FLY! FLY HIGH!!










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2015/04

現在、新北市では「驚艶水金九」と題して、観光誘致を行っている地域があります。

 水=水湳洞
 金=金瓜石
 九=九份

 九份は、「千と千尋の神隠しの世界に似てる」ということで有名(決してモデルになったわけではない)ですが、せっかく九份まで行くのなら、足を伸ばしとくとよさげなところに行ってきました。

 福隆駅を出て、国道を左に曲がると右側に福隆遊客服務中心があって、そこの前から台湾好行黄金福隆線のバスが出発する。
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 土日は30分ごとに運転。けど、バスが全然来ない。一緒に待ってる人と「来ないね~」なんてことを筆談する。
 一時間待って到着したのはなんと、冷房が故障しているらしく、パス。さらに待ってやっとまともなバスが来た。
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 反対車線が異様に渋滞していて、そりゃー遅れるわけだわーと納得。
 バスは快調に海岸線を走る。
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 水湳洞に到着。バスを降りて、景色に心を奪われる。
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 そこには廃墟があった。
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 そして川が黄土色。
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 当然、海も黄土色。
 古くからの街も残っていて、狭い道を歩きつつ坂を上がっていく。
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 先ほどの川からの水で海の色も変わっている。陰陽海と呼ばれているらしい。
 今度は、いよいよ廃墟の方へ近づいてみる。
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 十三層遺址。ここには昔、銅の精錬所だった。1933年に日本統治時代に開設されたもので、1981年に閉鎖。その後そのまま放置されているが、土壌汚染が激しいこともあって残念ながら入れない。右側の山にあるのは廢煙管(排煙パイプ)で、精錬の際に出る有毒ガスを山の頂上から排出するためのもの。金属で作ると腐食してしまうため、コンクリートで作られている。
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 そしてこれが、黃金瀑布。
 緑と黄土色の対比といい、水の流れ方といい、こんな形をした滝を見たことがない。

 ここは廃墟好きにはオススメ!そうじゃない人にもオススメ!
 人はそれほど多くないし、なんだかすごい建物はあるし、不思議な風景を見られるし。

 九份まで来たんだったら、ここまで足を伸ばそう。
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 朝ご飯は時間が無かったので、セブンイレブンのおにぎり。
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 「東港櫻花蝦」と「嘉義風味火雞肉飯」という、いかにも台湾っぽいおにぎりをチョイス。
 特に雞肉飯の方がうまかった。ほぐした鶏肉がどっさりと入っていて、雞肉飯好きの私にはたまらない。

 さて、台北駅から台鐵に乗り、東へ向かう。自強号(特急列車)は悠遊カードで乗れば、區間車(普通列車)の運賃から更に割り引き運賃で乗れる(悠遊カード区間内のみ)ので、タダでさえ安い運賃が更に安くなる。
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 やってきたのは福隆駅。
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 駅弁が有名で、日本ではすっかり見なくなった立ち売りのおばちゃん達がいっぱいいた。
 台湾東部では結構駅弁をホームで売っているのを見かける。なんか日本ではなくなっちゃったなぁ。ホームで立ち売りが残ってるのなんて、福島~米沢間の峠駅ぐらい?

 さて、駅前はレジャー客であふれてる。駅前からずっと何軒も駅弁を売る店があり、イートインスペースもある。駅から少々歩いたところにある店が若干空いてたのでここにする。
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 なんか見るからに怪しい。
 お弁当自体は肉々しいこと、この上なし。
 このボリューム満点な弁当、60TWD。安いねぇ。やっぱり角煮がおいしかった。
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 胡椒餅も食べたいわん♪

 龍山寺にお参りがてら、おいしいと有名な福州元祖胡椒餅へ行く。
 なかなか人気のお店で、注文してから30分待ちとかもざらにあるとか。
 まぁ、注文して龍山寺をお参りして、帰りに食べるのもいいかも。

 場所が初見殺しで、龍山寺駅1番出口を出て左を向いて、とても普通人が立ち入らないような路地に入るとあるお店。
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 目印は白色LEDの看板。

 今日は運良く待たずに食べられた。45TWD。
 必ず出来立て、きわめてアチコーコーなので気をつけましょう。
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 なかなか油がでております。
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 肉まんの生地がパンのもの……というのが胡椒餅ってことでいいかな?
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 肉汁プシャー!系ではない胡椒餅。
 中身はかなりどっさりした肉とネギ。結構甘めの餡。

 パン生地を直火で焼いた香ばしさと甘めの餡がとってもGood!


