、高雄好きの私にとって一番便利な便だったんだよなぁ。高雄からの成田便はだいたい早朝~午前中にJALもチャイナエアラインもEVAも飛んでいるので、高雄発午後便っていうのが貴重だったんだよね。残念ながら、2016年冬ダイヤで廃止。(主に俺が)観光に便利だったんだよー。復活させてくれよー。
 今後高雄での有効時間を延ばそうとすると福岡経由(EVA)か関空経由(Peach)か。考えなければならんなー。
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 やっぱりバニラは座席がかなり狭い気がする。春秋航空日本の方がもうちょっと広い気がする。気分の問題かもしれないけれど。今回座席指定してたら横一列空席だった。バニラは座席指定していてあまり混雑してなければできるだけ席を空けてくれてる気がする。LCCに乗るとみんな金をケチって座席指定しないけれど、みんながお金を払わないところで、あえて払ってみるといいことがあるかもしれないよ。

 成田まで、横になってぐっすりと眠って到着。うーん、エコフラットすると3席しかないので足が曲がるのは仕方がないけれど、枕が欲しいな。こんど枕の代わりになるような物でかさばらないものを持って行ってみるか。
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 ついに最終日。
 台北→台中→台北→(東回り)→台南と動きまくった旅も今日でおしまい。
 もうちょっとうまく動けなかったのか?という疑問もあるけれど、まぁ気にしないことにする。
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 朝食終わった後台南駅の表側に出て、合成帆布行までお散歩。
 新しいカバンの買い出しと、以前から使っているカバンのボタンが壊れてしまったので、修理してもらう。基本的には工房なので、その場でちゃちゃっとボタンを交換してくれた!台南は色々と帆布カバン屋さんがあるけれど、個人的には合成帆布行が一番オススメ。そのうち記事にしたいと思う。
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 チェックアウトして台南へ。今まで乗ったことがない自強号が来た。
 これ結構古いヤツをリニューアルして使ってるんじゃなかったかな。

 高雄では最後にマンゴーかき氷を食べる。
 行ったのは高雄MRT巨蛋駅そばの芒果好忙。
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 店構えはでかいけれど、空いてた。
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 芒果雪花冰TWD100。福泉ほどではないけれど、台北界隈に比べれば安い。そしてめっちゃ量が多い。特にマンゴーどっさり。これ、値段と内容を考えると相当安い気がする。特にマンゴー不作で量が少なくなりがちな中、これだけ盛ってくれるのはうれしい。マンゴーアイスもついてるしね。
 ただ食べてて思ったのは、氷が溶けるのが速い。なんでだろ?
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 台南のShangri-laは駅の裏口の前に建っていて、改札口からのアクセスは抜群なのだけど、ホームから裏口の改札までが階段だらけなので、スーツケースを持っていると結構しんどい。
 結構な回数泊まっているせいか、最近パスポートだそうとしても「いらないよ~」って言われる。常連ってことになるのかな。いいのかそれでって気もしなくもない。
 でも、お部屋が広くて、安くていいの。コスパが高いホテル。台北のShangri-laは気合いを入れないと泊まれない(値段的に)。

 以前泊まったときの記事

 さて、夜飯を探して街を徘徊することにする。
 いままで、ご飯を食べるときは駅の表口に回っていたけれど、ホテルの周りを歩いたことがなかったので、そちらへ行ってみる。そしたら、意外とお店がいっぱいあった。安い食べ物屋が大集合してたり、大学があるせいかコピー屋みたいなのがいっぱい。そして、食べ物屋は学生大盛り無料とか、コーラ飲み放題とかどこも色々とサービスしてくれる。TWD70ぐらいの炒飯屋でコーラ飲み放題とか大丈夫なんだろうか。
 そんな乱立している食べ物屋の中でも炒飯屋が多い。台南って炒飯屋が多いよね。その割には昔あった台湾炒飯ランキングトップ10に1軒もノミネートされてないけれど。
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 狭い道だけどバイクがびゅんびゅん通るんで要注意。
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 今日の晩ご飯はオーラが出ていたこちらの炒飯屋に決定!
 紅樓小館というお店で、店頭で店のオヤジが一生懸命鍋を振ってる。
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 決め手になったのは人気ランキングが店頭に書いてあったから。
 適当にフィーリングで訳してみると……
 1位 スモークチキン炒飯
 2位 ドイツソーセージ炒飯
 3位 麻婆オムライス
 4位 酸辣うどん
 5位 五目焼きそば(だと思う)
 6位 ねぎと豚肉炒め混ぜご飯(これはかなり自信なし)
 よくよく考えるとなかなかすごいメニューだね。特に3位。
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 メニューはこちら。
 煙燻鷄肉炒飯(スモークチキン炒飯)とみんな紫菜蚕花湯(海苔玉子スープ)を頼んでたのでそれを注文。二つ合わせてTWD70。安い!
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 結構もりもりな量で出てきた。スモークチキンの味が結構しっかり出ていて、しかも炒飯に合ってる。特別おいしいわけじゃないけれど、フツーにおいしい。
 それなりに遅くまでやってるので、遅く台南に着いたときにはいいかも。Shangri-laホテルの裏側は食べ物屋が密集しているので、駅表側よりもお店を決めやすいかな。


