FLY! FLY HIGH!!










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2015/03

 ファーストクラスなんてもう二度と乗ることねーんだろーなー、そう思っていた時期がありました。

 ゴールデンウィーク後半戦初日。今度は成田から飛びます飛びます。
 チケットはコロンボで発券したものを台北でストップオーバー。

 マイルをふと思って今年はJALのダイヤモンド修行中なので、チェックインカウンターでJALに付けてもらうように変更する。

 さて、ラウンジでゆっくりした後、搭乗。
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 本館右の方の国内線と共用エリアの方から出発。
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 ゴールデンウィーク対策なのか、今日のこの便はB747。Fもちゃんと営業してる。
 というわけでゲートを通って……「ピー!」
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 なんとインボラ!ファーストクラスに!まさかまた乗れるとは思わなかった。
 CXってマルコポーロクラブメンバーだけでなく、ワンワールドステータス持ちにもやさしいのね。

 ワンワールドエメラルド(=JALダイヤ、JGP)は金マルコと銀マルコの間ぐらいの優先度で、ゴールデンウィーク中なんてステータス持ちがそんなにいない(+HNDほど上級会員も多くない)ので、インボラが回ってきたのかな。
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 座席はファーストクラスで唯一の窓側でない席。他の席に比べて若干狭い気がしなくもない。

 客層はほとんど台湾・香港系かな。だいたいインボラしてきたのかなぁって感じの客層。
 日本人は自分以外にいなかったみたい。
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 ドアクローズしても隣の席が空席だったので、上空に出たところで席をチェンジさせてもらう。

 さぁて、機内食!成田~台北は短距離なので、前回の香港~羽田より量は少なめ。
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 メインは中華か洋食×2から選択。
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 前菜1:海老のレモンとオリーブオイル風味 ミックスサラダ
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 前菜2:カリフラワーのクリームスープ
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 メイン:骨付きラムのロースト ポテトグラタン プチオニオンの飴煮 野菜ソテー
 このラムはうまかった!昔は羊肉は苦手だったけど、最近はとても好きになった。羊うまいよね。
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 デザート:ブルーベリー入りマーブルチーズケーキ ミックスベリーコンポート
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 プラリネ
 今日は紅茶。この紅茶もおいしかった。

 というわけで台北桃園空港へ到着~。この前よりも短いよう。もうちょっと長い距離乗りたいよう。
 台北~香港だとファーストクラスはどんな機内食になるんだろう……。
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 本日のファーストクラスの乗客は2名。
 某有名ブロガーの方でした。勇気を出して挨拶してみる。

 F担当のCAは二人。二人とも日本人だった。
 何人かしか乗っていない日本人CAを二人も日本人乗客二人で独占してごめんなさい。

 さて、機内食です。
 まずはソフトドリンクメニュー。
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 そして、アルコールメニュー。
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 まぁ、ぱっと見、ワインのレベルはともかくとして、ビジネスクラスとあんまりかわらない??
 最後にお食事メニュー。
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 和食と中華成分が入った洋食か……。
 食材的になんか和食の方が豪華そうな気がする。ということで和食選択。

 これがあたりだったっぽい。
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 前菜:雲丹入り和布真丈、サーモンロール、蛍烏賊浅炊き、川エビ芝煮、穴子巻。
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 向付:スモークサーモン、真鯛の燻製、カジキの昆布締め、梅酒。
 まさかね、完全な生では無いとはいえ、飛行機の上で刺身が食べられるとは思わなかったよ。
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 煮物:京風筍、鯛の子旨煮、若布、おたふく豆。
 御吸物:若布、魚のすり身。

 そして、いよいよ……
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 小鉢:焼き帆立眼鏡開き、鳥貝、きゅうりと若布のの酢の物。
 御凌ぎ:二色麺。
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 焼物:鱸の酒蒸し、帆立焼き、海老の塩焼き。
 御飯、香の物、味噌汁。