○関連ホームページ

 食べ台湾「福州元祖胡椒餅」
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 マンゴー冰も食べたいわん!
 ってことで、デザートにマンゴーかき氷を食べに行こう。
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 ここは台湾産マンゴーが市場に出回る時期だけ営業する「冰讃」へ。
 まぁ、日本人客がかなり多いけどねー。そして、マンゴーかき氷の内容は普通。普通だけどうまい!そんなお店であります。結構ストイックに味にこだわってる感じ。

 あと、MCとかIMとかマンゴーかき氷が有名な店の半額ぐらいの値段なので、お財布にも優しい。
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 食べたのは、芒果雪花冰100TWD。このきめが細かい氷がうまいのよ。どっさりマンゴーの上に練乳がかかってて、良くマッチしている。あと、氷がとても細かいので、頭があんまり痛くならない(気がする)。
 もちろんマンゴーが出回る時期しか営業しないということは、冷凍物ではなく台湾産の生マンゴーを使用しているということ。
 自分が知る限り、台北ベストコストパフォーマンスマンゴーかき氷でございます。

 営業は2014年実績で4月15日~11月2日。だいたい4月中旬から10月いっぱいというところでしょうか。なお、記事更新時点の最新情報では2015年も4月15日から営業開始予定となっております。まぁ、ホームページとかないので、Facebookとか台北ナビの掲示板とかで情報を入手するしかありません。


○関連ホームページ

 台北ナビ「冰讃」
 食べ台湾「冰讃」
 ※営業時間は23時となっていますが、経験上22時以降にマンゴーにありつけたことはありません。また、22時より前にマンゴーがなくなっちゃうこともありますので、マンゴー目当ての方は明るいうちに行きましょう!


○注文と会計の仕方

 カウンターで注文
  ↓
 お金を払う
  ↓
 空いてる席に座ってると持ってくる
  ↓
 ウマー
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 さて、お昼ご飯。

 今まで、何回か台湾に来ているけど、ちゃんと雞肉飯を食べたことが無いので、台北で食べられる雞肉飯の店に行ってみることにした。

 松江南京駅から歩くことしばし。そこそこ列ができていたのですぐにわかった。
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 そして、店から両側に向かって列ができているけど、同じ列なのか、そうじゃないのかさっぱりわからない。店に向かって右側が持ち帰りの列……な気がする。とりあえず左側に並んで食べられたので、左側に並んでおくのが無難かもしれない。

 まずはお盆を持って、店の奥に向かって左側で、小皿料理を選ぶ。なんか色々合って悩むし、言葉も通じないのでなんだかよく分からないけど、ここは直感を信じよう。指さしで注文。注文終われば、後ろに振り向いて、雞肉飯か魯肉飯か選ぶ(両方食べてもいいし、白飯でもいいけど)。そして、席に着いたらスープの注文。スープはすぐ来るのできたらお金を払う。
 つうわけで両方頼んでみた。
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 魯肉飯が食べたいわん。
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 雞肉飯も食べたいわん。
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 金針赤肉湯だったかな。
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 豚肉煮た系のもの。
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 これでトータル155TWD。結構なボリューム。
 そして、雞肉飯がしみじみうまい。あっさり系だけど、味がしっかりしていて深い。
 鳥ってなんでこんなにうまいんだろうなぁ。なんか仕事をしっかりすると活躍してくれる感じ。


○関連ホームページ

 台北ナビ「梁記嘉義鶏肉飯」


○注文と会計の仕方

 列に並ぶ(左側の方?)
  ↓
 お盆を持つ
  ↓
 店の奥に向かって左側で小皿料理を選ぶ
  ↓
 後ろを振り向いて(店の奥に向かって右側)でご飯を注文
  ↓
 着席
  ↓
 スープを注文
  ↓
 スープが来たら会計
  ↓
 ウマー
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 さて、ゴールデンウィークに使った台北発券の航空券の帰りでちょっくら台湾に行ってきます。
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 気づいたらできてた優先手荷物検査。
 これ、なかなか対象者が限られてて厳しい。CXだと最上級のダイヤモンドかファーストクラス搭乗じゃないと通れない。JALだとJGP以上かファーストクラス搭乗のみ。ビジネスクラスですら通れない優先レーン。なので、ホントにガラガラでした。
 さぁ、ラウンジへGO!
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 朝からサクララウンジで、シャンパンなんぞ飲んでみる。朝シャンだね。
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 さぁ、出発でーす。
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 機内食は「賛否両論」という店が監修している模様。
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 お品書きはこちら。
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 中身はばっちり和風。これに別にゆかりご飯が付いてくる。
 やっぱりJALエコの機内食は結構豪華な感じがする。CXなんかエコノミーは、変な味付けのパスタのみだったりするから、それに比べたらホント豪華だと思う。ただ、個人的には前の9マスに区切られた弁当の方が好きかな。
 豪華だけど別に凝ったりする必要があるんだろうか。なんか「のり弁」でもいいんじゃないか。あ、外国人の人にはのりが不評か。