○注文と会計の仕方

 入口でメニュー表(写真のピンクの紙)とボールペンをゲット
  ↓
 席について注文内容を決めてメニュー表に記入(席番も)
  ↓
 入口脇に持っていって注文。
  ↓
 お金を払う
  ↓
 席で待つ
  ↓
 そのうち食べ物到着
  ↓
 スプーンとか調味料は入口脇にあるので持っていく
  ↓
 ウマー
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 さてさて花蓮でおなかを満たしたところで、台北からやってきた普悠瑪に乗車。
 そういえば
普悠瑪は何回も乗ってるけど太魯閣号には乗ったことないんだよなぁ。
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 特に何も無く、到着。昔乗ったときは非電化だったけど、電化されて線形も変わってかなりスピードアップしたね。
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 台東駅も工事中。
 こっちも駅舎新しくするのかな。
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 台東駅の待合室では犬が寝てた。しかもコンビニの前で堂々と。人が通ろうがお構いなし。
 なんかアジアの犬ってこういう状態なの多いけど、こんな状態で大丈夫なんだろうか。
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 さて、ここからが本日のメインイベント。普快3672次に乗車でございます。
 台湾国鉄で非冷房車で運行する定期列車はこの普快3672次と対となる普快3671次の2本のみ。別に廃止しようと思えばいつでも廃止できるぐらい冷房客車やディーゼルカーは余ってる(※)と思うのだけど、なぜか残っているこの列車。たぶん動態保存的な意味が大きい気がする。
 ちなみに電光掲示板では「ポケモンGOを駅の中でやらないでね」とアピール中。

(※)花蓮~台東(知本)間や屏東~潮州間電化がここ数年で完成してディーゼルカーや冷房客車が電車化されたので、たぶん余ってるはず。
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 ちなみに客車は日本製。当然手動ドア。トイレは恐ろしいぐらい汚い。
 この車両なら銀河鉄道999ごっこもできます。「めーーーてるーーーーーー」って叫びながらホームを走ったり。たぶんわりとマジな感じで怒られると思う。
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 ホーム先端では機関車連結作業実施中。連結作業開始の手旗の合図方法(緑旗と赤旗を絞って、根元を突き合わせる)が日本と同じだった。手旗合図ってたぶんずっと昔から変わらないだろうから戦前の日本式がそのままだったりするんだろうか。
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 ディーゼル機関車はアメリカ製だからそれっぽい形をしてるよねー。
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 車内は正直言ってぼろぼろ。車内灯も全部つけてないのかつかないのか……。
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 手動ドアなんで実は走行中も開いちゃう。でも、車掌さんが閉めて回ってる。
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 貫通路には扉がないので、機関車がまる見え。危ないっちゃー危ないよね。
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 ゆっくりと発車。客車のがくん!と出発する感じが懐かしい。
 冷房がないので、窓を開けて風を取り入れる。
 雨も降っていたので大きくは開けられず、正直言って暑い。
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 まずは台湾の東側の海沿いを走る。
 大武駅から海沿いを離れて山中へ。この先の区間の各駅はおそらく利用客が極端に少ないため、停車する列車は一日2本のみ。台湾国鉄でもっとも停車本数が少ない駅が続く。もっとも通過する列車は多数あるのだけど。日本で言えば日豊本線宗太郎峠と同じような状態。
 長さ8kmもある中央トンネルで中央山脈を横切ると、雨はやんだけど霧の中を走る。やっぱり山脈の東西って天気が違うんだなぁと思った。
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 本当に山の中にあって道路があるように見えないところに枋野信号場があり、ここで7分間の運転停車。対向の自強号を待つ。
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 貫通路に扉がないので最後部もまる見え。
 ここからは山を下り今度は台湾の西海岸沿いを走るようになる。DSC04572
 夕陽が沈むところも見えた。ちょっと天気が悪いのが残念。
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 終点枋寮に到着。
 やっぱり客車列車というのは旅情があっていいね。
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 その後はすぐに自強号に乗り換え、高雄を通り過ぎて台南まで。
 今宵は台南Shangri-laに宿泊。
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 Shangri-laからUberで松山駅まで。台北駅も松山駅もほぼ同じ距離なので、混雑を避けてこっちへ。
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 なんか駅舎がすごいきれい。地下鉄開通で変わったのかな。
 そして、駅ナカもそれなりに充実してる。
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 松山からは普悠瑪で花蓮へ。
 本当は台東まで行きたいんだけど、台東まで直通のきっぷが取れなかった。そのわりには花蓮から先台東までは結構取れるんだよね。ってことは、台東行きに花蓮までの客が乗っちゃうのが問題なわけで、花蓮までのきっぷは売らないようにしてもらいたいなぁ。花蓮行きはいっぱい走ってるんだし。

