FLY! FLY HIGH!!










飛行機と食事とホテルとたまに観光地を淡々とアップするブログにおこしいただきありがとうございます。
当ブログの写真・文章の転載はご遠慮ください(法的に認められた引用を除く)。

 雪の月山道路を走ってみたかった。


雪降る月山道路を越える

 一回、雪の季節に月山道路を走ってみたかった。
 月山道路は山形と鶴岡を結ぶルート上にあり、この区間だけ山形自動車道が途切れていて、(一応)高規格道路となる月山道路によって結ばれている。が、夏でも調子に乗ると事故る危険な道路なので走ってた楽しい(おい)。
DSC05484
 まぁ、そんな月山道路を走るにあたってレンタカーで来たのは2WDのヴィッツだけどな!
 フツー東北だったら4WDが標準だべよ。今まで冬に東北北海道でレンタカー借りて4WDじゃなかったのって初めてだよ。でも越えちゃうよ。
DSC05487
 いやー、なかなかいい経験をしたよ。決して興味本位で走らない方がいいね。
 走行中、結構雪が降ってきて道路上が新雪だったので、そこそこ雪がタイヤにかんで滑らずに済んだ。
PXL_20201219_025352802
 鶴岡に着くと晴れ間が見えた。
 「ママクリーニング小野寺よ」を見ると庄内地方に来た感がある。鶴岡本社で秋田から新潟にかけて猛威を振るうクリーニング店チェーン。


鶴岡ではやっぱり肉屋食堂

 さて、お昼ご飯を食べよう。
DSC05491
 やってきたのは鶴岡市内の肉屋食堂。以前も取り上げたね。
 名前の通り、肉屋がやっている食堂。ここがなかなかうまい。
DSC05488
 メニューはこんな感じ。
 いやー、こんなにあると迷っちゃう。でも、食べるのはステーキ丼とハンバーガーだ。


ステーキ丼

 さて、食券買って席に座って食券渡してしばし待つ。
PXL_20201219_032204563.PORTRAIT
 着丼。
 このステーキ丼1,000円なんだけど、お値段以上。
 肉がめっちゃ柔らかいし、火の通り加減もばっちり。そしてバター醤油味のソースがたまんねー。
 これはうまいよ。でも、インスタ映え狙うならローストビーフ丼の方がいいよ。


でもやっぱりハンバーガー

 でもね、やっぱりハンバーガーも食べちゃう。
PXL_20201219_034255989.PORTRAIT
 いやぁ、このハンバーガーがうめぇんだわ。
 このハンバーガーのスゴいところは、何も特別なところが無いのよ(もちろん素材は良い)。それぞれがそれぞれの仕事をきっちりしてるだけなのね。その結果がとてもうまい。シンプルな味なのに、いやだからこそうまい。
 以前来たときと全く同じ物食べているが、仕方がない。だっておいしいんだもの。


今度は最上川を東へ!

 さて、おなかいっぱいになったので、出発。
PXL_20201219_055136081
 今度は最上川に沿って東へ行くよ。
 なかなか吹雪いてるぜ!
mixiチェック

 1年半前と同じ便同じ機材で。


おひさしぶりぶりのJ-AIR

 今回はJGCボーナス5,000マイルを刈り取るために、有償で乗る。
DSC05435
 おひさしぶりのJALのカウンター。、
 JALに乗るのは5ヶ月ぶりかぁ。羽田のカウンターも色々変わっているね。
DSC05436
 おっきい飛行機がたくさん(っていってもA350だけど)。
DSC05439
 でも今日乗るのは羽田で一番小さい飛行機。


搭乗

 さて、搭乗すっぺ。
DSC05438
 ゲートは24番から。
 機材は偶然にも1年半前に乗った同じ便と同じ機材。
DSC05441
 今回はクラスJにアップグレードしたのだ。
 エンブラエルについてるクラスJは座り心地が素晴らしいの。
 ANAのプレミアムクラスよりもいいかもしれない。
 なのでエンブラエルにクラスJがついていたらなるべくアップグレードするようにしてる。


