FLY! FLY HIGH!!










飛行機と食事とホテルとたまに観光地を淡々とアップするブログにおこしいただきありがとうございます。
当ブログの写真・文章の転載はご遠慮ください(法的に認められた引用を除く)。

タグ:鉄道博物館

 台北の中心部にありながら、空が広く見える場所がある。
 そこは広大な敷地に、他の人々から忘れ去られたような空間。
 廃墟好きや古い建物好きや鉄道好きの人々にとって、たまらない場所なのでした。


台北の鉄道工場跡地である台北機廠

 日本統治時代に作られた鉄道車両を整備する工場である台北機廠。戦後も鉄道車両整備工場として使用されて、2012年まで使用されていた。現在は高鐵の延伸に支障となったため、出入りできる線路が撤去されて、鉄道車両整備工場としての用途が廃止されている。
DSC09653
 元々は、一帯を再開発する予定であり、数百億台湾ドル(1,000億円以上?)になるような開発利益を上げて台鐵の累積債務を減らす予定であった。しかし、猛烈な反対運動が起きて再開発は中止。存在する建物の価値を認め、国が国家レベルの鉄道博物館を作るとということになった……のだけど、お金がないのか、あまり進んでいない気がする。
 そんな台北機廠であるけれど、一般人でも見学ができる。


見学できるけど、要予約

 見学ができるのは原則として水曜日か土曜日。
DSC09652
 それぞれ午前午後の見学会があり、所要時間は2時間。
 必ずしも、開催しているとは限らないので注意。
 予約が必要でインターネットでできるけれど、日本語や英語には対応していない。けれども、大丈夫。私たちは漢字を使っている。漢字がわかればなんとなく予約できるはずだ!

 臺北機廠鐵道博物館園區ホームページ
 (導覧服務→預約導覧申請→X月份預約導覽參觀→参加したい回の「報名」を選択)

 予約の受付開始は前月20日午前10時(日本時間11時)から。土曜日(星期六)の見学会はすぐに満員になってしまうので、直前であれば水曜日(星期三)の回を狙おう。なお、各会40名まで。現地では(今のところ)日本語や英語での案内はなく、全て中国語となる。
 開始15分前までに集合場所(GoogleMap)に到着し、パスポートを持ってくることが必要。

スポンサードリンク

というわけで行ってみた

 水曜日の回だったので、直前でも予約が取れた。
DSC09651
 門の前でパスポートを提示して入構。
DSC09464
 高い建物が一切ないし、建物の間隔も広いので、空が広い。
 日本語と英語の案内はなくて中国語だけになるけど良いかという確認があった。
DSC09466
 簡単なガイドブックをもらい(これは日本語版があった)、パスポートと引き換えで説明用のレシーバーを借りる。
 最初に講堂みたいなところで、台北機廠についてのお勉強。
 まぁ、中国語わからないから何言ってるかわからないんだけどね。
DSC09465
 みんなでヘルメットをかぶって、外へ出発。
DSC09475
 このように各所で説明してくれる。



 まずは建物見学。いや、全部建物見学なんだけど。
DSC09477
 まずは事務所として使用されていた建物。
 2階部分は1966年に増築したらしい。
DSC09478
 この廊下がいいねぇ。
DSC09483
 やはり古い建物って味があるよね。
DSC09488
 この窓を開けると上の窓も下がるの好き。
 今だと全く見ないよね。基本原理としては上下二段式の黒板と同じハズ。
DSC09489
 大切に使われてきた感があふれてる。
 やっぱりこういった建物を保存していくっていう決断はすごいなぁ。


柴電工場

 次の見学は柴電工場。
DSC09492
 柴電機車(電気式ディーゼル機関車)の整備工場として使われていたところ。
 電気式ディーゼル機関車とはディーゼルエンジンで発電をし、その電力でモーターを回す方式の機関車のこと。通常のディーゼル機関車に比べ、ディーゼルエンジンが効率的に回せるものの、重量が重くなったり構造が複雑になることなどがデメリット。近年では技術の進展により、これに充電池をかますことでハイブリッド車両として登場してる。
DSC09494
 ここでは主に下回りの整備をしていて、ディーゼルエンジンとモーターはそれぞれの工場に運び出されていたとのこと。もちろん今は使われていないので何もない。
DSC09497
 これは下回りをいていたピットかな。
 中に水がたまっていた。
DSC09502
 工場の中は明かりがないけれど、外の光が存分に入る。
 通風性採光性を重視して作られたようだ。
 柱が鉄骨じゃなくてコンクリートなのも珍しいよね。
DSC09513
 いったん外に出る。
 貨物駅(というか荷物列車ホーム)みたいな場所もあった。

