FLY! FLY HIGH!!










飛行機と食事とホテルとたまに観光地を淡々とアップするブログにおこしいただきありがとうございます。
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タグ:日本

 さぁ、かえっぺよ。
 ボーイングに乗って帰るベ。


朱鷺を見たり、ブリカツ丼食べたり

 というわけで、佐渡観光総仕上げ。
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 トキの繁殖を実施している、トキの森公園でトキを見る。
 結構、繁殖させて放鳥していて、現在野生下では400羽以上いるらしい。野生下での繁殖も確認されているということで、今回佐渡でトキを見ることはできなかったが、運が良ければその辺でも見られるかもしれない。
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 佐渡のご当地グルメのブリカツ丼。
 新潟名物のタレカツ丼の中身をブリに代えたもの。
 まぁ、おいしいんだけど、一回食べればいいかな。


佐渡空港へ

 さて、佐渡空港へ。
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 さぁ、帰るよー。
 ごめん、ウソ。
 現在、定期便は飛んでいない佐渡空港。
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 なんか飛行機は小さいのが一機駐機してた。
 簡易的な設備で定期便が飛んでたときは、どうやって手荷物検査してたのか謎。
 5.3万人住むそれなりに大きな島で定期航路がないのは珍しい気がする。おそらく、淡路島や天草などの方が人口多いと思うけど、これらの島は本土(本州・四国・九州)と橋で結ばれていることを考えれば、純粋に船でしか行けない島としては人口が最大と思われる。多分橋や空港がない島で次に人口が多いのは小豆島かな。それでも3万人ぐらい。
 滑走路が890mしかないのと、近隣の新潟空港に羽田便がないので乗継需要もあまり見込めないのが定期航路がない理由かな。ATR42-600Sが導入されれば、800m滑走路で離発着できるので定期航路の可能性が出てくるけど、羽田に乗り入れられないのが厳しいな。調布じゃちょっとねぇ。
 とはいえ、現在滑走路を2,000mに延伸する計画中。

 現在、用地買収のさらに前段階みたいなので、実現には時間がかかりそう。


帰りはジェットフォイルで

 さて、レンタカーを返して両津港。
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 なんだか、駅ビルみたいになっている。
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 お土産物屋もたくさんあるでよ。
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 フェリー乗り場とジェットフォイル乗り場は別になってる。
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 さぁ乗るっぺ。次便は満席だったので早めの便にしておいて良かった。
 ジェットフォイルはフェリーに比べるといい値段するけど、今回は出航時間で選んだ。
 ジェットフォイルは67分、カーフェリーは150分かかる。一方で運賃はジェットフォイル6,640円、カーフェリーは2,550円となっていて、丁度時間と運賃が反比例しているような感じ。まぁ、うまい値段設定だね。
 もっとも各種割引があるので便によってはもっと安かったりする。


搭乗

 さて、ジェットフォイルなので乗る機材はB929。
 ボーイングでっせ、ボーイング。
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 川崎重工にライセンス供与されて、川崎重工でも作ってたけどしばらく需要がなくて作ってなかったのよね。このジェットフォイルが売れるのが日本・韓国・香港しかなく、香港もマカオとの橋が開通して新造船を入れられないような状況なので、日本の運航各社は後継となる船がなくてみんな困っている。同じ機種とはいえ、みんなで一斉に取り替えるしかないんだと思うんだけど。
 東海汽船でついに1隻新造されるらしいので、今後製造が進んでいくのかしら。
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 時速80km/h弱ぐらいで巡航。
 ジェットフォイルは速いね。行きのフェリーに比べたら、あっという間だった。
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 間違ってもわざわざ食べにいくところではないが、食べたくなる中毒性がある。


ジャンキーなものを食べたい

 昨晩はおさかなパラダイスだったので、正直魚は食べなくてもいいかなって感じがする。肉というかジャンキーなものが食べたい。そんな状況で、歩く人がいないこの相川の街で食事をしなければならない。観光客向けのお店はいくつかあるけれど、なんか地元の人が行くお店で食べたい。
 まぁ、こういうときは賛否両論食べログだよね。基本的には口コミとか点数よりもジャンルとメニューと写真で判断する。こういう場所では頼らざるえない。
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 というわけで、やってきたのはパーラーつるや。
 ジャンルとしては喫茶店……なのか?