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 花蓮駅は工事中。何の工事だろう。駅舎を新しくするのかな。
 というわけで、そんな事情で花蓮でちょっと時間があるのでお昼ご飯。
 花蓮駅は中心部から少し離れているので、あまり選択肢がないんだけど、比較的オーラが出ていたこちらへ。
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 麺屋さんだね。
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 メニュー。台湾にありがちな食べ物が一通りそろってる感じ。
 地元民が入っていて、あんまり商売っ気がないメニューだと、マズいわけがない。
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 食べたのは雞肉飯、貢丸湯、青菜(空心菜)炒め、水餃で全部でTWD140。
 安い!そして食べ過ぎた。とくに
水餃が多い!
 みんな安定した味で、ハズレがないって感じ。フツーにうまいからいいよね。
 今回食べなかったけど、ここは小菜も充実しているので、オススメ!
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 さて、今回の旅は激しく台湾内動き回るんです。
 まず一つ目の用事が終わったので、台北に戻るぞー!

 まずは高鐵苗栗駅へ。
 区間車(普通列車)で、豐富駅へ。事前の調査ではここが高鐵苗栗駅の最寄り駅。
 新しく駅が移転したとかしてないとか予定ではしてるとかの状態で行ったら、移転してなかった。高鐵の時間までわずかしかないため、遠くに見える高鐵の駅までとにかくダッシュ。なんとか間に合った。
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 もう新しい豐富駅は出来上がってるように見えたけど。結局9月10日に移転したみたい。惜しかったー。
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 高鐵は初めての商務車(グリーン車)。若干くたびれた感じがする座席。ただ、新幹線のグリーン車と同等なので、快適。飲み物とお菓子はサービスなのでいただいた。三義から台北方向に行こうとすると苗栗か台中で高鐵に乗ることになるんだけど、時間が合えば苗栗の方が遠回りをせず、苗栗~台北の商務車と台中~台北の普通車がほぼ同じ値段で、お得。欠点は三義~苗栗の列車の本数の少なさと高鐵の苗栗に止まる本数の少なさなんだよね。だいたい1時間に1本くらいしか止まらない。

 さて、今夜の宿はTeppei101氏が30stayした、Shangri-la台北でございます。
 今年の夏は7月~8月で5ホテルに滞在すると5,000pt(USD500相当)のキャンペーンをやっていたので、それを達成するべく、それの総仕上げのために宿泊。KUL-Shangri-la、KUL-Traders、BKK-Shangri-la、HKG-JENと4ホテルは達成していたので最後の5つ目。値段を考えれば台南のShangri-laに泊まればいいのだけど、この時KUL-Tradersのカウントが付くか付かないかでもめてて(毎年もめてる)、保険のために台北のShangri-laにも宿泊した次第。
 このホテルに泊まるのは3回目かな。やっぱりちょっと高くてなかなか泊まれないのよー。
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 どーん!台湾のShangri-laってかならず遠東って入ってるけど、合弁なのかな。台北も台南も遠東百貨店と同居してるし(中文版Wikipediaを見る限り系列っぽいね)。
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 台南に比べるとお部屋は狭いのよねー。あと、エレベーター降りた後部屋までたどり着くのに方向感覚を失いやすい気がする。たまに迷う。JADE特典のウェルカムアメニティもばっちり。
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 部屋は台北101ビューだった。あー花火見てーな。そんな日は高すぎて泊まれないと思うけど。
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 JADE特典で朝食無料。ホントありがたいです。
 フルーツがもりもりなのでビタミン補給!

