FLY! FLY HIGH!!










飛行機と食事とホテルとたまに観光地を淡々とアップするブログにおこしいただきありがとうございます。
当ブログの写真・文章の転載はご遠慮ください(法的に認められた引用を除く)。

タグ:旧山線

 さて、所々でポケモンGOをやりながら、バイクに乗ってさらに山奥へ。
 第二のスポットへGO!
DSC04402
 駐車場が完備されたビュースポットへ。
 旧山線のガーター橋が見える。
DSC04403
 で、写真を撮った場所は行き止まり。実はこの先の部分が、一番重要なビュースポットなのです。はい。
DSC04410
DSC04419
 ここは龍騰斷橋(魚藤坪斷橋)。
 1908年に初めて鉄道が開通したときに使用されていたレンガで作られた橋。
 1935年の新竹台中地震によって崩壊。その後この橋は放棄されて、1938年に西側に新線が開通した。つまりこれは旧旧山線の跡地。
 この崩壊した橋というのが、なんとも言えない儚さというか、美しさがある。
 廃墟好きや古い建造物好きの私としてはまさにストライクゾーン。
DSC04435
 そして、もちろんさらに谷の反対側にも橋脚が残っている。こちらは駐車場などはなく、マイナーなスポットになっている感じがある。すでに多くの木が生えていて、埋もれつつある風景。
 自分の語彙力のなさではあまりうまく表現できないけれど、とにかく美しい。
 こういった昔のものをちゃんと保存(っていうか放置に近い)しているというのはありがたい。

 昔、月刊観光台湾の表紙か何かを飾っていて、一度行ってみたいと思っていた場所。でも、調べれば調べるほど公共交通機関では到達が困難であることがわかったので後回しになっていたけど、今回ついに来ることができた。
DSC04436
 さて、さらに南下を続け、旧山線の跡地を見つつ、近所の湖(ダム・鯉魚潭水庫)へ。
DSC04445
 洪水時に越水させるところかな。
 ここから山側を迂回しつつ、さらに南下。途中に梨の直売所がたくさんあるところを通った。
DSC04457
 来たのは旧・泰安車站。
 ここは勝興車站よりも観光客が少なく、落ち着いた雰囲気。そして、廃止になったときのまま時間が止まったような駅だった。
DSC04467
 一時期観光鉄道として復活したこともあったので、今でも列車が来そうな雰囲気。
 というわけで一日堪能してきたのでした。

mixiチェック

 台湾国鉄は竹南から彰化まで路線が二つに分かれていて海岸線(海線)と台中線(山線)に分かれている。元々山線が先に開通していて、昔は山線の勾配のきつさや線形の悪いというのもあって、輸送力増強用に海岸線が追って開通している。今は電化されたり、線形を良くした結果、基本的に優等列車は山線を経由している。
 今日はその線形を良くした結果、廃止になった旧山線部分を見に行く。ちなみに公共交通機関がないので、これをやるにはレンタルバイク、レンタカー、タクシーチャーターする必要がある。
DSC04346
 というわけで、バイクに乗って旧山線に沿ってツーリング。
DSC04347
 なんか指定されてるみたい。

 まずは第一のスポット、勝興車站に到着。
 駅前はかなり狭い上に、車が多く、バイクの駐輪にも一苦労。たぶん、車で行くともっと苦労するような気がする。 駅周辺の道は土日に限り一方通行。行きすぎてしまうと戻るのにはかなり長い距離を迂回しなければいけないので、停められる場所を見つけたらすぐ停めるのが吉。ちなみに車の場合駐車場は有料。
DSC04377
DSC04356
DSC04360
DSC04373
 当然、駅舎は日本統治時代のもの。結構な山の中だけど人がいっぱい。みんな思い思いに線路に降りて楽しんでいる。線路もそこそこきれいな状態を保っている。
 旧山線は何年か前に復活運転をしていたのだけど、ここ数年はやってないみたい。ただ、地元はまた復活させることを狙っているようで、もしかしたらまた乗れるようになるのかも。
DSC04375
 そして、この地は台湾国鉄の元最高地点。海抜402m。日本の鉄道最高点は1,375mなのでそれほど高いところを走っているわけではない。まぁ、台湾国鉄は基本的に島の外周部を走っているだけなので、あんまり標高が高いところがないんだと思う。これが国道になると台湾の最高地点は武嶺の海抜3,275m!日本で2番目に高い山が南アルプス北岳の海抜3,193mなのでこれを超える高さまで車で行ける。いつか行ってみたいなぁ。
DSC04368
 駅からすぐそばにトンネルがある。このトンネルはさすがに立ち入り禁止。
DSC04370
 このトンネルの上部分に後藤新平が揮毫した「開天」の文字が残っている。拡大すると見えると思うけど、「明治三十七年九月」と「後藤新平書」という文字も見える。
DSC04380
DSC04379
 駅長宿舎も日本式家屋。
 いいねぇ。こうやって古い物を残すことは大切だよね。