離陸

 乗客は満席にはならない程度。
DSC05445
 では行ってきまーす。北行きなのでC滑走路から。
DSC05448
 大井埠頭から都心を眺めて離陸。
 ガントリークレーンがたくさんあるなぁ。
 岩手県には釜石港に一つしかないけど(しかも震災復興支援でもらった大阪からの中古品)。
DSC05459
 このルートも都心がよく見えるねぇ。
 容積率が目でわかって面白い。


着陸

 しばらく雲に遮られて次に地面が見えたときには雪国だった。
DSC05465
 もしやこれは山形名物のタワーマンション。
DSC05469
 山形駅前。こうみるとそれなりに都会のように見える。
DSC05471
 いよいよおいしい山形空港に着陸。
DSC05474
 空港の近辺だけ晴れ間が見えてた。


空港からはレンタカーでGO!

 というわけで無事にトラブルもなく山形空港に到着。
DSC05478
 ここからはレンタカーで走り回るよん。
DSC05479
 途中で「もしもしピエロ」みたいな名前のコインランドリーを見つけてしまった。
 みんな知ってるよね?「もしもしピエロ岸和田店からお送りしました~」的な。
mixiチェック

 帰りは下地島発羽田行初便!


さて、宮古島を色々回った

 まぁ、なんだ記事になりにくいから省略だ。
DSC05240
 宮古島まもるくんもマスクをしてた。
DSC05280
 ファミマで色々買い込んだ。
 (沖縄のファミマは商品が本土とかなり違うけど、宮古島や石垣島は本島ともちょっと違う)


下地島空港探険~手荷物検査前

 それでは初めての空港なので探険しよう!
DSC05241
 平屋の空港って羽田便が飛んでる空港では唯一かな?
DSC05247
 まずは見取り図チェック。
 ちなみにタクシー乗り場とバス乗り場は右下を右方向にしばらく進んだ先にあって遠い。
 一方でレンタカーブースは国内線到着口でてすぐの所。公共交通機関が結構遠いよねぇ。
DSC05250
 チェックインカウンターのあたり。
 実際の高さはともかくとして天井は高く見える作りになっている。
 ドアはすべて全開になっていて風が通り抜ける仕組み。これ暑い時期でも平気なのかな。
DSC05242
 手荷物検査前の店舗コーナー。
 コンセプトはリゾートなので、お値段お高め。LCCの客層と合うのかしら。


保安検査後

 保安検査を通り抜けて搭乗待合室へ。
DSC05247
 もう一度案内図を再掲するけど、国内線と国際線は共通の保安検査場を抜けると、また商業ゾーンに入る。国際線はここからさらにもう一度保安検査を受ける必要がある。ちょっとこれだるいなって感じがするよね。まぁ、シンガポールとかクアラルンプールとかゲート前に再度保安検査があることを考えれば2回受ける空港というのは普通にあるけれど。
DSC05254
 水の上に浮かんでいるような感じがするように設計されている。これお掃除大変だと思うんだけど、今後もしっかりやっていけるかしら。
DSC05258
 というわけで商業ゾーンへ。
DSC05259
 外気を取り入れるかのように開放感がある設計。室内を通り抜ける風が心地よい(真夏だとどうなるかだけど)。ただ、飲み物の自販機はないので、店舗で買うしかない。正直、かったるいので目立たないように自販機があるといいんじゃないかなぁ。
DSC05261
 外に出ると飛行機が見えるエリア。
 この空港では搭乗客以外が飛行機を見ることができる展望デッキのような場所はない。
 この芝生エリアも開放的でいいね。
DSC05262
 さて、今日乗る予定の飛行機が那覇からやってきた。
DSC05265
 丁度夕陽と重なった。
DSC05275
 ゲート前は寝そべる人が多数。うーん、どうなの、それ。


