網走刑務所といえば、すげー凶悪犯が行くようなイメージ。実際にもこの当時は、「犯罪傾向の進んだ長期刑(執行刑期10年以上)の者を収容する施設」だったとのこと。現在はちょっと変わって、「犯罪傾向の進んだ者であって、執行刑期10年以下の受刑者を収容する施設」となっている。いずれにせよ、「犯罪傾向の進んだ者」=暴力団がらみ・累犯ということだろうから、凶悪犯ってことにはなるのか。

 というわけで、1984年(昭和59年)まで実際に使われていた監獄施設を移築して保存しているのが、「網走監獄」という博物館。
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 網走刑務所は市街地と網走川を挟んだ位置にあるので、橋を渡る。その橋が再現されている。
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 門はしまっていたので横を抜けていく。
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 そして、正門。なんだろうこの重厚な威厳がある建物は。
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 面会の風景が再現されている。
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 実際の獄舎。この写真の後ろ側に見張り番の部屋があって、見渡せるようになってる。これが5個あって、五翼放射状舎房と言うらしい。
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 暖房はこんな感じだったらしいけど、どう考えても冬は寒いと思う。
 他にも色々な施設が移築されていて、おもしろい。何回か来たことがあるけれど、冬に来ると、網走刑務所の厳しさがよりいっそう感じられる気がする。
 冬は台湾人団体を除けばそんなにお客もいないのでおすすめ!