 というわけで、色々と楽しんだのでした。
mixiチェック

 さて、台中から移動。今日は台湾鐵活動のメインイベント1がある。
DSC04326
 台中駅舎。これは日本時代からの建物。
 台湾国鉄には日本統治時代の駅舎をそのまま使ってるところが多いけど、ここもその一つ。新竹とか台南とかも現役だよねー。ただ、この台中駅舎は2016年10月16日に高架化工事が完成してお役御免になる予定。ただ、保存されるんだと思う。
DSC04329
 そんな旧駅に普悠瑪號が。
DSC04333
 私が乗るのは旧型の莒光號(日本で言うと急行かな)。
 未だに自動ドアではなくて手動ドアの列車も走ってる。ただ、冷房は全車入ってるはず。
DSC04335
 来たのは三義駅。

 さて、ここから旧山線の跡地を辿る旅に出ようかと思う。
 ただ、調べた限り公共交通機関がないか、あっても本数が極めて少ないと思われる。とすると、手段はタクシーかレンタバイクか。というわけで、ここに行くために台湾で運転できる手続きをして来たのでバイクを借りよう。
DSC04475
 駅から出て前の広い道に出ると何軒かレンタルバイク屋がある(機車=バイク、出租=レンタル)。
 とりあえずGoogle先生に聞いてもあまり良く分からなかったので大手っぽい店に直撃。

 お店のホームページ(苗栗‧三義 建光、榮泰機車行)

 日本語通じない、英語通じない、身振り手振り&筆談でがんばる。
 最初、「台湾の免許ないと貸せないよ」って話だったけど、免許翻訳文見せるとOKになった。ただ、借りるときにパスポートを預けることになるので、気になる人は借りることができないね。まぁ、台湾だしその辺大丈夫だろうと思って預ける。
 レンタル料金はTWD400/日。夜間に返却の場合は+TWD100。1,500円程度の値段が高いのか安いのかよくわからない。ちなみに他の店だともっと安い場合もあるかもしれない。
 バイクは50ccと125ccがある模様。私は普通二輪小型AT限定免許を持っていて、その旨翻訳文にも書かれているので125ccが運転できるのでそれにした。あとは、自分でバイクを選ぶ。
 ガソリンはほとんど入っていないので、まずは給油。なので満タン返しの必要はない。ガソリンスタンドは三義の中心部まで行かないとない(駅周辺にない)。その辺は地図に書いてくれるので安心。油種もちゃんと教えてくれた(たしか92)。
 ガソリンはスタンド入っておねーちゃんに金額を伝えればOK。たぶんどんなにガソリンの値段が上がってもTWD100分も入れれば充分だと思う。TWD50でも大丈夫かもしれない。ただ、この辺それほどスタンドの数がないので多めに入れておいた方が安心かな。
DSC04353
 というわけでこの真ん中のバイクで爆走するのです。

※運転の注意

 ・右側通行。あと、結構みんな二段階左折する(日本で言う二段階右折)。
 ・道路にたまに穴が開いてる。
 ・スピード取り締まり機(日本で言うオービス)は幹線道路ではかなり設置されてる。
  (しかも、後ろから撮るのでバイクもつかまる)
mixiチェック

↑このページのトップヘ