FLY! FLY HIGH!!










飛行機と食事とホテルとたまに観光地を淡々とアップするブログにおこしいただきありがとうございます。
当ブログの写真・文章の転載はご遠慮ください(法的に認められた引用を除く)。

タグ:新潟県

 現代美術ってなんかいいよね、とか書いちゃうと誰かの腰巾着だからそーゆーこと言う!とか文句出ちゃうね。でも、面白いとホントに思ってる。最初のきっかけは越後妻有トリエンナーレに行ったとき感じた。


現美新幹線に乗る

 上越新幹線の越後湯沢~新潟間は運行本数に余裕があって、おおよそ1時間に1本ぐらいしか走っていない。これって東北新幹線の本数や、北陸新幹線の本数に比べると、東京からの距離の割には少ない。そんな区間の活性化を図るために、現美新幹線なるものが2016年に登場した。
DSC07555
 おそらく越後妻有トリエンナーレや十日町の現代美術館とかがある関係もあるのか、テーマは現代美術。現代美術の美術館を新幹線の中に作っちゃったという代物。
 まぁ、鉄オタからは非難囂々なのかもしれないけど、こういうの大好きです。


普通の新幹線の列車として運転

 土休日を中心に越後湯沢~新潟間を各駅停車で一日3往復運転。所要時間はおおよそ50分程度。ちょっとせわしない感じがしなくもない。
DSC07544
 普通にとき453号としてやってきた。6両編成が現美新幹線の証。
DSC07558
 使っている車両はE3系。元々は秋田新幹線の車両だった。
DSC07572
 ちなみにこの列車のために「秋」と書かれた停止位置目標がちゃんと新設されてた。
 現美新幹線になっても秋田新幹線は秋田新幹線なのね。
 おら、わくわくしてきたゾ!


車内

 まぁ、全部を紹介してしまうとネタバレになりかねないので軽くね。
DSC07545のコピー
 写真が展示されている車両があったり。
DSC07548のコピー
 映像が流れている車両があったり。
DSC07549
 カフェが設置されている車両では絵画が展示されていたり。
DSC07552
 キッズスペースはプラレールがモチーフ。
DSC07550のコピー
 ちなみにプラレールで遊べる。電車の中で電車を走らすことができる。
DSC07554
 一番面白かったのはコレ。
 ちょうどトンネルの中で写真撮ったのでなにも写ってないけど、窓からの光によって見え方がちょっと変わる。緑の中を走るときや、越後平野を走るときで表情が変わった(大きくではないけど)。もしかしたら、雪の中だとまた違う感じになるかもしれない。


ぷしゅー

 一通り見終わった後で、ぷしゅー。
DSC07566
 カフェのメニュー。
DSC07571
 ビールとアイスいただいちゃう。
 この列車の難しいところは、ただ越後湯沢~新潟間を移動するために乗る人もいるので、楽しもうとする人とそうじゃない人が混じるところかなって思う。美術館であればそれを目的とする人だけが集まるけれど、ここはそうじゃないところ。それが、鑑賞していて萎えるところちょっとある。
 本来ならば、そうじゃない人々用の車両と分けるといいのかもしれないけれど、車両が限られている以上仕方がないのかもしれない。


そばを食べる

 名物の新潟駅のそばを食べる。
DSC07577
 旧ホームに残ってた。
 そばの色が黒い気がする。
DSC07579
 低いセブンイレブンを見学。
DSC07580
 新潟駅の地上ホームは絶賛撤去中。
 さぁ、帰るか。
mixiチェック

 今回の旅行は鉄三昧。
 まぁ、やることないからね。


キハ47に乗る

 新津鉄道資料館から帰って、とりあえずすることもないのでまずは磐越西線に乗ることにする。
DSC07423
 いいねぇキハ47。
 両開き2ドアの謎車両。ラッシュ対応の近郊型ってことだったけど、それが必要な線区があったのかどうか。よくわからんなー。結局、JR化後は持て余してドアから遠いワンマン設備とか取り付けられちゃったりしてる。
 とりあえず猿和田駅まで行って折返し。
DSC07442
 帰りは原色と国鉄急行色だった。


新井快速115系

 お次は新井行の快速。急行赤倉のなれの果てになるのかな。
DSC07453
 キムワイプ電車が来た。
DSC07455
 やっぱそこはかとない懐かしさ。
 小さい頃から結構大きくなるまで113系に乗ってたから懐かしさ100倍。もっともこれは115系だけど。
 越後平野をうなりを上げて爆走してた。写真はモーターがないクハだけどね。


