FLY! FLY HIGH!!










飛行機と食事とホテルとたまに観光地を淡々とアップするブログにおこしいただきありがとうございます。
当ブログの写真・文章の転載はご遠慮ください(法的に認められた引用を除く)。

 某漫画で「スパカツしか食うもののないあの釧路のね」と言われた釧路の夜。


ぜんにっくうほてる

 今夜の宿は「ANAクラウンプラザホテル釧路」なんだけど、駅からちょっとあるので、タクシー。
DSC08533
 タクシーの運ちゃんに「ANAクラウンプラザホテルまで」って言ったら、駅前のホテルを指してくる。「いや、あれはクラウンヒルズだから、クラウンプラザ」って返すとしばし考えて「あぁ、ぜんにっくうほてるね」というやりとりがあった。おい、おらが村一番のホテルじゃねーのかよ。名前が変わってもう何年もたってるぞ。
DSC08532
 まぁ、タクシーの運ちゃんに文句があるが、ホテルに文句はない。


釧路名物スパカツ

 漫画「波よ聞いてくれ」で「スパカツしか食うもののないあの釧路のね」という記載があった。
 まぁスパカツもねぇって感じがしてしまう私。だってカツが載ったミートソーススパだもの。いや、一度は食べてみた方がいいと思うけど。ただね、このスパカツが有名な店のメニューが気になるものが多いの。
DSC08536
 というわけでやってきました、レストラン泉屋本店。


ザ・洋食屋

 メニューをオープン!
DSC08538
 やったぁグラタンがある!
 そして謎のスパゲティ泉屋風。気になる。
 というわけで決まりました。「オーダー!エビグラタンとポークスペシャルライス泉屋風で!」
PXL_20210826_094155647.PORTRAIT
 いやー、いいねぇ、いいよー、このもっさりした感じが最高。エビグラタン最高。こういうのが食べたいんだよ。もうね、想像から1ミリも外れないけれど、想像できる中でそれが最高なのよね。
PXL_20210826_100019936.PORTRAIT
 スパゲティ泉屋風は塩味のシンプルなスパゲティ。が、ラードが結構入ってるという噂。
 野菜とハムとかチャーハンの具で炒めましたって感じなんだけど、これがなかなかうまい。
 ポークスペシャルライスは豚丼に近い味なんだけど、そこまで甘くない。玉子を崩すと、これがまたいい仕事するんですわ。



スパカツだけじゃない泉屋

 最近、旅先で居酒屋に行くことが少なくなって、洋食を攻めることが多い。あんまりお酒飲まなくなったというのもあるし、地方の洋食屋には忘れ去られた何かがあるからね。
 今回の泉屋、あえて名物のスパカツを外したけれど、やっぱり有名店はどのメニューも実力あるね。
 夢のパラダイス大集合的なAセットBセットCセットも気になっちゃうし、海の幸バター焼きも気になる。あー、また食べに行きたいぞ!
mixiチェック

 久々の北海道列車旅、さらに東へ。

とりあえず池田まで普通列車

 さて、おなか満腹で帯広駅。
DSC08491
 帯広駅は2つのホームそれぞれに改札が分かれている。
 宮崎駅も同様の形式だね。どっちかが委託会社でどっちかが直営だった気がする。
 元々は線路方向に2つ改札があったらしいが、駅ナカへのてこ入れのためか、線路方向に自由に通行できるようにして回遊性を高めたとのこと。まぁ、不正乗車の防止にも役立つことでしょう。
DSC08493
 特急列車まで時間があったので、普通列車で先行することにする。
 キハ40だねぇ。もう帯広からはいなくなったんだっけ?
DSC08498
 いいねぇ。非冷房車。
 北海道の夏って感じ。
DSC08507
 というわけで池田。
DSC08503
 行灯式の乗り場案内が残っていて、おぢさんうれしくなっちゃった。