デブまっしぐらメニュー

 というわけで、入店。意外と客がいた。
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 いいね。このデブまっしぐら感。
 謎のパスタとカレーの組み合わせを食べてみよう。
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 肉スパライスカレー大盛登場!
 うはっ!もうマジデブまっしぐら。
 たまんねーな。ちなみにカレーのルーが明らかに少ないけど、スパの方から味が来るから大丈夫だよ。

 すごいうまいか?
 たぶん違う。
 また行きたいか?
 行きたくなるかもしれない。

 そんなお店だったよ。


向かいのお店は昭和

 さて、満腹で店を出る。
 向かいのお店を見ると昭和テイストだった。
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 写真屋さんだと思うんだけどね。
 昭和じゃなくて平成初期テイストかな。
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 なんか謎の特急列車が気になる。
 静電アンテナがやけにデカい。
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 穴があったら入りたい!


佐渡と言えば金山

 佐渡と言えば金山だよね!
 桃鉄でも隠し金山が買えたもんね!収益-20%とという赤字会社だけど。
 そんな佐渡金山で戦国時代からあるのかと思っていたら、歴史としては1601年に金鉱脈を発見したことから始まる。つまり、江戸時代からのものだ。それ以前は佐渡で砂金を取っていた記録しかない。
 江戸時代からずーっと採掘し続け、1940年には年間採掘量が金1,500kg、銀25tにまで達する。その後は1952年に大規模縮小が行われて、1989年に鉱量枯渇により閉山となる。
 国内では鉱山と名のつくものは石灰石などの一部を除いてすでにほとんどが閉山(または休山)となっている。今でも絶好調(じゃないかもしれないけれど)で採掘しているのは菱刈鉱山(金)ぐらいだろうか。その他は大規模露天掘りしてたり、ほそぼそとやっているイメージが強い。違ったらごめんなさい。
 というわけで、穴があったら入りたーい。入るよー。


まずは大立竪坑

 佐渡金山を一旦通り過ぎて奥の方へ。
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 ここの日は大立竪坑の跡地。
 うんうん。これがあると鉱山!って感じだよね。
 ここにあるエレベーターに乗って鉱山に入っていったりしたのだろうか。
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 さて、入場券を買って穴に入るよ。
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 大きく分けて宗太夫坑と道遊坑に分かれていて、料金は別々だけど、共通券もあるので両方行こう。


宗太夫坑

 江戸時代の手掘り時代の坑道が残る宗太夫坑。
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 例によって人形多めの坑道。
 鉱山観光では外せない動く人形。
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 とにかく人海戦術で掘る。
 この時代でも年間400kgもの金を産出していたという。
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 坑道が深くなると水がどんどん湧き出てきて、とにかく排水するのが大変だったらしい。
 とにかく人力。
 一部の人々は犯罪者や浮浪者で強制労働で連れてこられたとか(働いてる人からしたらごく一部)。


展示資料館

 一度出ると、展示資料館へ。
 歴史などがここで学べる。
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 金塊が置いてあった。
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 30秒以内に取り出したらなんかもらえるらしい。
 ……がこれが超難しい。
 そもそも金塊が重すぎて……。
 みんなもやってみるといいと思うよ!


道遊坑

 一度入口に戻って再入場。
 今度は、明治以降の近代坑道である道遊坑へ。
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 坑道の作りから違うぜ。
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 トロッコが走っていたんだね。
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 埋められていたけど、線路も残っている。
 あぁ、これだよ、俺の知ってる坑道。
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 車両も展示されてた。
 坑道内は空気の循環が限られているので、所謂排気ガスが出る内燃機関は使えない。よって昔から蓄電池とモーターを使った電車が走っていた。
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 ちなみに分岐器とかたくさんあるんだけど、どうやって運行管理してたんだろうね。複線ならともかく単線だと行き違いとか当然発生すると思うんだけどどうやってたんだろう。
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 最後の方はコンクリートで固められた坑道だった。
 これ、電車が走ってたら避けらんないよね。
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 というわけで、ゴール。
 なかなか見応えがあった。