弥彦線115系

 さて、柏崎で降りて越後線をE129で走った後、吉田から弥彦線。
DSC07468
 懐かしの新潟色。70系時代の塗装だよね。雪の中でもよく目立ちそうだ。
 まぁ、115系でこの色っていうのも違和感しか感じないんだけど。
DSC07474
 この半自動の感じが懐かしい。
 任意に開け閉めするときは手動。しかもちょっと重い。
 高崎あたりで良く出没したなぁ。


超快速スノーラビット

 長岡で宿泊して、十日町へ。
 キハ110の直通列車に乗ったけど、長岡~越後川口間って長岡運輸区が担当なのね。
 長岡運輸区ってディーゼル乗れる運転士いるんだ!って思ったけど、よく考えたら只見線も乗務してるからいるんだね。飯山線直通は長野総合運輸区が担当していると思っていただけに意外。
DSC07497
 十日町からは料金不要列車で一番速いと言われる超快速で。
DSC07502
 「"Cho" rapid train」やで。
 これがなかなかの走りっぷり。十日町~直江津間ノンストップ。
DSC07505
 通過駅が多すぎてディスプレイに表示できないので、紙の時刻表を運転士は使ってる。
 最高速度は110km/hではあるけれど、ほぼずっと110km/hで走行。
 もうね、車両に負荷がかかりまくりで大丈夫?って聞きたくなるような走りっぷり。上り勾配とか連続力行しちゃってるんじゃないかな。


ゆめぞら

 さて、直江津。
DSC07513
 ちょびっとだけえちごトキめきに乗っちゃう。
 JR西日本の影響が大きい感じね。乗務員は両方から出向してるのかな。
DSC07541
 本題のゆめぞらに乗る。
 北越急行のトンネルの多さを利用して、天井に色々映像を映し出しちゃう。
DSC07530
 まぁ、一回乗れば充分かな。
 試みとしては面白いと思うし、実際にこれのために団体客も乗ったりしているので、収益に貢献しているのは間違い無いね。
mixiチェック

 鉄するぞ!鉄するぞ!鉄するぞ!


今日と明日のきっぷ

 今日と明日のきっぷはこれ!
DSC07333
 えちごツーデーパス
 このきっぷ、使える区間が広い割には割安。なんと2,690円。
 どれくらい安いかというと新潟~長岡・村上間が1,140円なので、この区間往復にちょっとプラスして乗れば元が取れる。新潟~柏崎以遠だと完全に得な上に、さらに2日間有効。
 ちなみにちょっとエリアが狭めのえちごワンデーパスもあって、こちらは1,540円なので、新潟~長岡・村上間往復で元が余裕で取れちゃう。
 JR東日本って地方の各地で結構フリーパスを販売していて意外とお得だったりするよね。


気づいたら新潟はE129だらけ

 というわけで新潟駅から電車に乗るのです。
DSC07354
 新潟駅本屋側の見た目は全く変わってないのに、いつのまにか高架化してた。
DSC07357
 わお!見事にE129だらけ。
 そりゃそうだよねー。115系なんてどれくらい車齢どれくらいだ?下手したら50年選手とかいるのか?
DSC07372
 というわけで、新津にやってきた。
 昔、鉄道の街。今、何の街だ?
 気づいたら新津市もなくなっていて、新潟市になってる。新潟市デカすぎだろ。
DSC07383
 自転車を借りてGO!
 新津鉄道資料館のサテライト施設が東口の駅階段下にあるので、ここで無料で借りられる。
 久しぶりに自転車乗ったから恐いぜ!
 その前に自転車乗ったのは台湾の高雄だから、相当お久しぶり。


新津鉄道資料館へ

 歩くにはちょっと遠い。
DSC07373
 しかも暑い。
 なので、自転車借りられて良かった。
DSC07422
 やってきたのは新潟市新津鉄道資料館。
DSC07382
 それでは中に入りましょう。
DSC07385
 入場券は券売機で売ってる切符を模してる。
 色々と展示物があるんだけど一番惹かれたのはこれ。
DSC07395
 タブレットって詳しい説明は省くけど、単線区間では正面衝突しないように通行手形が必要なのね。これがその通行手形。詳しくはここを読むと良いと思うよ。
DSC07393
 タブレット通過授器。
 で、そのタブレットを通過しながら運転士(正確には運転助士)が受け取るための設備。
DSC07394
 タブレット通過受器。
 通行手形はその区間を出たら必要なくなるけど、それを回収しないと次の列車がその区間には入れないので、必要なくなったタブレットを通過しながら、駅員が受け取るための設備。
 よく考えたら渡す方も受け取る方も「つうかじゅき」だな。現場ではどう使い分けしてたんだろう。
 
 実際にやっている動画。
 今まで、貸切列車走らせたり、運転体験してみたりしたことはあるけど、一番やってみたいのはこれなんだよね。これやってみたい。

 ちなみに台湾でも昔やってたんだけど、こんなに速いスピードで通過してたら受け取るときスゲー痛いと思う。なんかクッションみたいなの腕に付けてるけど。たぶんそれでも痛い。


