FLY! FLY HIGH!!










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2015/06

 夜はJRで出雲市に戻る。

 翌日は一畑電車に電鉄出雲市駅から乗車。
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 京王カラーですな。

 松江しんじ湖温泉駅まで全線乗車し、一畑電車完乗。

 これから境港行きのバスに乗る。松江しんじ湖駅から直通もあるが、JR松江駅始発もあるので、そっちの場合はバスで一旦JR松江駅まで出る必要がある。そして、始発バス停から乗ることをオススメする。
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 40分乗るのにまさかの路線車!
 座席が少ないし、意外と乗客は多いので始発バス停から乗らないと地獄。しかも、途中の停留所ではほとんど降りる人がいないので、誰かが立つってことも期待できない。

 ただ、この路線の特徴は某CMで有名になったべた踏み坂を通過すること。
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 こうやって見るとすごい急なように見えるけど、走ってみるとそうでもなかったりする。まぁ、目の錯覚ですな。

 境港に着いて、おなかも空いたけど、あんまりグッド来る食べ物屋がなかった。
 境港はめっちゃ「ゲゲゲの鬼太郎」推しで、タクシーやら公衆電話やら、街灯やら、みんな鬼太郎関係で占められている。ここまでやってると確かにすごいね。
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 JR境港線に乗って米子へ。この列車もみんな妖怪関係の装飾が施されている。
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 ここまで猫娘だらけだとすごいね。もう、あっぱれとしか言い様がない。
 そして落ち着かない。
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 一畑口駅に戻って、しばらく待ち、松江行きの電車に乗車。
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 観光仕様の車両で、木材がたくさん使われていた。座席も豪華でGood!
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 電車は宍道湖沿いを走る。景色も良いね。
 一畑電車に乗るときは宍道湖側に座ること。どうせ空いてるし。
 (一畑口で進行方向が変わるので注意。一畑口より松江側が湖の景色が良い)

 さて松江しんじ湖温泉駅に到着。
 松江市営バスに乗り換え(23/63/64系統)、八重垣神社へ。
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 この鏡の池では縁占いができる。
 神社で占い用の和紙を受取り、奥の鏡の池へ。
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 女子達がみんな占っております。
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 10円玉をそっと乗せたら、和紙が破れて、10円玉だけ落ちた。
 もう一度破れたところを避けて乗せたらきれいに沈んでいった。
 短い時間で落ちたので、きっと縁も近いことでしょう。

 さて、夕方のいい時間になってきたので、宍道湖畔で夕陽を見る。
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 きれいに見えなかったーーーー。残念。
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 閑散とした一畑口駅で待っているとバスがやってきました。
DSC06346(一畑薬師で撮影)
 土日は一日三本しかない、出雲市生活バス。いわゆる行政がやっているバスってことで、ナンバーも白ナンバー。縁結びパーフェクトチケットは使えない。そして客は私一名。
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 こんな山道走って行っちゃいます。
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 一畑薬師に到着。
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 出雲大社と打って変わって、ほとんど人がいない。
 不思議な静かさ。読経の声と、虫の音しか聞こえない。
 ここは目のお薬師さまということで、目が良くなるようお願いする。
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 そして、山の上にあるため景色が良い。あぁ、夏だなぁ。

 とっても良い雰囲気の場所。人もあんまりいなくて、ゆっくりお参りできる。

 帰りのバスも客は一人だった。大丈夫なのかな、このバス。
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 さて、今度は電車でお寺に行くことにします。
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 参道の途中にある、出雲大社前駅へ。
 この駅舎が登録有形文化財と近代化産業遺産に認定されている。
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 なかなかモダンな作り。開業時からこの駅舎のはず。昭和5年の開業で、ずーっと使われ続けている。
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 駅の横にはデハニ52が展示中。昭和3年製。駅舎よりも古い。
 一応、今でも走れるはず。
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 映画Railwaysで座席を改修している。
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 網棚がホントに網。最近網になってる網棚ってないよねぇ。
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 扉は手動。
 一応、現役は引退したが、走れるようには整備されている……はず。
 走れる車両としては最古グループに入る。たぶん大正製の車両ってJR九州が走らせてるSLぐらいしかないと思うので、昭和初期製造は長寿ランキング上位に入る。