特急おおぞらでさらに東へ

 さらに東へ行きますよ。釧路まで列車で行くのは久しぶりだ。
 20年ぶりぐらい?
DSC08508
 きづいたら「スーパー」の文字がなくなっていた特急おおぞら。
DSC08519
 途中では昼間なのに霧がかっているところも。
 やはり釧路は別格。
DSC08523
 というわけで、諸般の事情で昔よりも走りがぬるくなった特急おおぞらで釧路に到着。


昭和のまま取り残された釧路駅

 さて、釧路。
DSC08524
 石勝線経由って表示って今でも必要なのだろうかって思ったり。
 これ、富良野経由か新夕張経由かを区別してた名残なのかな。それとも網走経由?
DSC08531
 オホーツクに消ゆのころから変わっていない釧路駅。
 いわゆる民衆駅のひとつで、昭和36年からこの建物のようだ。
 民衆駅とは今で言う駅ビルみたいなものだが、駅舎自体を民間が投資して建設したもの。戦争で荒廃し仮駅舎での営業を続けていたが、駅舎を新しくするにも国鉄にお金がないので、こういった形式となった。今でも民衆駅はいくつか残っているが、「あぁ民衆駅」と呼べるような建物は少なくなってきた。釧路駅はそんな駅の一つである。

 さ、街へくりだすぞぉ!
mixiチェック

 キモ甘パラダイスー!

さて「極楽」

 また、なんだ。
 というわけでどうやって入るとかは省略。
 公式ホームページは以下のとおりなので、最新情報はそちらを見てね.
 


まずは開店一番に予約!

 今は電話予約なので必要ないが、当時は店舗で当日予約する必要があった。
DSC08476
 というわけで、開店20分前に到着。
 開店とともに整理券を無事にゲット。


とりあえずインデアン

 極楽の時間まではかなりあるので、先に朝ご飯を食べよう。
 十勝と言えば、そうカレーのインデアンだね。六花亭本店そばに店舗があるのだけど、開店が遅いので駅の反対側の長崎屋の中にあるインデアンに行く。
DSC08479
 フードコートっぽい場所の中にあるインデアン。
DSC08478
 あいかわらずお安いわぁ。
PXL_20210826_010846978.PORTRAIT
 最近のお気に入り、シーフードを食す。うまい。


それでは入場

 さて、時間になったのでラウンジ「極楽」へ入場。
DSC08481
 依然と椅子が変わったかな。
DSC08482
 今日の一言。


いただいた食べ物

 相変わらずのおらぁ!とキモ甘パラダイス。
PXL_20210826_031314903
 ずらずらずらーと並ぶキモ甘。
PXL_20210826_020901455
 生パイ帯広の森、六花の森ヨーグルト、極楽パイ。
 極楽パイは中身をその場で入れてくれる。
 キノコのホワイトソースかドライカレー。もちろん両方頼んでもいい。
PXL_20210826_021501504.PORTRAIT
 ヨーグルトについてくるイチゴジャムは甘すぎずヨーグルトにばっちり合う。
PXL_20210826_022339515
 極楽ロールにドライカレーの極楽パイ。
 ミカンの杏仁豆腐にコーンスープ。
 極楽ロールはね、ふわっふわっ!
 コーンスープのしょっぱさがありがたい。
PXL_20210826_031534027.PORTRAIT
 飲み物はウーロン茶。このウーロン茶がうまいのよねぇ。
 極楽ロールおかわり。
DSC08487
 ドリンクには自家製ジンジャーエールもあるでよ。
PXL_20210826_033802006.PORTRAIT
 コーンスープがオニオンスープに変わったので飲む。
 甘くなった口をすっかりリフレッシュ!