道遊の割戸

 佐渡金山の見所の一つ、道遊の割戸。
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 金鉱脈に合わせて、山の上からひたすら掘っていった跡。
 江戸時代からずーっと1989年まで掘られていた場所である。
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 遠くから見るとねインパクトあるよね。
 山が割れてるの。金を掘ったから。前の写真がこの割れ目の根元の写真。
 これは地下まで続いていて、道遊坑として掘っていた。
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 トロッコの車庫があって、様々なトロッコなどが展示されている。
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 その後は複線区間を歩いて入口に戻る。


見応え抜群

 やっぱ穴があったら入りたいよねー。
 割れ目もあるしねー。
 片方の坑道で900円。両方入って1,400円。中途半端にケチるなら両方見ておいた方がいいよ!
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 古い建物好きの私としては外せない施設。
 この雰囲気たまんねぇな。


旧相川拘置支所

 昭和29年新潟刑務所相川拘置支所として開設。
 拘置所なので検察が起訴して、判決が出るまでの間収容される施設である。
 昭和47年まで使用されていたというので、使用されていたのはわずか18年。
 ただ、現存する木造拘置所としてはかなりレアな部類で、登録有形文化財になっている。
 旧相川町が払い下げを受けて保存してきたようだ。
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 ツタに覆われた雰囲気ある門をくぐる。
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 登録有形文化財の証。
 今でこそ、相川というと佐渡の中心部から離れているイメージだけど、拘置支所があるということは裁判所などもここにあったわけで、元々は佐渡島の中心となる地域だったと言うことなのだろう。
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 それでは中に入ろう。
 入っちゃいけないような雰囲気だけど入ってOK。


事務所棟

 建物は大きく3つに分かれており、内部でつながっている。
 一番最初に入る建物は事務所棟である。内部には誰もいない。
 朝と夕方だけ鍵を開け閉めする人が来るだけのようだ。
 とにかく、静かである。不気味なほど静かだ。
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 内部は驚くほどきれい。
 そして、不自然に新しいところもないので、昔のままに丁寧に掃除されているということなのだろう。
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 宿直室などもある。
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 驚くほどきれいで、それが逆になんとなく建物が纏う負のオーラを強調している。
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 なんだろう。このような建物にいたことがあるかと言われると、ないのに、なぜか懐かしい。
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 所長室の中には金庫があった。
 この金庫は開くのだろうか。
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 当然拘置所なので、面会室もある。
 これは拘置されている人からみた景色。
 ガラス張りではなくて金網なのがちょっと驚き。
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 ついついトイレを確認してしまうのは性か。
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 うむ。おそらくボットン便所だね。あたりまえだけど。


炊事・倉庫棟

 さて、次の建物へ。
 次の建物は炊事・倉庫棟。
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 かまどがそのままで残っている。
 新潟刑務所の受刑者で炊事業務に任命されたものがここで食事を作っていたらしい。
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 これは風呂。
 入所者は1週間に1回、15分間入浴が許されていた。
 深さは深いけど、幅がないのでしゃがんで入るような感じになると思われる(実際に入ってみた感想)。


居房棟

 さて、さらに鉄格子の扉を抜けて、居房棟へ。
 実際に拘置されていた人々が入っていた場所だ。
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 入ってすぐ右側に医務室がある。
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 ベッド。これ簡易的すぎてすぐ壊れそうじゃない?大丈夫なのかな。
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 なぜかイスと体重計だけが残されていた。
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 独居房の中。定員1名。
 右奥がトイレと思われるが、1室を除いて丸見えだったらしい。例外の1室は女性や少年などが入所した場合に使用されたという。
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 こちらは雑居房。定員3名。
 まぁ、なんというか拘置所なのでまだ裁判で判決が出ていないにもかかわらず、これでいいのかって気がしなくもない。でも、どの部屋も水道はあるので、水道は自由に使えたってことなのかね。
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 奥から入口を見る。
 天井に明かり取りがあって、日が出ていれば中は明るい。
 全体的に非常に手入れがしっかりしている施設であると感じた。その一方で一人でここに来ていて、他の人に出会ったら死ぬほどビビると思う。なんとなく施設を覆う負のオーラのせいか、なんとも言えない哀愁を感じる。