スポンサードリンク

組立工場

 次は組立工場へ。
DSC09515
 ここにはディーゼルカーが保存されている。
 元々台東に保存されていたDR2102、DR2203、DR2303、DR2404が2018年6月に搬入された。
DSC09520
 ちょっと痛々しい姿のDR2404(だった気がする)。
 今後はこれを修復して展示物にするらしい。
DSC09523
 台北機廠行きとサボがついてる。
 この状態で本線上を走ってきたというのだからすごい。
DSC09524
 運転台があるのに、その反対側はトイレで前面に窓がないというのが斬新。
 これらの車両は元々日本統治時代のガソリンカーで、その後エンジンのディーゼル化や車体更新や台車の交換などが行われて、おそらく原型部分は台枠だけなんじゃねーの?ってぐらい改造されて1999年まで現役。主に北部の各支線で使用されていたようだ。
DSC09535
 ちなみにトイレがない側は窓がちゃんとあるよ。
DSC09531
 それと共に展示されていたCT273蒸気機関車(日本のC57相当)のボイラー。
 CT273自体は動態保存されているけれど、復活の際にボイラーを新しくしたので、古いボイラーがここに放置されていると思われる。
DSC09521
 その他にも炭水車の車体なども置かれていた。こちらはDT668(日本のD51相当)のものっぽい。
DSC09541
 25C10000型代用行李車。日本語に直すと代用荷物車ってことになるのかな?
 本来ならば貨車のものを荷物車として使っていたから代用荷物車なんだろうか。
 例によってこれも戦前の日本製。
DSC09538
 さて、奥にも何やらいるぞ。
DSC09551

 あれ見慣れたヤツが……。
DSC09543
 まずはこいつEMU100型。
 台鐵の西部幹線全線電化に合わせて導入された、台鐵初の電車。
 投入当初は台北~高雄を4時間10分、全力で走ってブイブイ言わせてたわけです。
 投入されたときのあだ名はイギリス製だったので、「英國少女」。その後、年数を重ねる毎に「英國貴婦」になり最後は「英國婆仔」と呼ばれてた。ひどいな、最後はBBAだぜ。
DSC09545
 そしてお隣には日本の583系。
DSC09546
 行先は秋田!ただの秋田って方向幕あったっけ?
 そもそもなんでこいつがいるのかが謎。一応書いてあった説明には台湾で昔走っていた寝台車に構造が似ているからとのこと。台湾の寝台車を研究するにあたって参考になるということらしい。


客車工場

 外に出て次の場所へ。
DSC09558
 まぁ、写真を見るとわかると思うけどクソ暑い。
DSC09559
 ボイラー室の煙突。
 やはり広い敷地でその中に高い建物がないから、空が広いなぁ。
 さて、次は○○。
DSC09576
 さきほど1両だけいたEMU100がたくさんいる。
 つーか、こんなに残す必要ある?って言いたくなるぐらい。
DSC09579
 前面が警戒色かそうじゃないかで違うね。
DSC09582
 中だけでなく、外にもいた。
 この車両、実は1M4Tの5両編成で、電車と言うよりも機関車と客車って感じがする。
 実際には3編成併結で運用されていたらしいので、電車であることは間違いないのだけど。
DSC09585
 ちなみに事故で廃車になった物や動態保存車両以外は全部ここにあるらしいよ。
DSC09607
 中にいるヤツは長期保存を考えているのかな。
DSC09601
 それにしてもドアのステップがかなり低い!
 導入時はおそらくホームがかなり低かったんだろうな。
 ただホームが高くなってもそのままだったんだろうか。
DSC09587
 建物内を奥に進むと今度はディーゼル機関車がいた。
DSC09591
 韓国もそうなんだけど、台湾も戦後アメリカからの支援が入ったので、機関車がアメリカっぽいデザイン。
DSC09598
 ただただ朽ち果てていくだけのディーゼル機関車がいた。
 何だろう、この姿がとても美しい。
DSC09603
 それにしてもこの破壊のされ方は酷いな。
 普通にしていればこんな壊れ方しないだろうに。


