FLY! FLY HIGH!!










飛行機と食事とホテルとたまに観光地を淡々とアップするブログにおこしいただきありがとうございます。
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 さぁ、帰るよー。
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 空港着いたら、天候調査中。
 羽田便伊丹便成田便は毎日各1便だけど、それ以外の便数がかなり多い。1日20便も飛んでる。
 鹿児島・福岡・喜界島・徳之島・沖永良部・与論・那覇などにも飛んでいて、離島の生活を支えている。

 Delayなので、展望デッキに出てみる。
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 ちょうど、これから乗る機材が着陸。
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 バニラエア用の車両たち。あきらかにANAのお古だね。わざわざ持ち込んでるんだねぇ。
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 そうこうしていると、SAAB機が着陸。こいつが、奄美の島々を飛びまくってます。
 この展望デッキは天気がいいと、喜界島から飛び立って、奄美空港に着陸する飛行機の動きをずっと見ることができる。
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 さぁ、帰りは国際線乗り継ぎ運賃で、帰ります。
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 バイバイ、奄美。
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 奄美大島の郷土料理といえば「鶏飯」。
 鶏飯がうまいんですよー。これが。

 奄美大島の二大鶏飯が有名な店と言えば「みなとや」と「ひさ倉」。

 ひさ倉は以前行ったことがあるので、今回は空港から比較的近い位置にある、みなとやへ。
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 鶏のオブジェが目印。
 鶏飯の元祖(発祥)の店と言われていて、現在の天皇皇后両陛下も召し上がったらしい。
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 メニュー。
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 鶏飯登場!
 おひつには大量のご飯と、鉄鍋には鶏スープが入っております。
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 お茶碗にご飯をよそって、具を乗っけて、スープをかけていただきます。
 鶏のうまみがぎゅっと濃縮されている感じ。これはうまい!
 「ひさ倉」が「あっさり系」だとすると、「みなとや」は「こってり系」。
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 スープには結構脂が浮いてます。でも、このスープだけ飲むとうまい!
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 ついでに豚の味噌漬けも食べました。これはまたお酒が飲みたくなる味。

 奄美に来たら、必ず鶏飯を食べるべし!
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 奄美大島でレンタカーを借りると、ラジオが奄美FMにセットされてることが多いです。
 77.7MHzでだいたい名瀬を中心に島の中央部で聞けます。空港だと若干厳しい。南部はFMせとうち、FMうけんがあるので、奄美FMは聞こえません。ただ、この二局も奄美FMの番組をある程度同時ネットしています。
 結構、奄美の人々にも浸透していて、存在感のない本土のコミュニティーFMとは違う感じ。たぶん、島という閉鎖された空間に特化したメディアが新聞(奄美新聞と南海日日新聞)とこのラジオしかないからだと思う。
 「シマッチュのシマッチュによるシマッチュのための島ラジオ」というコンセプトであり、おばぁがひたすら奄美方言炸裂でしゃべっていて、何をしゃべっているのかさっぱりわからなかったり、番組ゲストがその辺にいる小学生だったり(「二学期始まったけど、学校どう?」「別に」)、地域密着なのです。
 「うがみんしょーら(こんにちは)」「ありがっさまりょーた(ありがとうございます)」「はげぇー(へぇー※)」なんて奄美方言を覚えたのもこのラジオでした。

 ※「はげぇー」はイントネーションによって意味が違う。「ふーん」「へぇー」「マジで!」「ホントに!」「あらまぁ」など。とりあえず、奄美の人としゃべってるときは「はげぇー」って相づち打っとけば問題ない(適当)。

 さて、末広市場スタジオから生放送やってるよ!とのことだったので見に行ってみる。
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 スタジオは駄菓子屋だった。
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 スタジオってフツー外の音が入らないようにするもんだと思ってました。
 今まで、3局のコミュニティーFMに出演したことがあるのですが、どこも外の音が入らないように防音してありました。でも、ここは違う。窓全開。たぶん叫んだら声が電波に乗る。
 DJの人もCMとか音楽の時間は外の見に来てる人としゃべってたりする。