搭乗

 さて、搭乗。
DSC05274
 前日時点ではそれなりに空席があったようだが、直前ではド満席。
 ゲートを通るとき「JTAからの振替の方はお申し出くださ~い」なんて声かけがあった。
 どうもJTAの宮古便が欠航になったかで振替客が多かったようだ。スカイマークにしてみれば、ライバルからの予期せぬご祝儀ゲットだね。
DSC05281
 ゲートをくぐってちょっとした庭園を通り抜ける。ついつい雨だと大変そうだなとか思ってしまう。
DSC05284
 行きと同じくボーディングブリッジはないのでてくてく歩いて搭乗。
DSC05294
 新しい座席の機材だね。
DSC05298
 帰りにもらった記念品をチェック。
DSC05295
 帰りのフライトタグはちゃんと「First Flight from Shimojishima」になってる!
 芸が細かいぞスカイマーク。


離陸

 さて、離陸。
DSC05299
 離陸する頃にはあたりは真っ暗だ。
DSC05304
 ド満座席で窓側に幽閉されて羽田へ。
DSC05310
 帰りはキットカットとマスクがもらえたよ!


着陸

 2時間耐えて(ほとんど寝てた)羽田へ。
 沖縄本島から羽田まで洋上一直線ルートだった。
DSC05316
 A滑走路に着陸。
 便数が減っているせいか、スムーズにルート取れて速い速い。
DSC05317
 というわけで着きましたよと。
DSC05318
 羽田側の表示は「宮古(下地島)」なのね。
DSC05320
 到着ゲートの表示も同じだったので、これで統一されているっぽい。


リゾート全振り空港いいぞ!

 さて、初めて下地島空港使ったけど、いいね!
 宮古空港があるのに下地島の空港なんていらねぇだろとか思ってた。
 宮古空港があるからこそのリゾート全振りなターミナルには参った。
 これは、リゾートの空港って意味では正解だね!
mixiチェック

 行ったことない空港シリーズ。スカイマーク就航初便で乗り込む。


とりあえず那覇空港探険

 まぁ、本題の話は後に回すとして余談の話。
 久々の那覇空港で時間があるので、探険することに下。
DSC05040
 まずびっくりなのがサンカクマートが閉まってたことだよね。
DSC05041
 一時閉店らしいけど、その後どうなったんだろ。
DSC05042
 とりあえず欲しいものは購入。沖縄ファミマのこの2つを買っておけば良い。
 某所の高いポー玉とか買わなくていいよ。
DSC05045
 展望デッキにも行ってみた。
DSC05047
 那覇って鹿児島より台北の方が近いんだね。
DSC05051
 ANAの着陸が見えた!


下地島就航初便に乗る!

 さて、今日はスカイマークが下地島に就航する日。
 しかも下地島着陸初便に乗っちゃうぜ!
DSC05043
 那覇空港に表示された下地島行き。この表示が出るのは何年ぶりなんだろうか。
 旅客取扱再開当初はジェットスターの成田便と香港エクスプレスの香港便だけだったよね?
 那覇空港から出るのは相当お久しぶりなはず。
DSC05054
 先ほど羽田から到着したゲートに戻ると、なにやら色々と準備がされていた。
DSC05056
 さぁ搭乗開始だよ!


就航記念品もらった

 さて、さっきの機材と一緒かなーって思ったら……
DSC05055
 違ったぜ!(これだけじゃわからんけど)
DSC05057
 宮古多良間の袋に入った記念品をもらう。
DSC05065
 色々入ってた。タグがうれしいね。
DSC05064
 スカイマークのロゴ入りタグの裏側は「First Flight to Shimojijima」
 いいねー。


離陸

 今回のお座席は非常口。当日見たら奇跡的に窓側が開いていたのでゲット!
DSC05059
 座席が違うから朝の羽田便到着と同じゲートだけど違う機材であることがわかる。
DSC05068
 機内は満席ではないけど、そこそこ埋まってる雰囲気。
DSC05074
 スカイマークの皆さんがお見送り。行ってきまーす。
DSC05076
 元々の滑走路から北向きに離陸!


