FLY! FLY HIGH!!










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2020年02月

災害と言うべきなのか、事故と言うべきなのか。


復興の象徴となる常磐線開通はもうすぐ

 富岡町のことについては以前書いた。

 現在も、状況はあまり変わらない。人口は増えず、街に戻る人もそれほど変わらず。ただ、今年の3月にまた一つの大きな出来事がある。常磐線の運転再開だ。これにより、震災によって傷ついた鉄路がすべて、何らかの形で復旧することになる。

 東日本大震災の被災地の中で、福島県沿岸部というのはちょっと毛色が違う。
 それはもちろん、長いこと元の場所で暮らすことが許されない地域であるからだ。それは今も続いていることであり、常磐線が運転再開しても規模が縮小されるとはいえ、そのような地域が今後も少なからず残ることになる。
 意味がないと言う人がいるかもしれない。
 それでも、鉄道が再び走るということは復興への一歩であり、それは復興の一つの大きな大きな象徴である。
 その一方で、これからも東日本大震災でおきた事故からの復興を目指す現場がある。今回紹介するのはそれを伝える施設である。


福島第一原子力発電所を学ぶ場

 福島第一原子力発電所の事故により、使えなくなった原子力発電所の廃炉作業が今も続いている。セキュリティの関係上、また放射線量の関係上、今はまだ気軽に福島第一原子力発電所を見学することはできない。ただ一体どのようなことがあの場所であの時おきて、今、何が行われているのか、あの原子力発電所で発電された電力を使っていた我々は知る必要があるだろう。
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 富岡町の新しいショッピングモール、さくらモールの道路挟んだ向かい側に、やけに西洋的な外観をした建物がある。この建物は元々東京電力エネルギー館という原子力発電所などのPR施設だった。震災後は閉鎖されており、福島第一原子力発電所へ向かう通勤バスの乗り場になっていた。
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 現在もその役割を果たしているが、それだけでなく2018年11月に福島第一原子力発電所事故において、何があったのか詳しい情報提供や廃炉事業の現状を知ることができる施設として、この建物を再利用して東京電力廃炉資料館がオープンした。       
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 入ってすぐに東京電力社長のおことばに出迎えられる。事故を起こしたことを反省している、その教訓を残す、そして現在を伝えるというのがその主旨だ。
 事故というものは事前に安全性を高めても、どうしても起こってしまう。我々はそこから何が原因だったか、どうすれば防げるのかを学ばなければならない。この場合に個人の責任を追及することに意味はない。最も重視するべきことは、もう二度と同じような事故を起こしてはならないということである。


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原子力発電所のあの時、あれから、今、今後。

 まず当日の地震発生直後から原子力発電所事故に至るまでをまとめた映像を見る。
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 そして、さらに細かく一体何が現場でおきていたのか、どのように対応したのか、細かく紹介するコーナーがある。時間毎にどのような状況であったか、どのような対応をしたのか、全ての原子炉の状況がわかるようになっていた。
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 途中には各原子炉を囲う建屋の模型もある。
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 それぞれ全く形が違うのが興味深い。
 事故からえられた教訓や反省も展示していた。
 後半はこれから福島第一原子力発電所はどのように廃炉にしていくのか、今どのような状況なのか紹介するコーナーになっている。
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 福島第一原子力発電所で働く人の数、4,160人。
 平均的な数字ということだが、これから廃炉に向けて段階が進む毎に増えたり減ったりするのだろう。まさに、福島第一原子力発電所の今を示す。その他にもロードマップを示し、今どの段階にあるのか原子炉毎に表示してある。もちろん、これらは段階が進む毎に変わる。今を示すという意味で常に新しい情報を知らせることができるよう工夫されていた。
 あくまで、ここは東京電力の施設である。展示内容が一方的であるとか住民への被害の状況などに関する展示がないことなど、批判する人もいる。ただ、福島第一原子力発電所でおきたことや現在、そして今後のことを説明することが第一であり、限られた展示スペースの中でかなり充実していると思う。映像系の展示が多いこともあって、じっくり見ると2時間程度かかるだろう。それだけ見応えがある。