やっぱり極楽はすごい

 もうやり過ぎ感満載。
 なので、必要ポイント数はどんどん上がっていくんだけど、きっとやべーお得意様はいっぱいいるので大丈夫なのだろう。適正なポイントを引いていってほしい。
mixiチェック

 気づいたら半年過ぎてた。
 半年ぶりの飛行機。

半年も飛行機に乗ってなかった

 コロナ禍ということもあり、気づいたら半年も飛行機に乗っていなかった。
 とはいえ、その間家でじっとしていたかというとそうでもなく。
DSC06387
 日光金谷ホテルに泊まってみたり。
DSC07337
 蒲郡クラシックホテルに泊まってみたり。
DSC07647
 小松で世界のコマツの巨大な機械を見に行ったり。
DSC07883
 成田じゃなくて長野でN'EXの個室に乗ってみたり。
DSC07940
 日本最後の(準定期)座席夜行列車に乗ってみたり。
DSC08052
 そんで奥只見湖まで行ってみたりしてた。
 別に飛行機を避けていたわけではないんだけど、そのときそのときの最適な交通手段を選んでたら、みんな陸路だったって話。

というわけで羽田。しかもT2

 というわけでおひさしぶりぶりの羽田ですよー。
 しかもT2!
DSC08436
 閑散とした羽田。
 まぁ平日の夜だからそんなもんか。
 ……と思ったけど、出発便の一覧を見ると欠航の赤文字がいっぱい。
DSC08438
 やべぇな。こんなに閑散としているのは昔乗った北九州行き最終便以来だぜ!


ラウンジはないよ、北海道の翼だからね

 今回乗るのはエアドゥ。
DSC08439
 しかもこの後のチケットの関係でエアドゥ便名で搭乗。
DSC08441
 機材はこちら767!ベアドゥ塗装!尾翼のベアドゥ見えないけど!
DSC08443
 シートは、「あ……日本の霊感ってこんなシートだったわね」って感じのシート。
DSC08445
 空席だらけだろ。ウソみたいだろ。ドアクローズしてるんだぜ。それで。
DSC08447
 いやー、こんな表示ももうレトロ感よね。
DSC08455
 というわけで、エアドゥなのでオニオンスープをいただいたのでした!


新千歳着

 飛行機は順調に飛んで新千歳。
DSC08459
 なんかこのテレビもルート案内も骨董品よね。
 CXで死ぬほど見た記憶があるけど。
DSC08462
 さて、新千歳。
 ここで切符を仕込んで札幌へ。
DSC08464
 特別快速エアポートに乗って札幌行くぜ!
DSC08467
 ……と見せかけて南千歳下車。
 毎時5本の快速が上下に走る南千歳駅で列車別改札をやる意味ってあるのかしら。
DSC08469
 ここから特急とかちの最終列車で帯広に向かうよ。

熊とぶつかって遅延

 さて、こちらもそんなに乗っていない最終列車。
DSC08470
 途中の駅でしばらく停車。
 どうやら行き違いする予定の列車が熊と衝突して遅れているらしい。
 夜で、熊とぶつかって運転士が車外に降りるとかもう恐怖でしかないよな。
DSC08472
 というわけで、帯広には30分ぐらい遅れて到着。
 駅前のJRイン帯広に泊まったので、駅から近くて便利だったけど気づいたらサービス付き高齢者住宅になっていた。たしか乗務員の人も泊まっていた気がするんだけどどうなったんだろ。
mixiチェック

 さぁ、帰るよ。
 もはや1年半も前の旅行記を綴るのがつらい。

旭川駅からバスで空港へ

 というわけで色々と冬の北海道を堪能したので旭川駅から空港へ。
DSC06241
 旭川空港はちょっとだけ旭川市街から離れている。
 どちらかと言えば美瑛の方が近い。


減便されすぎ!