あっというまに着陸

 飛行時間は30分ぐらい。時間がないぜ。
DSC05080
 キットカットは配られたよ。
DSC05084
 さぁ、宮古島のさきっちょを横切って下地島へ。
DSC05086
 滑走路の上空を一旦過ぎてからターンして着陸態勢へ。
DSC05091
 うっひょー!この海岸は確かに下地島。南側からのアプローチ。
DSC05092
 着陸!
DSC05097
 おおー!消防車が待機してるぜ!
DSC05101
 水ぶっかけられる。就航初日の名物だね。なんでかしらんけど。


いよいよ下地島空港に降り立つ!

 さぁ降機しよう。
DSC05104
 下地島にはボーディングブリッジがないので階段を降りる。
DSC05105
 スタッフたくさんでお出迎えだぁ。
DSC05110
 歓迎ボードを持ったお兄さんもいたよ。


テンション上がる到着口までの道

 さて、到着口へ移動。
DSC05113
 いいねぇ。いいねぇ。この南国気分上がる感じ。雨降ったら大変そうだけど。
DSC05118
 公園をお散歩するような感じで到着口へ。
DSC05119
 これすげぇな。観光客に全フリな空港だよね。
 正直、宮古空港があって橋でつながってるのに、下地島空港いらねぇだろとか思ってた。
 でも、ここまで観光客向けにリゾート空港作っちゃうと、観光客からしたらテンション爆上げだね。
DSC05122
 まもるくんもマスクしてるぜ!市長選の打ち上げでクラスター発生してたけど。


到着口でもお土産もらった

 さて、到着口をでると、今度は観光協会の人々がお出迎え。
DSC05126
 なんかいるぞ。
DSC05127
 新型コロナウィルスに関する注意と携帯用アルコールスプレーもらった。


まとめ

 アクセスはレンタカー中心に考えられていて、到着口でてからレンタカーカウンターまでがめっちゃ近い。車の置き場もめっちゃ近い。その一方でアクセスバス乗り場が結構離れちゃってる。まぁ、現実にはみんなレンタカー使うから問題ないんだろうね。
 いやー、ここまでリゾート感前面に出した空港って日本にはここ以外にないので、とってもいいと思う。
 でも、あくまでこれは空港の一部だけの話。まだまだ序の口だったのでした。
mixiチェック

 珍しくスカイマークで沖縄へ。


今回は珍しくスカイマーク

 今回の旅は日帰り。
 日帰りの割にはぶっとんだ行程で、しかもスカイマークしか乗らないという私にしてはとても珍しい旅。
 というわけで、早朝の羽田へ。
DSC04973
 とりあえず那覇に行っちゃいます!
 スカイマークは窓側中央席通路側の順で乗せるのね。まぁ、それが一番合理的な気がする。あの後ろから乗せるのって効果あるのかな。
DSC04972
 ビックリするくらいJALの機材が駐機している。
 飛ばせないのは辛いよなぁ。


離陸

 さて、搭乗。
DSC04978
 なんかそんなに古くないと思うけど、もう古さを感じる座席。もうすでに15年くらい経ってるか。
 ただ、座り心地は古い機材の方がいいような気がするよね。
DSC04984
 本日の離陸はD滑走路から。
 富士山も見えた。
DSC04991
 D滑走路から東に上がってそのまま180°ターン。


キットカットもらう

 飛行機は三浦半島と相模湾上空を通って伊豆半島へ。
DSC04996
 今日は天気がいいな。伊豆半島上空からの富士山。もう初積雪してるんだねー。
DSC05004
 そして静岡市上空。静岡と清水が見えるね。
 こう見ると確かに清水は三保半島が防波堤の役割をして天然の良港であることがわかるね。
DSC05006
 キットカットがでてきた。飲み物は有料だけど、お菓子は出てくるスカイマーク。
 その後は太平洋に出て奄美大島まで一直線。
DSC05009
 奄美大島と加計呂麻島。
 加計呂麻島行きたいんだよなー。行こうとするたびに、人身事故で電車に閉じ込められて飛行機に乗り遅れたり、フェリーが故障して欠航になったり、ホントついてなくて行けてない。
DSC05017
 沖縄県に入って、橋でつながっているのは……古宇利島と屋我地島かな?


