個室浴場で入浴、入浴~。


山の上のバス停から下って源泉見学

 先ほどのバスでなんとなく終点まで来たけれど、温泉街はちょっと手前。「寶泉橋」が温泉街入口で、温泉街中心部が「好漢坡」、坂をぐんぐん登って折返し場があるのが関子嶺バス停。もちろん半数ぐらいのバスはそのまま先に向かうので注意。地図を見る限り、さらに先の方にはリゾートっぽい温泉宿があるようだ。
DSC06907
 というわけで、こんな高いところから少しずつ下っていくことにする。
DSC06908
 めちゃくちゃくねくねした道路沿いに温泉宿が建ってる。
DSC06909
 道路脇に立派な階段が設置されているので、そこを降りる。
 降りて周辺を見ると源泉があった。
DSC06911
 おおー。
 ホントに泥湯や!
 しかもじゃばじゃば湧いてる。
 うひょー!これは温泉に期待できるぜ!


関子嶺大旅社で日帰り入浴

 さらに下ることしばし関子嶺大旅社に到着。
DSC06929
 結構古い建物で、中に入るのに勇気が必要だと思うけど突撃する。
 おっちゃんが受付にいたので、入浴の意思を示す。まぁ、当たり前だけど日本語も英語も通じないよー。
 200元払って、受付のおっちゃんが浴室まで案内してくれた。
DSC06923
 何度も増築が繰り返された建物の中を歩いて、個室浴場へ。
DSC06914
 唐突な浴場。
 まずは蛇口をひねって温泉を入れる。
 脱衣所はないし、足拭きマットとかもないのでつらいぜ!
 ここで靴から何から脱ぐのに一苦労。
 ほどよく温泉がたまったら入浴!
DSC06920
 マジ泥湯。そして油臭い。
 よくよく考えたら泥湯人生初入浴な気がする。
 湯温は熱めなので、そのままは入れず少し水で薄めることになる。
 ……が薄めても透明度がほとんどないままなので、結構濃い温泉だ。
 底にたまった泥を体に塗りたくってパックなんぞをしているとお肌はツルツルになる。
 温泉出て服を着たら、汗がとまらない。めちゃくちゃ体が火照ってる(イヤらしい意味ではない)。やべぇ、風呂上がりにこんなに体が火照る温泉久しぶりだ!
DSC06924
 ちなみに泉質はこんな感じなんだって。


館内はレトロ

 建物が古いと書いたけど、それもそのはずこの旅館の建物は1905年築。1905年って明治時代や。
DSC06921
 とはいえ、増築やら何やらされているので、それほど昔の面影はないのだけど。
DSC06922
 ……って思ってたら石灯籠があったりする。
DSC06928
 鯉がいる池もあるでよ。
 増築が繰り返された結果、構造が複雑なので泊まったら自分の部屋がわからなくなりそうだ。
DSC06930
 建物を出て横の道を入ると、もう一つの入口があった。
 こちらは現在使われていないけれど、元々の入口はこっちだったらしい。


もう一つの源泉見学

 関子嶺温泉は源泉が2本あって(いや、もっとある気がするんだけど)、もう1本は温泉街の入口にある寶泉橋を渡ったところにある。バスまでまだもうちょっと時間があるので、行ってみる。
DSC06931
 こちらが
寶泉橋。
DSC06932
 橋を渡るとちょっとした公園になっていた。
DSC06933
 そして温泉が流れているのが見える。
DSC06936
 さっきの源泉ほどじゃばじゃば湧出してはないかな。
DSC06938
 とはいえ、濃厚そうな温泉が流れていってる。
 これって分配された後、観光的に流してるものなのかな。いくらなんでも温泉としては少なすぎる気が……。


この温泉はめちゃくちゃ効く

 台湾では北投と知本の温泉には入ったことあったけど、それとは湯上がり感が全く違う温泉。個室浴場なので全裸で入れるし、まぁ建物はボロいけど、確実に効果がある温泉だったよ。
 今度は宿泊してみたいかなぁ。一回泊まって、ゆっくりと何回か風呂に入っていたい。基本的に台湾の温泉のこういうところは部屋の風呂が温泉になっていて、何回もすぐ入れるし。
 帰りのバスも本数が少ないので、ギリギリ逃したってことがないように気をつけよう。