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2020/10

 災害遺構が災害を受けてさらなる災害遺構になる。
 そんなこともある。


令和元年東日本台風

 昨年のことなので、記憶に新しい人も多いだろう。いや、コロナのせいで、もう遠い昔の記憶になってしまっているかもしれない。
 2019年、東日本を襲った台風19号。進路としては関東縦断しただけの形になるが、勢力の強さによりその被害は大きいもので、北陸新幹線の車両が水没したとか記憶に残っているだろう。
 そして、この時ラグビーワールドカップが開催されていた。
 台風が来る次の日は釜石での試合が予定されていた。私自身もこの時は釜石入りして観戦する予定だったが、残念ながら試合は中止になってしまった。台風が近づく夜、釜石は一晩中サイレンが鳴っていた。避難所も開設されていたが、川の近くであるものの鉄筋コンクリートの建物で津波にも耐えた建物だったのでこの場にいた方が安全と思い、ホテルにとどまった。一夜明けた釜石では冠水するなど大きな被害が生じ、街の様相が大きく変わっていたのを覚えている。


河川増水により被害を受けた「メモリアルパーク中の浜」

 今回は以前も取り上げた「メモリアルパーク中の浜」を再び取り上げる。
 前回の記事はこちら。

 元々は静かなキャンプ場だったこの場所は、震災による津波で景色を一変させた。
 その後、震災遺構として整備され、津波の被害を受けた場所をきれいに保存している。
 そして、この場所は、また、被害に遭うことになる。
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 訪問時点で10ヶ月経過しているがそのままだ。
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 通路がえぐれているのがわかると思う。
 小川でしかなかった川が、暴れた。
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 わかりづらい写真で恐縮だが、奥に橋が架かっていて、その橋に木など大量に流れてきたものが絡まっているのが見える。どちらかと言えば修復するお金がないので、そのままになっているというのが正しいかもしれない。
 様々な災害の中で、比較的容易に予測が可能なのは台風だ。
 台風に関して言えば、あらかじめ避難しておくことも可能である。
 普段はおとなしい小川もこのように暴れる。特にこの時の台風は気象庁が尋常じゃないほど警告していた。特に地理的要因(低地など)や構造的要因(木造や低層階)の人々はきちんと避難する必要があるだろう。


震災の遺構

 さて、入口部分のインパクトがでかすぎたが、他の所も見ていこう。
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 震災の津波で大きな被害を受けたトイレ。
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 こちらは変わらず。
 台風の被害はあまりなかったようだ。
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 鉄筋コンクリートでも、津波でもげた炊事場。
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 前回来たときは、夕方で雨も降っていたので静かな恐ろしさを感じる施設であったが、今回は夏の晴れた日だったので、そこまで恐ろしさを感じることはなかった。
 でもね。津波は来るんだよ。この写真の位置でもかなりの高さだけど、東日本大震災の時にはこれでも足りない。なぜなら、目線が津波の浸水した高さになるように調整されているから。だから、この場所にいるとき、もし大地震が発生したら、ここではない近くの山に真っ先に逃げるべきだ。
 そんな教訓を教えてくれる施設である。
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 つい、魔が差して。
 作ってみた。



軽部J太郎のSpouter's CLUB Vol.3
「みんなGoToしてる?」

次回以降のテーマは
「欠航になりました!さて、どうする?」
「CAにしてやられたぜ!」

おたよりは
flyflyhigh.kj@gmail.com
Twitter @FlyFlyHigh_KJ
https://peing.net/ja/flyflyhigh_kj まで!

Vol.1「飛行機に乗り遅れたことはありますか?」

Vol.2「思い出のインボラ」

軽部J太郎のSpouter's CLUBまとめ

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 また行った。
 六花亭のガチのお得意様を隊長にして、われわれは極楽浄土へ向かった。


そう、また行ったんだ

 君は思うかもしれない。
 あれ?軽部この間行ってなかった?

 そう思う君は間違っていない。
 そう、また行ったんだ。

 というわけで、また行った話。
 六花亭で10,000ポイント所持(最低100万円以上購入)しているガチのお得意様を隊長にして、極楽浄土へ行く会が結成されたので、案内役としていくこととした。


「極楽」への扉の開け方

 極楽浄土へ行くためには、まず「極楽」への扉を開けなければならない。

 入室資格
 ・六花亭のポイントカードに貯めた100ポイント支払い

 恐ろしく入室資格が低い。一応、10,000円購入すると100ポイントつく。もし、ポイントが足りない場合は六花亭の商品券を買えばポイントをつけてくれる。また、オンラインショップでポイントがついていた場合、カードとポイントを合算することも可能なようだ。
 ……とはいえ、現在のコロナ情勢で自由なラウンジ利用はできず、予約制になっている。

 利用方法(帯広本店の場合)
 ・水曜定休。
 ・未就学児入場不可。
 ・予約は当日9時から、1階のイートインスペース側レジで受付。
 ・開始時間は11時~、12時半~、14時~で滞在時間は最大75分。(14時は土日祝のみ)
 ・各回最大8組30席(4人×7卓、2人×1卓)。相席はなし。
 ・予約時に1回目の注文を決める。

 公式ホームページは以下のとおりなので、最新情報はそちらを見てね.
 六花亭ラウンジ極楽


まずは「極楽」を予約して入場

 朝一番の開店時間に合わせて行く。
 予約受付場所はイートインスペースがある方のレジだ。
 ドアが開くのは裏の駐車場側→表通り側って感じではあるが、いつもそうなのかよくわからない。
 予約を済ませるとその場でポイント引き落とし。ファーストオーダーを決める。
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 というわけで予約時間になったので、極楽への扉をくぐる。


「極楽」店内の様子

 ※自分たち以外のお客さんが退出した後に撮影したものです。
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 このブログではちゃんと公開できていなかった、店内の様子。
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 こんな感じのお席でお茶を楽しむことができる。
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 なんか今日の一言的なコンテンツもあった。


食べる

 さて、食べる。
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 ビシソワーズ飲んで~。
 普通にしっかりとおいしいビシソワーズ。
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 極楽パイの豆とベーコンの煮込みの方。
 食べるの2回目だが、チーズがしっかりといい仕事をしている。
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 こちらはドライカレーの極楽パイ、そしてお茶請けのかりんとう「極楽」。
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 生パイ帯広の森。これねー、クソうまい。
 もうねイチゴがいい仕事してるのよ~。
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 そして六花の森ヨーグルト。
 超特濃ヨーグルト。めちゃくちゃ濃い。
 そして甘すぎないイチゴジャムがこれまたいい仕事している。
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 ここでしか食べられない「極楽ロール」。
 ふわっふわっのロールケーキ。
 もうね、ふわっふわっ。ふわっふわっ。
 下手すると昇天して、マジモンの極楽浄土に連れて行かれる(言い過ぎ)。
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 前回あったピザトーストは姿を消して、アイスクリームに。
 まぁ、あれだ、これは普通においしいアイスクリームだ。


極楽は帯広にあった

 六花亭のお得意さまラウンジ「極楽」、大満足。
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 いや、至福の時。
 あまりにもすごすぎて、誰とはいえないが「会計はしなくていいの?」なんて発言をしていた。
 会計はしなくていい。だって、ポイントで払ってるから。
 コロナ前はセルフだったので、それほど人手がかからないと思うが、現在フルサービスでかなり人手がかかっている。正直、このままこの方式でやっていけるとは思えないんだけど、どうするんだろうなぁ。
 大満足したら、下のお店でごっそりお土産買おうね。自宅用にも色々買おうね。それでポイントがたまったらまた行けるよ!
mixiチェック

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