 快適な一泊でございましたっと。
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 明日も長丁場。がんばりまっす!
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 さて、所々でポケモンGOをやりながら、バイクに乗ってさらに山奥へ。
 第二のスポットへGO!
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 駐車場が完備されたビュースポットへ。
 旧山線のガーター橋が見える。
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 で、写真を撮った場所は行き止まり。実はこの先の部分が、一番重要なビュースポットなのです。はい。
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 ここは龍騰斷橋(魚藤坪斷橋)。
 1908年に初めて鉄道が開通したときに使用されていたレンガで作られた橋。
 1935年の新竹台中地震によって崩壊。その後この橋は放棄されて、1938年に西側に新線が開通した。つまりこれは旧旧山線の跡地。
 この崩壊した橋というのが、なんとも言えない儚さというか、美しさがある。
 廃墟好きや古い建造物好きの私としてはまさにストライクゾーン。
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 そして、もちろんさらに谷の反対側にも橋脚が残っている。こちらは駐車場などはなく、マイナーなスポットになっている感じがある。すでに多くの木が生えていて、埋もれつつある風景。
 自分の語彙力のなさではあまりうまく表現できないけれど、とにかく美しい。
 こういった昔のものをちゃんと保存(っていうか放置に近い)しているというのはありがたい。

 昔、月刊観光台湾の表紙か何かを飾っていて、一度行ってみたいと思っていた場所。でも、調べれば調べるほど公共交通機関では到達が困難であることがわかったので後回しになっていたけど、今回ついに来ることができた。
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 さて、さらに南下を続け、旧山線の跡地を見つつ、近所の湖(ダム・鯉魚潭水庫)へ。
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 洪水時に越水させるところかな。
 ここから山側を迂回しつつ、さらに南下。途中に梨の直売所がたくさんあるところを通った。
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 来たのは旧・泰安車站。
 ここは勝興車站よりも観光客が少なく、落ち着いた雰囲気。そして、廃止になったときのまま時間が止まったような駅だった。
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 一時期観光鉄道として復活したこともあったので、今でも列車が来そうな雰囲気。
 というわけで一日堪能してきたのでした。

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 台湾国鉄は竹南から彰化まで路線が二つに分かれていて海岸線(海線)と台中線(山線)に分かれている。元々山線が先に開通していて、昔は山線の勾配のきつさや線形の悪いというのもあって、輸送力増強用に海岸線が追って開通している。今は電化されたり、線形を良くした結果、基本的に優等列車は山線を経由している。
 今日はその線形を良くした結果、廃止になった旧山線部分を見に行く。ちなみに公共交通機関がないので、これをやるにはレンタルバイク、レンタカー、タクシーチャーターする必要がある。
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 というわけで、バイクに乗って旧山線に沿ってツーリング。
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 なんか指定されてるみたい。

 まずは第一のスポット、勝興車站に到着。
 駅前はかなり狭い上に、車が多く、バイクの駐輪にも一苦労。たぶん、車で行くともっと苦労するような気がする。 駅周辺の道は土日に限り一方通行。行きすぎてしまうと戻るのにはかなり長い距離を迂回しなければいけないので、停められる場所を見つけたらすぐ停めるのが吉。ちなみに車の場合駐車場は有料。
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 当然、駅舎は日本統治時代のもの。結構な山の中だけど人がいっぱい。みんな思い思いに線路に降りて楽しんでいる。線路もそこそこきれいな状態を保っている。
 旧山線は何年か前に復活運転をしていたのだけど、ここ数年はやってないみたい。ただ、地元はまた復活させることを狙っているようで、もしかしたらまた乗れるようになるのかも。
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 そして、この地は台湾国鉄の元最高地点。海抜402m。日本の鉄道最高点は1,375mなのでそれほど高いところを走っているわけではない。まぁ、台湾国鉄は基本的に島の外周部を走っているだけなので、あんまり標高が高いところがないんだと思う。これが国道になると台湾の最高地点は武嶺の海抜3,275m!日本で2番目に高い山が南アルプス北岳の海抜3,193mなのでこれを超える高さまで車で行ける。いつか行ってみたいなぁ。
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 駅からすぐそばにトンネルがある。このトンネルはさすがに立ち入り禁止。
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 このトンネルの上部分に後藤新平が揮毫した「開天」の文字が残っている。拡大すると見えると思うけど、「明治三十七年九月」と「後藤新平書」という文字も見える。
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 駅長宿舎も日本式家屋。
 いいねぇ。こうやって古い物を残すことは大切だよね。

