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2018/12

 2019年3月24日からの三陸鉄道の一貫運転開始となるダイヤが発表されたので、記事にしちゃうぞ!


震災からの営業再開

 現在も東日本大震災による被害で山田線釜石~宮古間と常磐線富岡~浪江間が現在も不通となっている。JR常磐線については福島第一原子力発電所事故による影響が大きいが、山田線の不通が長引いたのは、BRT(バス)化したいJR側と鉄道での復旧を要望する地元側の対立が原因だったと言える。
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 大船渡線と気仙沼線はBRT化を受け入れたため、比較的早くバスが運行されることになったが、鉄道として復旧することはなくなってしまった。その後、JRから三陸鉄道への移管(と支度金など)を条件にこの区間が復旧することになった。
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 震災から7年半。2019年8月に全ての軌道工事が終了し、橋梁などの強度確認のため、この区間に震災後初めて鉄道車両が走った。
 そして、震災から8年。やっとこの区間に再び鉄道が走ることになる。


三陸鉄道新時刻表

 というわけで、三陸鉄道新時刻表を冊子の時刻表形式でどうぞ!
Sanriku Railway Timetale 2018.03.24
 うん。無駄に凝ってしまった。
 PDFはこちらからどうぞ!

 やっぱこの形式で慣れてるから、こっちの方が見やすいよねぇ。


開業に伴う駅の体制変更

宮古駅営業体制変更
 開業に伴い、宮古駅の敷地、建物は宮古市に全て譲渡(三陸鉄道は上下分離方式なので鉄道設備は宮古市所有)される。JRの営業関係社員も引き上げとなって、駅業務は全て三陸鉄道に移管される予定。つまりは、「みどりの窓口」は廃止。旅行センターも廃止。
 なお、三陸鉄道の発表によるとJR乗車券の販売は行うとのこと。また、三鉄ツーリストが窓口営業を始めるということなので、旅行関係商品の販売については問題なさそう。ただ、「みどりの窓口」廃止に伴う代替措置があるのかないのかは不明。他社事例を考えると少なくとも「えきねっと」の受取はできなくなるのではないかと。まぁ、直前に受け取れば問題ないからいいのかな。直接の問題は山田線にたまに走る宮古発指定席連結快速をえきねっとで予約した場合、宮古側では一切受け取れないことになる。
 指定席券は……三鉄ツーリストに存在すると言われる「ビジネスえきねっと」で発券するのかな。これが駅窓口に入るのか、三鉄ツーリスト営業時間だけなのか、マルスが残るのかは今のところ不明。

宮古駅の使用ホーム変更
 現在、JR宮古駅は1~3番線まであり、それとは別に三鉄線ホームが存在する。
 リアス線開業後は三鉄が1~2番線、JRが3番線使用となる見込みで、三鉄線ホームは廃止になる。ただし、観光列車や一部のJR列車は1番線使用で残る模様。

釜石駅の使用ホーム変更
配線図
 現在、釜石駅は1~4番線まで使用しており、それとは別に三鉄線ホームがある形態。
 JR列車は主に1~2番線を使用し、三鉄線が3~4番線を使用することになる。なお、一部JR列車は3番線発着がある模様。なお、三鉄線ホームは今後使用しない模様。
 なお、営業体制については特に変更はなさそう。あるとすれば「みどりの窓口」閉鎖か。釜石駅は一応MVが入っているので、「えきねっと」受取は今後も可能。


運行本数

 盛~釜石間 上下各11本(上下各1本増発)
 釜石~岩手船越間 上下各11本(JR時代より上下各1本増発)
 岩手船越~宮古間 上下各12本(JR時代より上下各2本増発)
 宮古~岩泉小本間 上下各13本(うち上下各1本は土休日運休、上下各2本増発)
 岩泉小本~久慈間 上下各12本(平日のみ上下各1本減便)