着陸へ

 さて、そろそろ着陸へ。
DSC05021
 一面に雲が広がって……もしやこれはブロッケン現象?
DSC05025
 さぁさぁ、高度も下がってきたね。沖縄感あふれる海!
DSC05029
 2020年3月に供用開始した新しい方の滑走路に着陸!
DSC05034
 あれ?那覇に来るのは久々だけど、国内線のスポットも増設されたのね。
 北側のスポット37番に入った。
DSC05035
 降りて振り返ったら下地島の文字。羽田から那覇への初便はそのまま下地島行きになるのかしら?
DSC05039
 さぁ、まだまだ夏な那覇に到着ですよー!
mixiチェック

 避難生活がそこにはあった。


新潟県中越地震(新潟県中越大震災)

 2004年10月23日17時56分、新潟県中越地方を震源としたM6.8の直下型地震が発生した。これが「新潟県中越地震」である。日本の観測史上2度目に最大震度7を記録し、震度改正により震度計により初めて観測した震度7の地震である(震度改正以前は調査により震度7を認定していた)。気象庁は「新潟県中越地震」と命名したが、新潟県およびその県内市町村においては「新潟県中越大震災」と呼称している。
 この地震の大きな特徴としては大きな余震が多数発生したことである。特に本震発生直後2時間の間に、最大震度6強の地震が2回、最大震度6弱の地震が1回、最大震度5強の地震が4回、最大震度5弱の地震が4回も発生している。
 これらの余震を含めた強い地震の複数回の揺れにより、山崩れや土砂崩れなどで鉄道・道路がおよそ6,000カ所で寸断されることになった。この年は過去最多10個の台風が上陸しており、地盤が緩んでいたことも山崩れや土砂崩れの多さの原因という指摘もある。それにより河道閉塞が多数発生し、多くの家が水没することになった。建物倒壊などの直接的な死者は16人、そのほか52人が関連死(エコノミー症候群や避難生活のストレスが原因)とされている。家屋の全半壊はおよそ17,000棟であった。
 鉄道の被害として象徴的だったのは、国内の営業運転中における初めての脱線事故が発生したことである。しかも、それは奇跡的ともいえる好条件が重なったことにより、乗客乗員に死者負傷者被害が出ることはなかった。2chでは「上越新幹線とき325号」のFLASHが作られて多くの人の涙を誘った。


中越メモリアル回廊

 その新潟県中越地震において発生した被害と教訓を後世に伝承する施設群として「中越メモリアル回廊」と称し、4つの拠点施設と3つの屋外施設が整備された。国からはこの伝承施設について補助金は出ておらず、新潟県が県債を用意し、その運用益を中越大震災復興基金として、その基金の一部によって運営していた。令和2年度までと期限が区切られており、期限を超過すると自立的な運営を求められている。その結果、中越メモリアル回廊の各施設は令和2年度より公益社団法人中越防災安全推進機構の一体運営からそれぞれの施設の運営に分かれている。正直それってどうなん?って感じだし、ネットワーク化することによって、それ以上の効果を発揮することになると思うのだがそうなっている。以前はこの中越メモリアル回廊全体のホームページが存在し、モデルコースなどが公開されていたがなくなってしまった。とはいえ、これらの新潟県中越地震における伝承施設の一定の成功が、東日本大震災における震災伝承施設の設置につながっていると言えるだろう。