 というわけで旭川空港。
DSC06244
 なんだか文字化けしているんだけど。
 見ての通り減便されすぎて、JLは1便、HDは2便しか飛んでなかった。しかもJKとHDは時間が重なっているので保安検査場は大混雑。できれば均等に時間をバラしてほしいなぁ。JLは道東各空港1便まで減らしていたので使いにくいことこの上なかった。


搭乗

 さて、搭乗。
DSC06246
 今回の機材は767!
DSC06247
 お座席は普通席。
DSC06248
 搭乗したときは革の黒いシートも「おっ!」ってなったけど、もう特になんとも思わず。
DSC06251
 というわけで離陸~。

機内

 タイトルが投げやりですまんのぅ。
DSC06258
 おれ、デブだからいつもコーラ頼むんだけど、今回は缶ごと渡された。
 これってコロナ対策なのかな。大きい飲み物から分けているのと、コーラをコップに入れる作業でそれほどコロナのリスクって変わらんと思うのだが……。まぁ、別に缶ごともらえること自体は無問題。
DSC06263
 今回も福島第一原子力発電所はバッチリ見えた。
 早く処理水放出しようぜ!
DSC06274
 着陸態勢に入ってこれは千葉ニュータウン中央かしら。
 思えば10歳の時、一人で1日1本あった新逗子発千葉ニュータウン中央行の急行電車に乗ってはるばる来たなぁ。10歳の時に来るとか正気の沙汰ではないな。ちなみに非冷房の都営5000形だった。
DSC06284
 というわけで、着陸!


今回の乗継便は?

 さて、毎回楽しみにしている乗継便案内。
DSC06283
 今回、特に変態はいなかったね。
mixiチェック

 とにかく黒いそば。


駅にあった常盤軒

 さて、音威子府駅で下車。
DSC06146
 元々は天北線の分岐駅であったが、廃止になってしまい、今はただの途中駅。
 とはいえ、運転上重要な役割があるらしく有人駅で維持されている。
DSC06147
 その駅舎の中にあった常盤軒。
 いわゆる駅そば。この地の名物である音威子府そばを提供していた。
DSC06149
 店主が体調不良で休むことが続いていたが、お亡くなりになったため閉店。
DSC06150
 故人を偲ぶため、シャッターが開けられていた。
 むかーし、食べた気がするのだけど何年間だったかなぁ。


一路食堂で音威子府そばを食べる

 というわけで、駅では食べられないので音威子府そばを駅近隣で食べるには選択肢が2つ。
 道の駅おといねっぷで食べるか、一路食堂で食べるか。どうせ使っている麺は一緒なのだけど、なんとなく一路食堂へ。
DSC06161
 だって建物に味があるんだもん。
 もりと寒かったのでかき揚げ天ぷらそばを注文。
PXL_20210213_053400500.PORTRAIT
 うむ。黒いな。たしかそばを全部挽いてるから黒かったはず。
 極太麺の不思議な食感。
PXL_20210213_053407844.PORTRAIT
 そしてこちらは暖かいかき揚げそば。
 寒いから温かいそばはいいねぇ。
 まぁ、決してまずいものではないけれど、なんだか不思議な味だ。


製麺所廃業でもうすぐなくなる

 今回紹介した一路食堂はすでに食堂を廃業。現在は音威子府そばの通販などをしているが、それらも9月中旬に終わるようだ。これは麺を製造している畠山製麺所が8月末で廃業することに伴うもの。これによって、おそらく黒いそばは過去のものとなる。


特急に乗って一路旭川へ

 さて、おなかを満たした後は駅に戻る。
DSC06165
 音威子府の駅は結構きれいよね。
 バスターミナルを兼ねていて、天北線の代替バスが稚内からここまでやってくる。途中で系統が分けられているものの、1本に見立てれば全国最長の路線バスになる。
DSC06170
 ホームの屋根などはおそらく昭和からそのまま。
DSC06171
 特急で一路旭川へ。
DSC06182
 途中でラッセル追い抜いたよ!
mixiチェック

  宗谷本線ローカル列車でえっちらおっちら。


日本最北の立ち食いそばを食べる

 というわけで、一晩明けて稚内駅。
DSC06092
 (たぶん)日本最北の立ち食いそば屋で朝食を食べますかね。
DSC06091
 メニューはこれだけだし、値段も高めだが仕方ないだろう。
 というわけで、個々で選ぶは利尻こんぶそば。
PXL_20210213_011144142.PORTRAIT
 さすがに昆布が入っているとうまみ炸裂やな。
 そこそこおいしかった。