 思ったよりは大盤振る舞いダイヤかなと。


車両運用

 さて、これからダイヤグラムも作ったよ。推測した車両運用も分かるようにしたよ。
三鉄ダイヤ
 これはあくまで推測だよ。(車庫がないので)釜石駅・岩手船越駅・岩泉小本駅がらみの折返しは正確だと思うけど、盛駅、宮古駅、久慈駅については車庫があるので、本当にこの通り折り返すかどうかは不明。
 運用数は10。そのうち朝のみの運用が2、盛と久慈でお昼寝するのが各1となっている。夜間停泊は盛1、釜石2、久慈2。宮古から出庫するのは5運用となる。
 宮古発上り2D列車については2両運転で、途中の岩手船越で切り離す。この車両は折返し岩手船越発1D列車となって宮古に戻る。その他については2両運転があるのかないのか不明。今までなかったのでこれからもないであろうと思われる。
 釜石駅の構造上、盛方向の到着出発が4番線からしかできないので、行き違いを行うことができない。そのため運用上は釜石をまたいで直通するけど、列車としては一旦切れるものがある。これはおそらく3番線到着→入換→4番線発車(4番線到着→入換→3番線発車)という手段を踏むものと思われる。
 毎月20日に南リアス線を走るイオン提供の無料お買い物列車の処遇も特に発表なし。



使用車両

 通常であれば10運用プラス予備で2運用分の12両あれば運用が回ることになる。
 現在の三陸鉄道所有車両数は次の通り。
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 36-700型。震災後6両導入。今回リアス線開業に伴いさらに4両増備し、合計10両に。
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 三陸鉄道開業時から走っている36-100型。果たしてこれは残るのか。何両残ってるのかな。
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 これの右側の車両がレトロ車両である36-R型。これが3両在籍。この車両はレトロ仕様だけど、通常の運用にも使用可能。
 このほかにお座敷車両である36-Z型が1両いる。

 というわけで36-700と36-Rで全部で13両になることから、もしかしたら36-100は廃車になったりするのかも。来年のラグビーワールドカップまでは増結運用も考えられるので、そこまでは残すけどそれ以降に廃車になる可能性があるよ。


来年は全線貸切列車を走らせるよ!

 というわけで、明るい話題がない三陸に、久々の明るい話題。
 来年の夏ぐらいには三陸鉄道全線貸切列車を走らせたいと思ってるよ。ちょっと、まだ三鉄には話してないんだけどね。全線4時間半じゃ!貸切運賃も高そうだぜ!
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 みんな!たまには国内旅行しようぜ!
 関東に住んでいる人が飛行機で行くのは至難の業だけどな。
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 ほら、一応ラグビーワールドカップもあるし。左の屋根がワールドカップ会場だよ!
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 帰りはスカイマーク高いからaviosで取ったJALニダ。
 いや、逆だ行きがaviosで取れなかったからスカイマークにしたんだった。


おなじみの伊丹

 さて、阪急からモノレールに乗り換えて伊丹空港着。
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 この昭和なビルはいつまで使うのかねぇ。
 神奈川時代はほとんど使わなかった伊丹空港。だって新幹線の方が便利じゃん。小田原から新幹線乗れるし。やはり膨大な本数あると新幹線になっちゃう。まぁ、使ってたのは2時間に1本の小田原停車ひかりだけどな。本数がーとか言っておきながら伊丹便の便数より全然少ねぇwwww。
 岩手に来てからはよく使う伊丹空港。
 だって、東京行くより速いんだもの。値段はavios使えば激安だし。
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 というわけで仙台に帰りますよ。
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 まだまだパタパタ式(ベストテン式)が現役。ベストテン式って言って若い人わからねぇな。
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 なんか新しいレーンができてた。
 これ時間短縮になってるのかね。
 よく分からんけど、OKとNGが自動で振り分けられるだけのように感じられるのだが。