おぢや震災ミュージアムそなえ館

 長々と説明してきたがようやく本題に入る。
DSC04627
 小千谷市民学習センター2階におぢや震災ミュージアムそなえ館がある。
DSC04650
 「そなえ」との言葉の通り実際にどのようなことが起こるのか、地震後はどうなるのかを中心に学ぶことにより、地震に備えるための学習をする施設である。
DSC04628
 中に入るとまずは世界一四尺玉の花火が出迎えてくれる。でけえ。
DSC04629
 階段を昇ると受付がある。
 現在は公益社団法人中越防災安全推進機構の手を離れ、一般財団法人小千谷市産業開発センターが管理運営をしているようだ。


発災ゾーン

 まずは発災の再現映像を見るところからスタート。
 他に客がいなかったので、私が来たことによってスタートした。
DSC04633
 ちなみに後ろに4席ほど特別席があるので、そこで見るといいと思うよ。再現3DCG映像に合わせて揺れる。
 映像は神戸にある人と防災未来センターで見る映像と同じ会社が作ったのでは?というぐらいコンセプトが似ている。映像自体はそのうち別記事になる「長岡震災アーカイブセンター きおくみらい」にあるものと同一だが、イスが揺れる分ここで見た方がいいと思う。
DSC04631
 地震が起こると部屋の中がどうなるのか再現したコーナーもあった。
 写真や映像で見るのと実際に見るでは大きく違うなぁと実感。


避難ゾーン

 お次は避難ゾーン。どのような避難生活を送ったのか。
DSC04635
 これは農業用ビニールハウスでの避難生活を再現したもの。
 避難場所とされていた学校が被災し使用できず、かといって倒壊の不安などから家にも戻れずという人々が農業用ビニールハウスで共同避難生活を送った例があった。
DSC04637
 そして通常の体育館などでの避難所の再現。これが一人分だろうか。
 どんな避難生活を送ることになるのか、身をもって実感できる。


復旧・復興ゾーン

 そして次のフェーズとなる復旧・復興ゾーン。
 まずは被害状況のまとめを見て、仮設住宅の再現ゾーンへ。
DSC04646
 電灯の所に逆さにしたペットボトルがぶら下がっているのは結露や滴り水対策。
DSC04643
 ただでさえ豪雪地帯なのに、地震後は例年よりも多くの雪が降り、雪下ろしのために自衛隊の協力も仰いだ。
 玄関みたいなものがあるが、これは風除室。北国の仮設住宅にはついているが他の地域にはない。


防災学習体験ゾーン

 体験学習をするためのゾーンとして、緊急時に代用品を作る体験ができるコーナーも設けられている。
DSC04649
 マスクの作り方や、スリッパの作り方などが学べるよ。


小さいながらも「実感」ができる施設

 お世辞にも大きい施設とは言えないが、内容としては充実していた。
 大きな地震が発生したとき、自分たちがどのような生活に変わってしまうのか、実感できる施設というのはなかなかない。大きな爪痕を残すことがあってもその後の避難生活を大きなテーマにした施設はあまりない。今回、新しい気づきや、発見が多い施設だった。
mixiチェック

 行ったこと無い空港シリーズ。


初めての富山空港で最後に鮨を食う

 「べるもんた」車内に出店しているとやま鮨が空港にもあるので、早めに空港について食べた。
00100lrPORTRAIT_00100_BURST20200913183922363_COVER
 とても良い鮨だったのは覚えている。が、詳細は日本酒にかき消された。
 ほろ酔いで展望台に行った。
DSC04475
 丁度乗る機材が着陸したところだった。
 これ、B737-700じゃん!たぶんB737-700は乗ったことないはず。やったー。
 ちなみに最初で最後のB737-700になった。この機体は2021年7月にドナドナされていったよ。


出発

 さて、手荷物検査をしてゲートへ。
DSC04476
 おおー、パタパタ現役!
DSC04477
 よく見るタイプの表示もあった。
DSC04478
 座席はANA標準のペラペラなやつね。
DSC04479
 なんか古い感は否めない。とはいえ15年物のはずだけど。15年でこんなに古い感がでちゃうのか。
DSC04481
 歌舞伎のアレを見る。うん、まぁ、いいんじゃないでしょうか。
DSC04482
 ANA名物夜間照明全開離陸。
 それじゃばいばーい。