員工浴場

 また外に出る。
DSC09614
 おおー。トラバーサーや。
 最後に行くのは、員工浴場。
 いわゆる風呂場。工場で働く人たちが仕事終わった後に入るのだろう。
 古い建物好きのなかで評価が高い建物。
DSC09627
 脱衣所かな?ここを抜けると浴場がある。
DSC09641
 おそらくここはかけ湯コーナーだろうか。
DSC09640
 そして、浴槽。
 美しいね。
 ただただ美しい。
DSC09643
 南側の窓を大きくして光をできるだけたくさん取り入れる設計になっている。




スポンサードリンク

大満足のツアー

 というわけでたっぷり2時間のツアー。
 大変申し訳ないが、中国語がわからないけれど、それでもなんとかなったよ。
 鉄道好きや古い建物好きの人々は行ってみると楽しめると思う。
 今後は日本語ツアーも始まるらしいよ。
DSC09647
 EMU100のペーパークラフトをもらったよ!

 鉄するぞ!鉄するぞ!鉄するぞ!


今日と明日のきっぷ

 今日と明日のきっぷはこれ!
DSC07333
 えちごツーデーパス
 このきっぷ、使える区間が広い割には割安。なんと2,690円。
 どれくらい安いかというと新潟~長岡・村上間が1,140円なので、この区間往復にちょっとプラスして乗れば元が取れる。新潟~柏崎以遠だと完全に得な上に、さらに2日間有効。
 ちなみにちょっとエリアが狭めのえちごワンデーパスもあって、こちらは1,540円なので、新潟~長岡・村上間往復で元が余裕で取れちゃう。
 JR東日本って地方の各地で結構フリーパスを販売していて意外とお得だったりするよね。


気づいたら新潟はE129だらけ

 というわけで新潟駅から電車に乗るのです。
DSC07354
 新潟駅本屋側の見た目は全く変わってないのに、いつのまにか高架化してた。
DSC07357
 わお!見事にE129だらけ。
 そりゃそうだよねー。115系なんてどれくらい車齢どれくらいだ?下手したら50年選手とかいるのか?
DSC07372
 というわけで、新津にやってきた。
 昔、鉄道の街。今、何の街だ?
 気づいたら新津市もなくなっていて、新潟市になってる。新潟市デカすぎだろ。
DSC07383
 自転車を借りてGO!
 新津鉄道資料館のサテライト施設が東口の駅階段下にあるので、ここで無料で借りられる。
 久しぶりに自転車乗ったから恐いぜ!
 その前に自転車乗ったのは台湾の高雄だから、相当お久しぶり。

スポンサードリンク

新津鉄道資料館へ

 歩くにはちょっと遠い。
DSC07373
 しかも暑い。
 なので、自転車借りられて良かった。
DSC07422
 やってきたのは新潟市新津鉄道資料館。
DSC07382
 それでは中に入りましょう。
DSC07385
 入場券は券売機で売ってる切符を模してる。
 色々と展示物があるんだけど一番惹かれたのはこれ。
DSC07395
 タブレットって詳しい説明は省くけど、単線区間では正面衝突しないように通行手形が必要なのね。これがその通行手形。詳しくはここを読むと良いと思うよ。
DSC07393
 タブレット通過授器。
 で、そのタブレットを通過しながら運転士(正確には運転助士)が受け取るための設備。
DSC07394
 タブレット通過受器。
 通行手形はその区間を出たら必要なくなるけど、それを回収しないと次の列車がその区間には入れないので、必要なくなったタブレットを通過しながら、駅員が受け取るための設備。
 よく考えたら渡す方も受け取る方も「つうかじゅき」だな。現場ではどう使い分けしてたんだろう。
 
 実際にやっている動画。
 今まで、貸切列車走らせたり、運転体験してみたりしたことはあるけど、一番やってみたいのはこれなんだよね。これやってみたい。

 ちなみに台湾でも昔やってたんだけど、こんなに速いスピードで通過してたら受け取るときスゲー痛いと思う。なんかクッションみたいなの腕に付けてるけど。たぶんそれでも痛い。