ラウンジは仮設

 伊丹空港はダイヤモンドプレミアラウンジ改修中。
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 なのでサクララウンジがダイヤモンドプレミアラウンジになって、サクララウンジの客は通路を仕切っただけのラウンジに封じ込められるようになった。
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 ドリンクは全てペットボトルに。うん、持って帰りやすいね。スーツのポケットパンパンにしてね。
 まぁ、真面目な話ペットボトルの水はどこも常備して欲しいし、1本ぐらい機内で飲む用に持ち出してもいいんじゃないかと思う。なーんか日本のラウンジとかだとあんまりないよねぇ。持ち帰り警戒なんだろうけど、出る客に気づいたら手渡しすればいいんじゃね?
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 あれ不思議なんだけどさー。伊丹空港のラウンジって不機嫌な顔してる人が多いのなんで?
 サクララウンジが使えなくて、こんなラウンジに入れられたからみんな不機嫌なの?
 羽田便が飛ぶとスゴい空く。すぐに次の便の客が集まってくるけど。


搭乗

 さて、搭乗すっぺ。
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 幹線の羽田便ではないので、端っこのゲート。とはいえこれでも近い方。
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 今日もド満席。伊丹仙台って結構な便数飛んでるんだけど、737にしてもいいんじゃない?多少便数減らして。朝晩2往復ぐらい737でいいと思うんだけどね。でも、エンブラエル。
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 というわけで順調に定時出発。バイバイ大阪。
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 こうしてみるとホント大阪って水の都よね。


特筆すべきことがないまま仙台着

 もうね。国内線で書くことなんてないよね。ホント。
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 水田に水が張られて、美しい状態なぁなんて思いながら、仙台空港着。
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 無事に到着であります。
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 隣にはスターウォーズの飛行機がおったで。
 これなんだろ、那覇から来た便かな。
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 みんな、甘いものは大好きか?
 みんな、あんこは大好きか?
 俺は大好きだ!


みんな大好き御座候

 今川焼とか大判焼とか回転焼とか太鼓饅頭とか呼ばれるどこでも売ってるアレ。
 アレおいしいよねぇ。色々なチェーン店もあるけれど、おそらく一番おいしくて、一番安いのはどこかというと、そりゃもう「御座候」でございますよ(私の独断と偏見調べ)。
 関東だとデパートの地下とかに入ってるくせに、1個85円!驚異の価格85円!
 これ他の店だと100円とか120円とかするじゃん。御座候は85円。
 しかも、あんこがみっちり入ってる。たまにあんこが少ししか入ってないしみったれた今川焼あるけど、悲しくなるよね。もう皮から溢れんばかりに入ったあんこに幸せを感じる。
 どうでもいいけど、昔、横浜髙島屋と横浜そごうで髙島屋の方があんこが多いとか都市伝説あったよね?
 そんな、御座候愛で満ちあふれている私は、工場見学をしなければならんと思っていた次第。今回で行くの2回目だけど。


いざ、工場へ行かん

 姫路駅から高架線沿いを歩くこと15分。東姫路駅から歩いても徒歩15分。駅と駅の中間にある。
 まぁ、俺は姫路城に行ってたから、そこからタクシー乗っちゃったけどね。社会人だから、時間はお金で買うのだ。
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 木々に囲まれた中に、御座候の工場はある。
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 その中にあるのが工場ショップ。
 今日はここに用事です。


工場見学

 御座候の工場見学は原則火曜日以外毎日開催。10:30~と11:00~の2回。
 (詳しくは公式ホームページ参照)
 というわけで、開始10分前までにレジで予約したい旨を伝えればOK。
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 集合時間になって、見学者証を首からぶら下げて案内に従って工場へ行く。
 まずは小豆を炊いているところから。
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 これ全部小豆を炊いてる。すごい数だよねー。
 上にレールがあるの見えるけど、ここに懸垂式モノレールみたいなのが走ってて、小豆やら砂糖やらなんやら自動投入するらしい。
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 時間が近づくと小豆回収人が台車を釜のそばにつける。
 そしてだばーっと出てくるあんこ。
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 えっちらおっちら運ぶ。
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 床に開いた穴に、ざばーっとあんこ投入。これアンホッパーって言うらしいよ。
 スゲー量だよね。
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 これは下の階。先ほどのアンホッパーから出てくるヤツを缶に詰める。
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 そして、お水で冷やすらしい。これで粗熱を取る。
 その後、冷蔵庫に入れて完全に冷やすそうだ。

