さてさて花蓮でおなかを満たしたところで、台北からやってきた普悠瑪に乗車。
 そういえば
普悠瑪は何回も乗ってるけど太魯閣号には乗ったことないんだよなぁ。
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 特に何も無く、到着。昔乗ったときは非電化だったけど、電化されて線形も変わってかなりスピードアップしたね。
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 台東駅も工事中。
 こっちも駅舎新しくするのかな。
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 台東駅の待合室では犬が寝てた。しかもコンビニの前で堂々と。人が通ろうがお構いなし。
 なんかアジアの犬ってこういう状態なの多いけど、こんな状態で大丈夫なんだろうか。
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 さて、ここからが本日のメインイベント。普快3672次に乗車でございます。
 台湾国鉄で非冷房車で運行する定期列車はこの普快3672次と対となる普快3671次の2本のみ。別に廃止しようと思えばいつでも廃止できるぐらい冷房客車やディーゼルカーは余ってる(※)と思うのだけど、なぜか残っているこの列車。たぶん動態保存的な意味が大きい気がする。
 ちなみに電光掲示板では「ポケモンGOを駅の中でやらないでね」とアピール中。

(※)花蓮~台東(知本)間や屏東~潮州間電化がここ数年で完成してディーゼルカーや冷房客車が電車化されたので、たぶん余ってるはず。
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 ちなみに客車は日本製。当然手動ドア。トイレは恐ろしいぐらい汚い。
 この車両なら銀河鉄道999ごっこもできます。「めーーーてるーーーーーー」って叫びながらホームを走ったり。たぶんわりとマジな感じで怒られると思う。
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 ホーム先端では機関車連結作業実施中。連結作業開始の手旗の合図方法(緑旗と赤旗を絞って、根元を突き合わせる)が日本と同じだった。手旗合図ってたぶんずっと昔から変わらないだろうから戦前の日本式がそのままだったりするんだろうか。
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 ディーゼル機関車はアメリカ製だからそれっぽい形をしてるよねー。
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 車内は正直言ってぼろぼろ。車内灯も全部つけてないのかつかないのか……。
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 手動ドアなんで実は走行中も開いちゃう。でも、車掌さんが閉めて回ってる。
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 貫通路には扉がないので、機関車がまる見え。危ないっちゃー危ないよね。
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 ゆっくりと発車。客車のがくん!と出発する感じが懐かしい。
 冷房がないので、窓を開けて風を取り入れる。
 雨も降っていたので大きくは開けられず、正直言って暑い。
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 まずは台湾の東側の海沿いを走る。
 大武駅から海沿いを離れて山中へ。この先の区間の各駅はおそらく利用客が極端に少ないため、停車する列車は一日2本のみ。台湾国鉄でもっとも停車本数が少ない駅が続く。もっとも通過する列車は多数あるのだけど。日本で言えば日豊本線宗太郎峠と同じような状態。
 長さ8kmもある中央トンネルで中央山脈を横切ると、雨はやんだけど霧の中を走る。やっぱり山脈の東西って天気が違うんだなぁと思った。
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 本当に山の中にあって道路があるように見えないところに枋野信号場があり、ここで7分間の運転停車。対向の自強号を待つ。
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 貫通路に扉がないので最後部もまる見え。
 ここからは山を下り今度は台湾の西海岸沿いを走るようになる。DSC04572
 夕陽が沈むところも見えた。ちょっと天気が悪いのが残念。
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 終点枋寮に到着。
 やっぱり客車列車というのは旅情があっていいね。
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 その後はすぐに自強号に乗り換え、高雄を通り過ぎて台南まで。
 今宵は台南Shangri-laに宿泊。