双葉警察署の被災パトカー

 東京電力廃炉資料館の近くの公園には、津波によって被災したパトカーが展示されていた。
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 クラウンのパトカーだけど、原型を留めていない。
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 このパトカーに乗車して、津波の避難誘導を行っていた警察官2名は沖に流され殉職した。1名は30km離れた沖合で発見され、もう1名は現在も見つかっていない。
 見学した当時は公園に置かれていたが、現在は町が整備する震災と原子力事故のアーカイブ施設で展示するために修復を行っているという。アーカイブ施設は2021年夏頃オープンする予定だ。

 さぁ、朝一でかえっぺよ。


早朝の札幌駅から出発

 もう、眠いよね。
 前夜は在来線特急、グリーン車とはいえ5時間軟禁。
 ちょっと寝たら出発でやんす。
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 深夜には巨大な壁となる(=通り抜けられない)札幌駅から快速エアポートで出発。
 もうやる気がないから電車の写真すら撮ってない。


ダイアモンドプレミアラウンジ

 というわけで、ファーストクラスカウンターで色々と手続きしてもらい、そのままダイアモンドプレミアラウンジに直行。
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 パンはこの2種類。
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 おにぎりは塩鮭。変なジンギスカンおにぎりより、シンプルな鮭の方がいいと思うよ。
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 朝ご飯食べる余裕がなかったので、一通りいただく。
 千歳たまごという謎のパンがかなり甘かったがおいしかった。

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月曜の早朝便なのにガラガラ

 さて、搭乗ゲートへ。
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 たしか、搭乗機はこれだったはず。
 調べてみたら、JA007Dで行きと同じ機材だった。
 機内食はホテルニュー王子のもの。苫小牧にあるホテルが、新千歳空港の機内食製造をやっているらしい(製造自体は空港敷地内)。ちなみにこの一社しかないので、新千歳搭載は全てこの会社のもの。
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 さぁ、搭乗しますよ。
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 こうやって見ると、けっこう乗っているような気がしなくもないけど……
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 窓側が埋まってるだけで、、中央側はガラガラ。
 かなり搭乗率低いんじゃないかなー。
 月曜日の朝の便ってこんなものなの?
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 視界が悪い中、離陸。


到着

 さて、着陸でやんす。
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 えーっと、この位置的にはC滑走路に降りたみたい。
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 着陸~。
 半日遅れで帰ってきたっぺよ。
 羽田に降りて楽しみなことはあれだよね、乗継案内看板!
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 おおー。
 今日の乗継は宮崎、長崎、鹿児島、福岡、パリ、ニューヨーク。
 いたって普通な人々だけだねー。よかった、よかった。

 まさかね。
 乗ることはないだろうと思っていたけど、乗ることになった。


日本最北端の駅、稚内

 というわけで、戻ってきたよ、稚内。
 日本最北端の駅稚内。
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 ちなみに日本最北端の道の駅併設。たしかみなとオアシスも併設。
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 明るいところで、日本最北端の車止め(ダミー)に再会。
 駅に入り乗車券と特急券を買う。
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 本物の日本最北端の車止めはこちらですな。


搭乗!……じゃなかった乗車!

 それでは列車も到着したのでホームへ。
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 稚内駅のみどりの窓口の営業時間は17時50分までなので、特急宗谷が発車すると営業終了。
 それ以降は無人駅扱いとなる。
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 キハ261系に乗るのは初めてだったかな。
 それともどっかで乗ってたかしら……と思っていたら半年前に乗ってたわ。
 とはいえ、それは1000番台なので、0番台は初めて。
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 日本で2番目に長い距離を走る在来線昼行特急。396.2kmを駆け抜ける。東海道線の在来線で下っていけばおおよそ東京から岐阜までの距離。
 ちなみに1番長いのは「にちりんシーガイア(博多~宮崎空港)」で413.1km。
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 そして、今回はグリーン車なのだ。奮発しちまったぜ!

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出発

 では長い長い旅の出発。
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 こちらは一人がけ席。
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 2+1のシートなので余裕があって座り心地は悪くない。
 どうせ、客はあまりいないと予想して、2人がけ席を取る。
 発車してしばらくすると、人家の見えない原野の中を突き進むことになる。
 日が暮れてくると、もうなにも見えない。途中で何回か急ブレーキをかけたりしたが、これは動物が線路にいたのかな。幸い、停止することはなく、途中で緩解した。とはいえ、加速からのブレーキとかあるので、乗り心地はあんまり良くなかった。
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 稚内駅の駅ナカにあったセコマで買った、ちくわパンとアップルパイを摂取する。


終点まで貸切!