 いやぁ、焼き物うまいねぇ。キャセイの機内食は基本香港搭載が多い(日本でナイトステイ機材の便だけ日本搭載?)ので、当然このFの食事も香港で作ってると思うのだけど、ホントに香港で作ってるの?
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 あとはチーズフルーツステージをこなし……
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 ジャスミンティーとプラリネ。
 ジャスミンティーがうまかった。やっぱ同じジャスミンティーでもファーストクラスだと違うんだねぇ。
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 もっと乗っていたかったよぉ~。3時間半とか短いよぉ。

 とても良いフライトでした。
 そして思い出に残ったフライトでした。

 ありがとう、キャセイさん。
 たぶんこれで最初で最後のファーストクラスだとおもうけど、いい経験しました。
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 キャセイのマルコポーロクラブでは、誕生日に搭乗するといいことがありまーす!
 STAP細胞はありまーす!(古い)

 というわけで帰りまーす。

 チェックインカウンターで。

 俺:「Bording Pass please. I go to HANEDA.」
 カタカタカタカタ…………
 姐:「オ、オ、オタンジョビ、オメデトゴザイマス」

 一生懸命端末見ながら、言ってくれた。日本語の発音でもメッセージに入ってるのかしら。
 そして、ファーストクラスのボーディングパスをもらう。

 俺は昨年アップグレードしてくれなかったから都市伝説だと思ってたよ。
 本当にアップグレードしてくれるんだね。
 ラウンジインビももらえたので、ファーストクラスラウンジで祝杯。
 (この時は、サファイアしか持ってなかったので、ホントはファーストクラスラウンジに入れない)
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 おいしいペニンシュラホテルの食事も(ちょっとだけ)堪能して、お風呂も入って、搭乗です。
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 飛行機はジャンボ機。やっぱりデカい飛行機はいいねぇ。
 ファーストクラスは乗ったら左。
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 1階席の先っぽにあります。
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 ビジネスクラスの座席の広さに驚いていたけど、ファーストクラスはもっと広かった。これだけ幅もあるとフルフラットにして寝たときに、寝返りうてる。いや、ホントにすごいねぇ。自分のお金じゃとても乗れない。

 この手の話は公式サービスでは無いので、アップグレードされなくても文句言わないでください。
 (実際に一回アップグレードされなかったことがありました。)
 対象も、緑はOKなのかどうか不明です。銀は対象みたいですが。
 満席だと当然アップグレードされませんし、逆にF客0でもアップグレードされなさそうです。

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 香港で民主化運動が騒動となったが、その前に一つの博物館がオープンしている。

 六四紀念館 June 4th Museum

 六四天安門事件をテーマにした博物館である。六四天安門事件とは中国の天安門広場で起きた民主化運動のデモ隊に対し、武力鎮圧した事件である。当然こんな題材は中国本土に作れるわけがないし、当時中国への変換が数年後に迫っていた時に起きた民衆弾圧事件に対し香港の人々の関心は高い。そんな博物館が、2014年4月26日にオープンした。

 というわけでオープンほやほやに行ってみた。


大きな地図で見る

 場所は「佐敦」「尖沙咀」「紅磡」の各駅の丁度真ん中あたり、どこの駅からも微妙に遠い。徒歩10分ぐらい。香港歴史博物館の近くになる。
 開設時間、入場料などはFacebookページ参照のこと。公式ページはあるけど、どっかからの妨害によってほとんど見ることができない。誰だろうね、そんなことする人。
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 この普通にあるビルの「富好中心」のに勇気を出して入る。
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 中に入って初めて案内がある。5階へGo!
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 エレベーター下りてすぐ入口。

 基本的に展示内容としてはしょぼいっちゃーしょぼいんだけど、それは仕方が無い。ただ、様々な写真や経緯、映像などが時系列に展示されている。説明は英語と中国語(広東語?)のみだが、内容はわかりやすくなっているので、日本人でもなんとなく内容はわかる。
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 あの日、あの時、あの場所で何があったのか。そして亡くなった人の名前と場所が地図に書かれている。
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 事件現場で作られた「民主の女神」像のレプリカ。

