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2019/11

高さ17mもの津波が海辺に建つホテルを襲った。


震災遺構「たろう観光ホテル」

 今回紹介するのは東日本大震災における災害遺構で確実に北の大物というべき物件。
 宮古市北部の田老という街にそれは存在する。震災遺構「たろう観光ホテル」だ。
 たろう観光ホテルは1986年にオープンした観光旅館。地上6階建てで、それほど高い建物がない田老ではシンボルになるような建物だ。
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 震災前の姿を残す写真。
 このたろう観光ホテルは東日本大震災の震災遺構の保存に、初めて国費が投入された物件である。
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 震災による津波で1階から2階部分の壁などは全て抜け落ちて、鉄骨だけの状態になっている。


津波は全てを押し流す

 この6階建ての建物を見上げる。
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 見上げると3階部分の窓がない。
 2階の天井ですら高いのだ。高さ17mにもなる津波がここに来たのだ。2階だけでなく、3階も壁の一部が破壊されて、窓ガラスがなくなっている。
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 東側に回ると3階部分の壁が大きくなくなっている。
 おそらくこちらの方向から波が入ってきたのだろう。
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 ものすごい勢いで流れた津波は全てを押し流した。
 エレベーターの籠もかなりの力で押されたせいかひしゃげてしまっている。
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 1階部分で残っているのは鉄骨と階段、エレベーターの籠と枠だけだ。もちろん全てを押し流した結果、ここには大量の瓦礫が山積みとなった。いまではきれいに撤去されている。
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 震災によって地殻変動が起きて、2.18m動いたことを示す看板。一等登記基準点がここにあったが、2.18m東南方向に移動し、高さは0.31m下がった。震災により大きく地殻変動が起きた。あまり気づいていないけど、震災とその後の地殻変動で東京でも数cmから数十cm単位で動いている。
 残念なことに元の位置と新しい位置の写真を撮り忘れてしまった。


内部見学ができる

 このたろう観光ホテルの特徴として、内部が見学できる。
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 ただし、予約する必要がある。詳細はホームページで確認して欲しい。

 年に何回か(一度だけ?)、無料見学日があるので、それに参加してみた。
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 内部の見学はこの外にある非常階段を上がる。
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 もちろん修復されているが、被害を受けた階段を上がる。
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 客室の畳は剥がされていたが、テレビや冷蔵庫、金庫などはそのまま置かれていた。
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 こう見ると何も影響が無かったように見える。
 それは高いところだったからであって、下は地獄である。
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 エレベーターも至って普通だ。
 まぁ、内部見学しても被害に遭ってない部分を見ても仕方がないっちゃー仕方がないのだけど、階段を上がっていくときにこの高さまで津波が来たと思うと、恐ろしさをイヤというぐらい実感できる。
 内部では震災当時の津波が来ているところの映像が流されており、その場で津波が来たときと平常時の違いが実感できるようになっている。この映像は撮影禁止なので、ここに来て見るしかない。
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 三陸地方は、地震が来れば津波に何度も襲われてきた。津波に対する防災意識は高い方だったと言える。このような張り紙もなされていた。小さい頃からそういった教育を受けてきたはずなのだけど、あれだけ多くの犠牲者がでてしまった。津波に対する防災意識はいくらあっても足りない。


近くにあるJFたろう製氷貯氷施設

 近くの港には漁協の製氷貯氷施設がある。
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 ここには明治、昭和、平成の各津波の高さが書かれている。
 昭和三陸津波が10m、明治三陸津波が15m、平成の東日本大震災津波が17.3m。
 これだけの高さで津波はやってくる。勢いをつけてやってくる。しかもそれは波が高いのとは確実に違う。海面が上昇して押し寄せるのだ。その津波の前で人間は無力である。とにかく、逃げるしかない。一刻も早く、高いところへ。心配になって戻ってはいけない。きっと逃げているはずだ。そう信じて、逃げるしかない。
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 さぁ。かえっぺよ。


ご飯を食べる

 とりあえず、帰りも乗り継ぎ時間があるので梅田に出る。
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 うどん食べてー。
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 ハンバーグ食べてー。
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 ミックスジュースをキメる。


ラウンジ行って搭乗

 もうね、疲れてたから写真少なめ。
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 とりあえずラウンジ行ってー。
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 搭乗じゃ。
 単身赴任者っぽいのがいっぱいだ!