 ちなみに御座候は「赤あん」と「白あん」の2種類だけ。
 ちなみに赤7:白3ぐらいの比率で製造しているらしい。つまり、売れている量がそれぐらいということ。
 確かに実家にいたときは赤7個白3個で買ってたなぁ。

 工場見学で小豆への思いを馳せたので、今度は工場ショップを楽しむ。


できたて御座候を食べる

 今川焼(回転焼)の呼び名が「御座候」になってるね。
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 さて、工場ショップならではの商品を食べよう。まずは御座候の赤あん、白あん両方食べちゃう。
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 いいよねー、このあんこの盛り。素晴らしい。
 ここの御座候工場売店の特徴はできたてが食べられること。
 え?いつも買ってるけど、充分あったかいからできたて食べられるじゃんと思ったあなた、甘い。あんこだけに。
 他とは違うんです。ここだけなんです。注文を受けてから焼き始めるのです。
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 なので、皮がパリッとしているのです。通常売ってる物は回転が早くてあったかいとはいえ、できてから時間が経っているし、箱に入れられると湿気がこもって皮がふにゃふにゃになっちゃう。でもここのは注文を受けてから焼いて、そのままお皿に出してくれるのでパリッとしたまま。
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 ごめん。この写真食いかけじゃないよ。ちゃんと割ったんだよ。
 もうねー。あんこたっぷり。
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 白あんの方がちょっとお上品な味。
 いやー、うまいぜ。


あずきソフトクリームも食べちゃう

 今度は工場限定の品。
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 こいつですよ。あずきソフトクリーム。
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 これもねー、うまかった。
 ほんのりと小豆の味と舌触りを感じる。ちょっと暑い日だったので丁度良かった。


餃子と肉まんと担々麺も食べちゃう

 御座候って担々麺と餃子と肉まんもやってるんです。
 担々麺と餃子の店は姫路駅前にある。姫路市民であればおなじみらしい。
 その担々麺と餃子がこの工場ショップでも食べられる。
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 値段がクソ安い。
 ちなみに姫路駅前の店も同じ値段だったはず。
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 レンジでチンだね。
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 まぁ、ぶっちゃけこれで130円なので、551で豚まん買った方が満足度は高いと思うよ。
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 そしてこちらが担々麺350円。クソ安い。
 担々麺なのに辛くない謎の麺。うまいかって言われるとそうでもない。ただマズくもない。
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 そしてジャンボ餃子250円。これはまぁまぁ。
 突然の中華を食べてテンションがローになった文章を読まされて、読者の人は驚くかもしれない。でも、知ってた。すごいうまいわけじゃないの。でも、食べるの。ただ、御座候へのリスペクトなの。食べなきゃダメなの。
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 工場ショップでは他にも色々売ってるで~


ミュージアムショップにGO!

 工場ショップと併設されているのがあずきミュージアム。
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 入場料1,000円。おい、いい値段取るなぁ。
 とりあえず、1,000円が高いと思う人いると思う。それはかまわない。
 だけど、御座候好きならミュージアムショップには行ってほしい。入場料はかからないから安心しろ。
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 御座候グッズが売ってる。
 買ったことある人ならこのストラップの意味分かるよね。
 10個買ったときの箱と回転焼がついてるストラップが分かる人には分かる一品。
 もう、どうせなら「白あん」って書いてあるテープとか売って欲しい。
 (分かる人だけ分かってください)
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 買ったったー。


御座候ファンは行くべし!

 というわけで、御座候ワールド堪能したよ。
 御座候好きは一度は行くべきよー。
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 岩手にいるとイヤでも東日本大震災と関わって生活をしなければいけないわけで。
 そんなわけで、阪神・淡路大震災関連施設を見学してみた。


おひるごはーん

 神戸と言えば洋食。
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 こんなん食べたり。
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 こんなん食べたりしたけど、記事は省略だ!
 ビフカツうまかった。
 ココから重い話なので、読みたくない人はここで戻るボタンを押そう!


