岩手にいるとイヤでも東日本大震災と関わって生活をしなければいけないわけで。
 そんなわけで、阪神・淡路大震災関連施設を見学してみた。


おひるごはーん

 神戸と言えば洋食。
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 こんなん食べたり。
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 こんなん食べたりしたけど、記事は省略だ!
 ビフカツうまかった。
 ココから重い話なので、読みたくない人はここで戻るボタンを押そう!


日本の大震災

 日本において過去「大震災」という名前がついた地震災害は3つ。

 「関東大震災」
 「阪神・淡路大震災」
 「東日本大震災」

 「東日本大震災」のことはもちろん 「阪神・淡路大震災」のことは記憶が鮮明に残っている。
 これら過去の3つの震災はもちろん甚大な被害をもたらしたのだけど、それぞれ関東大震災は火災による焼死、阪神・淡路大震災は建物崩壊による圧死、東日本大震災は津波による水死が多く、特色があるので他の震災のことを勉強するとまた違った視点でのアプローチになって興味深い。
 というわけで、「阪神・淡路大震災」では、建物が地震によって崩壊する姿をテレビでも実際にも見た経験がある。今回はその記憶を補完すべく、震災の爪痕を見学しに行くことにした。
 ただ、政令指定都市を襲ったこの震災には、震災遺構と呼ばれるものがほとんど残っていない。人口密集地帯であったため、復興が優先されたためだ。また、地価が高いため土地の買収費用もかなりの金額になってしまうということもあるだろう。
 今回は数少ない震災の爪痕が残る施設とその資料館を見学してきた。

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神戸港震災メモリアルパーク

 神戸港メリケンパーク。神戸ポートタワーや海洋博物館、ホテルオークラなどがあるこの場所の一角に「神戸港震災メモリアルパーク」はある。
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 ここは阪神・淡路大震災で甚大な被害が出たメリケン波止場を震災で崩壊した状態のまま、保存してある施設である。
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 モニュメント的なものは時計をモチーフにして、発生時刻の5時46分を示している。
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 写真の左側が海、右側が陸。
 おわかりいただけるだろうか。岸壁が海に傾いて沈んでいる。
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 こちらは手前が海で、奥が陸(見りゃわかるか)。
 崩壊という言葉がそのままな状況。
 東日本大震災では、建物の被害は(少なからずあったけど地震の規模の割に)少なかった。耐震技術の向上や法規制の変更なども要因としてあるけれど、地震の規模の割に周期1-2秒のキラーパルスと呼ばれる地震動が少なかったのも大きな要因である。阪神・淡路大震災ではこのキラーパルスによって、多くの建物(特に木造建築物)に大きな被害が出た。
 震災遺構についてはできるだけ多く残していった方がいいと思うが、阪神・淡路大震災の神戸市にある震災遺構はほぼここだけと言っていい(地味なヤツはもうちょっとあるけど。あと淡路島にもそこそこある)。


人と未来防災センター

 震災遺構があまり残すことができなかったという状況の中で、他の手段でその経験を記録していくための施設がある。阪神電車の岩屋駅と春日野道駅の間の海側、兵庫県立美術館のそばにある「人と未来防災センター」は阪神・淡路大震災で得た経験を後世に継承するために作られた資料館・研究施設である。
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 この施設がなかなかスゴかった。
 最初に入ると映像を見ることになる。当日夜間開館日に行ったのでガラガラで、一人で見ることになった。
 この1.17シアターで、阪神・淡路大震災発生時の再現CG映像を見るのだけど、これが衝撃的。もうこれでもかってぐらいに見せられる。人によってはトラウマものかもしれない。この映像で苦情があったのか、映像を見る前に自信が無かったり気分が悪かったらパスできるとアナウンスされる。
 その後は崩壊した住宅の1/1ジオラマを見学する。これもかなりリアルな作り。
 正直言って、震災遺構よりも偽物とはいえ、災害について心に刺さる。

 ただ、残念なのが、ジオラマ部分も含め多くの場所で撮影禁止であること。
 なので、公式ホームページ神戸市公式観光サイトの写真などを参考にしてほしい。
 日本にいる限り災害は避けられない。そんな日本で住む私たちはこの施設に一度は行くべき施設であると感じた。


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