機内サービス

 まずは平子タイム。
DSC04486
 うむ平子だった。
 客の数より平子の数の方が少なかった。
DSC04488
 ドリンクはコロナのせいか、黒部のお水を配って終了。
 たぶん国際線で使わない分を消費しているんであろう。いつもだと、一個一個聞いて時間がなくて全員にサービスできませんでしたーとかだから、こっちの方がいいと思う。
 「夜間の飛行に際しまして、照明を暗くいたします」って言って若干暗くする意味が分からない。 普通、離着陸時は照明暗くして、距離が短ければ上では照明つけっぱなしだと思うのだが謎。ホントさー。謎ルール多いよね、ANAって。


着陸

 さて、着陸態勢へ。
DSC04491
 今回は新潟福島周りで直線の2倍くらい飛んでから着陸へ。
 照明は薄暗いまま、着陸。
DSC04495
 沖止めでげろげろー。
DSC04497
 使わなくなったチェックインカウンターとか見た。
 結局使い道がなかったわけでコロナで大損害だよなー。
mixiチェック

 確かにうまい漬け丼食べた。最高にうまい漁師汁食べた。


とりあえず言い訳

 えっとこの日は色々と説明がめんどくさくて氷見線には2往復乗ってる。
 前記事の「べるもんた」は2往復目。じつは午前の「べるもんた」で氷見に行っていたのだ。


氷見の魚市場の食堂

 まぁ、なんというかマジで魚市場の中にある。
DSC04440
 近年「魚市場併設の食堂」ということ自体が観光名物になることがあり、そこもそれに対応した感じ。小田原の魚市場の食堂もそんな感じだよねー。実際に魚扱ってる人たちはあんまり魚食べなかったりするし。
DSC04441
 この日はお休みなので、もちろん市場は開いてないけど、食堂だけ営業。観光客でいっぱいだ。
DSC04445
 一推しはいわゆる海鮮丼である氷見浜丼。
 しかし私は氷見海鮮漬丼を選択。1,790円。いいお値段だ。


着丼!

 さて、しばし待って着丼。
00100lrPORTRAIT_00100_BURST20200913114222318_COVER
 後ろにちらっと見えるけど、ガスコンロと土鍋が運ばれてきたときは「?」ってなった。
 なんと土鍋の漁師汁がつくのだ。しかもそれでぐつぐつやる。暑いのにやる。
 この漁師汁はつみれと白身魚のアラがどっさり。これだけでもおなかいっぱいになりそうな量。そして、出汁がいっぱい出ているのでうまいのなんの!
00100lrPORTRAIT_00100_BURST20200913114228409_COVER
 いいねぇ、この漬け丼の茶色い感じ。
 彩りを気にしてエビが載っているが、なくてもいいと思う。
 漬け丼のねっとり感、お魚の味といい最高!使ってる魚の種類とか考えると妥当な値段かな。
mixiチェック

 JRが運行するもう一つの北陸観光列車で氷見に行く。


みんなで「べるもんた」に乗る

 世界のてっぺこりんの呼びかけで何人か集まって、べるもんたに乗ることになった。

 ベル・モンターニュ・エ・メール(Belles montagnes et mer)はフランス語で「美しい山と海」を意味する言葉で、高岡を発着する氷見線と城端線の観光列車にはこの言葉から「べるもんた」って名前の全車指定席快速が走っている。なぜ、フランス語なのか謎。なぜそれを「べるもんた」にしちゃったのか謎。考えてはいけない。七尾線の「花嫁のれん」みたいになんかストーリーが欲しいところ。
DSC04423
 というわけで、こちらが今回乗る列車。
DSC04426
 乗車記念証ももらえるよん。これは記事とは別列車のものだけど。
 花嫁のれんの乗車記念証もそうだったけど、料金券を挟めるようになっているのは良いね。
DSC04437
 城端線沿いの工芸品などもちょびっとだけ展示してある。