日本の大震災

 日本において過去「大震災」という名前がついた地震災害は3つ。

 「関東大震災」
 「阪神・淡路大震災」
 「東日本大震災」

 「東日本大震災」のことはもちろん 「阪神・淡路大震災」のことは記憶が鮮明に残っている。
 これら過去の3つの震災はもちろん甚大な被害をもたらしたのだけど、それぞれ関東大震災は火災による焼死、阪神・淡路大震災は建物崩壊による圧死、東日本大震災は津波による水死が多く、特色があるので他の震災のことを勉強するとまた違った視点でのアプローチになって興味深い。
 というわけで、「阪神・淡路大震災」では、建物が地震によって崩壊する姿をテレビでも実際にも見た経験がある。今回はその記憶を補完すべく、震災の爪痕を見学しに行くことにした。
 ただ、政令指定都市を襲ったこの震災には、震災遺構と呼ばれるものがほとんど残っていない。人口密集地帯であったため、復興が優先されたためだ。また、地価が高いため土地の買収費用もかなりの金額になってしまうということもあるだろう。
 今回は数少ない震災の爪痕が残る施設とその資料館を見学してきた。


神戸港震災メモリアルパーク

 神戸港メリケンパーク。神戸ポートタワーや海洋博物館、ホテルオークラなどがあるこの場所の一角に「神戸港震災メモリアルパーク」はある。
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 ここは阪神・淡路大震災で甚大な被害が出たメリケン波止場を震災で崩壊した状態のまま、保存してある施設である。
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 モニュメント的なものは時計をモチーフにして、発生時刻の5時46分を示している。
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 写真の左側が海、右側が陸。
 おわかりいただけるだろうか。岸壁が海に傾いて沈んでいる。
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 こちらは手前が海で、奥が陸(見りゃわかるか)。
 崩壊という言葉がそのままな状況。
 東日本大震災では、建物の被害は(少なからずあったけど地震の規模の割に)少なかった。耐震技術の向上や法規制の変更なども要因としてあるけれど、地震の規模の割に周期1-2秒のキラーパルスと呼ばれる地震動が少なかったのも大きな要因である。阪神・淡路大震災ではこのキラーパルスによって、多くの建物(特に木造建築物)に大きな被害が出た。
 震災遺構についてはできるだけ多く残していった方がいいと思うが、阪神・淡路大震災の神戸市にある震災遺構はほぼここだけと言っていい(地味なヤツはもうちょっとあるけど。あと淡路島にもそこそこある)。


人と未来防災センター

 震災遺構があまり残すことができなかったという状況の中で、他の手段でその経験を記録していくための施設がある。阪神電車の岩屋駅と春日野道駅の間の海側、兵庫県立美術館のそばにある「人と未来防災センター」は阪神・淡路大震災で得た経験を後世に継承するために作られた資料館・研究施設である。
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 この施設がなかなかスゴかった。
 最初に入ると映像を見ることになる。当日夜間開館日に行ったのでガラガラで、一人で見ることになった。
 この1.17シアターで、阪神・淡路大震災発生時の再現CG映像を見るのだけど、これが衝撃的。もうこれでもかってぐらいに見せられる。人によってはトラウマものかもしれない。この映像で苦情があったのか、映像を見る前に自信が無かったり気分が悪かったらパスできるとアナウンスされる。
 その後は崩壊した住宅の1/1ジオラマを見学する。これもかなりリアルな作り。
 正直言って、震災遺構よりも偽物とはいえ、災害について心に刺さる。

 ただ、残念なのが、ジオラマ部分も含め多くの場所で撮影禁止であること。
 なので、公式ホームページ神戸市公式観光サイトの写真などを参考にしてほしい。
 日本にいる限り災害は避けられない。そんな日本で住む私たちはこの施設に一度は行くべき施設であると感じた。
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 むしゃくしゃして乗った。どこでも良かった。後悔してない。