屋外展示車両

 さて、次は屋外。
DSC07402
 なんか土地の境界杭が展示されてた。マニアック!
 おれ、境界杭とか気になっちゃう。土地の境界に入ってる鋲とか気になっちゃうタチだからね。
 JR用地境界とか超萌え!ごめん、うそ。一番萌えるのは横須賀水道道とかに入ってる海軍って描かれた杭とかだね。戦前からずっと入ってるんだなぁって思うと萌える。
DSC07378
 C57蒸気機関車。通称貴婦人ですな。
DSC07380
 おおー、団子っ鼻の200系。国鉄で最も高額とか言われた車両だよね。
 これの最終定期列車に乗ったなぁ。たまたまね。たまたま。

 そして、残りの車両はちょっと離れたところにある。
DSC07412
 485系。こいつも博物館に入るようになっちゃったのねー。
 まぁ、ある程度年配の人にはおなじみの車両でしょう。特急といえばこれだよね!という顔。
 というか、まだ現役で走ってるか。でもこの顔の原型車はもう走ってないね。
DSC07414
 DD14。除雪車。
 こいつが雪をかき集めて遠くに飛ばす。飛ばす方向を間違えると、沿線の民家をぶっ壊してしまうような今日呂くっぷり。こいつが除雪してる姿はかっこいいのよねぇ。
DSC07418
 おい!こいつも、もう博物館入りか!
 E4系。2代目Max。2020年には引退予定。
 コレの窓側席に乗ってると、トンネルに入ったり出たりすると車体が膨らんだり縮んだりするのがわかるよね。
DSC07415
 そして、理系にはおなじみのキムワイプ電車……じゃなかった115系。2代目新潟色。
 こいつもまだまだ現役で走ってる……はず。国鉄の標準的な顔。ずーっと113系に乗ってたから懐かしいなぁ。
 どれも最近になって保存された車両だね。新潟市はがんばってるじゃないか!
mixiチェック

 たぶん最後の晩餐にはタレカツ丼を選ぶ。


タレカツ丼とは

 普通のカツ丼ってカツとタマネギを出汁で煮て、卵でとじるというもの。
 ただ、日本全国色々なカツ丼があり、ソースカツ丼やらデミカツ丼やらあるけれど、その中の一つにタレカツ丼がある。新潟の名物で、カツを醤油ベースのタレにくぐらせて丼にのせるのでタレカツ丼と呼ばれる。
 カツは薄切り肉を使用して、パン粉は細かいものを使うのが特徴。あとは、カツの枚数が多い。
 そんなタレカツ丼、大好きなんです。


BRTに乗ってタレカツ丼の聖地へ

 というわけでタレカツ丼の聖地へGO!
DSC07354
 新潟駅から出発。店は新潟駅からちょっと離れた、町の中心部古町にあるのでBRTでGO!
DSC07335
 電光掲示板の発車案内があった。
DSC07338
 やってきたバスはコレ。BRTって表示されてるけど、ただのバスやな。
DSC07346
 こんな一般車と混じって走ってるので、BRTと言えるのかどうか……。
 もしかして郊外区間に入ると違うのだろうか。なんら普通のバスと変わらない気がする。果たしてこれはBRTなのか。
 そんな感じで古町に到着。


タレカツ丼発祥のとんかつ太郎

 やってきました!タレカツ丼発祥の店、とんかつ太郎!
DSC07345
 これ退店時に撮ったから客がいないけど、行ったときは行列ができてた。
DSC07340
 メニューを見るとカツ丼は細かく分かれている。
 所謂フツーのタレカツ丼でもカツの枚数が3,4,5,7枚と分かれている。


実食

 特製カツ丼(カツ7枚)を注文。
DSC07341
 どーん!
 フタが閉まってねぇ。
DSC07343
 カツが山盛りって感じ。
 これだけ見ると胃がもたれそうな量。
 ちなみに上にカツが5枚、ご飯の中にカツが2枚隠れている。
 上の方とご飯の中で蒸されてたものの違いを楽しめるのが特製カツ丼の特権。
DSC07344
 横から見てもなかなかの標高だぜ。
 とりあえず、存在の意味があるのかないのか謎だったフタにカツを移す。そうしないとご飯にたどり着けない。
 カツ自体は肉が薄く、衣も薄いので結構サクサク食べられる。うまいぜ!
 甘辛いタレに浸かったカツはおいしいのよねー。そして、米が地味にうまい。さすが新潟!
 ただ、さすがに7枚だとちょっと重かった。上3枚、中2枚のカツ丼作ってくれないかなー。やはりご飯の中にあるカツには夢があると思うんだよね。
mixiチェック

↑このページのトップヘ