 さて、電車に乗って一畑口へ。
 途中の川跡駅で出雲市から来る電車と、松江から来る電車と3方向から集結。そして、3方向に散っていく。乗換の便を考えたダイヤになっている。

 一畑口駅に到着。電車はここでスイッチバックするが、私は下車。
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 ホントはここから先に一畑駅までの線路があった。現在は道路になっている模様。
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 人気が全くない一畑口駅。これから行くところは観光スポットのハズなんだけど、誰も人がいない。もう、不安しか感じないね。
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 お昼を食べる。
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 食べログでそこそこ点数が高く、出雲大社の鳥居のすぐ前ということで便利な位置。
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 三色割子そば1,000円。
 うーん。うーん。
 ちょっと期待が大きすぎたかな。特筆すべきそばかと言われるとそうじゃないし、かといってマズいかというとそうでもないし……。まぁ、並んでまで食べる必要は無いかなって感じ。
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今回の旅はレンタカー無し。
 一応、自分の中での流儀として、一人旅はなるべく公共交通機関を使うというのがある。ただ、どうしても不便だったり、行きたいところに行けないということもあるので、絶対というわけではないけれど。
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 というわけで今回はレンタカーの代わりに一畑電車が発売する「縁結びパーフェクトチケット」を使用することにする。3日間で3,000円。これ、結構安いと思う。空港案内所か空港バス車内で買えるので便利。
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 というわけで、出雲大社行きのバスに空港から乗車。
 途中、運転手さんから「観光案内いりますか~?」と放送が入り、だれかが「いりま~す」ということで、観光案内もしてくれた。でも、内容が「出雲はお墓が家の敷地内にあります」とかなかなかマニアック。
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 というわけで来ましたよ。
 鳥居でお辞儀して境内へ。
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 前回来たときは平成の大遷宮で工事中だったけど、今回は完成していた。
 秋に全国から八百万の神様が集まって、「うちのあれ、おめーんとこのあれとくっつけるか」とか縁結びの会議が開かれるのです。その会議の議長がこの出雲大社の大国主大神(大国主命)であります。今回はその会議で自分が有利になるように、議長にあらかじめお願いしておきます。
 ……なんて考えているヤツに、いい話なんぞないとは思いますが。

 ただ、この出雲大社、やっぱりなんかパワーを感じる。
 出雲大社、伊勢神宮、熊野本宮大社、天岩戸神社(格としては落ちるけど)あたりは、やっぱりなんか雰囲気が違う。
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 さぁ、出雲に行くよー。今回も特典航空券で。
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 特典航空券では出雲行きの最終便しか取れなかったが、当日空港でキャンセル待ち。
 すでにこの時はJGPになっていたので、キャンセル待ち種別はS。
 まぁ、伊丹便や福岡便や千歳便などの幹線じゃなければ乗れるだろー、と淡い期待をして行く。
 案の定、取れた。ちなみに待ってたのはSが二人。

 キャンセル待ち種別が高ければ、とりあえず適当な便を押さえておいて、当日朝に変更するって手はいいなぁ。ただ、この方法は行きの時に使えるけど、帰りは最終便が取れないと使えない(前倒しはできるけど、後ろに持って行けない)。
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 さぁ、島根には何回か来てるけど初めての出雲縁結び空港。
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 博多港着18時40分。
 福岡空港発20時00分。

 1時間20分しかありません。
 しかも、ビートルは「クジラやイルカとの衝突を避けるため減速運航ですので遅れる可能性があります」と脅されていた。が、なんとかほぼ定時に到着。

