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タグ:Kraków_Główny

 クラクフからワルシャワまで列車で移動する。
 快適だったポーランド国鉄。


列車の予約

 ポーランド国鉄の予約は簡単だ。

 まぁ、このホームページを見れば普通予約できると思う。

 予約サイトはこれ。まぁ、ぶっちゃけ簡単な英語なので、このサイトでいきなり予約できると思う。
 予約するときはメールアドレスを良く確認すること。メールアドレスが間違ってると、予約が行方不明になる可能性がある。
 いつも窓口は混雑しているので、インターネットで買う方が時間の節約になる。そして、必ず届いたチケットのPDFはダウンロードしておくこと。たまーに圏外とかになっちゃうと、車内改札の時に表示されなくて困っちゃうからね。
 一番速いのはEIPでクラクフ~ワルシャワ間を2時間20分で結ぶ。一等がPLN229(6,300円ぐらい)、二等がPLN150(4,100円ぐらい)なので、そこまで高くない(ちなみに飛行機もLOTが同じぐらいの値段で販売していることもある)。
 二番目に速いのが今回乗ったEICでクラクフ~ワルシャワ間を2時間半~40分ぐらいで結ぶ。一等がPLN199、二等がPLN139でちょっと安い。
 今回は出発時間が丁度良かったのがEICだったのでそれにしてみた。


クラクフ中央駅

 クラクフ中央駅(Kraków Główny)は駅自体は近代的な駅ビルになっているけど、その南側には旧駅舎?など古い建物が残っている。
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 ライトアップの仕方がいいよね。中国とは大違いだ。
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 街はまだまだクリスマス仕様だった。


乗車!

 さて、駅に入る。
 ヨーロッパなので改札は無い。
 打刻しないと罰金とかおぼろげな知識でビクビクしちゃうけど、長距離列車に関して(少なくともポーランドでは)なかった。そもそも紙の乗車券ないし。
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 長距離列車ばかりだけど、意外と本数は多い。
 乗車するのはEIC3150列車。3段目に載ってる列車だね。4番線の階段を上がる。
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 お、なんと客車列車。
 しかも食堂車というかBAR CAR付(この時写真撮ってるのに存在に気づかなかった)。
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 列車番号も確認。EIC3150だね。
 列車はザコパネ(ZAKOPANE)というところから来ているようだ。調べてみるとポーランド南端の街でスロバキア国境に近い街だね。列車はザコパネ、ノヴィ・タルク、ハブフカ、クラクフと停車した後、一気にワルシャワを目指す。クラクフ~ワルシャワで293kmあるはずなので、そこを2時間26分で走るのだから平均120km/hぐらいで走ってることになるのだから、客車列車とはいえ、かなり速い。
 この区間はヨーロッパで初めて開通した高速新線を経由する(初めて走ったわけではない)。250km/hでの運転が可能な設計をしたというが、長いこと160km/hで運転しており、実際に200km/h運転開始したのは2014年かららしい。おそらくEIPが200km/h運転で、EICが160km/h運転なんだろうか。
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 指定された座席につく。外見はそんなに新しそうに見えないけれど、コンセントやUSB充電端子がついているあたり改修されている。ちなみに、そんなに高くなかったので、一等車にしたよ。
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 それでは発車!


座席と車内サービス

 発車するとまずは車内販売……ってわけじゃないな、ドリンク係が来た。
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 コーヒー、紅茶、ミネラルウォーターが一等車は無料。コーヒーをいただく。
 ちなみにテーブルは無接点充電に対応しているっぽかった。
 その後、車内改札。スマホでチケットのPDFを読み取らせる。それとパスポートで氏名との一致を確認。
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 一等車は6人1部屋のコンパートメント。向かい合わせシートとはいえ座り心地は上々。リクライニングもちゃんとする。機内持ち込み用のスーツケースだったからいいけど、大きいスーツケースだと割増料金を払わなければいけないらしい。
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 コンパートメントとはいえ、ガラス張りなので外からは丸見えよーん。
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 まぁ、カーテン閉めることもできるけど。あんまりしめてる人はいなかったかな。老夫婦と同室だった。6人部屋を3人で使う感じ。
 朝早くからずっと動いていたので疲れて、つい居眠り。軌道の状態がいいのか、(日本に比べれば)かなりぶっ飛ばしているにもかかわらず、大きく揺れなくて快適だった。


ワルシャワ着

 起きたらワルシャワだった。
 列車はWarszawa Zachodnia(ワルシャワ西駅)、Warszawa Centralna(ワルシャワ中央駅)と停まって、終点はWarszawa Wschodnia (ワルシャワ東駅)である。日本で例えるなら、上野、東京と停まって終着は品川というところだろうか。
 ワルシャワ西駅で目を覚まし、下車の準備。同室の老夫婦はワルシャワ西駅で降りていった。
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 そして、ワルシャワ中央駅に到着。
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 女性の車掌さんが戸締め確認して、ワルシャワ東駅に向かって走って行った。
 なかなか旅情があるね。これは沼だわ。深い沼。コレを好きになっちゃうと色々大変だと思うので、あんまり手を出さないでおこうと思う。
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 まぁ、特筆するホテルではないけれど。備忘録。


とにかく駅前に泊まりたかった

 飛行機の到着は夜遅いし、翌日のアウシュヴィッツ収容所跡の訪問は朝早く行きたい。
 となると、オシフィエンチム(アウシュヴィッツ)行きのバスの出発はクラクフ中央駅(Kraków_Główny)からだし、ワルシャワへ移動するにもクラクフ中央駅から鉄道に乗るので、クラクフ中央駅前に泊まっておきたい。
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 というわけで今回の宿はHotel Europejski(ホテルオイロペスキー)にした。
 駅からは迷わず行けば徒歩5分強ぐらい。一応、道路挟んだ反対側はすでに駅と駅ビルの敷地っぽい感じ。
 Hotel.comで7,388円だった。


部屋

 観光地が多い街だからか、何の問題も無く英語も通じた。
 あとは、チェックイン時にクラクフの街歩き地図や見所なども教えてくれた。とても親切。
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 部屋はこんなシングルルーム。
 古い建物だけど妙に新しい割には遅いエレベーターがあって、荷物があっても大丈夫。
 全体的に建物内の廊下とか薄暗いけど……まぁ、仕方ないか。
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 スチーム暖房があるあたりがいいね。
 水回りもきれいだし、タオル等も問題なし!
 強いて言うなら、部屋がちょっと狭いか。
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 窓からの景色はこんな感じだった。
 いいね、路面電車ビュー。


朝食

 このホテルは朝食付。朝食は6時30分からなので、朝一のバスに乗るには間に合わないか。
 まぁ、朝食前にバスのチケットを買いに行って朝食食べてからバスに乗るっていうのも手かもしれない。
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 朝食の内容としてはこんな感じかな。
 ほかにもたくさん食べるものはあったので、食べるものがないってことはなさそう。


まとめ

 まぁ、駅からそれほど遠くないし、特に問題も無い。
 荷物も一日預かってもらえるし、それもいいね。アウシュヴィッツ収容所は荷物の制限が厳しいので、ここで全部預けてしまえる。
 これより値段が下がるとアパートメントになるので、果たしてイレギュラーな時間のフロント対応とか不安だったのでここにしてみた。その辺気にならない人なら、これのさらに半額ぐらいでバスターミナルに面したホテルとかあるのでそっちにしてもいいと思うよ。
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