 というわけで、色々と楽しんだのでした。
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 さて、台中から移動。今日は台湾鐵活動のメインイベント1がある。
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 台中駅舎。これは日本時代からの建物。
 台湾国鉄には日本統治時代の駅舎をそのまま使ってるところが多いけど、ここもその一つ。新竹とか台南とかも現役だよねー。ただ、この台中駅舎は2016年10月16日に高架化工事が完成してお役御免になる予定。ただ、保存されるんだと思う。
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 そんな旧駅に普悠瑪號が。
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 私が乗るのは旧型の莒光號(日本で言うと急行かな)。
 未だに自動ドアではなくて手動ドアの列車も走ってる。ただ、冷房は全車入ってるはず。
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 来たのは三義駅。

 さて、ここから旧山線の跡地を辿る旅に出ようかと思う。
 ただ、調べた限り公共交通機関がないか、あっても本数が極めて少ないと思われる。とすると、手段はタクシーかレンタバイクか。というわけで、ここに行くために台湾で運転できる手続きをして来たのでバイクを借りよう。
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 駅から出て前の広い道に出ると何軒かレンタルバイク屋がある(機車=バイク、出租=レンタル)。
 とりあえずGoogle先生に聞いてもあまり良く分からなかったので大手っぽい店に直撃。

 お店のホームページ(苗栗‧三義 建光、榮泰機車行)

 日本語通じない、英語通じない、身振り手振り&筆談でがんばる。
 最初、「台湾の免許ないと貸せないよ」って話だったけど、免許翻訳文見せるとOKになった。ただ、借りるときにパスポートを預けることになるので、気になる人は借りることができないね。まぁ、台湾だしその辺大丈夫だろうと思って預ける。
 レンタル料金はTWD400/日。夜間に返却の場合は+TWD100。1,500円程度の値段が高いのか安いのかよくわからない。ちなみに他の店だともっと安い場合もあるかもしれない。
 バイクは50ccと125ccがある模様。私は普通二輪小型AT限定免許を持っていて、その旨翻訳文にも書かれているので125ccが運転できるのでそれにした。あとは、自分でバイクを選ぶ。
 ガソリンはほとんど入っていないので、まずは給油。なので満タン返しの必要はない。ガソリンスタンドは三義の中心部まで行かないとない(駅周辺にない)。その辺は地図に書いてくれるので安心。油種もちゃんと教えてくれた(たしか92)。
 ガソリンはスタンド入っておねーちゃんに金額を伝えればOK。たぶんどんなにガソリンの値段が上がってもTWD100分も入れれば充分だと思う。TWD50でも大丈夫かもしれない。ただ、この辺それほどスタンドの数がないので多めに入れておいた方が安心かな。
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 というわけでこの真ん中のバイクで爆走するのです。

※運転の注意

 ・右側通行。あと、結構みんな二段階左折する(日本で言う二段階右折)。
 ・道路にたまに穴が開いてる。
 ・スピード取り締まり機(日本で言うオービス)は幹線道路ではかなり設置されてる。
  (しかも、後ろから撮るのでバイクもつかまる)
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 台湾では朝食を食べるところから気合いを入れていかねばならぬ。
 台湾人は基本的に三食外食をする人達なので、朝食の選択肢も非常に多い。だから、朝から気合いを入れて店を吟味して食べていかねばならない。
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 というわけで、来たのは台中駅から線路沿いの建国路を歩いてしばらくしたところにある、民生嘉義米糕へ。
 ここはなんとも潔すぎるメニューが特筆すべきところ。
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 メニューこれだけ。全部頼んでもTWD65!200円ちょっとで食べられる。
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 煮卵(魯蛋)と、魚のつみれ(貢丸)とそぼろ飯(米糕)と鰹節スープ(柴魚湯)。
 米は餅米で、普通のご飯のつもりで食べるとちょっとビックリする。
 よく煮込まれているせいか、味がしみていて、これはおいしいね。
 鰹節スープも日本人だととても安心する味。結局日本の味って鰹節か昆布に収束するんだよなぁ。ちなみに、量が減ってくると店のおばばがやかんを持ってスープを足しに来る。

 ここの朝食屋さんはいいね!ただ、売り切れると早じまいするのとそもそも営業時間自体が短いので、朝食か第二朝食でしか食べられないので要注意。
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