海際を走る氷見線

 新高岡発の列車に乗る。コレに乗ると高岡駅で城端線から氷見線への入換が体験できる。
 だからってたいしたもんじゃないんだけど。
 高岡からは氷見線へ。越中国分駅を過ぎると海が目の前に広がる。
DSC04433
 ただ、この日は天気が悪かった。
 ハットリくん列車に乗ると「今日の天気はどうでござろうか?」とか言われる場所。うっせぇ。
DSC04459
 これちょっと高波でもう運休でしょ。
 線路とか錆びるのがすげー速そうな感じがする。
DSC04468
 景色が最高に良くて窓から海を満喫できるのはいいね。


なんと車内で鮨が食える

 さて、このべるもんた。基本的には1両で運転する全車指定席臨時快速なわけだけど、なんと車内で鮨が食える。しかも、折詰とかじゃなくて、その場で職人が握ってる。
DSC04465
 許可をもらって撮った写真。
 ここに富山空港と富山駅前に数店舗、そして銀座にも出店している「とやま鮨」のべるもんた店がある。

 ちゃんと店舗情報にも「べるもんた店」と書いてある。
00100lrPORTRAIT_00100_BURST20200913142716210_COVER
 5貫で2,100円でしょ、うーん高いな……って思っちゃうと思うけど、結論から言えば内容に比べて安い。
 その場で握ってて、しかもちゃんとした鮨なのでこれは安いと思う。
 一応、鮨や海鮮丼などは事前予約制となっているものの、その場で空きがあれば注文可能。もちろん、予約でいっぱいというのもありえるので確実に食べたい場合は事前予約した方がいい。

 予約はこちらのサイトで3日前の17時まで!
 予約制の方が商売としてはリスクが少ないんだけど、やっぱりその場のノリで決めたいよねぇ。
DSC04466
 その他酒も飲めるし色々と売ってるよ。
 車内で狭い中頑張って鮨握っているので、是非とも乗った際には食べていただきたい。
 ただ、ネタの種類がどーしても限られちゃうので、「とやま鮨」さんには高岡の駅前に出店していただいて、そのまま店舗で引き続き食べてもらうのはどうだろうか。まぁ、なるべく広くお金を落としてもらうという意味では固めちゃうのは良くないんだけどね。


お土産で鱒寿司いただいた!

 今回、とらちゃぼうさんに鱒寿司のお土産をいただいた。
IMG_20200913_143816
 売ってるの見たことねぇ。
00100lrPORTRAIT_00100_BURST20200913144013835_COVER
 これ、クソうめぇ。貧相な語彙でごめんなさい。
 近畿大学と共同開発した鱒の寿司専用サクラマスを使用しているらしい。
 富山駅とかでよく売ってるますの寿司とかと全く別物。あれはあれであれなんだけど、全然違う。
 とらちゃぼうさん、ごちそうさまでした!ありがとうございました!


列車は氷見に到着

 さて、列車は氷見に到着。
DSC04446
 むかーし来たなぁ。
 たしか真冬に七尾からバスに乗って、県境の集落でバス乗り換えて着いたなぁ。
DSC04438
 駅舎は変わらないものの駅前はきれいになってた。
DSC04467
 ちなみにみんなですぐに折り返したよ。
 高岡~氷見だと30分ちょっとで着いちゃうのがちょっと短いかなぁ。できればもうちょっと長く乗りたい。城端~氷見直通じゃダメなんだろうか。
mixiチェック

 つい、魔が差して。
 作ってみた。


 「海外旅行に行けない今、新しい楽しみや贅沢、見つけましたか?」
 https://youtu.be/8lL8g8pN-ww

おたよりは
flyflyhigh.kj@gmail.com
Twitter @FlyFlyHigh_KJ まで!

軽部J太郎のSpouter's CLUBまとめ
 
mixiチェック

↑このページのトップヘ