FLY! FLY HIGH!!










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カテゴリ: 奄美

 さて、今回は南部を攻めます。
 ホントは加計呂麻島に行きたかったんだけど、仕方が無い。

 というわけでまずは国道58号をひたすら南部へ。
 集落と集落の間には必ずトンネルがあって、しかもそれほど古い感じはしないので、昔はものすごく移動が大変だった感じがする。トンネルにも必ず山越えの旧道があるので、通ってきたトンネルがなかったとしたら、名瀬と瀬戸内(南部)の間なんていったいどのくらいの時間がかかったんだろう。
 それぐらい走ってヤドリ浜へ。
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 対岸に加計呂麻島があって、奄美大島の最南部。砂浜がきれいだった。
 うって変わって外洋に面しているのがホノホシ浜。
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 ほんのちょっとの距離しか離れていないのに、景色が全く違う。砂浜ではなく、丸い石がいっぱいの浜。ヤドリ浜とは対照的で面白い。
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 そして、走ってる途中で見つけたのが「ハートが見える風景」。
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 海がハートに見えると言うことなんだけれど……うーん。まぁ、ハートっちゃーハートだよね。

 そして最後は山を登り高知山展望所へ。
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 きれいな夕陽が見えました。

 週末に弾丸で行く奄美。こんな風景を毎週末見られるのは贅沢だー。
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 無事に奄美に到着し、例によってレンタカーを借りて出発。
 まずはお昼ご飯♪

 というわけでやってきたのは国道58号線沿いにあって気になっていた「島とうふ屋」さん。
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 のれんが「髙野」ですが、たぶん屋号。昔はその名前でやってたのかな。

 ここがねぇ。すごかった。
 頼んだのは鶏飯の原型といわれる、豚めし定食1,000円。
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 いわゆる鶏飯の原型で、ご飯に豚肉が入っている。
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 こんな感じで食べます。これがなかなかうまかった!鶏飯とは違い、やはり豚なので味が濃い。
 それに豆腐コロッケ120円を追加。二個もきて、なかなか良心的なお値段。
 そしてここは、おまけがすごい。
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 山芋豆腐と湯豆腐と豆乳とみきが食べ飲み放題。
 なんなんだ、このサービス精神旺盛っぷりは。

 安い定食でもこれらのサービスは付いてくるのでかなりお得です。
 豆腐の味が濃く、ボリュームたっぷり。オススメ!
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 お総菜コーナーもなかなか手頃価格で充実しているので、ここで買ったお総菜でホテルでお酒飲むのもいいかも。結構遅くまで営業してるし。

 メニューはホームページが充実してるのでそちらへ。
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 空港からちょっと名瀬・龍郷寄りにある、原ハブ屋。
 いろんなハブ製品を売っています。
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 そんなところでやっているのがハブと愛まショー。
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 この年のショーは、正月は特別に無料でした。通常は800円。
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 ショー自体はなかなか面白かったよ!
 笑いあり、驚きあり、なかなかよく考えられたショーだった。

 実際のハブ取りの実演や、ハブに出会ったときどういう状態が危険なのか、というのもわかってためにもなった。
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 再び来てしまいました、喜多八。
 ここに来ると癒やされるんです。
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 初めて来たときにいたおかみさんが、前回いなかったけど、今回はいた。
 今回はちゃんと4,000円のフルコース。写真を見返すと結構いっぱいでてくるね。
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 とりあえず、島らっきょとミミガーとなんだったっけな。
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 南蛮漬け。しめさばっぽい魚。
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 トビンニャ(マガキガイ)。爪が特徴。そこだけは固いので食べないように。  
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 酢味噌で食べるお刺身。刺身と味噌、これが意外と合うんです。
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 厚揚げを炊いたもの。
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 冬瓜の煮物(たぶん)。
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 奄美の野菜の煮物。
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 奄美のおにぎりは玉子巻。
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 油そーめん。
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 豚足の煮物。っていうかこれはほろほろ過ぎて崩れてます。
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 イカスミ汁。
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 おまけで取り放題な島バナナ。