向かいの市営住宅

 ちなみに向かいの市営住宅もなかなかのもの。
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 きれいに修復されている方の建物。
 一方で修復されず現役の市営住宅もある。
 さすがに人が住んでいるので、写真は撮らなかったがなかなかの年代物。
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 旧鉱山住宅だったらしい。
 ちなみに市営住宅にいるおばあさんは旧相川拘置支所に人が来ると出てきて、めっちゃ話しかけてくる。昔の話など色々と聞いた。拘置支所ができる前は鉱山で働く朝鮮の人々の宿舎だったらしい。あいつら、羽振りが良かったから……これ以上話していた内容はやめておこう。
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 お刺身パラダイス!


民宿に泊まる

 さて、色々観光した。
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 きれいな夕陽を見る。
 いやー、佐渡いいね。佐渡いいね。(大切なことなので2回言いました)
 今宵の宿は敷島荘という民宿に泊まる。楽天トラベルでも予約できるよ!

 今宵の宿はなかなかインパクトがあるらしい。

 楽天トラベルでも予約できるでよ。
 楽天トラベルだと特別料理が入ったプランも予約できる。
 宿としては設備は普通。お風呂も温泉じゃないし普通。民宿というよりちょっと格安な旅館って感じ。
 よって、食事以外写真はないよ。宿泊施設の記事なのに。


夕食がヤバい

 ただ、夕食がヤバい(語彙をなくす)。
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 この辺は普通だよね。
 旅館なので食事が冷めてたりするのは仕方がない。まぁ、そんなもんだ。
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 思い切り写真失敗してるけど、見えなくなっている寿司はイカだよ。
 まぁ、旅館にありがちな食事。

 ……でもね。
 今回のプラン名は「【舟盛り付き】佐渡満腹プラン」なのよ。
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 どーーーーーん!舟盛り登場!
 他の客の注目を浴びる。めちゃくちゃ浴びる。
 これさー。アワビのバター焼きプランとかで泊まってる場合じゃないよ。
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 これで三人前。ものすごい量。 やっべー、これはいいぞ! 佐渡すげぇ。
 いったい何点盛りなんだ……。 一泊二食付き三人部屋で一人10,450円(当時)の宿でビビるぜ!
 アワビは生と蒸しの両方あるし、サザエもいるし、ブリもいる。
 エビも2種類。これやべぇな。いま書いててもテンション上がる。
 もう食べても食べても食べきれないぐらいの量。
 鄙びた漁港にある民宿なのに客が多い理由わかったわ。
 船を民宿が持っているみたいだし、そもそも佐渡は魚が安い。
 きっと東京に運ぶとつく値段から輸送費を抜いたら激安価格だったのかって思うぐらい。
 そして、マグロがいないっていうのもいいよね。ホント地魚だけっす!って感じ。


朝食

 朝!
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 昨晩の興奮冷めやらぬ朝食。
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 うん、普通。旅館の正しい朝ご飯って感じで、これはこれで安心した。


佐渡はお刺身パラダイス

 これ以外にもね、とにかく色々なお店で新鮮な魚介類……っていうかお刺身が食べられるみたい。
 本当に、新鮮でうまかった。値段もお手頃価格だし。
 みんな!佐渡に行こうぜ!
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 佐渡に到着。
 お昼ご飯だー!魚を食べるぞー!回転寿司だー!


佐渡の有名回転寿司

 佐渡でお手頃価格で寿司を食べようとすると、もうここしかないんじゃないかってぐらい有名な店。まぁ、選択肢がないとも言うけれど。
 水産会社直営なので、佐渡の色々な魚が食べられるとのこと。もちろん全国の魚も食べられるんだけど。
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 ホームセンターと一緒になっており、駐車場は巨大。
 お店はそこまで大きくないけれど。なので、ピーク時には結構待つかもしれない。


メニュー

 まずはその日のホワイトボードメニューを見る。
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 なんか値段安くね?
 いや、そりゃ100円寿司とかに比べたら高いかもしれないけどさー。
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 注文票があって、こんな値段の感じ。
 まぁ、10皿食べて2,000円~3,000円ってところかな。


握り登場

 というわけで。
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 甘エビ、ブリ、イカの3貫盛り。いくらだったかー忘れた。
 意外と甘エビがおいしい。ブリもおいしい。
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 これヒラメだったかなー。
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 アジ150円。これマジうまかった。150円は安い!
 ネタの仕事といい、大きさといい、味といい、大満足!
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 ブリも150円。こちらはちょーっと見た目が良くなかったけど味は抜群!