離陸して着陸

 座席はエコノミー最後部席。
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 さすがに一番後ろだったので、隣には誰も来ず。
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 ほぼ満席かな。伊丹発最終便だし、そんな感じよね。
 JALの772最古参機材なので、色々古い。22年選手。
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 羽田に着陸!


乗継案内看板がひどい

 さて、疲れてふらふらで降機したら乗継案内看板で目が覚める。
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 なんか英語できないとかそういうレベルじゃなくて。
 どうしてそうした?
JAL_HND_TRANSIT_Board
 上の3つはいいんですよ。まぁ、一般的な表示だし。
 まずJL079で唐突に出てくる「Viet Nam/ベトナム」。突然の国名。ベトナムって言っても、ホーチミンなのか、ハノイなのかわからない。
 そしてJL077で出てきた「ニノイ」。今度は突然の空港名。そして、英語ではざっくりと国名で「Philippines」と表示。いや、なんで。なんで、ニノイ?普通はさ「マニラ」じゃない?
 最後は英語の表示が「Heathrow」。今度は英語に空港名が登場。えぇ!日本語は「ロンドン」なのに!
 もう、統一性がなくて、日本語英語でもなぜここでそれをチョイスした?みたいな感じ。
 都市名か、都市名だけで判別できない場合は空港名を併用すれば良かったんじゃないですかね。
 いやー、最後の最後でおJAL様ぶっ込んできたわ。もう、頭痛が痛い。
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 さて、隠岐パワー24時間滞在終了。
 かえっぺよ。


というわけでターミナルビル

 小さいバスターミナルぐらいの大きさの空港ターミナルビル。
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 まぁ、それでも立派。
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 ビル内にはお土産屋さんと食堂が。
 お土産屋さんは一畑百貨店!離島にも進出してるのか!
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 ちなみに比較的新しい建物のハズなのに、懐かしいガムの自販機があった。


保安検査場は30分前から

 さて、搭乗待合室に行こう……と思ったら保安検査場の開設時間みじけぇ。
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 開設時間は出発30分前から15分前まで。
 まぁ、エンブラエルに乗れる人数だけだからね。それでいいかもしんない。
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 便数もこんなだし……お?FDAが今日は飛ぶようだ。
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 ちなみに松本から来て、小牧に行く模様。
 結構地方空港ではFDAのチャーター便が多い。
 フットワーク軽いよね、あの会社。さすが鈴与航空。
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 保安検査場が開いてないので屋上で到着便をお出迎え。


搭乗待合室

 さて、30分前になったので保安検査場へ。
 特に待っている人もなく、普通に入っていったら一番乗りになってしまった。
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 まだ誰もおらん。
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 出発便案内は看板だぜ!
 15分前ぎりぎりにはそれなりに待合室は埋まった。


搭乗

 それでは搭乗。
 優先搭乗は自分以外なし。
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 飛行機までてくてく歩く。
 CAさんが二人、階段脇で待機していた。
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 すぐに搭乗完了し、離陸に向け動き出す。
 ちょうどFDAが降りてきた。
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 FDAが滑走路をUターンし、こちらに向かっている間に私たちの機材は反対側の滑走路の端へ。
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 それでは離陸や。
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 短時間だけど楽しめたぜ隠岐。
 ……っていうか離島は観光型の人にとっては短時間勝負だぜ。コンパクトにまとまってるので観光しやすい。
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 んじゃーねー。


この日は母の日

 さて、この日は母の日でございました。
 というアナウンスがありました。
 まぁ、とりあえずもらってみる。
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 感謝状。
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 お手伝い券(注:CAが手伝ってくれるわけではない)。
 こういうのって父の日もやってるのかね。


着陸

 わずか40分の空旅。
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 あっというまに大阪上空へ。
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 着陸~。
 いや、ホント、近いね。
 大阪から40分で島へ行けるというのはとても魅力的だ。
 楽しかったのでみんなも行ってみてー。
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 隠岐2日目。
 景色が最高に素晴らしすぎて、写真と文章では伝わらないので、書きづらい。


Good Morning, Oki Island!