屋外展示車両

 さて、次は屋外。
DSC07402
 なんか土地の境界杭が展示されてた。マニアック!
 おれ、境界杭とか気になっちゃう。土地の境界に入ってる鋲とか気になっちゃうタチだからね。
 JR用地境界とか超萌え!ごめん、うそ。一番萌えるのは横須賀水道道とかに入ってる海軍って描かれた杭とかだね。戦前からずっと入ってるんだなぁって思うと萌える。
DSC07378
 C57蒸気機関車。通称貴婦人ですな。
DSC07380
 おおー、団子っ鼻の200系。国鉄で最も高額とか言われた車両だよね。
 これの最終定期列車に乗ったなぁ。たまたまね。たまたま。

 そして、残りの車両はちょっと離れたところにある。
DSC07412
 485系。こいつも博物館に入るようになっちゃったのねー。
 まぁ、ある程度年配の人にはおなじみの車両でしょう。特急といえばこれだよね!という顔。
 というか、まだ現役で走ってるか。でもこの顔の原型車はもう走ってないね。
DSC07414
 DD14。除雪車。
 こいつが雪をかき集めて遠くに飛ばす。飛ばす方向を間違えると、沿線の民家をぶっ壊してしまうような今日呂くっぷり。こいつが除雪してる姿はかっこいいのよねぇ。
DSC07418
 おい!こいつも、もう博物館入りか!
 E4系。2代目Max。2020年には引退予定。
 コレの窓側席に乗ってると、トンネルに入ったり出たりすると車体が膨らんだり縮んだりするのがわかるよね。
DSC07415
 そして、理系にはおなじみのキムワイプ電車……じゃなかった115系。2代目新潟色。
 こいつもまだまだ現役で走ってる……はず。国鉄の標準的な顔。ずーっと113系に乗ってたから懐かしいなぁ。
 どれも最近になって保存された車両だね。新潟市はがんばってるじゃないか!

 しばらく鉄道から遠ざかっていたので、鉄分補給。
 まずは俺の(オタク的な意味で)転落人生になった阪急電車から。


北急・モノレール京都おでかけきっぷ

 今回は一日動き回るために北急・モノレール京都おでかけきっぷを購入。このきっぷは大阪モノレール、北大阪急行、阪急宝塚線以東が乗り放題。この日は京都に行きたかったのと、どうせモノレール乗るんだしというところで買ってみる。


まずは阪急

 大阪空港から阪急京都線の駅までモノレール乗ってもいいんだけど、せっかくなので蛍池から阪急宝塚線で十三へ。
DSC08254
 なんか雑誌とかで載りそうな写真が撮れた(言い過ぎ)。
 その後、京都線で桂へ。今、京都線の特急ってずいぶん停車するのね。
 昔は京阪間十三出たら大宮までノンストップだったと思うけど、今は淡路、茨木市、高槻市、長岡天神、桂にも止まるようになってる。その代わりに大宮は通過。JRの新快速が強すぎてもう京阪直通需要は諦めたってことなのかな。現在、最速42分。新快速が29分。大阪側の位置は同じだけど京都側の位置は阪急が有利なんだけどなぁ。京都の中心部も移りつつあるのかも。
DSC08264
 次は阪急嵐山線。初めての乗車。
DSC08263
 阪急らしい車内。
 6300系が懐かしいね。小さい頃、俺はこの電車の模型を手から離さなかったらしいよ。
DSC08259
 嵐山線って複線分の用地が確保されてるのね。戦時中に剥がされてそのままって感じかしら。


京都鉄道博物館へ

 梅小路蒸気機関車館が閉館する直前に行って以来。
DSC08282
 0系新幹線だね。
 やはり新幹線というのを作ったというのはすごいこと。
 これを昭和39年に作ったっていうのがね。黒部ダムもそうなんだけどすごいぜ昭和30年代。
DSC08313
 屋外展示車両に103系があった。
 先頭車両の車番表示とかを消してあるのはわかるんだけど、もうちょっと原型に復元できなかったものかしら。んー、どの時点での状態で保存するのかっていうのはあるんだけど、中途半端な感じがなぁ。原型って言っても戸袋窓を復元するのは無理だしなぁ。
DSC08383
 トワイライトエクスプレスもいるね。
 結局一度も乗らなかったなぁ。夜行寝台乗ったことあるのは北斗星とエルム、あけぼの、北陸、サンライズ瀬戸ぐらいか。今はサンライズしか残ってないな。