さて、宗谷本線普通列車に乗るよ

 というわけで、数少ない本数の宗谷本線に乗車。
 なんせ稚内駅を出発するのは特急3本、普通4本しかないのだ。
DSC06093
 思ったより乗る人が多かった。
DSC06098
 というわけで、今回もキハ54。名寄以北は全部キハ54なのかな。
DSC06101
 車内は元特急車両の座席(だったと思う)になっていて、ぼろいけど普通列車としては豪華。
DSC06099
 というわけで日本最北端稚内駅、出発です。


どんどん廃止される途中駅

 さて、軽やかに走り出した列車は稚内市街の中にある南稚内駅を出ると、すぐに人家もない大自然の中に放り込まれる。まぁ、最初は楽しいけど飽きるよね。
DSC06113
 途中駅の幌延で札幌を朝出てきた特急宗谷と交換。
DSC06123
 駅によって、乗っている人々がパシャパシャ写真を撮っているから何事かと思ったら、1ヶ月後に廃止される駅らしい。2021年3月13日に廃止になった駅は宗谷本線で11駅。
DSC06120
 この廃車になった車掌車が駅舎になっている安牛駅も廃止された。


何も無いところで臨時停車

 さて、列車は遅れもなく順調に南下。
DSC06128
 途中で鹿が出てきたりするけど、衝突することはなかった。
DSC06134
 そんななか、音威子府手前の駅でも何でもないところで停車して、除雪隊員が乗車してきた。
 積もり積もった雪の抜本的な除雪をする人々なのでしょう。道路もないようなところだと思われるので、なかなかハードなお仕事。
DSC06138
 隊員たちは椅子には座らず、立ったまま音威子府駅まで乗車してた。
 はー、大変やなー。座らせてあげたいけど、服が濡れてるから座れないのかもね。


音威子府到着

 さて、音威子府に到着。
DSC06140
 列車から除雪隊員が降りたほか、乗降したのは2名ぐらい。
DSC06146
 そんな人数の乗降ですが、立派な駅でした。
mixiチェック

やってきたのは、珍しい温泉。


原油が混じる豊富温泉

 北へ、北へ。
 延々と変わらない景色が続いた後、海から離れて幌延町内へ。
 幌延深地層研究センター前で車両は直通だけれど、路線は区切られるのでいったん精算。といっても、私の場合はフリーきっぷを見せるだけ。
DSC06057
 そして着いたのは豊富温泉。
 日本最北の温泉郷(日本最北の温泉ではない)で、原油とともに湧出する温泉。
 アトピーに効くらしく、それで湯治している人たちが湯治用温泉の方にたくさんいる。
 入ってみると、これは他にはあまりない温泉だね!まず、石油くさい。すっごい臭い。灯油こぼしちゃった時みたいな。
 ただ、とっても柔らかい温泉で、長い時間入っていられるね。油臭さはそのうち慣れる。これは旅館に泊まってゆっくり入ってみたいなって思った。


ふれあいセンターの食堂「味彩」

 さて、夕食を食べよう!
DSC06054
 食事は温泉併設の食堂で。
 日帰り温泉併設の食堂なんて……と言うことなかれ。ここすごいんです。
DSC06053
 メニューはこちら。
 一般的なそばだのうどんだのカレーだのの上にいらっしゃるジンギスカンの文字。
 そう、ここはジンギスカンが有名なのです。
PXL_20210212_084811851.PORTRAIT
 頼むとカウンターでジンギスカンセットをもらい、設置。
 鍋は今まで見たことないような形だった。周りには水を入れて、野菜を煮込むらしい。
PXL_20210212_084822465.PORTRAIT
 今回頼んだのはえぞ鹿ジンギスカン。
PXL_20210212_084851693.PORTRAIT
 タレももらって、焼くよー!
PXL_20210212_090031599.PORTRAIT
 これがねぇ。うまいんですわ。
 えぞ鹿は丁寧な仕事がされているのか臭くなくておいしい。
 そして、油が落ちたタレで野菜を食べるとこれまたおいしい。
 結構あっさりしているので、パクパク食べられちゃう。これはうまいぞー!
 ラムの方もかなりうまいらしいので、今度行ったらラムも食べよう。
DSC06055
 持ち帰りも売ってるよー。
PXL_20210212_092357945.PORTRAIT
 食後は売店で日本最北の飲料メーカーである天塩町にあるアサヒ飲料のマスカットサイダーをきゅーっとやって整いました!