 おっはー。
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 港の朝ってなんかいいよね。
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 ホテルの朝食は、そんな港を眺めながら。
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 公園に土管がある!
 さぁ、島一周のドライブに出発だ。


旧隠岐空港

 隠岐空港は2006年まで1,500mの滑走路の空港だったんだけど、2,000mに延伸するために空港を移転した。とはいえ、移転したのはすぐ隣なんだけどね。
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 管制塔とかそのまま残ってる。
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 空港管理所の看板がそのままだった。
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 おおーなんか緑に還りつつあるね。
 それにしても、滑走路延伸によって新しく作ることって多いけど(奥尻とか、奄美とか、南大東とか)、移転した方が元々の滑走路延伸するよりも安上がりなのかなぁ。地形上の制約っていうのもあるとは思うけど……。


海がきれい

 隠岐の港で海を見ると、恐ろしくきれいだ。
 透明度がすごい高い気がする。
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 普通に海底が見えちゃうもんね。
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 下が白い砂浜ってわけじゃないから、いわゆるきれいな海!ってわけではないんだけど。
 (いわゆる普通の人が思うきれいな海というのは海底が白い砂浜じゃないとならない)


旧福浦トンネル

 今でこそ、車が通りやすいように、2車線のトンネルが掘られているけれど、もちろん昔はそんなトンネルじゃなかった。それこそ船で移動するか、険しい山道で隣の集落に行くしかなかった。当然、集落ごとに独特の文化ができあがっていく。それこそ言葉も違うぐらいに。これは三陸とかでも同じ。
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 これは昭和63年ぐらいまで使われていたらしい旧道のトンネル。
 明治31年に一度掘られて、その後昭和50年に拡げる工事をした模様。こんな細い道が昭和63年まで使われていたってことにびっくり。
 もちろん素掘り。このトンネルをバスが走っていたとか……。
 いやほんとマジかよって感じだけど。その当時のバスは小さかったとはいえ、かなりギリギリであったのは間違いないと思う。
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 逆側の入り口にも行ってみた。
 見ての通り、一応立ち入り禁止です。本気じゃないけど立ち入り禁止です。入っちゃったら自己責任。
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 ちなみにこのトンネルができる前はここに道があった。
 いまでは浸食されて跡がわかりづらいけど。
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 これが明治初期から明治31年まで使われていたトンネル。
 メンテナンスされてないので、波で道がどんどん削られていってる。
 よって見学は危険なので、自己責任だからねー。


様々な展望台

 今までが西側。
 これからが東側。
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 ローソク島展望台からローソク島を望む。
 これも明らかに根元の部分が波で浸食されていっているので、そのうち倒れてしまうってこともあるかもしれない。ただ、それにはまだまだ長い長い年月が必要だと思うけど。
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 白島崎展望台。
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 国境の島なので、領土を主張する看板があった。
 周辺諸国全方位にけんかを売ってるぜ。
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 うむ。どこも素晴らしい景勝地だ。
 だが、たくさん写真撮ったけど、どこも同じような景色になってしまう。
 すばらしいのだけど、それが伝えられない。
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 さぁ、隠岐を楽しむっぺ。
 まずはインスタばえーポイントを攻める。


なんか祭をやっていた

 レンタカーを借りて、とりあえず島の中心部へ。
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 丁度フェリーがやってきていた。
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 今日はしげさ踊りパレードが行われる模様。
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 審査区間も設定されており、この(おそらく赤ジュータン)区間で審査が行われる模様。
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 チームは信用金庫やら、銀行やら、色々。
 ちょうど、隠岐汽船チームがいたので写真撮ってみた。


隠岐国一之宮である水若酢神社

 島を北上。
 途中の隠岐国一之宮である水若酢神社へ。
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 隠岐国の一之宮とされる神社は二つあり、島後(今いる島)の
水若酢神社と島前の由良比女神社がある。まぁ、どっちが正しいのかよくわからんのだけど、とりあえず水若酢神社を参拝。
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 ちゃんと数えてないんだけど、かなりの割合の全国一之宮は参拝していると思う。