 中に入るとこいつがいた。
DSC08328
 新幹線で一番かっこいいデザインをしていたと思う。
 乗ってみたかったなぁ。JR東海に最終的に乗り入れ拒否られてしまった不遇の車両(座席数が他の車両と違うことが理由)。まさかこだまでずっと走るとは思っていなかったよ。
DSC08330
 世界初の昼夜兼用特急電車。特急なのにボックスシートという(ある意味)画期的な車両。ボックスシートは×だけど、シートピッチは広かったなぁ。コレに乗ったのは2回だけだな。きたぐにに乗った時と東日本大震災で福島~仙台間の新幹線リレー号で使われていたとき。
DSC08331
 485系のボンネット型は急行能登で乗ったかなぁ。


旧・梅小路蒸気機関車館

 梅小路蒸気機関車館はそのままの状態で残ってた。
DSC08399
 ただ、鉄道博物館側の屋上から見られるようになったので上から見下ろすことができるようになって良くなったね。
DSC08408
 C62-2がこの日は動いてた。
 C62って運転士からすれば良い機関車ではなかったらしいけど、やっぱり日本最大の蒸気機関車だし、銀河鉄道999だし、って思うと一番好きな蒸気機関車。
 んーやっぱ本線で走ってもらえないだろうか。整備して走れる可能性があるのはJR北海道のC62-3なんだよなぁ。JR東日本がうちで復活させたいってお願いしたらしいけど、断られたらしい。やはり大型蒸気機関車は幹線を走ってなんぼだと思うので、是非復活できるようにしてもらいたい。


鉄分補給完了!

 いやぁ、非常に濃い鉄分補給したぜ!
 書いてて思い出に耽ってるんるんだったけど、読者置いてけぼりだぜ!

 さて、彰化といえば一番の観光スポットは彰化扇形庫。
 台湾は鉄道マニアに甘いのでこういったところが見学できちゃう。
 動態保存中のSLの修繕を行うところでもあり、所謂京都の梅小路機関区の台湾版。ただ、公開前提の施設ではないけれど。
DSC06355
 ちなみに現役の機関区で、普通に皆さん仕事してます。
 入口の守衛さんのところで名前とパスポートを見せて入場。
DSC06357
DSC06356
 どうやら6S運動なるものをやっているらしい。
 整理、整頓、清掃、清潔、教養(躾)、安全。
 躾だけはなぜか教養(Shitsuke)になってた。意外とこの類いの言葉って鉄道系施設でアジアに広がってる気がする。以前もマレーシアの駅で見つけたし。
DSC04229
 これはマレーシアの駅で見つけたもの。
 日本語で5Sなので、他の国で言っても伝わるんだろうか。
DSC06359
 さて、ディーゼル機関車がお出迎え。
DSC06360
 名物はこちらの転車台と後ろに見える扇形機関庫。
 ベストな位置から写真が撮れるように、展望台まである。
DSC06363
 柵も何もないので、転車台もそばに近寄って見ることができる。
 ただ、柵も何も無いのでケガをしないように。たぶん自己責任。本当に入っちゃいけないところはロープが張られている。
DSC06371
 展望台の上から。
 この転車台も扇形機関庫ももちろん現役。見に行ったとき、たまたまディーゼル機関車の出庫があった。
DSC06370
 こちらの機関車は動態保存中のCK124(Wikipedia)。
 台湾の動態保存しているSLはみんな戦前製。つまり日本製で、日本のSLが台湾でも活躍していたので、ほぼ日本と同じ。これは日本で言えばC12。
DSC06379
 こちらはDT668(Wikipedia)。こちらも動態保存中。
 日本で言えばD51デゴイチ。

 他にも2両ほど動態保存していてここが所属なのだけど、見当たらなかった。

 風邪が悪化し、一気に体調が悪くなり、とにかく嘉義までたどり着いたらホテルに入って速攻寝た。
 一晩寝たらかなり回復!