再びバスに乗り鉄道に乗り換え北へ

 さてさて、おなかいっぱいになって、バスの時間も来たので出発。
 実は豊富駅では3分乗り換えの予定で、乗継保証なし。次の列車は4時間後だけど、遅れてこないべーなんて余裕ぶっこいてたら、遅れてきた。
DSC06059
 乗ったら乗客0。あーこのままだと列車に間に合わないなーなんて思ってたら、きっちり遅れを取り戻した。アイスバーンの中運ちゃんの超絶ドライビングテクを見た感じ。
DSC06063
 さ、豊富駅から列車に乗って。
DSC06064
 キハ54だね。国鉄末期にJR移管に向けた準備として製造された車両。
DSC06066
 国鉄だった時代はほんのわずかなのに、今でも扇風機に輝くJNRの文字。
DSC06069
 さぁ、北の果て、稚内に着いたよー。
mixiチェック

 ひたすら北上。
 ただただ北上。


今回の乗車券

 さて、今回はあらかじめ事前に乗車券を仕込んでおいた。
DSC05866DSC05867
 沿岸バスのフリーきっぷである萌えっ子フリーきっぷ。
 これを買うと留萌から豊富まで片道乗り通すだけでも、安くなる。
 もともと沿岸バスは2ちゃんねると親和性が高く、オリジナルツアーを実施したり、フリーきっぷを萌えキャラにしてみたら売れたってことがあったので、こんな感じになっている。車内ではたぶん買えなくて、事前に買わないといけないけれど早朝から乗車などの場合は販売場所が開いていないこともあるので事前に札幌駅や稚内駅で買っておくと安心だ。
 でもさー、札幌駅のジェイ・アールバスの窓口で買ったんだけど、「どっちの娘にしますか?」とか聞かれてちょっと恥ずかしかった。


留萌中心部からスタート

 さて、この日は早起きして留萌中心部のホテル最寄りのバス停からスタート。
DSC05915
 早朝7時前は寒いぜ!
DSC05917
 本当にバスが来るのかなと心配になったけど、ちゃんと来た。
 この便は違うけど、基本的にはこのタイプのバスが150km近くの距離を走る。
DSC05921
 2ちゃんねると親和性が高い担当者がいるせいか、USB充電完備。台湾のバスみたいだ。
 いずれにせよ長時間乗ることが多いので、便利よね。全線乗ると3時間41分!


ひたすら走って羽幌へ

 路線自体は留萌から羽幌を経由して豊富まで行く、旧国鉄羽幌線の代替バスで国道232号線日本海オロロンラインをひたすら走って行く。
DSC05930
 正直言って延々とこの景色が続くので、飽きる。
 絶景だけど、絶景が続くと飽きる。
DSC05934
 私が乗っているバスは羽幌止まり。
 なので、本社ターミナルで下車した。
 この沿岸バスの本社ターミナルがいい味出してるのよ。


羽幌から島に行く

 ひたすらオロロンラインを北上しているのも飽きるので、変化をつけるために船に乗ろう。
DSC05937
 というわけでてくてく歩いて港に来た。接続バスが出ているときもあるけれど、本社ターミナルから1.1km15分ぐらいなので、荷物が大きくなければ歩ける。
DSC05936
 おおー、船や。
DSC05939
 特に用事もないしとんぼ返りだけど、船で浪費してみる。