 お正月料理っぽいのもあって、相変わらずの楽しさ。
 どんなに飲んでも4,000円ぽっきりという明朗会計。食べ物もかなり多いので大満足。

 派手な料理はないけれど、奄美っぽい料理なので楽しい。
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 入る前からちょっとイヤな予感はしてた。
 入ると予想通り。昭和テイスト炸裂でございます。
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 奄美にもハブは居るので、毎年何人かやられております。
 そんなハブのことをお勉強できる資料館。個人経営感が炸裂。
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 ハブやその他のヘビに関する標本がいっぱい。
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 もちろん生きているハブもおります。
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 あとはウサギとかネズミを丸呑みしたハブの標本とか。
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 あとはライオンの性器が見られたり、「只今セックス」なんて書いてあるのぞき穴があるのです。しかも、有料。微妙に秘宝館のテイストも入ってるなぁ。

 ちなみに、ハブとマングースのショーは動物愛護団体からの苦情で今はやってないとのこと。現在は昔やってた頃のビデオが見られます。ハブなんてさー、退治すべきものってなってるんだからマングースと戦ってもいいんじゃない?って気がする。ハブを役所に持っていくとお金がもらえる(1匹3,000円)ので、別にねぇ。
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 奄美大島の郷土料理として有名なのは鶏飯。
 鶏飯食べずに奄美から帰るなんてありえない!

 そんな、奄美大島島内で鶏飯といえば、ひさ倉かみなとやが有名ということで、今回はひさ倉へ。
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 国道に面していて、しかも奄美大島で一番きゅっと狭くなっているところにあるので、島内移動していれば必ずこの店の前を通るはず。
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 なかなか気になるメニューがあります。ちなみに裏側には玉子焼きや鳥すき(要予約)なんてメニューも。
 いろいろ悩みましたが、やきとり付きけいはんで。
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 このやきとりがうまい!
 肉の旨味がすばらしい!
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 これとご飯とスープがでてくる。ご飯を茶碗によそって、具を乗っけてスープをかける。
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 ひさ倉はあっさり系鶏飯なので、しみじみうまいのです。
 みなとやに比べて、かなりあっさりしているのと、交通の便的に空港~名瀬間にあるので寄りやすく、店もデカいのであんまり待たされることがないのがプラスポイント。
 大人数できたら、鳥刺しとか頼むのもいいよ~。ここは自家養鶏場の鳥肉なので新鮮なんだよね。
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 奄美大島の郷土料理といえば「鶏飯」。
 鶏飯がうまいんですよー。これが。

 奄美大島の二大鶏飯が有名な店と言えば「みなとや」と「ひさ倉」。

 ひさ倉は以前行ったことがあるので、今回は空港から比較的近い位置にある、みなとやへ。
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 鶏のオブジェが目印。
 鶏飯の元祖(発祥)の店と言われていて、現在の天皇皇后両陛下も召し上がったらしい。
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 メニュー。
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 鶏飯登場!
 おひつには大量のご飯と、鉄鍋には鶏スープが入っております。
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 お茶碗にご飯をよそって、具を乗っけて、スープをかけていただきます。
 鶏のうまみがぎゅっと濃縮されている感じ。これはうまい!
 「ひさ倉」が「あっさり系」だとすると、「みなとや」は「こってり系」。
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 スープには結構脂が浮いてます。でも、このスープだけ飲むとうまい!
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 ついでに豚の味噌漬けも食べました。これはまたお酒が飲みたくなる味。

 奄美に来たら、必ず鶏飯を食べるべし!
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 奄美大島でレンタカーを借りると、ラジオが奄美FMにセットされてることが多いです。
 77.7MHzでだいたい名瀬を中心に島の中央部で聞けます。空港だと若干厳しい。南部はFMせとうち、FMうけんがあるので、奄美FMは聞こえません。ただ、この二局も奄美FMの番組をある程度同時ネットしています。
 結構、奄美の人々にも浸透していて、存在感のない本土のコミュニティーFMとは違う感じ。たぶん、島という閉鎖された空間に特化したメディアが新聞(奄美新聞と南海日日新聞)とこのラジオしかないからだと思う。
 「シマッチュのシマッチュによるシマッチュのための島ラジオ」というコンセプトであり、おばぁがひたすら奄美方言炸裂でしゃべっていて、何をしゃべっているのかさっぱりわからなかったり、番組ゲストがその辺にいる小学生だったり(「二学期始まったけど、学校どう?」「別に」)、地域密着なのです。
 「うがみんしょーら(こんにちは)」「ありがっさまりょーた(ありがとうございます)」「はげぇー(へぇー※)」なんて奄美方言を覚えたのもこのラジオでした。