 いやー、佐渡の回転寿司、やべーな。
 アジとブリだけ各5皿頼んで1,500円だったとしても満足してたよ。それぐらい良かった。
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 基本的には飛行機を使った旅行だけアップしてきたけど、そうじゃなくても記録に残したい旅はある。
 というわけで、今回は飛行機、一切搭乗しません。


新幹線で新潟へ

 朝の上野駅。
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 わざわざ上野から乗ったけど、スーパーモバ特って都区内適用されないんだね。
 たいした金額差じゃなかったから東京駅から乗れば良かった。
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 そろそろ絶滅するんじゃないかと思っていたE2系。
 長野水没とコロナのダブルパンチでE4同様意外と延命しちゃうのかな。
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 あっという間に新潟!近いね、新潟!
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 本当に両側ドア開けてる!
 いなほ専用乗り換えホームができてる!
 まぁ、地元の人はみんな中間改札がない形を想像してたら、違うものができてちょっと戸惑ってるかもしれないけど。


新潟港へ

 新潟駅から新潟港まではバスも走っているけれど、二人連れだったのでタクシーで行った。
 タクシーなんとPayPayが使えてビックリするが、ちゃんと運ちゃんがこちらの入力した金額を確認していないのにもビックリする。
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 まずは乗船券入手。
 帰りの乗船券も一緒にもらった。
 今回はさどまる倶楽部の佐渡汽船割引を利用。
 このさどまる倶楽部には今回の旅行で本当にお世話になった。佐渡汽船割引、レンタカー割引、施設割引などもりもりの特典がついてくる。佐渡に旅行に行く人は会員になって損はないよ。入会費年会費無料だし。

 駅もそうなんだけど、こういうフェリー乗り場って必ずそば屋があるよね。
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 乗船まで時間があったのでなんとなく食べてしまう。
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 栃尾の油揚げ入りのそば。きつねそば……って言っていいのかな。
 肉厚な油揚げはおいしかった。意外とこういうところのそばってバカにできないところあるよね。
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 列が長くなってきたので、焦って並ぶ。フェリー2等は自由席なので。
 乗れないことはないだろうけど、席は選びたいからね。


乗船

 さて、出航時刻の10分前ぐらいだったかに乗船開始。
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 なんか変な感じだね。手荷物チェックはないけどQRコードをかざす感じとか。
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 上級者の人々に負けてイベント広場みたいな所のベンチに着席。
 まぁ、エコフラットできるし(イスは超固いプラスチック)。
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 船内は禁酒室があるので気をつけて!
 禁酒室って言うのが新潟らしいな。
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 この船は国道350号線の海上区間。へぇー。
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 NTTdocomoの公衆電話が装備されてる。
 でもEdyが使えない!


出航!

 それでは出航。
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 船の出航って飛行機の出発よりも旅情を感じるのはなんでだろうか。
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 なんとなく手を振りたくなってしまう。
 万感の思いを込めて汽笛が鳴るぜ!
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 またあとで、新潟!


港にはジャカルタ行きの電車がいた

 しばらくは川を航行し海へ。
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 武蔵野線の205系がいた。
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 お、ジャカルタ行きの電車や。ちゃんと方向幕にも「ジャカルタ」って書かれているからな。
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 ここを過ぎると外洋へ。波が高いと揺れ始めるはず。
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 さぁ、島へ行くぞ!