いよいよメインイベントの遊覧船乗り場へ

 さて、本日のメインイベントはローソク島遊覧船に乗ること。
 これに乗るには事前に予約が必要……だけど前日ぐらいでも取れた。
 団体がいるので確実に船が出るから大丈夫だったんだろうね。
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 赤崎岸壁か福浦岸壁かは、当日決定される。
 どちらもそれほど変わらない位置から出航なんだけど、違いは何かあるのかな。
 観光バスも何台かきて団体さんと一緒に乗船。
 基本的にはどこに座ってもいいんだけど、窓側じゃなくてもみんなで席を入れ換えるので偏屈な人がいなければ窓側じゃなかったからといって悲観することはない。あと、両窓側見られるときと片窓側だけの時がある。
 まぁ、大丈夫よ。写真撮る時間はある。
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 それでは出航。
 枯れていく山が見えたりする。中国からの黄砂の影響らしい。
 それによって、松をむしばむ病気も飛んできたとのこと。
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 この日は本当に天気が良かったので最高だった。
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 まずは岩巡り。
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 浸食によって開いた穴。
 それにしても、よくこんな感じに浸食されたよね。柱があるみたい。
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 ここから夕陽がのぞいた。


いよいよローソク島

 そしていよいよローソク島。
 海流がある海の上で夕陽の方向とローソク島と船を一直線に並べるのは至難の業。
 熟練の技で合わせる。
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 さぁ、あともうちょっと。
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 ピタリ。(揺れる船だから構図が斜めってる)
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 おおー。マジでローソクや。
 これほど美しい夕陽は見たことない。
 これは見る価値があった。この旅行の残りは消化試合だな(なんて言ってはいけません)。

 全員が写真撮りおわるのを確認してから、全速力で帰還。
 そうしないと日が暮れちゃう!港もあんまり照明がないので全力で戻る。
 いやー、本当にいい景色を見せてもらった。こういうのがあるからね、国内旅行はやめられないんですよ。
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 島へ行くよ。
 隠岐にね。3レターコードは「OKI」そのまんま。空いてて良かったね。


伊丹は絶賛改装中

 ただいま伊丹空港は絶賛改装中!
 どんどんきれいになっていくぜ。俺は廃港した方がいいんじゃないかと思うけど。
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 というわけで、JAL側はほとんどのお店が閉店。
 これからどんどんきれいになっていくんだろうね。


あたらしくなったダイヤモンドプレミアラウンジ

 伊丹の新しくなったダイヤモンドプレミアラウンジへ。
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 かなり明るいね!
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 空いてたこともあって、落ち着いて見学できた。
 ちょっと座席きちきちじゃない?って感じがしなくもない。
 まぁ、それほど長時間滞在しないし、羽田行きの前しか混まないだろうからこんなんでいいのかな。
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 パンは……これ前のと同じものがあるような気がするけど、確実に良くなってると思う。
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 その他、おにぎりもあったでよ。
 かしわおにぎりなのがちょっと関西(っていうか西日本)っぽい。


搭乗&離陸

 さて、ローカル線の搭乗口は遠いので早めに移動。
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 今日の機材が見えた。
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 優先搭乗した人(俺以外)なしっ!
 では、行ってきまーす。
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 今日の便は日本列島がよく見えた。


30分で着陸!

 伊丹空港から正味30分ちょっとで隠岐空港へ。
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 うおー、見たことない景色が見えるぜ!
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 ホントに30分ちょっと。近い!
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 離島の空港にあるあるの、てくてく歩いてターミナルビルまで向かう。
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 ターミナルビルもちっちゃいね。
 地方の駅ぐらいの大きさ。
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 手荷物受取所もこんな感じ。
 まだベルトコンベアがあるだけマシか。
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 ちょっと早めに着陸したので、外に出たら時間通り。
 一日二便の空港、隠岐に初めてやってきた。
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 こう、(かなり)田舎の空港特有の横断幕でお出迎えあり。
 いいねー、初めての島、隠岐。わくわくしてきたぞー!
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 チェーン店だけどオーラが出ていたうどん屋。


日本一長い天神橋筋商店街

 よく考えたら天六(天神橋筋六丁目)に来たのは初めて。
 せっかく横に日本一長いとされる天神橋筋商店街があるので歩いてみる。
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 天神橋筋商店街は長さが2.6km。西に並行して走る堺筋線の駅で言うと天神橋筋六丁目~扇町~南森町と2駅分もある。さすがに全部歩くわけにも行かないので、途中の天満駅のあたりまで歩くことにしよう。
 このあたりだと意外と道幅が狭いなというのが印象的。


