長浜駅で降りると観光ボランティアのおじいさんおばあさん達が、地図などを配ってた。
私「鯖そうめん食べたいんですけど、どこの店が一番おいしいですか?」
爺「いやー、私たちね、特定のお店は教えられないのよー。地図にお店がいくつか書いてるからそこで食べてね。まぁ、翼果楼がいいと思うけど。」
婆「あー、○○さん、教えちゃダメだって!」
というコントのようなやりとりがあり、地元の人がおすすめするんだからおいしいんだろうと思って、そこに行くことにする。
なかなかレトロなお店の外観。中もなかなか古かった。
どちらかというと味がある感じ。
やっぱりいい鯖なんでいいお値段。
鯖街道セット焼鯖寿司付きで1,770円をチョイス。
これがねー。おいしいんですよ。
鯖そうめんは「焼き鯖を甘辛い出汁で柔らかくなるまで煮る」「煮汁でそうめんを煮る」「一緒に出す」という料理。鯖のうまみがそうめんに染み渡ってる感じ。かなり煮込まれてるようで、背骨まで柔らかくなっているので、骨を気にせず食べることができる。ただ、ちょっと味が濃いかな。現地ではおかずとして食べるらしい。
現在、長浜市はこの鯖そうめんをご当地グルメとしてアピール中。やっぱり伝統に裏打ちされた(自然発生的な)郷土料理にはかなわないよね。邪な気持ちで流行らそうと作ったものはダメ。地域にすでに根付いてる料理じゃないと、売りにはならないね。
この後はひたすら東海道を上って帰りましたっと。
(昔は何度もやってたのに)さすがに心が折れて、静岡~沼津までホームライナーに乗っちゃった。