天売島へ出航

 さて、乗船。
DSC05940
 二等船室はこんな感じ。
 船っておおよそどこでもどうしてカーペット敷きなんだろうな。
 座席メインの船でもカーペットコーナーがあったり。
DSC05953
 船が出るときってなんかいいよね。
DSC05965
 冬の日本海はそれなりに揺れて、大時化の東京湾フェリーぐらい揺れた。
DSC05981
 まずは焼尻島。最盛期人口が6,000人いたらしいけど、現在は200人を切っている。
DSC05992
 続いて天売島。
DSC05999
 おまわりさんも着船を手伝う。
 船の便数が少ない島に来ると必ずおまわりさんがいるよねー。
 この島の物事はすべて船の時間が基準になって動いている感じがすごく好き。


とんぼ返り

 船が一日一便しかないので、すぐに帰る。5-9月なら複数便出ているから島を巡って日帰りも可能なんだけどね。
DSC06004
 とりあえずフェリーターミナルで休憩。
DSC06005
 天売って高校が残ってるんだ!しかも町立高校!!
 人口300人の島に高校があることに驚き。ちなみに定時制で全国から生徒を募集しており、令和4年度の在校生は16人とのこと。ちなみに私が行ったときは令和2年度で生徒が10人だったから増えてる!
DSC06008
 さぁ、帰りますよー。
DSC06016
 帰りもおまわりさん手伝ってた。
DSC06041
 帰りも焼尻に寄る。
DSC06047
 羽幌に帰ってきましたよっと。


再び北上

 さて、羽幌町内で昼食食べてさらに北上しますよー。
DSC06049
 バス停が雪で埋まっていてどうやって乗ったらよいか焦る。
DSC06050
 バス来たー!とりあえず手を上げて合図したら、先の雪がないところで止まってくれた。
DSC06052
 というわけでさらに北上していくよー!
 (道中に特に書くことがない)
mixiチェック

 つぎになくなっちゃいそうな路線。


函館本線を北上

 さてさて、森林公園の六花亭で腹を満たしたので、さらに先に進むことにしよう。
DSC05872
 というわけで、岩見沢までやってきた。
 ホームの上に雪が残ったままだけど、こういう除雪の方法の方がいいのだろうか。本州だとあんまり見ないよねぇ。本州はホームが見えるまで徹底的に除雪する感じ。
DSC05871
 岩見沢って札幌からそこまで離れているわけではないんだけど、雪の量が明らかに違う。札幌と千歳と同じぐらいの距離だけど、札幌と千歳でも結構天気が違う(日本海と太平洋側)ので、岩見沢でも違うのだろう。
DSC05874
 岩見沢からは特急乗り換え。
 線形はいい区間で一番の幹線なので保線もよくって乗り心地よかった。


もうすぐなくなっちゃいそうな留萌本線

 今度は留萌本線に乗り換え。
DSC05877
 深川駅もホームの除雪は雪が薄く積もるように。
 まぁ、こっちの方が滑らなくていいのかもしれない。
 さて、今度乗る留萌本線は現在廃線の議論の真っ最中。廃止するか残すか、残すならどう残すか、JRに対する自治体の補助は?など議論されているけれど、まぁ、廃止されるだろうねぇ。小樽~余市ですら廃止が決まったぐらいなので。もしかしたら新幹線並行区間より早く廃止されるかもしれない。
DSC05884
 留萌本線に乗り換えたら雪が多くなってきたよ!
 いいねぇ。こういうの大好きだよ。
DSC05892
 途中駅で列車交換。
 1両とか2両しか走らない路線だけど、過去の経緯から有効長は長め。昔は長い編成の列車が走っていたのだろう。
DSC05900
 というわけで、留萌に到着!
 ちなみにこの留萌は留萌本線の廃線賛成派。そりゃそうだよね、札幌に出ようとすればJR使うよりもバスの方が距離は短くて合理的だもんね。
mixiチェック

↑このページのトップヘ