オーラが出ていた「いぶきうどん」

 時間は11時。ちょっと早いけど、お昼時っちゃーお昼時。
 ご飯が食べたい。
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 歩いているとオーラが出ているうどん屋があった。
 お客さんも次々と入っているし、おいしそうなうどん屋。
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 メニュー。
 個人経営の割には、ずいぶんしっかり写真も撮ったメニューだなーなんて思った。
 あとで調べたら丸亀製麺をやっているトリドールの経営だそうで。トリドールのホームページには一切出てこないけれど、実験店舗的な位置づけなんだろうか。とりあえず大阪のここ本店と東京は吉祥寺とミッドタウンにあるらしい。


自家製麺揚げたてゆでたて

 頼んだのはとり天ちくわ天ぶっかけ冷。
 食券を買い、店員に渡すとおもむろに天ぷらを揚げだした。
 店内を見回すと製麺ブースがあり、お店で打っている模様。まぁ、この辺は丸亀製麺と同じだね。
 立ち食いテーブルには「いりこ」が入った入れ物が置いてあり、食べ放題。いいねー、これポリポリやるのもいいねー。おぢさん、ビール飲みたい(車の運転があるので飲めない)。
 注文してから、天ぷら揚げるし、うどんはゆでてるので時間がかかる。この辺、立ち食いという営業だとどうやってお客を捌くのか気になるところだけど、この時はそこまでの混雑ではなかった。
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 着丼。
 天ぷらが熱々の状態で登場。
 ちくわ天はちょっと衣が厚くて、若干中が生っぽかったのが残念。
 とはいえ、とり天やうどん自体は素晴らしかった。
 ちなみにびっくりするほどおいしかったので、このあとかけうどん食べたんだけど(写真はない)、いりこが効いてて出汁も良かった。
 これね。バカにできないですよ。
 チェーン店だから、丸亀製麺がやってるから、とかバカにできない。
 願わくば丸亀製麺の出汁をこれにしたらいいんじゃないかって思うけれど、いりこは伊吹島のを使っているので生産量とかコストとか色々あるので難しいかもね。
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 うらー!パワー大阪じゃー!
 短い時間徹底的に楽しんでやる。


梅田に行かず天六へ

 まぁ、前回梅田に行くとか行かないとか書いたけどさー。
 行きたいところは天神橋筋六丁目だったので、十三駅と淡路駅で乗り換えて天六へ。
 やってきたのは、「大阪市立住まいのミュージアム/大阪くらしの今昔館」。確か、橋下さんに危うく廃止にさせられそうになった施設だね。ビルの中にあるので、外観写真は撮れず。まぁ、普通のビルだ。その9階まで上がると、入口がある。


江戸時代の街並み再現

 入るとまずあるのが、江戸時代(天保初年)の大坂の街並みを再現したコーナーというかフロア。
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 最初はこんな感じで見下ろす。
 これミニチュアじゃなくて、原寸なの。
 ええー!ビルの上に家を建てちゃった。しかも結構たくさん。
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 もちろん、その街並みを歩くことができる。
 着物のレンタルなどもやっていて、外国人の皆様には大変喜ばれていた。
 そりゃそうだよね。着物でその当時の街並みを、都市中心部で簡単にできるんだから。
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 こんなお祭りで使われる船なども展示されている。
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 もちろん家の中には入れるし、どんな暮らしをしていたのかわかるようになっている。
 これらの展示は時期によってテーマがあって、変わるらしい。
 いやはやすごいよ、これ。路地裏とかも歩けちゃう。


明治以降の街並み模型展示

 フロア一つ下がると今度は模型を使った展示に。
 明治時代以降の人々の暮らしについて重点おかれている。
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 これは明治17年の川口居留地の模型。
 ザ・文明開化!
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 これは昭和7年の北船場。
 近代化したね。
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 昭和23年の城北バス住宅。
 戦後の空襲被害による仮設住宅として、木炭バスの車体が転用されたっていうのを初めて知る。
 なかなかインパクトあるなぁ。
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 昭和31年の古市中団地。
 いわゆる高度経済成長時代の団地。
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 その他、1912年オープン当初の通天閣とルナパークの模型展示もあった。
 大阪の街並みの形成過程などがわかりやすかったし、おもしろかった。


企画展「昭和レトロ家電」

 企画展もやってた。
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 自分にとって、あまりにもレトロすぎた。
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 まぁ、ここの企画展も結構興味そそられる展示をやっていることがあるので、今度はそれを狙ってきてみたい。