入港

 船はおおよそ2時間半。
 倍の値段するけど、1時間7分でつくジェットフォイルにするか、半額で2時間半のフェリーにするかは悩みどころだよね。今回は出発時刻と安さだけで決めた。
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 陸地が近づき、ジョットフォイルとすれ違い。
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 だんだん陸地が近づいてきた。
 ついに来たよ。佐渡に。
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 街も広がってきた。両津の街だ。
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 そして接岸。
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 ロープをキャッチ!
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 少しずつ寄せていく。
 確かこの時横方向についているプロペラを回すんだったと思う。
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 無事に到着。
 はるばるやってきたぜ、佐渡に!
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 岩手にいるとイヤでも東日本大震災と関わって生活をしなければいけないわけで。
 そんなわけで、阪神・淡路大震災関連施設を見学してみた。


おひるごはーん

 神戸と言えば洋食。
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 こんなん食べたり。
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 こんなん食べたりしたけど、記事は省略だ!
 ビフカツうまかった。
 ココから重い話なので、読みたくない人はここで戻るボタンを押そう!


日本の大震災

 日本において過去「大震災」という名前がついた地震災害は3つ。

 「関東大震災」
 「阪神・淡路大震災」
 「東日本大震災」

 「東日本大震災」のことはもちろん 「阪神・淡路大震災」のことは記憶が鮮明に残っている。
 これら過去の3つの震災はもちろん甚大な被害をもたらしたのだけど、それぞれ関東大震災は火災による焼死、阪神・淡路大震災は建物崩壊による圧死、東日本大震災は津波による水死が多く、特色があるので他の震災のことを勉強するとまた違った視点でのアプローチになって興味深い。
 というわけで、「阪神・淡路大震災」では、建物が地震によって崩壊する姿をテレビでも実際にも見た経験がある。今回はその記憶を補完すべく、震災の爪痕を見学しに行くことにした。
 ただ、政令指定都市を襲ったこの震災には、震災遺構と呼ばれるものがほとんど残っていない。人口密集地帯であったため、復興が優先されたためだ。また、地価が高いため土地の買収費用もかなりの金額になってしまうということもあるだろう。
 今回は数少ない震災の爪痕が残る施設とその資料館を見学してきた。


神戸港震災メモリアルパーク

 神戸港メリケンパーク。神戸ポートタワーや海洋博物館、ホテルオークラなどがあるこの場所の一角に「神戸港震災メモリアルパーク」はある。
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 ここは阪神・淡路大震災で甚大な被害が出たメリケン波止場を震災で崩壊した状態のまま、保存してある施設である。
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 モニュメント的なものは時計をモチーフにして、発生時刻の5時46分を示している。
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 写真の左側が海、右側が陸。
 おわかりいただけるだろうか。岸壁が海に傾いて沈んでいる。
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 こちらは手前が海で、奥が陸(見りゃわかるか)。
 崩壊という言葉がそのままな状況。
 東日本大震災では、建物の被害は(少なからずあったけど地震の規模の割に)少なかった。耐震技術の向上や法規制の変更なども要因としてあるけれど、地震の規模の割に周期1-2秒のキラーパルスと呼ばれる地震動が少なかったのも大きな要因である。阪神・淡路大震災ではこのキラーパルスによって、多くの建物(特に木造建築物)に大きな被害が出た。
 震災遺構についてはできるだけ多く残していった方がいいと思うが、阪神・淡路大震災の神戸市にある震災遺構はほぼここだけと言っていい(地味なヤツはもうちょっとあるけど。あと淡路島にもそこそこある)。


人と未来防災センター

 震災遺構があまり残すことができなかったという状況の中で、他の手段でその経験を記録していくための施設がある。阪神電車の岩屋駅と春日野道駅の間の海側、兵庫県立美術館のそばにある「人と未来防災センター」は阪神・淡路大震災で得た経験を後世に継承するために作られた資料館・研究施設である。
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 この施設がなかなかスゴかった。
 最初に入ると映像を見ることになる。当日夜間開館日に行ったのでガラガラで、一人で見ることになった。
 この1.17シアターで、阪神・淡路大震災発生時の再現CG映像を見るのだけど、これが衝撃的。もうこれでもかってぐらいに見せられる。人によってはトラウマものかもしれない。この映像で苦情があったのか、映像を見る前に自信が無かったり気分が悪かったらパスできるとアナウンスされる。
 その後は崩壊した住宅の1/1ジオラマを見学する。これもかなりリアルな作り。
 正直言って、震災遺構よりも偽物とはいえ、災害について心に刺さる。