 それにしても途中で誰も乗ってこない。
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 今回、えきねっとで丁寧に一区間ずつ空席状況を検索してた。
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 全部この表示なの。
 これ見るとけっこう埋まっているように見えるけれど、そうでもない。
 まず、B席は存在しないので全部×になっているだけ。元々座席がないだけ。
 もしかしたら、どこか1区間でも埋まっていたら全区間座席指定済みにする運用かもしれないので、どこから乗ってくるんだろうって思ってたけど、結局誰も乗ってこなかった。
 8C、8D、9Aの3席が埋まっていたのはなんでだったんだろう。No Showだったのか、あらかじめ調整用に売らないのか。それにしても9席しかないグリーン車で3席が調整席っていうのも多すぎる気がするんだよなぁ。
 そんなこんなで5時間ちょっと走って札幌に到着。
 長かったー。北海道はでっかいどー。
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 乗り越し精算をして、白石駅下車代をもらって下車。


今宵の宿はクラウンプラザ

 もう決めるのがめんどくさかったので、クラウンプラザで宿泊。
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 エレベーターそばのうるさい部屋プランだったけど、普通の部屋にアップグレード(?)してくれた。

 さて、まさか船で島を出ることになるとは思わなかった。


とりあえずチケットを買いにダッシュ

 時間がない!
 時間がないぞ!
 とりあえず港の適当なスペースに駐車して、チケットを購入。
 40分前過ぎてたけどなんとか買えた。
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 大手レンタカーですら、こぢんまりした長屋に入る鴛泊港。
 とりあえずチケットは買えたので、レンタカーを返しに行く。
 島の割には高いレンタカー料金。ガソリン代が含まれているのが幸い。


出航

 出航。
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 もうね、感慨とかそういうのないよね。
 急ぎすぎた結果、島から脱出ゲームみたいになってしまった。
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 今回の船は二等イス席多め。
 行きに乗った船とかなり座席構成が違う。
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 稚内港へ。
 サフィールホテル(旧クラウンプラザ)が目立つ。
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 海上保安庁の船もお出迎え。
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 上陸。本土に帰ってきたっぺよ。
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 さっさと移動すっぺ。

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このあとどうするか

 船内では情報収集にいそしむ。途中で携帯が圏外になる区間があるので時間との勝負。
 とりあえず稚内空港からの飛行機を調べる。稚内空港17時25分発。この船の稚内港到着が16時25分なので、とりあえずタクシーで飛ばせば間に合うかもしれない。ただ、空港までタクシー代が3,800円。たいして天気が変わらない稚内空港で、欠航にでもなったら……って考えるとかなりリスキーな賭けだ(バスが運休になるのでタクシーも往復分になる)。そもそも港でタクシー争奪戦に勝てるかどうかっていうのもある。
 よって、この案は却下。
 結果として、休みを延長することになるが、札幌まで今日中にでて、明日の早い便で羽田に行き出社するっていうのが、稚内空港利用を除けば一番速そうなのでその案にすることにした。
 問題は航空券の処理。今回の航空券は「利尻→丘珠」をJALの特典航空券、「千歳→羽田」をBAの特典航空券で取ってた。当然、JALの特典航空券は無手数料払い戻しなのだけど、BAの特典航空券が間に合わないので、このままだと捨てることになってしまう。
 結局、色々と方々に交渉した結果、千歳→羽田の航空券は振り替えてくれたので損失も最小限になった。
 ……というわけで、札幌まで陸路で行くよー。
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 ちなみにこの日の稚内空港便はちゃんと飛んでた。

 さて、どうやって帰るか。
 いや、帰れなかったんだけど。


この日の運航見通し

 まぁ、朝から天気が悪く念のため運航の見通しをチェックすることにする。
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 ふむ。JALさんは視界不良でなんらかの影響が出そうな予感。
 まぁ、ここに載っていたからといって必ずしも欠航になることはなく、多くの場合は通常通り運航することが多いと思う(個人的な体感)。とはいえ、行先は離島。出られなくなったら閉じ込められる。離島でなければ陸路でなんとかリカバリーすることができても、離島だとそうもいかない。
 というわけで、ANAさんも見てみよう。
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 まぁ、そうですよねぇ。JAL(HAC)が視界不良で欠航の恐れと言っているんだから、ANAもそうなりますよねぇ(とはいえ、意外と差が出たりもするんだけど)。JAL(HAC)の判断とANAの判断が一致しているので欠航の可能性は充分にあると判断して、心の隅に入れておく。

HAC欠航!ANA予約!