 なんだか、いい雰囲気。
 愛すべきラジオ局です。
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 奄美大島の中心部、名瀬の繁華街は都市規模からすると、飲み屋の軒数が多い気がする。そこそこ活気があるように思えるが、昔に比べれば……という感じらしい。

 初めて奄美に来たときにも行ったお店。
 結構、このお店、好きなんです。
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 今日は「喜多八」にやってきました。

 ここの料理システムは明快で、4,000円均一です。料理が一通りコースで出て、飲み放題。たぶん混雑時でなければ時間無制限。一人でも二人でもグループでもそんな感じです。オススメとしては、少人数で行って、1階のカウンターがいいかな。お店の人とのトークも楽しめる。
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 飲み放題メニュー。黒糖焼酎が飲み放題。
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 まずは島らっきょうからスタート。
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 厚揚げを炊いたもの。
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 刺身は酢味噌で食べる。
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 てびち。もう、これが、とろっとろのとろっとろでございます。
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 奄美料理の名物。塩豚。保存食で豚肉に塩をすり込んで保存していたもの。
 それを炊いている。これがうまいんです!ちょっとしょっぱいけど、お酒に合う。すごいシンプルな料理だけど、味が深い。
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 〆におにぎり。奄美のおにぎりは玉子巻が多い気がする。中身はおかか入り。

 今回、行った時間が遅かったのでなくなってた料理もあり、「あるもので~」ということで、3,000円だった。
 奄美の料理は、沖縄のような、沖縄じゃないような、本土のような、本土じゃないような、そんな独特な感じがする料理。いやぁ、うまいよ!特に塩豚。

 他のお客さんの話を聞くと、バニラエアで来る人が多数。補助金もらってバニラエアが奄美に就航したおかげで、奄美に特需が降ってきた模様。JAL便の客が減ってるわけでもなく、バニラエア分が純増という話なので、奄美の経済にはかなりの貢献してるみたい。たぶんバニラエアに払っている補助金に対する経済効果が大したことになってるんじゃないかな。
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 空港は奄美大島の東の端にあり、西古見集落は奄美の西の端にあって、距離にして90km。車で2時間半程度。無茶してやってきました。
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 途中の道路は絶景!夕陽が素晴らしい。
 なぜ、ここまで来たかというと、旧陸軍の観測所跡があるため。大島海峡の安全を守るために設置された模様。
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 到着したときには、雨は降るわ、日没するわ、散々の状態。
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 中に入ると、まぁ、時間が時間だけに雰囲気があります。
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 フラッシュをたいてみた。ここで、兵士が海峡を見張っていたわけです。
 あまり遅い時間に来ると、灯りが一切無いので明るい時間に来るのがオススメです。マジで。雰囲気ヤバイし。
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 外から見るとこんな感じ。

 あまりにも遠いところにあるので、興味がある人だけが行くというのがいいと思う。まわりに何も無いし。

 帰り道、雨が本降りになって、道路に大量のカニが。山から海に向かって大行進。
 避けたいけど、避けようがない。うーん。ごめんなさいです。
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 奄美に行くよー!
 流行のバニラじゃなくて、もちろんJALで行きます。

 行きは国内線特典航空券。「伊丹→羽田/羽田→奄美」で発券しておいた分で。
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 羽田発のJALグループ国内線で一日一本の路線というと、今は奄美と宮古(と季節運航の久米島)ぐらい。なかなかレア路線。羽田線は一本だけど、どっちの空港も飛んだ先ではいっぱい飛行機が飛んでるんだけどね。大館能代空港とかとは違う。
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 この年の9月1日から離着陸時に電子機器を電源オフしなくても良くなったので、記念に一枚。
 D滑走路からの離陸。羽田から出るとき西南方向の行き先だとだいたいD滑走路から離陸になったよね。出発してからD滑走路までは遠い。
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 雲の間から富士山がちらり。しかもてっぺんに傘雲がいる。
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 残念な天気で奄美に着陸~。
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 さて、帰るよー。