 名古屋のキャラが濃い飛行機好きな人々とイタリアンの食事を楽しんで、次の日は鉄活動。
DSC05541
 まずはガイドウェイバスを見に行った。
 いつも思うのだけれど、ガイドウェイバスのメリットってあんまり分からないのよねー。
 強いて言えば運転がラクっていうのと、タイヤの接地面が限定されるからそこの部分だけ舗装すれば良いってところかな。でもそのために、色々と申請があったり、特殊車両を投入する必要があったり、運転士も無軌条電車の免許の申請が必要だったり。これぐらいの幅合ったらただのバス専用高架道路でもいいんじゃないかって思うんだよね。
 基本的には設備が大きい割にメリットが少ないような印象。無人運転ができればまた別なんだろうけど。動力が高架区間は電気で走るとか。
DSC05549
 その後はあおなみ線に乗ってリニア鉄道館へ。あおなみ線って貨物列車も走るんだねー。そりゃそうか、貨物線を転換したんだし。
 JR貨物が第3セクター鉄道走るのって新幹線転換系を除くとここぐらい?愛知環状鉄道とか今は走ってないよね?
DSC05552
 というわけでやってきました、リニア鉄道館。
 まずはC62がお出迎え。
 かっこいいよねぇ。
DSC05588
 O系新幹線もいた。
DSC05602
 特別に運転席も見学できた。
 昭和30年代にこれを作って走ったっていうのは本当にすごいよね。
 でも、新幹線はあんまり好きじゃないので、退散。
DSC05620
 これこれ!こういうのがキュンとくる。
 関西急電(新快速の前身)のこの車両。モハ52。流線型デザインで、この当時としては画期的なデザインの車両。戦前は京都大阪神戸を爆走し、戦後は阪和線で爆走、その後飯田線で長いこと余生を送っていた。
DSC05658
 モハ63。戦時形の超節約設計。節約しすぎた結果、安全性が犠牲となって、桜木町事故でかなりの人々を蒸し焼きにしてしまった車両。今の20m4ドアという通勤形車両はこの形式からスタート。いいねぇ。三鷹というサボ(行先板)がシブイ。モハ63はこれが名古屋とかになってたら幻滅してた。中京圏走ってないし。
DSC05650
 ちょっと世代が新しくなって165系。うん、やっぱり急行東海だよね。私の世代では大垣夜行と早朝夜間の静岡行き普通電車が思い出。廃止になる前は静岡までグリーン車に乗ったなぁ。
DSC05711
 顔としてのパーツはほとんど同じなのに塗り分けでイメージががらっと変わる。こちらは111系。東海道線でおなじみだったよね(最終的にほぼ同じデザインの113系だったけど)。貫通状態の時の運転席の処理が後期形と違って、たまに東海道線東京口8号車に封じ込められているやつがこの形だったなぁと懐かしい。
 行き先表示が東京になっているのがいいね。
DSC05712
 モハ12。こいつも飯田線でずっと走ってたね。最後の方は畳を敷いてお座敷列車になっていたので、昔パソコン通信の仲間で貸し切って中で宴会した覚えがあるなぁ。
DSC05672
 この日は旧型客車内部が人数限定で特別に見学できるというので参加してみた。
DSC05741
 味があるねぇ。旧型客車は物心ついた頃にはもう和田岬線でしか走ってなかったなぁ。
 大阪に行けるようになった頃にはもう和田岬線でも走ってなかった。
DSC05664
 こちらも見学できた。ブルートレインになる前の寝台車。
DSC05760
 今、開放式の寝台列車ってなくなってしまったよねぇ。最後に開放式の寝台車に乗ったのは臨時寝台のエルムだったかな。その後は個室ばっかり乗ってたから。
DSC05789
DSC05792
 他にも数多くの車両がいっぱい。
 なかなか楽しかったよ。

 次は京都鉄道博物館に行かなきゃ。

 朝ご飯を食べて、てくてくお散歩。
 地下鉄橘線市議會駅から西へ。
DSC05232
 最初にあったのは台湾銀行の建物。これ結構古いよね?
 たぶん日本っぽい建築の仕方なので日本時代の建物だと思う。
DSC05233
 さらにてくてく歩き、やってきたのは高雄市立歴史博物館。
 この日は月曜日で本当は休みなんだけれど、国慶節で祝日だったため臨時開館。
DSC05234
 元々は高雄市役所だった建物。なんか名古屋市役所とかと建物が似ているよね。
 ちなみに入場料は無料。
DSC05238
 いいねー。この時代の建物は真ん中に階段がどーんって設計が多いよね。
 期間展として、第二次世界大戦で日本兵として出兵した台湾人と1930年頃の旅行事情についての展示をやってた。
DSC05240
 映像資料がメインだったので、期間展の写真はこれだけ。列車のサボだね。良く残ってたなぁ。
 それにしても上の高雄行き、海岸線経由台中廻りってどういうことなんだ?台中だったら山線のはずだけれど……。海岸線を走って一度台中まで入ってから折り返して高雄の方に行ったのかな。なかなかレアな感じがするサボだね。
DSC05243
DSC05246
 常設展ではこの建物が舞台となった高雄での二・二八事件についての展示。メインになるのがこのジオラマ。人がバッタバッタ撃たれている。中庭でも撃たれてる。二・二八事件とは台湾人が大陸から来た国民党に対しての反乱を起こし、それに対する大虐殺が行われた事件のこと。
 ちなみにこのジオラマは日本で制作された物でものすごい金がかかってるらしい(家が一軒建つくらい)。
DSC05251
 というわけでなかなか面白かったよ。もうちょっとミュージアムショップが充実してるとうれしいね。