 お昼ご飯を食べてから、もう一度運航状況の画面を見てみる。
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 あ!
 丘珠発の便、欠航や。
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 当然、乗るはずだった折返し便も欠航。
 視界不良と悪天候という表現の違いが気になる。

 HACが運航する機材はSAAB340Bというプロペラの小さな機材で、対するANAはB737-500なので、もしかしたら運航の規程が異なる可能性がある。あと、ILSが設置されていたような気がするので、SAAB340Bができない計器着陸できちゃったりすれば、充分ANA便は着陸できる可能性がある(あとで調べたら利尻空港は計器着陸不可)。
 よって、ここはANAを急いで予約する。残り1席を普通運賃でゲット。背に腹は代えられない。

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ANAも欠航!

 さて、ANA便にしたことによって利尻空港の出発が1時間以上早まるので、急いで空港へ。
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 あ。
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 なんかダメっぽい雰囲気。
 前回の旅行で八丈島空港のゴーアラした時と視界が大して変わらないような気がする。
 展望デッキで見ていると、上空を飛行機が飛んでいった。ゴーアラしたっぽい。その直後に館内放送で欠航が決まった旨アナウンスされた。
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 利尻に向かう便は稚内空港へダイバート。
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 そして、利尻発のANA4930便は欠航。
 さて、どうすっぺ。


レンタカーで港へ直行

 欠航が決まったならやることは一つ。
 空港で乗り捨てたレンタカーを再度運転して港へ向かう。レンタカーが空港でそのまま放置しておくという返却方法だったので、こうした臨機応変な対応ができるのはありがたい。
 一目散で鴛泊港へ向かう。こういうのは時間との勝負。早く行動すればするほど道は開ける。
 船の出発は14時35分。欠航が決まったのは13時50分頃。40分前(13時55分)までに乗船券購入が必要なので、それには間に合わないけれど、とにかく行くしかない。

 さぁ、利尻グルメを楽しむかねー。


ミルピスという謎の飲料

 利尻の名物の一つにミルピスという謎の乳酸菌飲料がある。
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 外周道路を走っていると突然見える看板。
 味わい深い手書きである。
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 なんか何の変哲もない民家の1階がミルピスのお店である。
 なんか昭和のままだね。
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 壁にはメニューがずらり。ミルピスだけじゃない。
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 ミルピスの他にジュースもたくさん。
 ……いや、たくさんあるんだけど、三段とも同じこと書いてある。
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 しれっと焼酎割を進めてくるミルピス。
 おいしいと思うけど、効くよ。
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 基本的にはセルフサービス。
 ただ、行ったときはおばちゃんがいた。
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 まるでお通しかのように出てくるかっぱえびせんとミルピス。
 そして、飲みながら続くおばちゃんのセールストーク。
 やべぇ、うっかりミルピス原液とか買って、クール宅急便とかで送りそうになっちゃったぜ。
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 その他、ジュースも試飲させてくれた。
 まぁ、素朴な味というか、自然な味というか。
 でも、ミルピスはおいしかったよ。話題のためにも利尻に行ったら一度行くべし。


利尻らーめん味楽

 利尻名物のラーメンは昆布だしがきいているらしい。
 ミシュランのビブグルマンにも載ったらしいので行ってみた。
 開店同時に行ったけど、行列がすごい。たぶんミルピスとここは利尻に来た人はほぼ100%行ってるんじゃないかと思う。
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 というわけで、焼き醤油らーめんと日替わりトッピングのおぼろ昆布を注文。
 昆布マシマシやで!
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 食べたよ。
 なんつーか、うまみの暴力っていうのかな。
 昆布だし超濃厚。これはうまいね。
 まぁ、利尻まで来なくてもラーメン博物館で食べられるけどね。

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利尻にはドラッグストアもある

 さて、その後もドライブ。
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 セコマ2軒目を発見する。
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 スゴい!サツドラもある。
 っていうかロゴが古い?
 利尻、意外とと都会じゃん!

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