 青森空港は新幹線の開業に伴い、利用客減少中で。最盛期の半分ぐらいまで減ってしまった模様。
 ANAも一度は新幹線開業直後に撤退している。
 滑走路が3,000mで、このレベルの地方空港にしては多い気がする。
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 帰りの便は特に問題なく青森出発~。
 
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 小坂精錬小坂線という鉄道が大館駅と小坂駅を結んでいた。
 旅客営業よりも貨物営業がメインで、ディーゼル機関車三重連の貨物列車が走っていたり、タブレット(列車の通行手形のようなもの)の通過授受を日本で最後までやっていた鉄道である。

 というわけで、その小坂駅が鉄道博物館としてオープンしたようなので行ってみる。
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 オープンしたてなので、中はかなりきれい。
 昔の切符売り場で入場券を販売している。入場券は硬券。
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 早速登場の腕木式信号。
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 ラッセル車がいた。このタイプのラッセル車は昔は国鉄で走っていたが、今走ってるのって弘南鉄道ぐらいか?
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 そして、この鉄道の主役だったディーゼル機関車。
 運転席も見学できます。タブレット授受ごっこをすることも可能(笑)。
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 各種乗車券箱やハンコなどもきれいに保存されている。
 旅客営業廃止してから貨物営業廃止するまで15年ぐらいあったはずだけど、意外ときちんと保存されていてるなぁ。
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 ポイントを転換させるレバーやタブレット通過授受時、受け取るためのキャッチャーがあった。このキャッチャーに丸い輪っかがついているタブレット引っ掛ける。
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 他にも軽便鉄道時代の機関車なども展示されている。

 意外ときれいに保存されているなぁ、というのが感想。
 近くに来て、鉄分を欲したら来るといいかもね。ディーゼル機関車の運転体験をすることもできる。
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 ご近所にはこれまた立派な建物が。昔ながらの洋館が保存されている。こっちも必見。
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 基本的に鉱山は好きです。
 だから長崎県に池島まで行ったり、大牟田の炭坑がらみの施設見学をしちゃったり、台湾でも金瓜石で坑道に入ったりしてます。

 というわけでやってきたのは尾去沢鉱山。
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 ここは坑道に入れます。
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 近代化産業遺産。最近、旅のネタが無くなってきたから近代化産業遺産巡りでもしようかと思案中。まぁ、かなり行ってるんだけれども。
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 坑道内部。いい感じの雰囲気。
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 蝋人形達が働いております。実際に使用されていた事務所なども残されていて、当時の雰囲気がよくわかる。
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 トロッコも一部残っている。
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 エンジンだと火花が散ったりすると引火の可能性もあるので、電気式モーターカー。
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 火薬庫も坑内に残っておりました。
 坑道の距離が結構長い。1.7km。地味にしんどい。
 あと、坑内は温度が季節にかかわらず一定なので、夏に行くと中は涼しいというか寒い。
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 坑道の他にも古い建物が残っていて、なかなか興味深かった。
 日本の近代化・高度経済成長を支えてきた施設を巡るのは楽しい!
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 今日の宿泊は日景温泉。
 すでに2014年8月末で閉館となってしまいました。
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 友人が「閉館になっちゃう!」ということなので、来てみた。
 SL三重連で有名だった矢立峠にあります。
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 いきなり夕食。山の料理だねぇ。
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 なんかゆったりできるスペースがあって、レトロな感じで、妙に落ち着く。
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 いいねぇ。「売店」って看板。ちなみにかなり古い建物なのでぎしぎし言います。
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 お風呂。お風呂。
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 こちらが男女別の内湯。お湯が濃い。ホントに濃い。
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 こちらは混浴露天風呂。まぁ、混浴って言っても女性は入ってないけどね。
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 こちらは朝食。得に特別なものは無いけれど、正しい旅館の朝食。それがいい。

 とても風情があって、ステキな温泉だった。
 また泊まりたいと思うけど、閉館は残念。
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