 んなわけで台北市内ど真ん中、松山空港に到着~。
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 さぁ、帰ります。

 JTAのコーラルラウンジ(JALサクララウンジ)でオリオンビールを飲む。
 つまみは沖縄ファミマのチキナーおむすびで。
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 あー、帰りたくないよー。
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 というわけで相変わらず飛行機では寝て、到着。
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 沖縄のB級グルメといえば、タコライス。

 というわけで、タコライス発祥の店の支店、キングタコス美里店に来た。
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 アメリカンだねぇ。
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 なんかレトロな雰囲気だけど、しっかりきれいで新しい。
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 何を注文するか悩んだけど、やっぱりタコライスチーズ野菜にチキンバラバラを注文。
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 タコライスチーズ野菜。なんかすごいデカい。
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 チキンバラバラ(フライドチキン)も、どっさり到着。

 タコライスってうまいし、なんか野菜採った気になっていいよねー。まぁ、大量のご飯も摂取してるんだけど。
 タコライスの歴史は意外と浅くて、わずか30年前にできたメニュー。それが今では沖縄中に浸透したんだからすごい。
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 沖縄もだんだんすることが飽きてきたので、イベント系を攻めてみる。

 というわけで今日は丁度やっている闘牛を見に来てみた。
 レンタカーで沖縄自動車道を北上し、石川ICで下りる。下りてすぐのところに石川多目的ドームがあり、ここが会場。でも、全然駐車場が空いてない。で、港に臨時駐車場があって送迎車が出るという情報をキャッチしたので、港に行き駐車。送迎車も満杯で、人がわさわさ集まってる。みんな闘牛好きなのね。

 入場料が3,000円。なんか高いなーって思ったけど、最終的には満足した。
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 団扇ももらっていよいよ開幕。
DSC05380※クリックで拡大
 ドームの中は熱気むんむん。石川多目的ドームといいながらたぶん闘牛専用なんだと思う。
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 開会式ということで、踊り(エイサー?)があったり、市長さんやら議員さんやらが挨拶したり。
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 闘牛は基本的にどっちかが逃げるまでやる。
 で、横の人たちは牛に励ます。ちなみに実況付き。解説の内容がなかなか深い。
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 YouTubeにでていた動画。決着が付いた場合。

 引き分けの場合。

 これらの動画はかなり短く編集されてるけど、実際は一瞬で決まることもあれば長期戦になることもある。
 13組の対戦で延々と4時間近く。かなり長い。座ってるのはしんどい。でも、これ面白いよ。場の空気もあると思うけど、実際に見てみるとすごい。圧倒されるね。3,000円は安いかもしれない。
 これって公営ギャンブルにしたら、かなり人気出るんじゃないかなぁ。沖縄の地域振興のために認めてみるとか。でも、なんかお金が絡むと余計すごいことになりそうな気もする。まぁ、裏ではやってるかもしれないけどね。
 一度、見に行くことをオススメする。
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 記事上では食べてばかりですが、ちゃんと観光もしましたよー。省略だけど。

 さて、石垣日帰り滞在も終了して、帰ります。
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 帰りの便はRAC(琉球エアコミューター)のプロペラ機。
 この機材は、那覇~久米島~那覇~久米島~那覇~奄美~那覇~石垣~与那国~石垣と一日ずっとアイランドホッピングという言葉が相応しい離着陸を繰り返す働き者。今日の一日の締めでねぐらである那覇空港に帰る便です。ジェット機が行き交う路線の中で、プロペラ機が飛んでるのは、回送するのはもったいないので営業している感がある。
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 というわけで、プロペラ機特有の振動を感じつつ、那覇空港に帰ってきたのでした。
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