 さて、そのまま南へ歩いて哈瑪星の駁二藝術特區へ。
DSC05268
 やってきたのは哈瑪星台灣鐵道館。
 哈瑪星=はーまーしぇん=はません=濱線。というわけで日本時代の高雄港線の通称である濱線が地名になったところにオープンした鉄道模型の展示がメインの博物館。
DSC05269
 ちなみに鉄道模型がメインなので、特に古い物があったりするというわけではないけれど、鉄道模型レイアウトはかなりのデカさ。台湾各地の鉄道が再現されていて、駅舎は最近の新しい物ではなく、日本統治時代から使用し続けていたものが再現されている。
DSC05270
 昔の高雄港。扇形機関庫があったんだね。
DSC05275
 旧高雄駅。これは日本統治時代からの駅舎。これは中央部分だけ、現在も保存されている。
DSC05277
 こちらは台南駅。ここは今も現役の駅舎だね。もちろん日本時代からの建物。
DSC05279
 嘉義駅。こちらも現役。
DSC05282
 阿里山森林鉄道のループ線もちゃんと再現されている。
DSC05285
 こちらは台中駅。つい最近まで現役だったけど、台中駅高架化に伴ってお役御免。
 たぶん保存されるんだと思う。
DSC05289
 龍騰斷橋もきちんと再現されているね。なかなか芸が細かい。
DSC05288
 こちらは新竹駅こちらも現役。
DSC05290
 台北駅も当然地下化前の駅舎。
DSC05294
 というわけで、長々と無駄に写真を載せていったけど、鉄道模型としてはかなりの見応え。あと、横浜の原鉄道模型博物館の原さんが昔撮影した台湾の鉄道映像が興味深かった。なかなか貴重な品だね。

 ただ、入場料が199元で、内容を考えるとちょっと高いなぁ。

 小坂精錬小坂線という鉄道が大館駅と小坂駅を結んでいた。
 旅客営業よりも貨物営業がメインで、ディーゼル機関車三重連の貨物列車が走っていたり、タブレット(列車の通行手形のようなもの)の通過授受を日本で最後までやっていた鉄道である。

 というわけで、その小坂駅が鉄道博物館としてオープンしたようなので行ってみる。
DSC06902
DSC06903
 オープンしたてなので、中はかなりきれい。
 昔の切符売り場で入場券を販売している。入場券は硬券。
DSC06910
 早速登場の腕木式信号。
DSC06911
 ラッセル車がいた。このタイプのラッセル車は昔は国鉄で走っていたが、今走ってるのって弘南鉄道ぐらいか?
DSC06915
DSC06920
 そして、この鉄道の主役だったディーゼル機関車。
 運転席も見学できます。タブレット授受ごっこをすることも可能(笑)。
DSC06918DSC06919
 各種乗車券箱やハンコなどもきれいに保存されている。
 旅客営業廃止してから貨物営業廃止するまで15年ぐらいあったはずだけど、意外ときちんと保存されていてるなぁ。
DSC06925DSC06926
 ポイントを転換させるレバーやタブレット通過授受時、受け取るためのキャッチャーがあった。このキャッチャーに丸い輪っかがついているタブレット引っ掛ける。
DSC06928
 他にも軽便鉄道時代の機関車なども展示されている。

 意外ときれいに保存されているなぁ、というのが感想。
 近くに来て、鉄分を欲したら来るといいかもね。ディーゼル機関車の運転体験をすることもできる。
DSC06933
 ご近所にはこれまた立派な建物が。昔ながらの洋館が保存されている。こっちも必見。

↑このページのトップヘ