 香港は中国の人々とは違うということを実感できる場所だった。

 ミュージアムショップもあって色々記念品を買うことができる。Tシャツを買ってみたけど、これ着て中国本土に入ったら間違いなく拘束されるだろうなぁ。あと、買ったときは「おつりが無いんだ」って言っていたので、おつりは寄付しといた。

 働いてる人々はたぶん大学生のボランティアっぽい。
 この世代が、いま一番切実に香港の未来を考えている。
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 「まだまだ、食べられますかねー」とおなかに聞くと、「まだまだいけるぜっていうかよこせ」というおっしゃる。
 ということで、牛バラ麺を食べに行くことにする。中環駅からエスカレーターが設置された坂道(!)から途中で脇道にそれていって薄暗い道を歩くこと数分。牛バラ麺の「九記牛腩」にやってきた。店の中から「うちの店はうまいぞ~」オーラが出てる。すぐに入れたが、6人で座る丸いテーブルに5人組が入ってて、残りの一席に滑り込んだ。かなりのアウェー状態。
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 麺はビーフン(米粉)・卵麺(伊麺)・太麺(粗麺)・ひもかわうどん(河麺)の4種類から選べる。上湯牛肥伊麺(卵麺)をチョイス。それと淨咖喱汁(カレースープ)も頼む。
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 上湯牛肥伊麺は見た目は薄味なイメージだが、しっかりと濃厚な牛肉からのエキスを感じる味で、濃厚。そして、カレースープは容赦ないスパイス炸裂っぷりで、汗がものすごい勢いで出てくる。でも、辛いのになんだか中毒性があってついもう一口って飲んでしまう。この2つで52HKDぐらい。


○関連ホームページ

 Open Rice 香港開飯喇 九記牛腩


○注文と会計の仕方

 たしか
 着席
  ↓
 注文
  ↓
 食べ物が来る
  ↓
 ウマー
  ↓
 伝票持ってレジへ。
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 甘いものが食べたい。

 誰かに「牛乳プリンを食べとけ」と言われたのを思い出し、香港一の繁華街である、銅鑼灣へ。
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 着いたのは赤い牛がトレードマークの「義順牛奶公司」。香港に数店舗あり(本店はマカオ、佐敦・油麻地・太子に支店)、牛乳プリンが有名。その他、ビックリするぐらいたくさんのメニューがあって、香港人はいろいろ食べているが、ここはぐっとこらえて初志貫徹、「馳名雙皮燉奶」(牛乳プリン)を頼もう……としたけど、やっぱり日本生姜党の私としては、生姜入り牛乳プリンである「巧手薑汁燉鮮奶」(30HKD)を頼むことにしよう。ホットかコールドか聞かれるのでここはホットで。
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 「巧手薑汁燉鮮奶」はそれほど時間かからずに出てきた。ほんのり生姜の味がして、甘さ控えめ、特に牛乳の香りが濃厚。これはおいしいね。牛乳プリンは通常そのままでは固まらないので、卵白を使うことが多いらしいが、ここは牛乳だけで固めているとのこと。それじゃ、かたまらないと思うんだけどなー。


○関連ホームページ

 Open Rice 香港開飯喇 港澳義順牛奶公司
 Open Rice 香港開飯喇 港澳義順牛奶公司(支店一覧)


○注文と会計の仕方

 たしか
 着席
  ↓
 注文
  ↓
 食べ物が来る
  ↓
 ウマー
  ↓
 伝票持ってレジへ。
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 叉燒飯が食べたい。

 香港の食べログであるOpen Rice検索。出てきたのが燒臘部門2位のお店。
 1位の店はかなりいい値段するので、予算50HKD以下では1位。

 よしここにしよう。
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 さすがにOpen Riceで有名な店だけあって混んでる。
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 でも、この雰囲気いいね!例によって注文相手は愛想が無かったりするけれど、それでも中国本土の接客に比べたらマシ。
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 叉燒飯27HKD。もう、肉と米どん!って感じ。

 チャーシューはとても香ばしくてうまい!
 これは安めでいいね!