まとめ

 江戸時代の街並み再現は実寸大で再現して、それぞれの家には入れるなど興味深い要素が満載だったので、興味がある方はめちゃくちゃ楽しいと思う。交通利便性も高いところにあるのでGood!
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 今日も今日とて社畜路線でGO!土曜日だけど。


DPラウンジのビール

 密かに定点観察しているラウンジのビール。
 羽田のダイヤモンドプレミアラウンジではだいたい4社均等にプレミアビールが置かれている。
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 プレミアムモルツ、ヱビス、ハートランド……。
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 一番搾りプレミアム!
 ええー、アサヒがないよ。アサヒの熟撰じゃないの?
 ……と思ったけど、別の所にあったらしい。
 珍しいね。いつも4社並んでた気がするけど。


搭乗

 さて、搭乗。
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 とりあえずゲートに早めに到着。
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 本日の機体はこちら。
 ITM線名物、艦長席がついてる767だね。
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 でかく表示されるようになった案内板。
 JGCとJGPがわかりにくいな。色変えればいいのにね。


機内

 はいはい。
 国内線なので何も面白くないですよ。
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 しかも通路側だったので、何も写真撮れず。
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 JAL的にはホテルニュー長崎のロゴはセーフなんだと妙な感心をする。
 まぁ、鶴の家紋がJALのマークのモチーフだからねぇ。家紋だったらいくらでもあるか。


とりあえず梅田に出る

 無事に着陸。
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 乗継に時間があるので、とりあえず梅田にでるけのー。出なかったけど。
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 噴火により発生した高温の火砕流は小学校を襲った。


雲仙普賢岳1991

 1990年(平成2年)に198年ぶりに活動を再開した雲仙普賢岳は、多くの被害をもたらした。ある程度の年齢の方であれば、火砕流が報道関係者を襲い43名の死者・行方不明者をだした映像が記憶に残っているかと思う。この噴火活動は1995年(平成7年)まで4年半続き、島原市・深江町(現・南島原市)に大きな被害をもたらした。
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 写真の大火砕流は43名の死者・行方不明者がでた時のもの。この時はまだ学校が運営されており、避難していない状態だった。その後、火砕流による被害の教訓から立ち入りが厳しい警戒区域が設定されて、その後の人的被害は1名のみとなっている。
 1991年(平成3年)9月15日18時57分。最大規模の火砕流が発生。火砕流は水無川沿いに流下していったが、その際に発生している熱風(火砕サージ)が大野木場小学校を襲った。


全焼した大野木場小学校

 火砕サージにより高温のガスが大野木場小学校を襲った。
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 高温というのは想像つかないかもしれない。
 おおよそ数百℃。
 全てが焼け焦げる温度。
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 当然校舎は全焼した。校舎内を見ると床が全てなくなっている。
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 全てのガラスが失われているが、これは高温というよりも熱風の勢いで割れたのだろうか。
 (ガラスが溶けるには1000℃以上必要なはず)
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 理科室の様子。
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 机や床は全て燃えてしまった。
 あるのは水道と流し台だけ。
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 どれだけ高温の熱風が襲ってきたのか。その痕跡が痛々しい。
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 場所によってはガラスが残っているところもあった。
 これは火砕サージの進入方向などが影響しているのだろう。


校庭も高温にさらされた

 校舎が高温の火砕サージによって全焼したが、当然校庭にあるものも高温にさらされた。
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 とりあえず戦前製の二宮金次郎像は無事。
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 鉄棒はぐにゃりと曲がっている。
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 これほど曲がるとは、温度的には1000℃近い火砕サージだったのかもしれない。
 先ほどのガラスも1000℃に近い温度になれば柔らかくなって強度が落ちていたのかもしれない。
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 そして、砂場の縁にある木は焼け焦げていた。
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 焼け焦げるというよりも炭になっている。
 どれだけの高温がおそったのか。自分がここにいたらと思うと、恐ろしい。


復活したイチョウ

 校庭には立派なイチョウの木がある。
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 これは植え替えたわけではなく、被災時に焼け焦げたイチョウが、生き延びて緑を取り戻したもの。
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 ブランコの横にそのイチョウはある。
 なぜ全景を撮らなかったのか後悔する1枚。
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