 ただ、残念なのが、ジオラマ部分も含め多くの場所で撮影禁止であること。
 なので、公式ホームページ神戸市公式観光サイトの写真などを参考にしてほしい。
 日本にいる限り災害は避けられない。そんな日本で住む私たちはこの施設に一度は行くべき施設であると感じた。
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 しばらく鉄道から遠ざかっていたので、鉄分補給。
 まずは俺の(オタク的な意味で)転落人生になった阪急電車から。


北急・モノレール京都おでかけきっぷ

 今回は一日動き回るために北急・モノレール京都おでかけきっぷを購入。このきっぷは大阪モノレール、北大阪急行、阪急宝塚線以東が乗り放題。この日は京都に行きたかったのと、どうせモノレール乗るんだしというところで買ってみる。


まずは阪急

 大阪空港から阪急京都線の駅までモノレール乗ってもいいんだけど、せっかくなので蛍池から阪急宝塚線で十三へ。
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 なんか雑誌とかで載りそうな写真が撮れた(言い過ぎ)。
 その後、京都線で桂へ。今、京都線の特急ってずいぶん停車するのね。
 昔は京阪間十三出たら大宮までノンストップだったと思うけど、今は淡路、茨木市、高槻市、長岡天神、桂にも止まるようになってる。その代わりに大宮は通過。JRの新快速が強すぎてもう京阪直通需要は諦めたってことなのかな。現在、最速42分。新快速が29分。大阪側の位置は同じだけど京都側の位置は阪急が有利なんだけどなぁ。京都の中心部も移りつつあるのかも。
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 次は阪急嵐山線。初めての乗車。
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 阪急らしい車内。
 6300系が懐かしいね。小さい頃、俺はこの電車の模型を手から離さなかったらしいよ。
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 嵐山線って複線分の用地が確保されてるのね。戦時中に剥がされてそのままって感じかしら。


京都鉄道博物館へ

 梅小路蒸気機関車館が閉館する直前に行って以来。
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 0系新幹線だね。
 やはり新幹線というのを作ったというのはすごいこと。
 これを昭和39年に作ったっていうのがね。黒部ダムもそうなんだけどすごいぜ昭和30年代。
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 屋外展示車両に103系があった。
 先頭車両の車番表示とかを消してあるのはわかるんだけど、もうちょっと原型に復元できなかったものかしら。んー、どの時点での状態で保存するのかっていうのはあるんだけど、中途半端な感じがなぁ。原型って言っても戸袋窓を復元するのは無理だしなぁ。
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 トワイライトエクスプレスもいるね。
 結局一度も乗らなかったなぁ。夜行寝台乗ったことあるのは北斗星とエルム、あけぼの、北陸、サンライズ瀬戸ぐらいか。今はサンライズしか残ってないな。

 中に入るとこいつがいた。
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 新幹線で一番かっこいいデザインをしていたと思う。
 乗ってみたかったなぁ。JR東海に最終的に乗り入れ拒否られてしまった不遇の車両(座席数が他の車両と違うことが理由)。まさかこだまでずっと走るとは思っていなかったよ。
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 世界初の昼夜兼用特急電車。特急なのにボックスシートという(ある意味)画期的な車両。ボックスシートは×だけど、シートピッチは広かったなぁ。コレに乗ったのは2回だけだな。きたぐにに乗った時と東日本大震災で福島~仙台間の新幹線リレー号で使われていたとき。
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 485系のボンネット型は急行能登で乗ったかなぁ。


旧・梅小路蒸気機関車館

 梅小路蒸気機関車館はそのままの状態で残ってた。
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 ただ、鉄道博物館側の屋上から見られるようになったので上から見下ろすことができるようになって良くなったね。
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 C62-2がこの日は動いてた。
 C62って運転士からすれば良い機関車ではなかったらしいけど、やっぱり日本最大の蒸気機関車だし、銀河鉄道999だし、って思うと一番好きな蒸気機関車。
 んーやっぱ本線で走ってもらえないだろうか。整備して走れる可能性があるのはJR北海道のC62-3なんだよなぁ。JR東日本がうちで復活させたいってお願いしたらしいけど、断られたらしい。やはり大型蒸気機関車は幹線を走ってなんぼだと思うので、是非復活できるようにしてもらいたい。


鉄分補給完了!