 こっからダッシュです。入国検査場に一番乗り!
 速やかに通過し、次は税関。
 質問攻めに遭う。
 「なぜここから入国なのですか?」
 「旅行の目的は?」
 「これからどうされるんですか?」

 関東の人は羽田か成田からしか入国しちゃいけないの?荷物全部開けさせられたし。俺怪しいの?
 セントレアで入国したときも、こんな感じでチェックされた。

 モバイルルーターを返し、ダッシュでバス乗り場へ。
 途中で地下鉄に乗り継ぎ、福岡空港に19時25分ぐらいに到着。
 さすが、街に近い空港だなぁ。なんとかセーフ!
 でも、飛行機がDelay!結果的にそんなに急がなくても大丈夫だった。
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 ちょうど、沖縄に台風が迫っているときで、20時25分発のJTA65便那覇行は、着陸できない場合関空かセントレアに行くとのこと。めっちゃ逆方向じゃん!ちなみにこの日は久米島発那覇行は嘉手納基地に着陸する可能性ありになってた。嘉手納に着いても外に出られないという。
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 そして、導入したての新シート。
 なんか、黒っ!!そのうち慣れるのでしょうか。
 革シートはホールド感があって、あんまりずり落ちない。スターフライヤーとか乗ると革が滑ったりするんだけど、そんなことなくなかなか座りやすい。

 ホントはwifiも試すつもりでこの便を取ったのだけど、wifiのサービスインは延期。残念。
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 さて、帰ります。
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 ビートルはJR九州高速船とKOBEEで共同運航していて、韓国側の窓口はKOBEEで受付。
 釜山の国際航路ターミナルはちょっと古い。新しくしてるのかな。
 帰りは奮発してグリーン席。片道+3,000円。
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 座席もゆったり。
 グリーン席は座席だけじゃないんです。
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 ドリンク飲み放題。ビールも飲み放題なのがすごい。
 でも、途中客室乗務員がどっかに引っ込んでしまうので、おかわりがなかなかできないという戦略。
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 あと箱がどーんと置かれる。
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 開けるとお菓子セット。
 あとはスリッパとブランケットの貸し出しや、優先下船がある。

 これで3,000円は安いよ!
 (ちなみに2015年6月末で飲み放題→ワンドリンクに変更)

 今回は福岡港着いてから飛行機の時間まであんまりないので、優先下船できることを重視してグリーン席にしたが、なかなか良いサービスだったよ。
 
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 釜山の地下鉄もバスも日本語表示があったりします。
 地下鉄の券売機も日本語モード選べたり。

 さて、お昼ご飯。
 韓国での最後の食事は参鶏湯。

 というわけで、参鶏湯でそこそこ有名だったりする、国際市場の中のお店へ。
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 なんか入りづらいけど、勇気を出して入ってみる。
 注文したのは参鶏湯16,000KRW。せっかくなのでアワビ入りのにしてみた。
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 前菜。とっくりに入っているのは人参酒。
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 なぜか出てくる砂肝の炒め物。やばいビールが飲みたい。
 キムチやらなんやらいろいろつまんでいくと、ついに登場。
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 恐ろしいぐらいに沸き立って到着です。
 「塩は小皿でスープと混ぜてからいれてね」と教わる。
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 ちゃんとアワビも入ってる。

 食べ進んでいって、そうめんの入れ方とか教えてもらえる。
 とっても親切。
 そして、うまかったし、なんか元気になってきた気がする(笑)。
 なんかいろんなエキスがしっかり詰まった感じ。

 今回の旅行で初めて韓国行ったけど、別に普通の人々は露骨に反日オーラを出す人もいなかったし、お店の人もとっても親切。まぁ、台湾ほど行きたい国ではないけれど、たまには行ってもいいかなぁと思った。

 ただ、タクシーがぼったくりとか心配はたくさん。
 そういう意味でやっぱり台湾は安全だ。
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