○関連ホームページ

 Open Rice 香港開飯喇 再興燒臘飯店


○注文と会計の仕方

 たしか
 着席
  ↓
 注文
  ↓
 食べ物が来る
  ↓
 ウマー
  ↓
 伝票持ってレジへ。
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 さて、香港に帰りましょう。

 深圳駅の地下道を香港方向へ。
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 この先でやたらと粉ミルクとかヤクルトとか売ってる集団に出会う。
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 これは端っこの方だから人も売人も少ないけど、もっといっぱいいる。
 どんだけ、自分の国で売ってるものが信用ならないんだ。
 香港に入れる人がひたすら買っては売ってるんだろうね。

 こんな国はとっととおさらばしましょう。

 イミグレ越えて、香港側へ。
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 なにやら怪しいゲート発見。
 これが噂の禁区(立ち入り禁止区域)に入るゲートかぁ。
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 なにやら物騒な文字が並んでます。
 通れるのは
  ・この建物で働いてる人
  ・許可証を持ってるこの辺に住んでる人
  ・国境を越える学生で、羅湖路でスクールバスに乗る場合
  ・警察で許可もらってる人
 の人だけ。

 国境を越える学生ってすげぇなぁ。
 そういえば小学生が一人でイミグレにいたけど、アレも通学なんだろうか。
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 外は立ち入り禁止なので自然豊か。香港ってごちゃごちゃしてるイメージだったけど、実は自然が多いよね。
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 昨日の小籠包にイラッときたので、ちゃんとした小籠包を食べようと思って、鼎泰豐に行く。
 萬象城というショッピングモールに入っており、大劇院駅からちょっと歩く。
 お昼時、かなり賑わっていた。
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 そう、これだよこれ。こーゆー小籠包が食べたいんだよ。
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 蝦餃子も肉絲チャーハンも普通にうまかった。

 そして、店員が笑顔で超親切。
 お茶は別料金なのでジャスミン茶頼んだら、お茶もおいしいし、湯飲みのお茶がなくなるとすぐついでくれる。なんかここは中国じゃ無い別世界なんじゃ無いだろうか、と思ってしまったよ。

 値段は台湾よりちょっと高めかな。日本よりは安い。
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 その街を知るにはまず博物館に行く。
 それが自分の旅の中でポリシーである。
 もちろん全ての街で博物館に行けるわけでは無いけれど、そして博物館にあることが全てでは無いけれど。
 でも、一つのきっかけになると思う。

 というわけで午前中は深圳博物館に。
 地下鉄に乗ったらこんなポスター。
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 「飲食ダメよ」「自転車は乗せらんないよ」
 すげー、大陸人もこんなマナー啓蒙やってるんだ……と思ったら右下に香港MTRの文字。
 深圳地下鉄4号線の運行は香港MTRがやってるんだった。だから他の路線と違って、エスカレーターは「チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッ」なんて音がする。香港MTRの仕様だね。これも。
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 さて、4号線市民中心駅を降りて少し歩くと、どーんとものすごい建物。どこにこんな金があるんだか。
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 そして、入場料は無料!日本語のイヤホンガイドも借りられるみたい。
 ホームページも日本語ページあるし。なんでなんだろう。日本人が多いのかな。
 でも、展示説明は日本語無いので、中国語と英語でがんばる。
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 吹き抜けには深圳の巨大な地図と鄧小平の蝋人形と専用車が展示してあった。
 深圳は鄧小平の改革開放によって大きく発展した街で、1980年に人口6万人だったのが、2010年に人口1,300万人を超えている。この人口の多さというのは、日本人として想像ができない。たとえるなら、30年間で東京都と同じ都市ができたというのに近い。結果として爆発的な移住者なので、広東省なのに広東語があまり使われていないということになる。この博物館はその現代史の展示が多い。
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 香港の歴史博物館を参考にしたのか、当時の街並み再現ゾーンもあった。

 とりあえず、ものすごい巨大。普通に見たら3時間ぐらいかかるのかな。
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