 ※「はげぇー」はイントネーションによって意味が違う。「ふーん」「へぇー」「マジで!」「ホントに!」「あらまぁ」など。とりあえず、奄美の人としゃべってるときは「はげぇー」って相づち打っとけば問題ない(適当)。

 さて、末広市場スタジオから生放送やってるよ!とのことだったので見に行ってみる。
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 スタジオは駄菓子屋だった。
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 スタジオってフツー外の音が入らないようにするもんだと思ってました。
 今まで、3局のコミュニティーFMに出演したことがあるのですが、どこも外の音が入らないように防音してありました。でも、ここは違う。窓全開。たぶん叫んだら声が電波に乗る。
 DJの人もCMとか音楽の時間は外の見に来てる人としゃべってたりする。

 なんだか、いい雰囲気。
 愛すべきラジオ局です。
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 奄美大島の中心部、名瀬の繁華街は都市規模からすると、飲み屋の軒数が多い気がする。そこそこ活気があるように思えるが、昔に比べれば……という感じらしい。

 初めて奄美に来たときにも行ったお店。
 結構、このお店、好きなんです。
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 今日は「喜多八」にやってきました。

 ここの料理システムは明快で、4,000円均一です。料理が一通りコースで出て、飲み放題。たぶん混雑時でなければ時間無制限。一人でも二人でもグループでもそんな感じです。オススメとしては、少人数で行って、1階のカウンターがいいかな。お店の人とのトークも楽しめる。
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 飲み放題メニュー。黒糖焼酎が飲み放題。
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 まずは島らっきょうからスタート。
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 厚揚げを炊いたもの。
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 刺身は酢味噌で食べる。
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 てびち。もう、これが、とろっとろのとろっとろでございます。
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 奄美料理の名物。塩豚。保存食で豚肉に塩をすり込んで保存していたもの。
 それを炊いている。これがうまいんです!ちょっとしょっぱいけど、お酒に合う。すごいシンプルな料理だけど、味が深い。
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 〆におにぎり。奄美のおにぎりは玉子巻が多い気がする。中身はおかか入り。

 今回、行った時間が遅かったのでなくなってた料理もあり、「あるもので~」ということで、3,000円だった。
 奄美の料理は、沖縄のような、沖縄じゃないような、本土のような、本土じゃないような、そんな独特な感じがする料理。いやぁ、うまいよ!特に塩豚。

 他のお客さんの話を聞くと、バニラエアで来る人が多数。補助金もらってバニラエアが奄美に就航したおかげで、奄美に特需が降ってきた模様。JAL便の客が減ってるわけでもなく、バニラエア分が純増という話なので、奄美の経済にはかなりの貢献してるみたい。たぶんバニラエアに払っている補助金に対する経済効果が大したことになってるんじゃないかな。
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 空港は奄美大島の東の端にあり、西古見集落は奄美の西の端にあって、距離にして90km。車で2時間半程度。無茶してやってきました。
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 途中の道路は絶景!夕陽が素晴らしい。
 なぜ、ここまで来たかというと、旧陸軍の観測所跡があるため。大島海峡の安全を守るために設置された模様。
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 到着したときには、雨は降るわ、日没するわ、散々の状態。
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 中に入ると、まぁ、時間が時間だけに雰囲気があります。
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 フラッシュをたいてみた。ここで、兵士が海峡を見張っていたわけです。
 あまり遅い時間に来ると、灯りが一切無いので明るい時間に来るのがオススメです。マジで。雰囲気ヤバイし。
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 外から見るとこんな感じ。

 あまりにも遠いところにあるので、興味がある人だけが行くというのがいいと思う。まわりに何も無いし。

 帰り道、雨が本降りになって、道路に大量のカニが。山から海に向かって大行進。
 避けたいけど、避けようがない。うーん。ごめんなさいです。
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