 いやぁ、非常に濃い鉄分補給したぜ!
 書いてて思い出に耽ってるんるんだったけど、読者置いてけぼりだぜ!

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 鉄道マニアにとって注目する路線の一つに名鉄築港線がある。
 色々と注目すべきポイント満載の路線で、初めて乗ってみた。

○駅の中に別の駅の改札がある。
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 名鉄築港線は大江駅と東名古屋港駅の一駅間だけ。
 なので、始発の大江駅の中に終点東名古屋港駅の改札がある。何を言ってるか分からないかもしれないけれど、専用ホームから乗る客は全て東名古屋港駅で降りるわけで(あるいはその逆)、ここで東名古屋港駅まで(から)の運賃を収受しちゃえば合理化が図れるという方式。この方法は他のこういった路線でも行われていて、東武大師線西新井駅やJR西日本和田岬線兵庫駅がある。

○電車が朝晩しか運転されない
 東名古屋港周辺には住居がほとんどない。利用者は朝晩の通勤客のみ。
 なので、運転も朝晩のみ。昼間時はホントに運転しない。
 他にこんな運転方法をしているのはJR西日本和田岬線とJR東日本鶴見線安善~大川間。どっちも工業地帯の中を走っている。

○名鉄でも新しい方の車両が使われているのに行先表示板使用
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 写真見てもらえば分かると思うけれど、LEDの表示ができるのに、何故か行先表示板を使用している。なんで?これ、なんで??別に「東名古屋港」って追加するのたいしたことないでしょ。なんで窓の中に板を表示して行先を示してるの?方向幕だったら取り替えなきゃいけないから分からなくもないけれど……。
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 ちなみに応急処置とかそういうことではなく、ちゃんと板を掛けるためのフックも常設である。なんでこんなことをするのかホントに意味不明。表示内容を書き換えるだけですむはずなのに。これ、急ブレーキとか掛けたときに鉄の板がガラスに当たって割れたりしないんだろうか。いや、しないからやってるんだと思うけど。

○閉塞方法が非自動閉塞であるスタフ閉塞
 名鉄では新しい車両で運転しているのに、閉塞方法(正面衝突や追突をしないようにする安全装置)が未だに戦前(というより鉄道が最初期)から使われている古い方式だったりする。
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 運転席にある輪っかに三角と下に棒がくっついているのがスタフと呼ばれる通行手形。三角(第3種)以外にも四角(第2種)や円(第1種)、楕円(第4種)とか形がある。これがないと大江~東名古屋港間を走ることができない。この通行手形があれば走れるわけで、非常に昔から使われている正面衝突を防ぐ方式。確かに確実なのだけど、それなりに都会の新しい車両との組み合わせが不思議。
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 ホームにも第3種(三角)が大江~東名古屋港間のスタフの形であることを表示している。
 似たような方式を使っている(タブレット閉塞)ところはそれなりに田舎の路線であったりするけれど、昔からの棒状のスタフを使っているのは津軽鉄道とここだけ(他はタブレット代用だったと思う)。

○直角ダイヤモンドクロッシングがある
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 営業線で路線同士が平面上で直角で交差するところ。昔路面電車ではたくさんあったけれど、そもそも路面電車自体がどんどんなくなっていたこともあって、今じゃ風前の灯火。ここの他にはとさでん(路面電車同士)と伊予鉄道(普通鉄道と路面電車)があるだけ。しかもここのは名古屋臨海鉄道と名鉄の交差なので違う会社同士の路線かつ普通鉄道同士の交差は全国でもここだけ。

 というわけで長々と書いてきましたが、マニアにはよだれが出る路線な訳です。はい。
 あとは、運転は運転資格をもった駅員がやってるとか色々あるけれど省略。
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 というわけでマニアな電車を楽しんできたのでした。

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