お久しぶりのスカイマーク

 どこでも良かったので前日でもそこそこ安く取れて、今まで一度も利用したことがない空港に飛べるということで、仙台発神戸行きの便を運航しているスカイマークにしてみた。
 当ブログ初登場となるスカイマーク。
 以前乗ったのはJGCとかになる前だから……いつだろ、7年ぐらい前かな。
 カテゴリもどうするか悩んだけど「ANA系」ではなく「その他の航空会社」にした。
 ANAの言うこと一切聞かない子だからね。羽田枠が欲しいからスカイマークを手に入れるために、禁断の果実(A380)に手を出したが、結局は言うことを聞かない子になったスカイマーク。ざまあみろ。


早朝ドライブして仙台空港

 いやー、遠いよ。
 早朝から3時間ほどドライブして仙台空港へ。
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 ホント遠い。でも、使えるレベルで便が出ているのは仙台空港になっちゃう。
 国際線は台北、仁川、上海だけで、しかも曜日運航便ばかり。国内線はともかく国際線は使いづらい仙台空港。
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 まだまだ現役だったときのパタパタ。
 この後、ターミナル増設工事が進捗してお役御免になったはず。


アップグレードする

 自動チェックイン機で搭乗券を出力。
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 出てきたのは、中央の席。
 あれ?こんな席、おれ指定してたっけ。そもそも指定してなかったんだっけな。
 さすがに中央席はイヤだなぁと思っていたら、カウンターにこんな表示が。
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 お、1,000円でバルク買えるのか。
 よし、買ってみよう。
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 どうせスカイマークに乗る層は、あんまりアップグレードしないと思われるし、スカイマークでアップグレードしたことがないのでやってみた。それにしても「足のばシート」ってネーミングどうにかならんのかね、って思ってたら名前が「フォワードシート」に変わってた。前方座席に座れるだけでなく、機内での水や優先搭乗や荷物優先返還などのベネフィットも付く。
 ちなみに、足のばシート買ったのは私を含めて2人ということで、1列独占が決定。


搭乗

 さて、ギリギリの時間に着いていたので、そのまま手荷物検査を受けて搭乗。
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 毎度おなじみ738。スカイマークもなぁ、なんで大きい機材に手を出しちゃったんだろうなぁ。
 738でやっていけば充分に儲かる会社だったのにね。
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 さて、搭乗しまっす。
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 バルクシートなのでエコフラは不可能。
 確かに広い。当たり前だけど。
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 各座席にはコンセントが付いてる。
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 ちなみにABC側よりもFGH側の方が壁までの距離が長くて、広い気がする。
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 お隣はピーチですな。
 それでは行ってきまーす。


機内サービス

 あまりにもお久しぶりスカイマーク過ぎて色々観察。
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 安全のしおりとタブレット操作説明書。
 タブレットってなんだっけ?なんか足のばシートの人はただで借りられるって感じだった気がするけど、別にインターネットに繋がるわけじゃないので借りず。
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 お、機内誌は丁度神戸が特集。
 そうだよねー。神戸空港はスカイマークの根城だからね。
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 スカイマークはドリンクサービスが基本的に有料なんだけど、小さいペットボトルの飲み物が100円っていうのはいいよね。ドリンクサービスはないけど安価で提供という方針は昔からやってるけど、結構好き。
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 というわけで足のばシート特典の水と、全員タイアッププレゼントのキットカットをゲット。
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 飛行機は猪苗代湖を見ながら飛ぶ。


着陸

 さて、初めての神戸空港。
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 明石海峡大橋の真上を通過。
 高度を下げて着陸。
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 おおー、神戸空港や。
 他のスカイマーク機もおるなぁ。


神戸空港をちょっと探険

 出発では使わないので、出発側をちょっと探険。
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 ANAだね。
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 そして他では隅に追いやられている(というか家賃が安いから隅にいる)スカイマークのカウンターが神戸空港では堂々と設置。そりゃそうだよねー。神戸空港で一番便数が多いのはスカイマークだからね。
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 屋上の見学デッキにも行ってみた。
 うん。教科書のような写真がきれいに撮れるね。
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 おおー。確かに神戸や。


ポートライナーで中心地へ

 さて、神戸に行きますか。
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 隣の駅はコンピュータの前や。
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 さて、神戸では何しようかな。
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